トラ・イアン・グルの部屋

シニア街道をゴールに向かって
ゆっくり散歩中
本読んで
映画観て
時々おでかけの記録も

蜜蜂と遠雷

2022-01-30 10:26:40 | 映画 2022年
直木賞と本屋大賞を受賞した恩田陸さんの小説が原作
芳ヶ江国際ピアノコンクールの予選から本選までの
ストーリー

登場人物
風間塵(かざまじん) 鈴鹿央士
自宅にはピアノもなく、父親の養蜂業を手伝うため
移動する生活

(塵という名前ちりとも読む
意味は、ほこりとか小さなゴミ 俗世間のわずらわしさとか
こんな名前つけるか?)

栄伝亜夜(えいでんあや) 松岡茉優
5歳のころから天才少女として活躍してきたのに
13歳の時にピアノの師でもあった母親が
急死し、ショックでピアノが弾けなくなり
姿を消していた
今回久々にコンクール参加
その心境の変化は映画では
わからなかった

マサル・カルロス・レヴィ・アナトール 森崎ウィン
父親がフランス人
幼少のころ日本の亜夜の家の近くに住んでいて
彼がピアノを始めたきっかけは亜夜

高島明石(たかしまあかし) 松坂桃李
楽器店勤務のサラリーマン 妻子あり

嵯峨三枝子 斉藤由貴
コンクールの審査員

長い原作を映画にするのは大変だったのでは?

わからないところが多くある

蜜蜂が出てこない
でも演奏を聴いていると
蜜蜂の羽音に聞こえてくる気がする

馬は何?

亜夜 コンクールをボイコットしようとしたのに
なぜ戻ってきたのか?
コンクールに応募した訳と合わせて
よくわからない

片桐はいりさん演ずる会場のクローク嬢
原作にも登場するのかな?

他にはドキュメンタリー番組作成のため
カメラマンとして明石のかつての同級生役で
ブルゾンちえみさんが登場する

演ずる俳優さんたちピアノが弾けるわけではないから
撮影もいろいろ工夫したのだろう
手だけ映したり
背中だけとか

スタッフの所に誰の演奏はどのピアニストが弾いたか
記載されていた

優勝 亜夜でなくてがっかり・・・
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アベンジャーズ

2022-01-30 09:25:29 | 映画 2022年
登場するヒーロー
アイアンマン
キャプテン・アメリカ
ハルク
ソー
ホークアイ

シリーズで全部観ようと張り切って
レンタルしたけど
これを観ただけでやめることにした

吹替えにして
日本語字幕で観たけど
だいぶ表現が違うことが分かった
吹替えの方の翻訳の方がいい
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日暮らし(上)(中)(下) 宮部みゆき

2022-01-28 09:32:56 | 本 2022年
テレビで放送された「ぼんくら」の原作本

「日暮らし」の方最後まで読んでから
「ぼんくら」を先に読むべきだったと気づく

鉄瓶長屋の住人が次々出て行ってしまう話と
佐吉が殺人犯と疑われる話

テレビとは順序が逆なんだ
なんて思いながら読んでしまった

ドラマよりずっと中身が濃くて
面白いではないか

同心・平四郎は 岸谷五朗さん
妻側の甥 弓之助 超美形という設定で
ドラマでは加部 亜門君が演じている
画像検索したら今も美形だった

結局は最後の事件 葵殺し
解決したのは甥の弓之助
頭脳も明晰ってすごい
叔父のぼんくらが際立つ

平四郎腰痛もちで
こっちも腰が悪いから読んでいて痛みが増すわよ

この事件終わってみれば気の毒
姉と妹に挟まれた中間子
母にも疎まれていた過去を持つ

葵役 最初の方佐藤江梨子さんだったけど
後半 小西真奈美さんに代わったんだっけ
私としては、ほっそりとした感じが
小西真奈美さんの方適役だなと・・・

村上豊さんという方の
カバーの装画がとってもいい

下巻のカバー
幽霊の葵
おや冷たいこと 亡者のあたしより冷たいねえ







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薔薇のなかの蛇 恩田陸

2022-01-18 14:58:19 | 映画 2022年
読み終わってから
これが理瀬シリーズの三作目だと知る

イギリス
遺跡で起きたバラバラ殺人事件から始まる

淋しい片田舎の家
ピアノを弾くヨハンと謎の男が推理を始める
男の名前は出てこない
この男が鍵?

続いて舞台は貴族のレミントン家
アーサーとデイヴの兄弟
妹のアリスとその友人リセ登場

当主の誕生パーティーに呼ばれた
一族が次々にやってくる

そしてそこでいろいろ事件が起きる

アーサーが中心だと思って読んでいたけど
本当はリセの話だったの?

なんか騙された心境

レミントン家の紋章
薔薇の紋章の絵は
表紙の次の所に描かれている


バラバラの死体を
元は人間 今は四角いトルソと表現
トルソとは彫刻用語
頭部両腕両脚を除いた胴体部分

シリアルキラー
異常な心理で一か月以上にわたり
一定の冷却期間を置いて
複数の殺人を繰り返す連続殺人犯

B&B
Bed&Breakfastの略
宿泊と朝食が付いた簡素なタイプの宿

刑事の定義
日頃TVドラマや映画で誰もが見慣れているはずの人物
子供の頃から知っているはずの人物
なのに本当は全く知らない人物であり
実生活ではまずお目に掛かることのない人物

俯瞰ふかん
高いところから物事を見下ろすこと


レミントン家は軍需産業に投資して儲けている
法の網をかいくぐって
第三国にも売っている

呟く 恩田さんがよく使う言葉

花火工場は屋根が軽く作ってある

火薬に引火して爆発したとき
上に向かってエネルギーを逃がすため

屋根が重くて頑丈だと
爆発のエネルギーは横に逃げる
そうすると周囲に与える被害は大きくなる

レッドへリング
注意を逸らすための手法

殺し方がバラバラとか
爆発物を動物の体に巻き付けてとか
おどろおどろしい

ストーリーは
次に何が起きるのだろうか
犯人の目的はとか結構ワクワクして読めたが
最後がいけない

ヨハンとリセの関係は?
前作読まないとわからないの?
不親切だな

死体バラバラにする必要ある?
殺された犬 末期の病気と言い訳けしてたけど
かわいそうすぎる
後味悪いな
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グリーンブック

2022-01-16 14:18:36 | 映画 2022年
舞台は1962年のアメリカで
テーマは黒人の人種差別
事実に基づいた物語
最後にはその後の二人のことも
教えてくれている

アカデミー賞の作品賞、脚本賞、助演男優賞(ドン役のアリ)受賞
主演男優賞、編集賞にノミネートもされている

日本での公開は2019年

粗暴な男トニー
家の修理に来ていた黒人に
妻のドロレスが飲み物を出したら
飲んだ後のグラスをゴミとして捨ててしまうほどの
偏見を持っていた

そんなトニーが黒人のピアニスト ドンの運転手に雇われ
コンサートツアーに出発する

世間の黒人に対する差別のひどさや
ドンの上品で知的な態度に接するうちに
少しづつトニーの黒人に対する見方が変わってくる

題名の「グリーンブック」は
ヴィクター・H・グリーンによって書かれた
アフリカ系アメリカ人旅行者のための
ガイドブック「黒人ドライバーのためのグリーン・ブック」

黒人は泊まれないホテルや
黒人専用の宿泊所があるからだ

ドンが演奏する予定のレストランだか
ホテル?でさえ
黒人の食事はお断りなのだ

トニーの妻のドロレスって
賢くてトニーのことをとても
理解している

最後ドンに抱きついて
手紙をありがとうと耳元でいうシーンは
感激でした
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騙し絵の牙

2022-01-11 16:23:30 | 映画 2022年
出版業界の話なんだけど
原作を書いた塩田武士さんが
大泉洋さんを主人公として想定して
書いた話だと

本が売れない出版業界
大手出版社「薫風社」内でのいろんな争い

大泉洋さんが編集長を務める「トリニティ」
廃刊の危機を目の前にして
奔走する

最初のうち
ちょっと退屈感

薫風社の社長
山本學さん
最初の方で犬の散歩しただけで
死んじゃった

池田エライザさん演ずるモデルの城島咲を
表紙に使ったのに
警察に捕まってしまい
取締役会の反対を押し切り
そのまま売って
完売したところは
本当にワクワクした
のだが・・・

ピアニストの新垣隆さん久々に見ました
一言もセリフなかったけど

準主役?の松岡茉優さんが
新しく立ち上げた本屋兼出版社?

そこで売り出したのが
ここだけでしか買えない本
35,000円だって
店の前には発売前から行列
本当に売れるのかな

こんな高い本でも
図書館で借りられるかなあなんて
思ってしまった

図書館も出版業界にとっては敵?

公開は2020年の予定だったけれど
コロナの影響で2021年3月26日に延期された
そしてそれはプロ野球開幕の日
阪神タイガースとコラボしたポスターが作られた?
「猛虎の牙」だって
知らなかったわ
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えんとつ町のプペル

2022-01-08 14:37:43 | 映画 2022年
えんとつだらけの煙に覆われた町

その煙の上には星があると信じていた
ルビッチの父親ブルーノは
異端審問官に殺されてしまった

ルビッチはその父親の想いが真実であることを信じ
みんなに証明しようと
友達になったゴミ人間のプペルとともに
空へ向かう

どうして煙突だけの町になったかなどの
細かいあらすじは省略

キングコングの西野さんの原作をもとに
作られた映画で
思っていたのと違い
絵のタッチだけが売りかと思っていたけど
ストーリーがすごくよかった

最初の方
ピタゴラスイッチもどき?
テーマパークみたいと
子供だまし?なんてチラっと思ったりして・・・

ところがところが
もしかして意味が深い?

何を言いたいんだろうと考えながら観ていた

異端児を排除する組織って
まるで人と違うことをすると
虐められる現代社会みたいな?

途中でゴミ人間は父親のブルーノ?
なんて想像したりして

そしたらやっぱりの展開

このことで
何も一人ではできなかったルピッチが
大きく成長したんだ

それを見て安心して去っていくブルーノ

声優は知っている人ばかり

芦田愛菜ちゃんのルピッチはすごくよかった
男の子そのもの

プペルの窪田正孝さんは
なんとなくなまっていて
エールに出た時の福島なまりが
混ざっているような感じ
もしかしてそれを狙った?
出身は神奈川だって

ほかにも
ブルーノは立川志の輔さん
母親は小池栄子さん
おしゃべりスコップは藤森慎吾さん

伊藤沙莉さんがガキ大将の声にぴったりだと
誰が気づいたんだろう
すごいよ

アニメの方は
ルピッチの母親
なんとなく手塚治虫さんのアニメに出てくる
女性に似ている

父親ブルーノはじゃりん子チエの父親に見えてしまった

エンディングの曲
いい曲だなと思ったら
作詞作曲西野亮廣さんだった
何にでも才能あるんだな

公開は2020年

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ボーン・アイディンティティー

2022-01-07 14:22:17 | 映画 2022年
NHK-BSで放送

地中海沖で漁船に助けられた男
意識は戻ったが、記憶喪失
背中には弾丸、腰にはカプセルが埋め込まれていた

そのカプセルにはスイスチューリッヒの銀行の情報がインプット

彼はその銀行を訪れる

その貸金庫には銃と大金 何か国ものパスポート
そのパスポートにはすべて名前の違う自分が

追われる彼も何が何やらわからず
観てるこっちもなんで追われているのか
理解できず

それでもハラハラドキドキの連続

カーチェイスの迫力はすごかった
何人の犠牲者が出たんだろうと余計な心配

途中まで日本語吹き替えで観ていたけど
どうも声と俳優が合わず
特にマリー役
(途中から一緒に逃げることになる女性)
彼女の声なんて湯屋敦子さんで
私には「キャッスル~ミステリー作家は事件がお好き」の
ベケットがちらついて聞いていられず
吹き替えなし字幕に変更してしまった

ストーリーはわかったようなわからないような
とにかく誰かを殺害する計画を実行しようとした際
その相手の子供に気持ちが動かされボーンは失敗したと
いうこと?

失敗したからその作戦ばれないように
狙われているのか?

観ていてずーっと思っていたのは
どうして変装しないんだろうと
メガネや帽子でもかぶれば
見つかりにくくなるだろうにと
その程度ではCIAは騙されませんよということ?

公開は2002年
Yahoo映画の評価は4.02とかなり高い




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本所深川ふしぎ草紙 宮部みゆき

2022-01-05 15:02:48 | 本 2021年
第一話 片葉の芦

第二話 送り提灯

第三話 置いてけ堀

第四話 落葉なしの椎

第五話 馬鹿囃子

第六話 足洗い屋敷

第七話 消えずの行灯
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グレムリン

2022-01-04 11:38:09 | 映画 2022年
NHK-BSで放送

1984年公開

発明家のペルツァーがチャイナタウンで
不思議な動物モグワイを購入

彼はそれを息子のビリーへの
クリスマスプレゼントにする

息子と言っても、もう銀行で働いているから
二十歳くらいだろうか?

モグワイを飼うには大事な決まりがあった

光に当てない
水に濡らさない
真夜中過ぎにエサを与えない

話の進行上
当然ながらその決まりは破られる

水に濡れて増殖
それも恐るべき怪物のグレムリン(小悪魔)として

おかげでクリスマスの街中は大混乱

これは子供向けの映画なのか疑問に思ってしまう

ビリーの同僚の女性ケイトが
クリスマスを嫌っている理由が衝撃的
彼女が9歳の時
父親がサンタの姿で煙突からサプライズ登場しようとして
首の骨を折って死んでしまったという話

グレムリンはかわいくないし
途中これはホラー映画?と思うほど気味悪い

あちこちで暴れているシーンは
ただ退屈

ビリーに嫌味ばかり言っていた
銀行のオーナーの女性
まさか死んだとは思わなかった

モグワイの正体を調べてくれようとした
小学校の先生は
気絶しただけのようだが・・・

途中でこの被害の損害賠償はどうなるんだろう
なんて思いながら観ていたけれど
どうやら原因不明ということになっているらしい

最後はモグワイを売ったチャイナタウンの老人がやってきて
モグワイを引き取っていく

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