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大増税前に MacBook Air を2019モデルに新調したよ

2019-09-28 09:30:59 | Mac,ガジェット
ちょっと以前の話題になりますが、アップルがiPhoneなどの新製品を発表しましたね。

iPhoneは 11、11 Pro、11 Pro Max の3バージョンで、先代の XR、XS、XS Max のラインナップを
サイズ的にもグレード的にもそのまま引き継ぐカタチですか。






 
そうっすねえ、メディアで評されているように「正常進化」としか言いようがないでしょうなあ。
あとはチップが新型にはなりましたけど、ま、マイナーチェンジといったおもむき。

昨年、XRに新調したばかりの自分的には今回のモデルはもちろん完全スルーなワケですが、
特徴的なのはタピオカ風レンズを2眼、3眼搭載しカメラ機能が強化されたあたりでしょうか。

で、各レビューを見ても、カメラのことばかりなんですね。
スマホってのはカメラなのか?と思うくらい。

でもまあ、しょうがありません。
今やスマホといえばSNS投稿マシンとしての側面がメインなのでしょう。

他の機能といっても、アップルだってソニーだってサムスンだってファーウェイだって、
できることは皆一緒でデザインも大差なく、差を付けるとしたらやっぱりカメラの性能になると。

自分は昔のPDAの延長でiPhoneを使っている感覚で、スケジュール管理や電話帳、メモなどが重要で、
写真や動画などの機能には興味がなく、大画面も高性能カメラも大して必要としておらず、
むしろ片手で操作できるコンパクトさが欲しいのですがね。

ですが一方、自分と違ってスマホで動画や漫画やゲームを楽しむ人達からすれば、
高スペックな大画面機種への需要が旺盛なんだろうなと、改めて気付かされます。

つまり自分はメーカーから見たら今や少数派でとるにたらないユーザーなのかもしれません。


他にアップルのイベントで発表された製品はというと、全く興味のない分野の Apple Watch が第5世代ですか。
ようやく時計として常時画面表示がなったそうですね。
まあ Apple Watchに関しては時間を見るといった行為はそんなに重要でないのかもしれませんけども。

それからiPadの廉価なニューモデル。
もう、iPadもiPhoneもこのところ高級化してばかりでしたので、廉価版も必要ですよね。

しかしiPhoneですけど、「Pro」とか「Max」とか極端な形容を同時にネーミングに使うっていうセンスは、
どうにもイケてないように思うのですがね。英語ネイティブだとそうでもないのでしょうか。

 



さて、そんなアップル製品を長らく使用し続けている自分ですがこの度、MacBook Airを新調しました。

前のが7年前のモデルですし流石にもう買い替えていいだろうというタイミングでもありましたし、
なんたって大増税前ですからね。

新調したMacBook Airは2019モデルで、2018モデルから液晶パネルがTrue Tone対応になり、
価格も若干下がったりと、ちょびっと更新されていたのも動機になりました。

本当は次のモデルチェンジまで様子見しようと思っていたのですがね。
その理由は以前も書いた通りなんですが、まずは電源コネクタであるMagSafeが廃止されたこと。

MagSafeは便利というか、充電中に電源ケーブルをひっかけて端子を痛めることを避ける、
最適なソリューションだったと思うのですよね。

充電中と充電完了のステータスをランプで知らせてくれるのもよかったですし、
廃止するこたぁないんじゃないかと、軽くアップルを問い詰めたいところなんですが。





で、筐体の左側面には電源も含めUSB-Cポート2基だけの搭載となったのですけども、
コレ写真を見ると、ほとんどMagSafeの搭載さえ難しそうな薄さではあるんですねえ。
搭載不能でもないでしょうけども。





従来のMacBook Airから変わったところというと、背面のリンゴマークが光らなくなりました。
アレはアレで可愛いかったのですが、ま、光らなくても問題ありません。

ですが従来は液晶を閉じた状態だと電源が入っている状態がわかるランプがあったのが、
今回のモデルではなくなってしまい、地味に不便です。


使用感自体は快適ですよ。
キーボードにはまだ慣れませんが、7年前のモデルと比べりゃ快適で当たり前ですが。
メモリは以前は4GBと最低限でしたが今は8GBってのもあるでしょうか。

液晶の質は格段に向上している筈なのですが、あまり画面のきれいさに興味のない自分は、
あまりその違いに気付きません。文字は見やすくなりましたかね。

バッテリーの駆動時間も最大13時間と延びているのですが、
使ったカンジでは13時間はもちろんないとしても、1日保つかというと不安なところ。
充電のポートがUSB-Cになったので、モバイルバッテリーで給電できるようにはなりましたが。

でもねえやっぱり、インターフェイスをUSB-Cだけに割り切ったってことで、
USB-AやらSDやらへの外付けハブの携行は必須ですし、なんか余計な出費みたいなのが癪です。
せめてUSB-AとMagSafeがあれば、持ち運びがスマートになるんですけどねえ。


あと自分的にはBootcampでWindows環境も同時時用するのですけども。
前のMacBook Airでもそうやっていたのですが。

旧マシンの環境を引き継ぐのにはTime Machineでいったん外付けのHDDなどにバックアップをとり、
そこから新しいマシンにデータ移行という方法をとったのですが、Bootcamp環境は引き継がれませんでした。。

これから作業しなければなりません。。

まあでも、これからまた6-7年のお付き合いになるでしょうか。




 

原発ムラの Win Win

2019-09-27 22:50:54 | 社会・経済



世の中、いやなニュースが多すぎませんか。

特にこの日本、社会の公的な利益や正義や倫理や寛容が蔑ろにされる事案が多くて、
ホント日本はもうダメかもわからんねとの思いを強くする今日この頃でありますが。

先日は日米貿易協定で合意なんてニュースがありまして。

農業分野でアメリカからの輸出品への関税が下げられることを中心に、
一方で日本としてはアメリカへの輸入車の関税引き下げもなりませんでしたし、
アメリカ側の言い分が一方的に通った印象がありますけども。

ま、日本が「Win」という根拠としては、農業分野でコメの聖域は守ったことと、
アメリカへの自動車輸出に関しては関税を引き上げられるかもしれなかったところを
現状維持にとどめた、ってことなんでしょうか。

だとしたらやっぱり。農業分野で大きく譲ってるだけですね。
しかもこの間は、貿易摩擦で中国が買わないトウモロコシを大量に押し付けられたばかりです。

アベちゃんは民間が買いますから!なんて無責任なことを言ってましたが東京新聞によると、
今のところそんなトウモロコシを購入する予定の飼料メーカーはないそうで。
ま、買うのは飼料メーカーと限りませんがね。

ソレでも、アベちゃんや官房長官の菅センセーが「ウィンウィン!」と言えば、
多くの日本人は、うん、そうだねと納得してしまうのでしょう。
日米貿易はうまく行ってると。

自分にはアメリカにとって Winが2倍、くらいの意味にしか思えませんけどもね。

ソレにしても現政権は「Win Win」って言葉が好きですね。
なんか今や安っぽいだけで聞いてる方はこっ恥ずかしいだけなんですけども、
まぁ、成果のないことを誤魔化すには、リテラシーの低い日本人には有効なのでしょう。

 



さて、そんなアベちゃんの外交成果ってなフェイクニュースより、原発です。

なんと、関西電力・高浜原発が立地する福井県高浜町から関西電力のお偉い方達に、
計3,2億円の金品が贈られていたんですと。

報道によると、関電が発注した原発関連の工事業者から高浜町の有力者を経由して
関西電力の幹部20人に金品等、現金やら背広やらそうめんやらが渡っていたとのことなんですが。

コレ、明らかな贈収賄か背任かでしょう。
原発ムラにおいてカネが流通するという不正です。

まあ、原発ムラにこういうことはあるんだろうなとは思っていましたから、
特に驚くほどのことではないのですが、こうして明らかになりますとねえ。

で、関電の幹部による釈明会見が行われたのですが、言い訳がスゴイです。


受け取れないと言ったが向こうが拒んだ?
結局受け取ったワケでしょう?

儀礼の範囲以外のモノは返却している?
返却すれば済むっての?受領した事実は消えないでしょう?

違法ではなかった?
いやいや、特別背任か贈収賄の疑いがあるんじゃないの?


だいたい、一時的に預かっただけ、とかさあ、そんなワケないでしょう。
よくまあ大の大人が堂々と子供の口から出任せみたいなウソをつけるモノです。
人間は老いると幼児性が戻ると言いますが、そんなカンジなんでしょうか。

ともかくスゴイ言い訳ですが、原発ムラなんてこんなもんでしょう。
おそらく、こうした不正な関係性は他の原発でも電力会社でもあることでしょうよ。

ここにきても関電の岩根社長は辞任を否定しているとのことですが。
別に辞任しなくてもいいんじゃないですかね。
きっとタイホされるでしょうからね。


しかも今回の高浜の件では、金品授受が行われたのが2011年からってことなんですよ。
311で全国の原発が停止した年からってことです。

ということは邪推すると、停止した原発を早期に再開させるべく、
自治体が関電に賄賂を用立てたってことじゃないですか。

おかげで高浜原発は再稼働してますよね。
となると、この再稼働に妥当性はあるんですか?
不正を経ての再稼働ですから安全性評価とかインチキの疑いが強くないですか?

とまあ、原発行政なんてそんなもんです。
インチキで成り立っているワケです。
そして、原発ムラの一部のお偉いが妙な得をすることになっているのです。

恐らくこういうのは高浜原発だけで起きてることでもないでしょうし関西電力だけでもないでしょう。
日本全国の原発において、背任や贈収賄の疑いが強い不正なカネの流れが渦巻き、
インチキでもって原発の正当性をでっちあげ住民を騙し、暴利を貪っているのです。

自治体、電力会社、ゼネコン他の事業者、役人、政治家、御用学者、大マスコミ、
そんな原発ムラの中で Win Win ってワケです。

そんな原発が、ホントに必要ですか?


「表現の不自由展」中止の騒動で文化庁はあいちトリエンナーレへの補助金支給を中止とのことですが、
ソレより、高浜町への原発関連交付金を見直したほうがよくないですか?


また先日は福島第一原発の事故原因を巡る訴訟で、逃凶電力の元経営陣3人に無罪の判決が下されました。

まぁ、そうなるとは思いますけどね。
国策の原発事故で、会社員というよりは国をトップに原発ムラ全体を責任を問うべきとことと思いますし。

だとしても、想定外の地震と津波だったんで企業の経営陣の責任になりませんってことならですよ、
あんな巨大事故で誰も責任取れないものが日本に乱立してていいのですか。

そんな原発が、ホントに必要ですか?

 

福島の処理済み汚染水放出を受け入れるのはどこ

2019-09-17 22:39:36 | 社会・経済


 
人気者ってのはツライですよねえ。
その行動一つ一つ、一挙手一投足、発言のいちいちを公に晒され、皆に記憶されるのですから。

今、日本で最もメディアに晒されているというとアベちゃん新内閣に初入閣、
滝クリ旦那の進次郎センセーでしょうか。

環境大臣に抜擢され早速に福島に赴き、前環境大臣が福島第一原発の汚染水に関して、

 「海洋放出するしかない」

とした発言を否定するのに躍起でしたね。
そして、その汚染水処理問題は管轄外、と言及したこともクローズアップされました。

確かに経産省が決定すべき事案ではありますが環境省とて無縁ではないと思われる問題に、
まるで無関係と言ってしまったかの印象を与えてしまいましたね。

こんなカンジで、行く先々で発言の一つ一つにより注目が集まるのです。
いつも具体的なことは言わない滝クリ旦那の進次郎センセーもね。

まあ、有名税ってことでね、人気者であるが故、しょうがありません。

しかし、そう考えると、こうやって政治においてメディアや国民の関心を進次郎センセーに
集中させることで、他の政治家のヘタレっぷりからは国民の目をそらせるかも知れません。

なるほど、これまでは石破さんに近いと思われていた進次郎センセーを抜擢したのは、
彼を手なずけるというより、こういう役割を引き受けてもらうためだったのでしょうかね?
アベちゃん、なかなかやりおりますね?


ところで福島第一原発事故の汚染水についてですが、大阪の松井市長が、
処理済みで問題ないなら大阪湾に放出してもいい、との考えを表明しました。

ま、もともとは橋シタセンセーの汚染水は日本全国で引き受けろ、
みたいな発言があったことを受けてのモノみたいですが、
松井市長に続き大阪府の吉村府知事もその考えに同調しました。


 松井・大阪市長「汚染処理水の受け入れ」可能性に言及

 大阪市の松井一郎市長(日本維新の会代表)は17日、東京電力福島第1原発の汚染水処理を巡り、
 「処理済みで自然界の基準を下回っているのであれば、科学的根拠を示して海洋放出すべきだ」
 と発言し、大阪湾での処理水の受け入れもあり得るとの認識を示した。
 吉村洋文・大阪府知事も同調し、放出となれば府として協力する考えを明かした。

 松井市長は記者団の質問に答え、東日本大震災による震災がれきを大阪で受け入れた実績を引き合いに、
 「(大阪が協力する余地は)ありますよ」と述べた。
 さらに「科学者が入る検討委員会で全く影響がないと明らかにし、丁寧に説明して政治家が決断すべきだ」
 と持論を展開した。

 吉村知事も同日の定例記者会見で「国が正面から取り組まないといけない課題」と指摘し、
 「政治家が腹をくくって国民に説明して、やらないと先送りされていく」と述べた。
 さらに小泉進次郎環境相が率先して取り組むべきだと主張し、「現実に放出となれば僕は協力する」と話した。


なるほど、コレは興味深い提案です。

維新の首長方、なかなか懐深いじゃないですかー、、という印象を抱かせますが、
大阪地元の生活者や事業者の理解は取り付けられるのでしょうか。

だいたいが、大阪湾て大阪だけのモノじゃありませんのでね。
隣接する自治体の理解は得られるのでしょうか。

そう考えるとコレはコレで高いハードルのように思われますね。
つまり、実現の可能性が低いとわかっていながらのパフォーマンス、という気がしなくもないです。

松井市長と吉村知事のホンネはいかがなものなでしょうか。


でもまあ、彼らが言うように汚染水が適切に処理されて、無害なことが科学的に証明されるなら、
印象以外の障壁はそうそうないであろうことはタテマエとしてはあるのですけども、

でもその科学的根拠、ソレが信用できればいいのですがね。
国にしても東電にしても、彼らの示す調査結果やデータってもんが信用ならないのですよ。
台風15号による停電復旧に関する発表でもそうでしょう。

早野論文なんてのもありましたし、風評被害なのじゃなく、
国の意向に沿うような都合のいいデータをねつ造してる疑いが強くて、
いくら処理して無害と言われても信用できないのですよ、福島も国民も。
風評被害があるとしたら国と東電が生み出していることなのです。

でもまあ、そういう科学的調査結果を大阪が信用できるってのなら、
お言葉に甘えて汚染水の放出を受け入れてもらっていいかもしれませんね。


いやいや?

ソレより、やっぱ逃凶電力の事故で起きた汚染水ですから、
東京はじめ関東が受け入れるべきコトと思われます。

東京湾に放出すればいいハナシです。
福島からはタンカーで運べるでしょう。

汚染水の移動にコストがかかるとしても東電管轄地域の電気料金に上乗せして、
関東の利用者が払えばいいコトです。福島に負担を負わせることはありません。

適切に処理されて安全だと国や東電が言うのであれば汚染水の海洋放出賛成派は、
放出地がどこであろうと反対する筋合いはありませんね?

 

東京おぞまピック

2019-09-15 10:40:24 | フットボール・スポーツ
台風15号で大きな被害を受けた千葉県ですが、停電と断水がなかなか解消されません。

逃凶電力が停電は13日以降に全面復旧かな?と言ってたかと思ったらその13日、
なんと、全面復旧にはあと2週間、と言うのですから腰抜かしましたよ。

台風発生から2週間でなく、そこから5日経ってからの2週間ですよ?
ソレも2週間で「おおよそ」復旧ってんですから、あと3週間かかる地域もあるということです。

まーはっきり言って、被害にあった地元はともかく、県も国も動き遅過ぎでしょう。
通信も被害を受けて現地の状況が入手しづらいとはいえ、体たらくと言われてもしょうがありません。

東電もタイヘンなのはわかりますよ、そりゃ倒木やら多いし鉄塔も倒れてるんですから、
スムーズな復旧とはいかないのでしょうがソレにしても、危機感や想像力が足りてないんじゃないでしょうか。

そして、今ここにきても政府などは呑気に構えている気配さえありますもんね。
いやはや。


そんな中、来年のオリパラの酷暑対策の一環で、屋根のついてない屋外観客席に
人工雪を降らせるという能天気な実験が開催されたとのことです。


 「清涼感」あった? 五輪の暑さ対策で人工雪実験

 2020年東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は13日、会場となる東京・海の森水上競技場で、
 暑さ対策として人工雪を降らせるという今までになく思い切った手段の実験を行った。
 だが、観客席に座った組織委メンバーの頭上に落ちてきたのはふわふわの雪ではなく、
 粗削りのシャーベット状の氷片だった。

 カヌー・スプリントのテスト大会が行われていた海の森水上競技場では、
 300キロの人工雪を数分間降らせたが、すぐに問題点が明らかになった。
 「観客」はたちまちぬれ、足元は滑りやすくなって報道陣1人が転倒したのだ。

 また、テスト大会に参加していたパラリンピック仏代表チームのメンバーは、
 人工雪を降らせるホースにも問題があると指摘。
 「風が間違った方向へ吹くと、人工雪は観客席の外に流されてしまう。
 どれだけ効果があるのか分からない」と感想を口にした。

 皮肉なことに13日の東京の気温は、数週間ほとんど休みなく続いた暑さと湿気が一気に和らいで、
 涼しい一日となった。 首都圏の通勤客や、もうすぐ始まる2019年ラグビーW杯日本大会に出場する
 各代表チームにとっては、間違いなく安心材料といえるだろう。

 実験について、大会組織委の岡村貴志統括部長は、暑さ対策として「できることは全て試してみる」と説明。
 人工雪は「空気全体を冷やすもの」ではなく、観客の肌に氷のかけらが当たって
 「清涼感を与えるもの」だとの認識を示した上で、降雪機には改良の必要があることを認めた。


酷暑に対してこんな悪あがきしなきゃいけないオリパラなんて潔く時期をずらせばいいのにと改めて思いますが。

人工雪というか降ったのはかき氷、風の影響で広く客席には届かず、と。
うまいことかき氷に降られた部分では「冷た!」感覚はあるでしょうが。

どうなんでしょう、ここから課題を抽出して改善して何としてもかき氷を降らせるつもりでしょうか。
屋根つけたほうが確実でしょうに。

「やれることは何でも試す」と言えばポジティブな印象を与えますが、
試してみるべきこととそうでないことの判断や想像力が伴なってこそじゃないですかね。

しかも、まさに酷暑真っ只中に実験するならともかく、秋の気配を見せる涼しい日に実験するのでは、
効果検証にあたっての条件が不十分ではないのでしょうか。

まったく、こんなことに労力を割くのなら千葉の被災地に水でも届けたらどうなんでしょう。

ミストを設備するとか、アサガオの絵などを目に触れるところに置いて清涼感を出すとか、
都内の商業施設に1階部分を解放させてエアコンの冷気を外に排出させるとか、
かぶる日傘を用意するとか、暑さ対策は色々ありますが、根本の対策になってるでしょうか。

もう今年の夏も終わり、実証の機会もありません。
しかしまあ、どんな対策をしようと、日本の真夏の暑さから逃れることなどできないのですがね。


さてオリパラと言えば、競技会場に旭日旗を持ち込んで良いとのハナシについて、
新五輪大臣の橋本聖子センセーが、改めて問題ないとの認識を示しました。


 橋本五輪相 会場に「旭日旗」持ち込み問題ない

 韓国が、東京オリンピックの競技会場に「旭日旗」の持ち込みを禁止するよう求めていることについて、
 橋本オリンピック・パラリンピック担当大臣は、旗の持ち込みは問題ないという認識を示しました。

 韓国の文化体育観光省は、来年の東京オリンピックで、「旭日旗」を競技会場に持ち込むことについて、
 「歴史的な傷や苦痛を想起させる政治的な象徴物だ」などとしてIOC=国際オリンピック委員会に
 禁止するよう求めています。

 これについて、橋本オリンピック・パラリンピック担当大臣は記者会見で、
 「旭日旗が政治的な意味での宣伝になるかということに関しては、決してそういうものではないと認識している」
 と述べ、旗の持ち込みは問題ないという認識を示しました。

 また、東京オリンピック・パラリンピックの大会経費について、橋本大臣は、
 「削減すべきところは削減しないといけないが、安心安全や暑さ対策を含め、予算が膨らむ可能性はゼロではない」
 と述べました。


旭日旗持ち込み問題。
だいたいが、韓国への嫌がらせとしか思えない、なんとも幼稚な動機だなあと。

そもそも仮にそんなことを認めるとはしても、わざわざ発表することでもないと思うのですよね。
なのに、あえておっぴらにするってことは、会場に旭日旗を持ち込めと、政府とJOCが煽ってるようなもんでしょう。

想像してみてくださいよ、競技会場にたくさんの旭日旗がはためく光景を。
オリンピックの場が、おぞましい排外主義と差別とプロパガンダの場になるワケですよ。

なんの気もナシに旭日旗を振ってるつもりの人々もいるかもしれませんが、
でも、この機会を利用して差別や排外に利用しプロパガンダする連中が絶対にいるんです。

こんなことを許してはいけないでしょう。
スポーツの場だけではありませんが、レイシズムを排除しようとする動きが世界で大きくなってきて、
一方、ソレに反発する排外主義者らの声も高まることはあるのでしょうが、まさか大会の主催者や、
その国の政府が差別・排外主義を容認・推奨するような判断をするってんですから驚きです。

JOCが許可したとしても、IOCの判断が待たれるところですが、どうなるでしょうか。


先日はトライアスロン会場の水質がまるで下水なんてことも話題になりました。
福島第一原発事故による汚染水処理がコントロールするされてるなどは嘘っぱちで、
前環境相も「汚染水は海洋放出しかない」と言い出しました。

招致における不正の疑惑もありました。
オリンピックのロゴマークもパクリ疑惑ですったもんだしました。

新国立競技場はデザインですったもんだし、建設費はふくれあがりました。
既存施設を利活用したコンパクトな大会なんて嘘っぱちでした。

と思ったら建設費をケチって観客席に屋根をつけずに代わりに暑さ対策にかき氷を振らせようとしてます。

なんかもう、福島第一原発事故の際の応急対応を思い出しましたよ。
おがくずを詰めるとかなんとかいう、その他諸々の。


厚さ対策で失笑ものの体たらくを晒すのならまだしも、
選手はもちろん、大会スタッフやボランティア、観客に暑さの事故も懸念されますが、
日本政府の幼稚なプロパガンダに利用されちゃうとか、大会として大丈夫なのでしょうか。

いくつかの側面から「お・ぞ・ま・し・い」大会になりそうな悪寒がします。

 

台風そっちのけでも国民に寄り添うらしい政権

2019-09-12 22:36:01 | 国際・政治



台風15号によって千葉県を中心に大変な被害が起きておりますが、そんな中、
脳天気にも第4次アベちゃん内閣なんてのが発表されましたね。

大規模な台風災害が起きてるときなんだから内閣改造なんて後回しにしたところで、
誰も文句言わないですし何の迷惑にもならないのに、この優先度のはき違えは何なんでしょうか。

で、新内閣の顔ぶれのなかでも注目されると言えば、滝クリ旦那の進次郎センセーですが、
早速12日には環境大臣としてってことで、東日本大震災の被災地・福島に訪問しましたね。

大マスコミと言えば数字が取れるから何でしょう、進次郎センセーの追っかけ開始です。
まったく大マスコミもアレですが、そのニュースにつられて進次郎センセーをアイドル扱いする
国民どもも脳天気なモノです。こんなんだから政府にバカにされるのです。
ま、日本人にとっちゃ政治家なんてテレビで見かける有名人・政治芸人くらいのモノでしょうがね。

進次郎センセーも、被災地訪問というなら、台風15号の被災地こそが喫緊だと思うのですがね。
まぁそこは、別に復興大臣がいることですし、環境大臣としては出しゃばりすぎなんでしょうか。

その復興大臣に任命された田中和德センセーはというと、台風の被害地に行ったりしたのですかね?
あまり情報が聞こえてきませんが、復興庁の所轄外ってことなんでしょうか。

和德センセーはウチの選挙区選出なのですが、そんなに活躍してる印象もないのですよね。
復興大臣っていっても、こういう被災地に飛んだり対策を次々に打ち出したりといった
政治的バイタリティも感じないのですけども。

でも当選回数だけは多いってコトで、大臣の椅子が廻ってきたってコトなんでしょうか。


ってことで、和德センセーや進次郎センセーみたいに順番だとか、政権の広告塔みたいな、
あるいはアベちゃんのオトモダチってことで選ばれてるメンツが多い新内閣ですけども。

なんと言っても文部科学大臣に就任した萩生田センセーですよ。
スゴイですよねえ。

選挙に落ちたとき無職のトコロを加計学園に拾ってもらって職を得ていた萩生田センセー、
当然に加計学園疑獄の際にも関与を強く疑われたのですがのらりくらりと知らんぷり。

そんな加計学園の利益共同体の萩生田センセーが文部科学大臣ってんですから、人をバカにしてます。
もちろんアベちゃんや加計理事長から見れば適任なんでしょうけどもね、
こんな国民の神経を逆撫でするような人事を堂々とするとはいい度胸してます。
よっぽど国民感情に鈍感なのか、逆に国民への当てつけにワザとやってるとしか思えませんね。

でもまあこうして、落選した議員の面倒を見ていれば、
いつかはこうした見返りにありつけるという、いい事例になりましたね。


そして官房副長官として長らくアベちゃんのお供をしていた西村康稔センセーも初入閣です。
経済再生担当・全世代型社会保障改革担当・内閣府特命担当大臣と、
なんと呼べばいいのかわからない大臣に就任です。

いやあ、こうやってアベちゃんにせっせと報いていれば、
女体盛りを愉しむ性癖があっても大臣になれるという事例になりました。
別に、性癖はいいんですよ、仕事ができればね。

でも西村センセーの場合は仕事というよりアベちゃんへの従属っぷりが評価されたようにしか思えませんが。
だって女体盛りで話題になったセンセーなんか普通、おおっぴらには重用できませんでしょう。

このへんもまた度胸いいというか、国民の神経を逆撫でしかねませんけどね。
やっぱりワザとでしょうか。

その他にも「女は25歳以下がいい、25歳以上は女じゃない」「子供を産んだら女じゃない」発言の
菅原一秀センセーが経産大臣に就任とか、いやはやワザと国民への当てつけかのような人事を
してるんじゃないかと、思わずにはいられません。国民も舐められたモノです。


あと自分的に注目としては、外務大臣だった河野太郎センセーが防衛大臣に就任。
かつては原発反対で自民党の中でもリベラルと言われていた河野センセー、
大臣に起用される野原発反対は封印でアベちゃんの軍門に情けないくらい下っておりますが、
今回入閣を果たした滝クリ旦那の進次郎センセーも、その二の舞を踏むのでしょうかね。

河野センセーについてはもうアレですかね。
かつての原発反対から今度は防衛大臣てことで、核兵器保持なんて言い出しちゃうのですかね。
どうなんでしょうか。


そんなこんなでここ数日は台風そっちのけで組閣フィーバーだったワケですが。

例えば今ここに至っても(9月12日)官邸ホームページでは台風15号の被害に関する
対策もお見舞い一つも見られないままですよ。


 新着情報一覧


アベちゃんはじめ現政府の連中ってのはナニかというと、

 「国民の皆様に寄り添い」

なんて口にするのですが、台風15号への姿勢を見ればクビを大きくかしげざるを得ませんね。

千葉でさえこんだけほったらかしにされるのですから、
関東以外の地方なんて中央政府はどう思っているかなど、知れたモノですよ。


ところでアベちゃん、内閣改造など何らかのタイミングの度に「改憲」を目標にするのですが、
コレ、いつ達成しようってんでしょうかね?

もう政権を取って長いのに、改憲するぞ!って言ってるだけで一向に進んでいない様子です。
さすがに改憲支持者達、日本会議などはいい加減、しびれを切らし始めてるんじゃないかと思いますが、
どうなんでしょうか。

アベちゃん、ヤル気あるのでしょうか。