ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

チロ基金の活動が書籍の中で紹介されました

2014-06-12 | チロ基金
 2014年6月に出版されたエッラ・オリナ著の書籍「Добру вечно побеждать!」にチロ基金のことが紹介されました。
 タイトルは翻訳すると「善行は永遠に勝利する」といったところでしょうか。
 この本はチロ基金が2002年から内視鏡手術器具を寄贈しているベラルーシ国立子ども外科センター(ベラルーシ小児外科病院)で懸命に治療に当たっている医師たちの業績をジャーナリストのエッラさんが執筆しまとめたものです。
 エッラさんが若い頃この病院で秘書をしていたことは知っていたのですが、ベラルーシの医師に光を当てた本を書いているとは知らなかったので驚きました。
 この病院に支援を続けているチロ基金についても外せないということで、書籍の中で取り上げてもらったのです。
 チロ基金の支援活動がこのような形でベラルーシで紹介されることになり、大変うれしいです。
 お医者さんたちも医学の専門書ではなく医療従事者の姿をテーマにした文献が発表されるのは珍しいので大変うれしいことだと喜んでいます。
 エッラさんはベラルーシの子どもたちを影で助ける医師たちの姿を記録にして、多くの人に知ってもらいたいと思ったそうです。
 チロ基金のことも書いてくださって感謝の気持ちを告げたところ、エッラさんからはチロ基金がベラルーシの子どもたちの命を助けてくれていることに感謝していると逆にお礼を言われました。
 ベラルーシ全体からすればチロ基金の力は小さなものかもしれませんが、多くの日本人の方々の力を合わせることによって長期に渡りこの支援活動が続けられているということを改めて感じました。
 それに対して感謝を忘れないベラルーシ人がいることもありがたいことです。
 手術器具の寄贈についてご支援くださった皆様に厚くお礼申し上げるとともにご報告いたします。

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