ねもばーばのはっぴーらいふ

バーバの山歩き、花めぐり

大峯奥駆道;弥山~八径ケ岳~釈迦ケ岳~前鬼

2013年05月14日 | 街道歩き

4日目;雨の止むのを期待したがダメで、カッパを着込んで出発した。

計画書には「弥山でご来光を拝む・・・」と書いてあったのだが・・・

 

 

岩山にサクラソウを幾株が見つけて喜んだ。雨の中にカメラを出してみたが、撮れなかった・・・

午後近くなっても雨は小降りになったり、再び激しくなったり・・・非難小屋に入って、ご飯の上に塩昆布だけがのっかている冷えた弁当をお腹に詰め込んだ。

何も色のない尾根道を歩いていくと、ぱっと眼に飛び込んできた!

 

 花弁に雨が重たそう・・・・ ガイドのH氏は “この色はアケボノツツジでしょう”と。

 

「大日岳の辻」から「前鬼」の宿に向けて下ること1時間半・・・

前鬼に近くなると、緑の森になって・・・・

18:00 前鬼の宿坊に到着。

4日目、歩行時間8時間・29000歩

ガイドのH氏は「この3日間、厳しい条件の中をコースタイムどおりに(その年齢で)よく歩けました。立派でした」とほめてくださいました。

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大峯奥駆道;和佐山登山口~大普賢岳~行者還岳~弥山小屋

2013年05月14日 | 街道歩き

上の写真は、前日「女人結界」で登れなかった山、山上ケ岳1719mを洞川温泉の宿から撮ったもの。手前の山は稲村ケ岳1725mで、山上ケ岳へ上れない女人が登る山という。

3日目は一番厳しい行程が組まれている。お天気は予報どおりの下り坂、午後から雨となった。

計画は、宿から反対側の和佐山の登り口まで車で移動。登山口から登り始め、大峯屈指の行場となっている大普賢岳へ。その後、行者還岳を経て、弥山(みせん)小屋へ。大きくアップダウンを繰り返す厳しい道になる。

9:00 洞川温泉からここ和佐山まで車で移動するのに、2時間を要した。

廃校した小学校を移築したという和佐山ヒュッテ横から登り始めた。

向うの峯は大台ケ原という。

山桜が残っていた・・

いよいよ、厳しい登りが始まった。 

↑ 所々にこのような行場や洞があった。

登頂した大普賢岳1779mを七曜岳から振り返ってみる。

厳しい岩山を過ぎると、バイケイソウが生えるなだらかな尾根歩きになった。何故バイケイソウだけ(コバイケイソウかも、花が咲かないと区別できないので・・・)が目立つかというと、毒草だから鹿が食べないからだ。翌日、ニホンシカ数頭の群れを見かけた。

午後からは激しい雨と風でカメラをザックにしまいこんだ。

17:00 弥山の小屋に入った。3日目の歩行時間8時間・28500歩

雨と汗でぐっしょり濡れた衣類を着替え、小屋のストーブで体を温め、カッパを乾かした。

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大峯奥駆道;金峰神社~四寸岩山~大天井ケ岳~洞川温泉(泊)

2013年05月14日 | 街道歩き

2日目;晴天のもと、いよいよ厳しい大峯奥駆道が始まった。そうはいっても私たちは修験道ではなく、単なる登山者なので、ゆっくりと静かな山道を歩かせてもらった。最初は行き交う人はいなかったが、そのうちに反対方向から歩いてくる10人ほどの外人のパーティとすれ違った。フランスから来られたそう若くない方々だった。

 

足元で見つけた花はスミレだけだった。

1235m

岩と岩の間が4寸だけ開いていることから「4寸岩山」というそうな・・。

非難小屋

 

古い運搬用のモノレール添いのルート

 

 

この後、女性は登れない山上ヶ岳1719mである。

 

 

 

どなたがやったのでしょう・・・Womanを消して、〇〇manにしてありますね。

 

私たちは五番関へ下り、迎えの車で今夜の宿である洞川(どろかわ)温泉へ。

この日はお天気もよく快適な山歩きだった。歩行時間は7時間、18,000歩。

 

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熊野古道・大峯奥駆道;吉野山

2013年05月14日 | 街道歩き

5月8日7:00 松本で同行者4名とオン・ジ・アース社の車で吉野に向かった。

    14:30 奈良吉野駅で、もう一人の同行者と現地ガイド氏と顔合わせした。

    

夕方まで吉野の町を散策した。4月には周辺の山は桜と人で埋まっていたのだ・・・

金峰山寺・蔵王堂の拝観

役行者によって開かれ、蔵王権現を本尊と仰ぐ修験道の根本道場という、ありがたいお寺さんを御参りさせていただいた。

「正しい本来の山岳修行は、このお寺から歩き始め、熊野本宮まで170kmを往復48時間で、鍛えられなれてくると24時間で歩く(走る)ことができるという。それを33回できることを目標にする。」その33回達成できたという石塔が吉野の何箇所かで見かけることができた。

宿坊・竹林院

第一日目の宿は、この由緒ある竹林院で、精進料理を美味しくいただき、ゆっくり庭を散策し、静かに休ませてもらった。

「そもそも竹林院は、椿山寺と称して、聖徳太子建立の一寺と伝えられ、古来より修験道に務める山伏の宿坊として利用されてきました・・・」

 

竹林院の庭

 

石楠花

白い椿

西行の歌碑

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