トライアングルの部屋

シニア街道をゆっくり散歩中
本読んで
映画観て
時々おでかけの記録も
仙台在住で大の阪神ファン

本能寺ホテル

2017-01-19 07:27:37 | 映画 2017年
ストーリー順無視
ネタバレあり

倉本繭子(綾瀬はるか)
会社が倒産 失業
そのタイミングで付き合い始めて半年の恋人
吉岡恭一(平山浩行)からプロポーズ

吉岡の両親に挨拶するため
先に京都へ一人でやってきたが
ホテルは間違って一か月先を予約していた
あいにくの満室

運よく見つけたホテルは
路地の奥にあるレトロ感いっぱいの
「本能寺ホテル」

ロビーにあったオルゴールのねじを回す繭子
壊れていますよと告げたのはホテル支配人(風間杜夫)

途中のお店で買った信長ゆかりの金平糖を食べながら
エレベーターに乗り込む繭子
すると
壊れていたはずのオルゴールが動きだす

ボタンを押した階について
扉が開くと
そこは1582年の本能寺だった

信長(堤真一)に気を遣うあまり
胃痛に悩まされている森蘭丸(濱田岳)に胃薬をあげたり
家宝の品を信長に取られそうになった男をかばって
信長に切られそうになったり

その度
現在の本能寺ホテルのフロントチャイムを
誰かが鳴らすことで
繭子は過去から戻ってくることができた

そうやって過去と現在を行き来している一方
現在では吉岡との結婚話が進展中
まずは父親と対面
父(近藤正臣)は京都でも名のある
料亭吉岡を経営していた
何も知らされていず驚く繭子

その父が金婚式を開くという
金婚式といっても
母(赤座美代子)は亡くなっていて
写真だけの出席

亡き妻への感謝を述べる
そしてそこで父は
なんと料亭をたたむと突然発表する
初心に戻り
おなかを減らしている学生などに
おなか一杯食べさせる食堂を始めるつもりだと・・


何もやりたいことが見つからず
流れに任せて生きてきた繭子

生きがいを見つけた吉岡の父を
うらやましく思う繭子

また過去に戻った繭子は
信長との仲を深め
今日の街を案内してもらう

信長は人々を笑顔にすることが生きがいだった

だんだんと信長の人柄に惹かれていく繭子

繭子が現在から持ってきてしまったパンフレット
たぶん婚活か出会い系っぽいやつ
映画の最初の方で
そのパンフを道で配っていたのは
加藤諒君だったっけ

繭子は過去でそのパンフを落としてしまい
信長が拾って
大事に持っていた

信長はそこからいろいろなことを
発見するんだ

繭子の正体
どこから来たか
そこはどんな世の中か

繭子は歴史が変わることをわかっていながら
信長の身を案じ
本能寺の変のことを教えてしまう
それでも信長は逃げようとはしなかった

そのことでこれからの歴史が変わってしまったら
パンフに乗っているような
平和な世の中は変わってしまうかもしれない
そう判断したんだな

自分の命よりも
これからの平和を願った信長


その思いを胸に
繭子は結婚をやめ
(最初に言い出したのは吉岡だが)
社会科の教師を目指す
歴史を教えたいと・・・

多くの謎を秘めている
本能寺の変

信長の遺体は見つからなかったとかいう
噂もあったので
あるいは現在に連れてきてしまったのか?
なんてことも想像していたが
そんなことはなく

よくあるタイムスリップものだが
そこは綾瀬はるかちゃんのイメージと
まわりのキャスト陣がおもしろおかしく
カバーしているという感じかなあ

特に
森蘭丸の濱田岳さんのおとぼけ
支配人役 風間杜夫さんの
ホテルの秘密を
知っているんだか知らないんだか
どっちなんだと思わせる雰囲気

父親役の近藤正臣さん
さすが京都出身の本物の京都弁
落ち着いた雰囲気
(もっとぴったりの表現がみつからない)

綾瀬はるかちゃんのロングスカートをはいた
スタイルの良さには見とれてしまった







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする