のびたとブレイク

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人生は ジャズが友だち 90歳  北村英治 現役のクラリネット奏者

2019年08月11日 07時24分33秒 | うたごえ

関口宏のテレビ番組に 北村英治さんが登場した

世界も認める 現役のジャズ・クラリネット奏者である

私たちと同年代くらいにも見える若々しさ ジャズを語るときの楽しそうな笑顔であった

 

 

本格的に目指したのは 慶応大学在学中 とはいえ 戦前の軍政下である

学徒動員では 近くの工場で旋盤を扱ったが経験は勿論無かった 

それでも後半になると加工する材料も無かったと言う 敗戦は肌で感じ取られたそうだ

 

この時代に覚えたクラリネット 演奏はレコードを聴いたりの自己流である

大学のアルバイトとして 進駐軍の基地に 即席のバンドを組み演奏に行く

既に その腕前は一流 みんなが認めるものとなった

 

 

ある日 プロにならないかと誘いがあり アルバイトより遥かに高い出演料を示され退学する

縁があって ベニーグッドマンとの共演をしたり 世界に進出を果たす

その後は ひばりさんの専属バンドに入団したり カルテットを組んだり・・・

 

 

ひばりさんのジャズへの 高い才能に驚いていた 

他にも楽譜が読めないのに あっという間にものにして 自分の歌にしてしまうとどこかで聞いた

あるジャズレコードを一緒に聴いたら 明日 それをステージで歌うわと言い その盤を借りた

 

翌日 見事に歌いこんでしまったと言う 更には英語の発音が米国人にも流暢さで感動させた

彼は 世界のひのき舞台で活躍したが 誰にも教わっていない

50歳にして クラシックのクラリネット奏者に入門して教えを乞うた

 

 

世界の一流奏者 教えるのは 蝶々からである 最初は音が曲がっていると指摘されたそうだ

ひのき舞台に立つ人が 正式にクラリネットを習うなんて ものすごい音楽に対する執念だ

ジャズの話 音楽の話をしている時は 年齢なんて関係ない 青春そのものである

 

 

さて 話は変わるが 今週末16日から18日まで 錦糸町ジャズフェスティバルが開催される

今年で10回目 曳舟地区も昨年から 催しに加わった

各地でライブをされている 数々のジャズバンドが錦糸町に集結して 街全体が変身する

 

 

メイン会場は錦糸公園 そしてトリニトフォーホール や一部 地元の店も解放される

駅の南北の路地 どこへ行ってもジャズ演奏のバンドに会える

どこも無料 私も 3日間 各バンドの演奏を聴いて廻るのが楽しみだ

 

 

22日は 浅草おかみさん会 主催のジャズコンサートがある

一流の内外のバンド演奏が聴ける 昨年も楽しんだものだ

8月後半は 私にとって ジャズの週間 うんちくを語れぬ全く部外者だがジャズは楽しい

 

 

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コメント (6)
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