仏教を楽しむ

仏教ライフを考える西原祐治のブログです

隠語

2009年04月10日 | 日記
昨日、葉先に数輪花をつけていた八重桜が今日は一せいに咲き誇っていた。隠語に「八重桜のような人」という言葉がある。ほめた言葉ではない。隠語というよりも遊び言葉に類するのかもしれない。『五合升で・一升(一生)貯まらん』『無地の羽織で・文無しで』などと同類です。

業界ごとにそれぞれの隠語が存在する。警察のようにあまりテレビドラマで語られるので、隠語の方が現実未を帯びているばあいもある。
洗う(くわしく調べる)、 泳がせる (逮捕せずに被疑者を監視すること)、お礼参り(出所した人からの復讐) 、ガイシャ(被害者)、ガサ入れ(家宅捜索)などがその例だろう。仏教界での隠語は少ない。 お酒を意味する「般若湯(はんにゃとう)」や、すし屋の隠語になったシャリは仏舎利、仏の骨から来ている。余り使うこともないが「魔羅(摩羅)」(らま)は修行者を誘惑する悪魔の名であるが、奈良時代から仏教寺院では男根の隠語として用いられ『日本霊異記』にも登場する。

さて先の八重桜は、葉っぱが先にでて花をつけるので、歯の出た女性を意味する遊び言葉です。
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