2011年08月04日 (木)付のNHKブログをご紹介します。
ピックアップ@アジア 「チェルノブイリと福島・ベラルーシから学ぶこと」
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/450/91326.html
ぜひぜひお読みください!!!
ちなみに・・・上記ブログでは「ベルラッド研究所」「ベルラット研究所」と表記されていますが、「ベルラド研究所」が正しいです。
それからベラルーシではお茶の基準値(セシウム)が1キロあたり3700ベクレルと紹介されていますが、370ベクレルの間違いです。
ベラルーシではお茶が生育しないので、栽培されておらず全て輸入となっています。
お茶だけを指定した基準値はベラルーシにはありません。
指定されていない食品については「その他の食品」の基準値が該当します。
「その他の食品」の基準値は1キロあたり370ベクレルですので、お茶の基準値は370ベクレルになります。
また乾燥キノコの基準値が1キロあたり2500ベクレル、と甘いのは国民が食べる量は限られているのではなく、固い乾燥キノコをそのままバリバリかじって食べる人は普通いないので、水でふやかした場合を想定して、この基準値にしているのです。
乾燥キノコは水で戻すと重さが約10倍に増えますので、乾燥きのこの基準値が1キロあたり2500ベクレル、というのは、ふやかした状態で、1キロ250ベクレルに相当します。
ですからベラルーシの乾燥キノコの基準値が日本の基準値よりゆるいというわけではないのです。
それから最後のほうに国家予算の話が出ていますが、ベラルーシでのケースを日本のケースとして単純計算して当てはめることはできないと思います。
それは日本のほうがベラルーシより人口密度が高いからです。
ちなみにネステレンコ所長は私には、日本の暫定基準値について
「悪夢のような数字です・・・。」
と話していました。
・・・・・
以上の記事更新後、このようなメールをいただきました。
上記のお茶の基準値が1キロあたり3700ベクレルなのか370ベクレルなのかについて、視聴者の方がこのブログを見た後、NHKに問い合わせたそうです。NHKの回答によると
「人が年に5キロ以上飲食しない食物(お茶、蜂蜜など)の基準は その他の食品の10倍とするとの備考記述があり、お茶の暫定規制値はそのほか370の10倍の3700ベクレルになります。」
・・・だったそうです。しかし私がベラルーシでもう一度ベラルーシの基準値(現在まで適用されている1999年に定められた基準値)について確認しましたが「人が年に5キロ以上飲食しない食物(お茶、蜂蜜など)の基準は その他の食品の10倍とするとの備考記述」はどこにもなく、ベラルーシの専門家も
「そのような備考はない。」
と話していました。
さらにNHKは「ベラルーシの基準値は1999年に制定され、その後二年ごとに更新されています。」と問い合わせてきた方に回答していますが、それなら1999年度制定の基準値のほか、2001年の基準値、2003年の基準値、2005年の基準値、2007年の基準値、2009年の基準値、2011年の基準値・・・が存在しないといけませんが、ありません。
2011年現在も1999年の制定の基準値を使っています。
それともこれは1999年の前に2年ごとに更新された、ということなのでしょうか?
しかし1999年前に更新されたのは1996年で3年前です。
ピックアップ@アジア 「チェルノブイリと福島・ベラルーシから学ぶこと」
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/450/91326.html
ぜひぜひお読みください!!!
ちなみに・・・上記ブログでは「ベルラッド研究所」「ベルラット研究所」と表記されていますが、「ベルラド研究所」が正しいです。
それからベラルーシではお茶の基準値(セシウム)が1キロあたり3700ベクレルと紹介されていますが、370ベクレルの間違いです。
ベラルーシではお茶が生育しないので、栽培されておらず全て輸入となっています。
お茶だけを指定した基準値はベラルーシにはありません。
指定されていない食品については「その他の食品」の基準値が該当します。
「その他の食品」の基準値は1キロあたり370ベクレルですので、お茶の基準値は370ベクレルになります。
また乾燥キノコの基準値が1キロあたり2500ベクレル、と甘いのは国民が食べる量は限られているのではなく、固い乾燥キノコをそのままバリバリかじって食べる人は普通いないので、水でふやかした場合を想定して、この基準値にしているのです。
乾燥キノコは水で戻すと重さが約10倍に増えますので、乾燥きのこの基準値が1キロあたり2500ベクレル、というのは、ふやかした状態で、1キロ250ベクレルに相当します。
ですからベラルーシの乾燥キノコの基準値が日本の基準値よりゆるいというわけではないのです。
それから最後のほうに国家予算の話が出ていますが、ベラルーシでのケースを日本のケースとして単純計算して当てはめることはできないと思います。
それは日本のほうがベラルーシより人口密度が高いからです。
ちなみにネステレンコ所長は私には、日本の暫定基準値について
「悪夢のような数字です・・・。」
と話していました。
・・・・・
以上の記事更新後、このようなメールをいただきました。
上記のお茶の基準値が1キロあたり3700ベクレルなのか370ベクレルなのかについて、視聴者の方がこのブログを見た後、NHKに問い合わせたそうです。NHKの回答によると
「人が年に5キロ以上飲食しない食物(お茶、蜂蜜など)の基準は その他の食品の10倍とするとの備考記述があり、お茶の暫定規制値はそのほか370の10倍の3700ベクレルになります。」
・・・だったそうです。しかし私がベラルーシでもう一度ベラルーシの基準値(現在まで適用されている1999年に定められた基準値)について確認しましたが「人が年に5キロ以上飲食しない食物(お茶、蜂蜜など)の基準は その他の食品の10倍とするとの備考記述」はどこにもなく、ベラルーシの専門家も
「そのような備考はない。」
と話していました。
さらにNHKは「ベラルーシの基準値は1999年に制定され、その後二年ごとに更新されています。」と問い合わせてきた方に回答していますが、それなら1999年度制定の基準値のほか、2001年の基準値、2003年の基準値、2005年の基準値、2007年の基準値、2009年の基準値、2011年の基準値・・・が存在しないといけませんが、ありません。
2011年現在も1999年の制定の基準値を使っています。
それともこれは1999年の前に2年ごとに更新された、ということなのでしょうか?
しかし1999年前に更新されたのは1996年で3年前です。