仏教を楽しむ

仏教ライフを考える西原祐治のブログです

火葬場の点火?

2018年04月02日 | セレモニー
ご法事でのことです。広島県出身の女性が驚いたように言われました。「ご主人の郷里である熊本でお葬式に参加したら、火葬場の燃焼スイッチを喪主が押すことになっていた。驚きました。」とのことです。

関東では、すべて火葬場の係員が点火するので、初めての体験で驚かれたようです。

ネットを見ると、地域性までは分かれないのですが、西日本に多いようです。
大手の年国ネットの葬儀社でも「火葬場の火葬スイッチは喪主が押すものとの解釈があるようですが、必ずしもそうである必要はなく、火葬場に行かれた親族が押しても大丈夫です。地域によっては火葬場の職員が押すこともあります。」とあるので、この葬儀社は、基本は喪主が押すという理解のようです。

わたしも初めて聞いたことでした。福岡のご住職にお聴きしたら、「みんな押すんじゃないの」と、身内がスイッチを押すことが常識となっているようでした。

広島から弟さんも来ておられ本願寺の『大乗』を購読しているとのこと。わたしがご正忌の特別講演で話したことが「大乗」3月号に掲載されていることをお伝えしました。御正忌中の1月15日の特別講演のみ、手話通訳が入ります。そのため事前に原稿を出してと頼まれ、その法話原稿が半分ぐらいにカットされ6頁にわたって掲載されたものです。お蔭でわたしは、2度ご法礼を頂きました。6頁ですから本願寺から頂いた原稿料の中で、一番多額でした。こうした原稿を「孝行原稿」となづけています。一度、本願寺のラジオ放送で使用し、『大乗』に掲載され、それが本になった原稿もありました。
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