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ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

第5回 体調と対策メモ

2013-08-22 |   体調と対策メモ
 今までに「体調と対策メモ」を継続的に送ってくれている方がいます。
 今回は第5回目となる体調と対策メモを送っていただきました。
 理由の分からない不快症状に悩んでいる方はぜひお読みください。

 いままでの記事の内容についても参考にしてください。
 2012年3月2日に「第1回 体調と対策メモです」という記事をご紹介しました。

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/7c3b6b189f0299a89958d4ab94d88e5a


 2012年5月11日「第2回 体調と対策メモ」

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/ad35361e4bb057209f45ea6e495feee7


 2012年10月11日「第3回 体調と対策メモ」

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/90b9c65bc7e19a8f61a58f3ae64cbab8
 

 2013年3月14日 「第4回 体調と対策メモ」

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/45cab2afa5f92736e03f2c81cfae7869
 


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 こんにちは。
 体調と対策メモを送っている者です。
 去年二月以降の体調記録を、遅ればせながらお送りいたします。

 二月に、一度体調を悪化させました。
そ のとき、とある線量の高い場所に出かけたのですが、いろいろと気をつけてはいたのですが、そこで入ったコーヒーショップでのコーヒー、あとで知ったら地元の湧水を使っていたのです。
 わたしは、体質が敏感なので、あまり外で飲んだり食べたりしないようにしているのですが、そのときは、少し口にしてしまいました。
 飲んで、すぐ、喉がひりひりし、翌日から体中が神経痛のように痛くなりました。もちろん、個人差もありますし、「絶対に被爆だ」との言うわけではありませんが、自然の湧水は、局所的には汚染の濃い部分もあると思いますし、注意したほうがいいと思います。

 その後、炭パウダーなどさまざま試したりしてみましたが、そのなかでこれはいいんじゃないかなというものを以下にお知らせしていきます。

 わたしの症状で、しつこく残るのは胸部中央と背骨などを主とした神経の痛みです。精神的な鬱様症状は、デトックスによってかなり収まりました。身体の痛みは、夜中や、早朝に酷くなることが多いのです。
 そういうときは、なるべく身体をあたため、ココアなどの鉄分の多い、デトックス作用のある者を飲む事にしています。ココアでないときはスギナ茶を飲んでいます。

 のどが腫れて嚥下困難があるときは、鉄不足であることが多く、鉄サプリか、ノンシュガーの豆乳ココアが効果があります。(ココアは鉄分が多く、ペクチンがたくさん含まれています)豆乳は、安全なものを選んでください。自作もいいと思います。
 友人でも、喉が腫れて飲み込むのが痛いとき、鉄サプリを飲んだら劇的に治ったと言う人が多いです。鉄分は、ぜひ、多めに摂取してください。
 鉄分は、ウランやプルトニウムが体内に入ってくるのを防ぐ効果もあるので、大切だと思います。


18 ビタミンDの摂取

 自分の体調対策において、あまりにも重要だったので、何度も報告しています。高濃度ビタミンDサプリメントについてです。
 これは腰痛などの神経の痛みにとても効果があります。
 わたしの神経の痛みが、どことなくイタイイタイ病に似ているのでは?と感じた家族が、「イタイイタイ病の治療に高濃度ビタミンDが使われ、効果があった」という記録を見つけ、すすめてくれました。
 カドミウムは重金属です。放射性物質も重金属ですし、同様の対策が効果があるだろうという推測です。

 これはほんとうに効果があったので、神経の痛みや、腰痛になやまされてる人がいましたら、おすすめいたします。
 高濃度ビタミンDは、海外のサプリメントショップなら購入できます。海外では、日本よりずっと高濃度のものを飲んでも大丈夫とされているようです。ご心配なら、すこしずつ増やしてみてください。
 わたしは、(自己責任ですが)一日20000IUくらいまでは飲んでいますが、だいじょうぶでした。5000IUのカプセルを一錠飲んだだけで、その日のうちに劇的に背骨の痛みが軽減しました。また、イタイイタイ病では、体内のカルシウムが普通の人より不足しがちになるということもききましたので、カルシウムも多めに錠剤でのんでいます。
 カルシウムの服用は、ストロンチウムが体内に入ることを防止しますし、とても大切だと思います。
 食品からですと、高野豆腐や、切干大根、ドライフルーツなどにカルシウムは多いです。また、甘いもの、白砂糖が多く含まれている食品を食べるとカルシウムの体内からの流出が増えるので気を付けてください。


 ビタミンDが効果があったことや、水道水に対する過敏な反応などを主治医の先生と話し合い、わたしの症状は、なんらかの「金属アレルギー」的な症状ではないか、と推測しました。アレルギーならば、ふつうの人は不調にならないような微量でも過敏な反応が出てしまうことがあるからです。(放射性物質は重金属です)
 花粉症など、例年になく大量に花粉が飛んだ年からいきなり発症してしまう人がいます。わたしは、震災当時、放射性物質が大量に効果した時をきっかけにして、なんらかの成分(核種?)をアレルゲンとして反応してしまう体質になったのではないかと言う、推測です。

 ここで、わたしの体調対策の方向性が決まりました。
 「被爆」という、正体不明なものにやみくもに立ち向かうのではなく、「重金属デトックス」「金属アレルギー対策」に的を絞るということです。
 目標をさだめることは、わたしにとって、精神的にかなり楽になりました。


 ここで、髪と爪についてすこし書こうと思います。震災以降、髪ががさがさになって抜けやすくなったり爪が割れやすくなったりする人はいませんか。
 当時、友人は、爪にひび割れがたくさんできてとても困っていました。
 それで、デトックス効果が高く、ケイ素を含んでいると言うスギナのお茶を試してみたのです。


19 スギナ茶を飲む

 スギナ茶は、アレルギーに効くといわれているお茶です。一般的にアレルギーや花粉症にいいと言われているものは、免疫力を高める効果があります。また、スギナはケイ素を多く含み、爪や髪、骨を強くします。
 ケイ素を摂取すると、カルシウムが効率よく骨になるのを補助します。
ス ギナ茶は身体がだるいとき、元気になるのでおすすめです。友人は、スギナ茶でぼろぼろだった爪が、一カ月でとても丈夫になりましたし、骨密度も高くなり、お医者さんに誉められるくらいになりました。
 連続して飲み続けると身体によくないという説もありますが、わたしも友人も家族も、ここ二年飲み続けていますが、副作用などはありません。
 スギナは海外サイトなどでは、サプリメントもあります。リーズナブルなのでおすすめです。


 春先から、さまざまなデトックスを試す中で、玄米食にすると体調が良くなる事に気が付きました。ただ、汚染物質は玄米のぬかの部分にたまるので、安全な玄米を取り寄せる必要はあります。安全なぬかを、農家の方にわけてもらって、食べるのも、デトックス効果が高いと思います。


19 玄米を食べる

 玄米は、デトックス効果が高い食べ物なので、安全な玄米を選ぶなら、おすすめです。ただし玄米加工品は避けています。産地偽装などが心配な場合も避けたほうがいいとおもいます。安心できるルートから直接購入できるなら、玄米はおすすめです。
 同時に、ぬかもいいとおもいます。わたしは、震災前から、ぬかを健康食として食べていました。ぬかを煎って冷凍しておくと、かなり持ちます。
 信用できる農家から直接購入するといいのではと思います。
煎りぬかはとても香ばしく、ホットケーキやカップケーキ、クッキーなどにいれてもおいしいです。豆乳を自作しますと、おからができますので、おからとぬかを入れたパウンドケーキやクッキーはとてもデトックス効果が高く、ダイエットにもなって一石二鳥です。
 これに、カリウム、カルシウム価の高いドライフルーツやナッツをいれれば、鬼に金棒だと思います。

 さて、この玄米には、「フィチン酸」という成分があります。
 これについて、自分なりに調べてみましたので報告いたします。


20 IP6サプリメントを摂取してみる

 これは、イノシトール6リン酸というもので、サプリメントとして海外サイトから購入できます。デトックスサプリです。
別名、フィチン酸といって、これが米ぬかの成分です。
 玄米にはデトックス作用がありますが、玄米のフィチン酸のキレート作用で毒素を排出しているのです。
フィチン酸は、ペクチン同様「身体に必要な栄養素も排出してしまうので危険」という噂がかねてよりあり、これが本当かどうかも確かめたかったので、自分の身体で試してみました。
 また、同時に、複数の食品添加物の会社に問い合わせ、フィチン酸の資料を取り寄せ、フィチン酸の作用についても問い合わせました。同時に関連書籍も読みました。
(フィチン酸は、食品添加物として、コンビニのチーズケーキの酸化防止などのために使われているようです)
いただいた御答えや自分の体調から総合しますと、結論として、フィチン酸の抗酸化力は強く、またデトックス作用も強力で一定の効果があるようです。
 また、三か月以上継続して連続服用した結果、ペクチン同様、マルチビタミンなどを同時に飲んでいれば、血液、尿検査などは問題無く栄養失調になる危険はありませんでした。
 IP6を飲み始めてから、身体が軽く感じられかなりらくになりましたので、飲み続けています。ほんとうは玄米を食べるのがいいのでしょうけれども、玄米の産地や品質に不安のあるときや、玄米を消化できないひとにはサプリは良い方法と思います。(金額的にはそんなに高額ではありません)
 家族の一人は、IP6を飲み始めてすぐ、咳が出始め、一ヶ月くらい痰が止まりませんでした。ただ、痰が出なくなったときはかなり体調がよくなったようです。痰がでなくなったら咳もおさまりました。(原因はわかりません)

 また、イノシトールという甘味料にもなっている米の成分があるのですが、これがIP6とあわせて飲むとさらに身体によく、かつ、このふたつがレシチンを合成するというので、IP6とイノシトールを合わせて飲むことにし、レシチンを飲むのをやめることにしました。

 おそらく、自然派のかたにとっては、玄米を食べていれば必要ないものだとは思います。
 が、ペクチンが身体にあわない人、安全な玄米が手に入らない人、玄米が消化できない人(腸の消化能力によって、まれに玄米が消化できない人がいます)などにはお勧めなデトックスサプリだと思いました。

 参考までに。ネットではこのような記述もあるようです。(この方はわたしの主治医ではありません。ここに掲載されているサプリでなくても、安いものはネットで探して入手可能です。わたしはそうしました)
http://www.1ginzaclinic.com/inocel/inocel.html


 この後、夏、秋と、去年は二度ほど西日本に保養に行きました。
 保養は、気分転換にもなり、とてもよいと思います。日本海側でしたら魚も食べられますし、ふだん気を付けている方々はリラックスできると思います。精神的な部分もとても大きいですから、ときどきの旅行は、大切だと思います。

 線量の高い地域のかたは、何にも考えずに、芝生に寝そべったり、オープンカフェでお茶をしたりするだけで、かなりほっとするのではないでしょうか。
 わたしは、水道水がダメなので、カフェでお茶をするだけでも、ぜいたくな気分になれます。ささいなことでありがたみを感じるのは、もしかしたらいいことかもしれないですね。


21 免疫ミルク

 これは、知人から教わりました。
 伝聞の伝聞なので、確かな話では無く恐縮なのですが、広島の方から、被爆をした方で、頭がぼーっとしてふらふらする、という症状が出た時、「免疫ミルク」というものを飲んで治ったらしい、という話を聞いたのです。
 それで、自分なりに調べましたところ、たしかにそういう商品があり、免疫力を高めるらしいのです。
 これは、商品によって価格に差があり、高額なものから、安価なものまでありますので、リーズナブルなものを捜すといいかもしれません。
 わたしは、体調不良との闘いは長期戦というポリシーなので、高額な健康食品やサプリメントを一種類に絞る方法では無く、比較的リーズナブルなものを多種類組み合わせる方法をとっています。(この方法だと、たまに一種類か二種類切らしても大丈夫なんです)なので、自分が決めた上限価格を超えたものは買わない事にしています。(家族や周囲の人に理解してもらうコツでもあります)
 特定の高額健康食品に頼ってしまいますと、家族の誰かがそれと相性がよくなかったり効果が薄い時に無駄になってしまいますし、依存しているように思われると反対されがちです。安価なものを組み合わせる方法はリスク分散にもなります。

 わたしは、比較的安価なタイプの「免疫ミルク」を買い置きしておいて体調が悪い時にときどき飲むようにしています。たしかに効果があり、風邪をひいたときなど、薬を飲まなくても、これを飲んだら治ることがよくあります。これは、基本的な抵抗力を上げてくれるものです。



 秋になり、Tさんが来日されました。
 お忙しい中、「いつも寄稿して頂いてるので」と、わざわざ合間をぬってご連絡をいただきました。
 非常にタイトなスケジュールだったのですが、お会いして、いろいろと励ましや、アドバイスをいただきました。
 ほんとうに、涙が出るほどうれしかったです。この場を借りてお礼申し上げます。

 現在体調を崩している方は、多かれ少なかれ、人間関係においても、悩み苦しみを抱えていると思います。
 わたしはさいわいにして、家族の理解がありますが、人によっては、体調不良そのものを認めてもらえないこともあるでしょう。
 また、理解者はいても、知人からノイローゼ扱いされたり、付き合いや仕事関係で外食しなければならないときなど、悩みは尽きないと思います。

 でもそれは、考えてみれば当たり前なのです。
 日本では、誰も経験したことがないことが起きたのです。
 ですから、今までにない形での体調不良を起こしたり、または家族にそういう症状が出てしまっても、落ち着いて対処したり適切なアドバイスができる人は、ほんとうにまれだし、できないほうが普通なのです。
 あわてず騒がす、生活上のアドバイスができるのは、経験した人だけ……
 それを周囲に求めるのは、求め過ぎな部分もあります。
 でも、頭でそれを理解していても、つらいときや不安なときはあります。

 そんなとき、体調の悩みを理解してくれる人から、親身な気遣いをいただけるとどんなにありがたいか。
 Tさんとお会いして、たくさんお話して、「よし、元気になるぞ」と体調不良に取り組む意欲が出ました。


22 ビタペクトを飲んでみる。

 Tさんとお会いしたあと、自分でもビタペクトを飲んでみようと思いました。
 いままでペクチンサプリは飲んでいましたが、ビタペクトそのものを飲んだことがなかったのです。
 この時期には、海外サイトでビタペクトを取り寄せる事も可能になっていましたし、日本製ビタペクトも発売されていたので、震災当時とちがい、入手が可能になっていました。

 ビタペクトは、学生ボタンくらいの大きさのペクチンとビタミンを固めたタブレットです。水で流しこむのではなく、噛んで飲み込みます。ほんのり、りんごの味がして、おいしいです。
 子供もきっと嫌がらないと思います。
 成分をみますと、カリウムの含有量が多く、これが、カリウムと似ているセシウムを体内から効率よく排出してくれるのだと思いました。自分で購入したダイエット用のペクチン剤より、たしかにビタペクトのほうが効果を感じられました。
このようなサプリメントが、日本でも安く手に入ればいいのにと思います。「ペクチンを飲むくらいならリンゴを生でかじったほうがまし」という意見をインターネットで読んだことがありますが、実際に使用してみると、やはり、経験を積んで改良を重ねたものは違うと思いました。
 成分の配分などもたぶん、計算されているのだと思います。
 これでもっと、(日本国内で)安かったら……と思いました。
 宣伝と思われるのが嫌なのでこれ以上は書きませんが、はっきりしていることは、リンゴを生でかじるよりは効果があります。

 ただ、わたしが自分で決めた「体調対策ルール」からすると、ビタペクトは少し高額なのです。毎日、継続して飲む事を考えると、どうしても選択から外れてしまいます。(買い置きしておいて、体調の悪い時にときどき飲むタイプのサプリに分類される金額)

 ベラルーシでは日常的にダイエット目的などで安価に購入できる金額だという話なので、値段設定が高すぎると感じます。
 同じものをもっと安価で作ってくれる会社が出てきてくれたらなと思いました。(成分的には可能だと思うのです)


 さて、だるさや熱っぽさ、鬱症状なども改善すると、最後までしつこく残るのは「神経の痛み」です。
 胸腺のあたりの痛みと手のしびれ、腰痛がつらいです。
 また、ときどき膝が痛み、ぶつけたわけでもなく、あざが出来るのが怖かったです。

 これについては、サプリメントだけでなく、お灸など、ほんとうにさまざまなことを試しました。

 以前、投稿させて頂いた、「焼き塩湿布」は、サプリメント以外で大きく効果があった方法なので再度ここに記します。


21 焼き塩温湿布について

 これは、漢方では伝統的な治療法らしいです。
 天然の塩をフライパンやオーブンなどで焼きます。熱い塩をキッチンペーパーやガーゼで包み、ゴムで口を縛って、胸部やリンパ節、膝など、腫れていて痛いところに湿布のように押しつけてみてください。
小さいお子さんがいるなど、火を使うタイプのお灸が出来ない環境の場合は、焼き塩湿布の方がいいと思います。塩は、冷めたら再度焼いて使えば何度でも使えます。
 これは、痛みにとても効果がありました。
 使い終わった焼き塩は、重曹と共にお風呂に入れると、デトックスバスになります。
 この方法のいいところは安価で、だれにでも簡単にでき、かつ効果が高いことと、お灸など火を使う行為が許されない場所でも可能だと言う事です。

 神経や関節の痛みは、被爆うんぬん関係なく、つらいものです。わたしの健康対策は、原因が何であれ、痛みで苦しんでいる人に少しでも役に立てばいいと思います。

 次に書くのは、痛みに悩む方には、かなり効果のあるものです。


22 MSM(メチルスルフォニルメタン)の使用

 これは、最近知った、画期的なサプリです。
 メチルスルフォニルメタンは、有機イオウで、にんにくなどに含まれる抗酸化物質です。日本でもグルコサミンなどと一緒に錠剤として販売されていたり、軟膏になってたりしている、関節の痛みに効く成分です。
 このMSMが、胸部の神経の痛みに劇的に効きました。
 まだじんわりと痛いのですが、一時期の激痛もないし、手がしびれる症状も減りました。わたしは、一日1000ミリグラムから始めてだんだん増やしていき、現在一日3000ミリグラム飲んでいますが、胸部に痛みがある方は、試しに自己責任で加減を見ながら飲んでみてください。
 飲むのが怖い場合は、安くていいのでハンドクリームなどを買ってきてそこに粉末を混ぜて身体に刷り込むといいと思います。関節の痛みなどは劇的に楽になりますし、脊椎の痛みにも効くと思います。内服では身体に合わなかった友人は、外用で使用してかなり効果があったと言っていました。
 これは海外のサプリメントサイトだけでなく、さまざまなところで入手可能です。
MSMは、ビタミンCと一緒に摂取すると体内でコラーゲンを形成するということで、海外では美容のためにこのふたつを同時に摂取する方が多いようです。


23 ビタミンBコンプレックスの服用

 同じような症状で苦しんでいる友人が「Bコンプレックスを飲むと調子がいい」というので飲み始めました。ビタミンB1誘導体はつねに飲んでいるので追加で、ということですが、疲れがひどいときは、たしかにとても効きます。ビタミンCより効果を感じる時があり、身体がなにかと闘うとき、ビタミンBは大事なんだな、と感じました。
ビタミンは、どんなものでも、飲むだけで体調が持ち上がることがあるので、体調を崩している方は多めに摂取されることをおすすめします。
 脊椎など骨の痛みには高濃度のビタミンDが効きます。
 乳酸カルシウムとあわせて飲んでみてください。かなり楽になります。


24 腎臓・肝臓をケアする

 デトックスにとても重要なのは、腎臓と肝臓です。
 汚染されたものを飲食してしまうと、それを排出するために腎臓と肝臓に負担がかかります。
 身体がむくんでいるときは、腎臓が弱っている疑いがあります。腎臓をケアするのは、小豆です。甘くするのではなく、おかずとして食べたり、煎って小豆コーヒーにしたりして飲むと腎臓ケアに効果があります。むくみがとれ、肌がきれいになります。つまり美容にもいいということです。

 震災以降、目がしょぼしょぼしていたので、視神経が疲れているだけでなく、肝臓が弱っているかもと思い、肝臓ケアをはじめました。(目と肝臓は密接な関係があります)
 肝臓にきくのはウコンです。効果的に摂取するのはカレーです。カレーには、抗酸化作用の高いニンニクや玉ねぎ、生姜、そしてキレート作用の高い豆類などをたくさん入れて作れるので、とてもおすすめです。わたしの友人は、ときどきこっそり粉末ペクチンを入れているようです。
 また、「ミルクシスル」と言うハーブがあり、これも肝臓をケアします。ハーブティやサプリメントで摂取するとよいとおもいます。わたしはサプリメントで摂取しています。
 デトックス系臓器の健康は、本当に大切なので、無理をしやすい人は気を付けてください。



 体温の低下で抵抗力が落ちがちな冬を越え、PM2.5で、体調を崩しがちな春を乗り切り、なんとか現在に至ります。
とにかく、気をつけないといけないのは、デトックス、免疫力、抵抗力アップです。(バナナは免疫力をアップするし、カリウムが豊富でおすすめですよ!)
 やむをえず体調を崩し、お医者で抗生物質などを処方された場合は、腸内細菌を再度増やす為に、味噌や納豆など発酵食品をたくさん食べたり、ビール酵母をたくさん飲んだりしています。また、ビオフェルミンRという抗生物質耐性のある乳酸菌は、医師なら処方できますから、抗生物質を処方された場合は、希望するのもいいかもしれません。



 今回は以上です。
 いつも申し上げていますが、わたしは自分の体調不良の原因を内部被爆だ、と声高に言い立てるつもりはありません。また、ご報告したサプリなどが「絶対に効く」とは申し上げません。
「だるかったときに身体が軽くなった」「胸部の神経の痛みが楽になった」「関節の痛みが楽になった」などの自分なりのご報告です。
 同じような症状の方に合致するかもしれませんし、もちろん、効果の無い方もいるかもしれません。
 どこかの誰かの参考になれば、くらいの気持ちで書きました。

「安いものを選んでいるといっても随分あれこれ飲んでるんだな。ちょっと気にし過ぎでは」と感じられた方もいらっしゃると思います。
 しかし、病気になると医療費がかかりますし、寝込んでいる間仕事を休むことになりますと、お仕事をしている方は収入が減りますし、経済的にも大変です。体調管理は、まずは予防、そして、早め早めの対処が大切だと思います。

 自然環境が大きく変わってしまい、以前とまったく同じ生活態度のままでよいとは、言いきれないと思います。過剰に怖がるのもよくないけれども、何も影響はないと言ったら嘘になる……そんなところではないでしょうか。

 ジャンクフードやインスタント食品、暴飲暴食を避け、ビタミンミネラルを切らさないようにし、日々デトックスすることは何も悪いことではないし、大病を避けるためにはとても大切です。
 いろいろと面倒なことは増えましたが、体調を管理する事とは本来面倒なことなのだ、身体とはきめ細やかなケアが必要なものなのだと、認識を変えて生活することにしています。

 わたしの体調については、長期戦で、持病をひとつ持ったくらいの気持ちで取り組んでいます。ふつうの人よりも免疫の力が弱くなっているようで、外食などで同じものを食べても他の人が大丈夫でもわたしはあとで体調を崩すことがよくあります。ですから、食べ物は注意深く選んでいます。
 同じような体質の方は、食材選びや食事選びに苦労されていると思います。そして、きっと「選ぶ」ことすら気が引けて、辛く感じる事もあるのでは……

 でも被爆云々は関係なく、ちょっと特殊な持病なんだと思って、気兼ねなく食材を選ばれてよいと思います。「神経質すぎる」と言う方もいるかと思いますが、周囲に義理立てして無理して皆と同じものを食べて体調を崩してもしょうがないですよね。
 理解してくれる人は少ないかもしれませんが、わたしは応援しています。
 新種のアレルギーになったんだと思って、身体に合ったものを食べて、一緒に元気になりましょう。


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