トラ・イアン・グルの部屋

シニア街道をゴールに向かって
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本読んで
映画観て
時々おでかけの記録も

aftersun/アフターサン

2023-05-30 09:10:16 | 映画 2023年
ネタバレあり




下調べなしに観た




11歳のソフィと父親とのトルコへの旅行

トルコだという事も観終わった後で知った




両親が離婚し

母親に引き取られたことはわかった




父親のソフィに対する大きな愛と

ソフィの父親に対する愛と信頼




時々映される父親の苦悩する姿




理由がわからない




片方の腕にギブス




それがどういう意味を表しているのか?




夜の海に向かっていくところは

このまま戻ってこないのではないかと思い

車の走るところを歩くときは

ぶつかって事故死するのではないかと思う




最後、ソフィを見送った後で

父親が扉の向こうに消えて行った時

フラッシュが点滅している気がして

犯罪を犯していて

出頭するところだったという結論を出した

ギブスはその時の傷ではないかと




エンドロールの後で

何か答えになるような映像が流れることを期待したけど

それもなく




戸惑いの気持ちで帰宅




あらすじネタバレで検索してみた




結果

彼は精神的に病んでいて

この後自殺したのだと・・・




それが分かった途端

この映画の意味することが

とても理解でき

父親の苦悩する顔を思い出して

涙してしまった

こんなに遅れて感動がやってくる映画は初めて

わかってて観たらこんなに感動しなかったかも

でもわかってもう一度観たい気もする




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奈良への旅 三日目

2023-05-28 10:02:46 | お出かけ
5月11日(木)

興福寺


パンフレット

こちらは別料金で100円
国宝館と東金堂の共通券が900円
千円札出して
おつりいらないようにと
つい買ってしまった

春日大社
萬葉植物園


残念ながら藤の時期は過ぎていました
入場券が素敵なので栞に使います


国宝殿1階 神垣
神域の息遣いを感じる空間

なんだか癒される感じがして
帰りにもう一度見てしまいました

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奈良への旅 二日目

2023-05-28 10:02:21 | お出かけ
5月10日(水)
奈良交通 定期観光バス



法隆寺



中宮寺


頂いたお茶とお菓子

お庭


薬師寺




唐招提寺

お庭


万歩計13,000歩のコースだそうです。



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奈良への旅 一日目

2023-05-28 10:01:52 | お出かけ
2023年5月9日(火)

伊丹空港からリムジンバスで近鉄奈良駅へ

駅の観光案内所で地図をもらう

目的地は東大寺門前 夢風ひろばの中にある
「黒川本家」
吉野葛のお店
ランチの時間が合わず、デザート系を

葛餅とお茶のセット

お茶はほうじ茶

歩いてきたのでお茶がおいしい
まろかや

葛餅は熱くなってますと言われた

とろとろと
のど越しがいい

黒蜜ときな粉がかかっている
きな粉、注意して食べないと
気管支に入りむせてしまいそう

自分用おみやげ葛湯と葛餅購入



その後 東大寺へ

修学旅行生の多さに驚き
会話を聞いていると韓国からも来ている様子
(次の日バスガイドさんに話したら円安のせいで増えているとのこと)



大仏様
鎌倉の大仏様と同じくらいかなと思っていたので小さくて驚き




東大寺の庭
快晴でした




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岸辺露伴ルーヴルへ行く

2023-05-28 08:59:37 | 映画 2023年
原作は読んでいないが

あらすじ読むと、映画の方は

いくらか穏やかな表現かも

原作はルーヴルで関わった人

ほとんど死んでいるので




露伴に黒い絵のことを教えた女性

奈々瀬(木村文乃)は結局

露伴の祖先だったという事




ヘブンズ・ドアー

人の人生体験を本にして読むことができる能力

これが出てくるのだから

怪奇現象ありでも不思議はない




黒い絵がテーマなので全体的に黒、黒、黒

のイメージだけど

露伴の祖母(白石佳代子)のメガネ

なぜにレンズが黒?

サングラス的な?

それが不気味な雰囲気



相変わらず露伴担当の編集者

泉鏡花(飯豊まりえ)とのやりとりは

おもしろかった




入場者プレゼント

チラシ一面と同じでシールになっている

どこに貼る?
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銀河鉄道の父

2023-05-19 08:52:00 | 映画 2023年
映画を観てから、宮沢賢治のプロフィールを調べた

作家だけだと思ったら

仏教と農業の件は全く知らなかった




太鼓をたたいて南無妙法蓮華経と唱えながら歩くシーン

映画での表現は案外大げさではないのかもしれない




現在の岩手県立花巻農学校の教師をしていたことは

映画では表現されていない




自宅で農民に教えるくらい




賢治の実家は質屋をしていて

かなり裕福だったんだ

別荘まで持っている




石川啄木とごっちゃになり

貧しい幼少期を想像してしまってた




本人も妹のトシも若くして結核で命を落とすが

兄妹は5人

両親にとって二人も逆縁だなんて

気の毒すぎる




弟の清六は2001年まで生存していて

享年97歳

賢治の代わりに実家を継ぎ

原稿を出版したり亡き兄賢治のために尽力してくれたんだなあ




キャストの中では

母親役を演じた坂井真紀さん

昔からのファンで

ちょうど昼の再放送のドラマに登場していたので

そのころの真紀さんと比べてしまう




映画の方の着物を美しく着こなし

落ち着いた立ち振る舞いをする母親を演じているのを観て

こんな演技をするような女優になったんだなとしみじみ

53歳か・・・

コントみたいな笑うところあり

また泣かせるシーンあり

父親役 役所広司さん

「雨ニモマケズ」を

すでに意識のない賢治に聞かせる

そのシーンは感動でした
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