ベラルーシの部屋ブログ

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函館のゴシケーヴィチの胸像についてマリジス先生にききました

2012-07-26 |   イオシフ・ゴシケーヴィチ
 「函館のゴシケーヴィチの胸像はどこにあるの?」という記事を公開しましたが、翌日知り合いのフォトジャーナリストのところへ用事があって出かけたら、そこでベラルーシ文化研究所のマリジス先生にお会いしました!
 何というタイミング・・・!
 そこでマリジス先生に函館を訪問したときのお話を伺いました。

 それによると高田嘉七さんに案内された資料館の2階にゴシケーヴィチの胸像があったそうです。
 でも高田屋嘉兵衛の子孫が運営している私立博物館は「北方歴史資料館」と「箱館高田屋嘉兵衛資料館」の二つあるので、どちらですか? と質問したのですが、訪問したのが2001年なので、はっきり覚えていないようでした。
 でもその資料館の壁は白壁だった、というお話でしたので、箱館高田屋嘉兵衛資料館のほうらしい、と分かってきました。

 その2階に胸像があったのですが、マリジス先生はわざわざゴシケーヴィチが住んでいたオストロベツで職人さんが手作りした刺繍入りの長い布を持参して、胸像の肩に斜めがけしてきたそうです。

 今でもそのような状態で胸像が設置されているのかどうか分かりません。
 高田嘉七さんはマラジス先生に
「将来は全身像をつくり、函館市内の屋外に設置したい。銅像の傍らにはゴシケーヴィチが乗ってきた船の像も設置する予定です。」
と話したそうです。しかしこれは実現していません。

 とにかく胸像がどこにあるのかだけでも確認したいと思っています。
 近いうちに箱館高田屋嘉兵衛資料館に連絡を取りたいと思っていますので、無事函館のゴシケーヴィチの胸像が見つかりましたら、このブログ上でご報告いたします。
 

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 追記です。残念ながら2013年3月北方歴史資料館は閉館しました。ゴシケーヴィチの胸像は函館市役所の管理に置かれるそうです。  
 

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