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東京オリンピックの中止を求めるなら遅すぎた

2021-06-29 21:50:45 | フットボール・スポーツ



コロナ禍でありながらヨーロッパで絶賛開催中のサッカーのヨーロッパ選手権・EURO2020、
グループリーグが終わりトーナメントの1回戦が行われていまして、なかなか好ゲームが続いているようです。

いや、自分も前回開催まではWOWOWで観ていたのですが、
既に解約したものですから、今回は全く観れてないのですけども、
ゲーム内容の評判を聞いていると、非常に観たい気持ちに駆られますし、
WOWOW再加入しておけばよかったかな、なんて気にもなってしまいますね。

で、日本時間の29日早朝に行われた優勝候補・フランスとスイスのゲームが凄かったらしく、
宣誓したスイスが後半に逆転され1-3とリードを許したものの、試合終了間際に同点に追いつき、
延長戦に入るも決着はつかずPK戦へ突入、両チームとも全員PKを成功させていく中で、
フランス5人目のキッカー、エムバペのキックが相手GKに防がれ、スイスが勝利となった試合。

ここでネットでささやかな話題になったのが、延長戦が終わってPK戦に入る直前、
スイスのキャプテン、ジャカがコカコーラをぐびぐび飲んでいたという。


先日はポルトガルのクリスチアーノ・ロナウドが記者会見で、
席に置いてあったコカコーラを邪魔そうにどかして話題になったことを書きましたが、
ジャカ選手もまた大喜利に参加したのでしょうか。

いやでも、いくらなんでもトップアスリートが、試合の最中にスポドリや水以外の、
ましてや、いくらスポンサーさんの商品だからといって、砂糖水を飲むとか初めて観ましたよ。

まあねえ、サッカーという激しいスポーツで120分戦った後ですから、
たまには甘い物、糖分の補給でもしたくなるのでしょうか。

そういうこともあるのかもしれませんが、よくベンチにコカコーラなんて置いてありましたねえ。
でもコレでスイスがPK戦で勝てたのですから今後、試合中のコーラも見直されるかもしれません。


そんなこんなで好ゲームが続いて盛り上がっているEURO2020ですが、
ヨーロッパでは新コロワクチン接種が進んでいることもあってスタジアムには観客が入っています。

ところが、サンクトペテルブルグで行われた試合を観戦したフィンランドのサポーター、
帰国後の検査で約300人が新コロ陽性ということが判明しました。

まさにスタジアム感染、、、
いや、スタジアム観戦中の感染なのか、移動中か街中での行動で感染したのか、
詳しくはわかりませんけども、今のところ全ての経路が疑われるでしょう。

それに、今回の陽性者にはワクチン接種済みのヒトはどの程度いたのでしょうかね。
合わせて気になるトコロであります。

そして、こうしたEURO2020に絡む新コロ感染は、今後も起こりうる懸念がありますが、
さて感染対策や観客動員等は見直しなどされるのでしょうか。


そして、世界で最もワクチン接種が進んでいる国の一つがイギリスですが、
そのイギリスでなぜか感染が再拡大しているとニュースになっていますけども、
イギリスでもEURO2020が開催されているのですよね。。

国境を越えた人流が大いに促進されてますし、やっとこさ不自由な行動制限から解放されて、
さらにスポーツの場で気分も高揚しちゃってますから、そりゃあ盛り上がるってモノです。
感染再拡大という火に油を注いでる状況だったりしないのでしょうか。

南米で開催されている、やはりサッカーの南米選手権でも、
多くの新コロ陽性が確認されていますし、まあ、こうなりますよねえ、という。


じゃあ東京オリンピック・パラリンピックだってそうなりかねない、との見方はもちろんですが、
一方で、ソレでもサッカーはヨーロッパでも南米でもやってんだからオリンピックもやれ、
みたいなハナシにはなっちゃうのでしょう。

IOCだけじゃなく、日本側も感染拡大の責任など取るつもりはなさそうですから、
このまま脳天気に開催されるのですよ。

感染対策なんてやろうとしたところでやるコト多すぎて、全ておざなりになりそうです。
まあ、そういうもんだと思うのですよ。

諦めではないですが、そう割り切りしないとオリンピック開催なんてできないのです。
ですけど、組織委員会も都も政府もそうとは言えないからなんとなく誤魔化してばかりですけど、
感染対策するようで結局はなし崩しってのが実態でしょう。


日本では新コロ感染拡大によってオリンピック中止を求める声があがりましたが、
中止を求めるなら8年前でしたよね。遅いのです。

東日本大震災の傷もまだ全然癒えていないのに、政府や都やオリンピックムラと一緒になって、
脳天気にオリンピック招致を喜ぶべきではなかったのです。

反対するのが遅いのです。

 

「やってるフリ」は「やってる感」と感動で誤魔化すつもり

2021-06-28 22:21:31 | 日記
 桐生祥秀 男子100m五輪代表 “復活当選” か 「原則1種目」が生んだまさかの空席

 まさかの復活当選!?
 陸上の東京五輪代表選考会を兼ねた日本選手権最終日(27日、大阪・長居)、
 男子200メートル決勝は小池祐貴(26=住友電工)が20秒46(追い風1.0m)で初優勝。
 すでに参加標準記録(20秒24)を突破しており、五輪代表に決定した。
 一方で、小池が最有力だった100メートル代表の3人目は〝白紙〟となり、
 落選したはずの桐生祥秀(25=日本生命)が選ばれる可能性が急浮上。いったい、どういうことなのか。

 小池は200メートルで五輪切符をつかんだレース後
 「(代表)内定を取るというよりは、1回も日本選手権を取ったことがなかったので
 本当に勝ちたいという気持ちだけで走りました。いいもんですね、勝つというのは」と喜びをかみ締めた。
 25日の100メートル決勝では4位。同種目の参加標準記録(10秒05)をクリアした選手では
 多田修平(25=住友電工)、山県亮太(29=セイコー)に次ぐ3番手で、代表入りが有力視されていた。

 しかし、小池が200メートル代表に決まったことで、100メートル代表の3番手は不透明な状況に。
 というのも、400メートルリレーで金メダルを狙う陸連の「戦略」がハードルになっているのだ。
 陸連はリレー種目の負担軽減を目的に100メートルか200メートルの「原則1種目」しか認めない方針。
 日本選手権で両種目優勝の場合など条件を満たした場合は例外としていたが、小池はこれに当てはまらない。

 大会終了後、会見を行った麻場一徳強化委員長(60)は
 「リレーの選考方針については以前に公表した通り。それを基にこれから男子短距離ブロック、
 小池選手、所属関係者と相談をして最終的な結論が生まれるということ」と説明。
 しかし「1種目に絞るのか」との問いには
 「絞るという方針はあるが、結果として絞らなければいけないという要項ではない。
 (リレーを走らない)選択肢も可能性としてある」と歯切れの悪い回答となった。
 小池自身も「陸連の意向もある。内定をどちらももらえたら、その時点で考える」と話すにとどめた。

 一方、陸連の方針に沿って小池が200メートルのみの出場となった場合、
 3人目の100メートル代表は今大会で5位に終わった桐生の優先順位が最も高くなる。
 麻場委員長は「仮定の話をここで言うのはまずい。すべてを含めて短距離のコーチと本人と
 打ち合わせをして、選手が得た権利なので納得いく形で進むようにしていく」
 と明言を避けたが、ここへきて桐生が〝復活当選〟する可能性が出てきた。

 実際、今大会での大きな敗因となった右アキレス腱の状態については
 「本番には間に合うものと考えている」(陸連関係者)との証言もある。
 リレー代表は100メートル代表3人にリレー枠の2人を加えた計5人で構成される。
 また、200メートルなどの個人種目の代表選手は、
 100メートルのリレーの登録メンバーに含まれなくても出場が可能だ。

 陸連は7月2日に100メートルの3人目など残りの五輪代表とリレーメンバーを発表する方針。
 最終的にどんなジャッジが下されるのか。


ということで、先日の五輪代表選考会を兼ねた男子100mのレースで5位となり、
代表権をつかめなかった桐生選手が、より100m代表に近かった小池選手が200mで代表権を得たため、
100mの代表権の枠が小池選手から桐生選手に渡るのかもしれないのだそうで。

なるべく似た種目での参加を選手で分散させ、一つの種目に集中させやすくすることで、
より好成績、もちろんメダルを狙うというチームの戦略もわからないではないですが、
小池選手が自身の力で勝ち得た権利であるなら、そのままにしてあげればいいんじゃないですかね。

国別対抗メダル獲得合戦もたいがいにしたらどうなんでしょうか。
そうは言っても大会後には成績によっては、

 小池選手は疲れていた! やっぱり桐生選手を出すべきだった!

なーんて論著にメディアも国民もなりかねないってワケでしょうか。
ソレともアレですかね。

桐生選手は日本生命所属。
日本生命といえば大会ゴールドパートナー。

 ステークホルダーの存在がどうしてもある!

五輪大臣の丸川「ルーピー」珠代センセー風に言えば、そんなカンジなのでしょうか。

まぁわかりませんけども、桐生選手への誹謗中傷などは控えていただきたいモノです。
別に桐生選手は巻き込まれかねない立場なだけですので。


さあて、東京オリンピック開幕まで1ヶ月を切ってまいりましたが、
開催都市・東京都の百合子都知事が、過労で静養だそうです。

ソレも先週いっぱいの予定が今週も引き続き静養し公務を休むということですので、
なんと都議選の期間はまるまるお休みしちゃうワケですねえ。

もともと新型コロナウィルス対策もあればオリパラもある大変な時期ですので、
元気であっても都議選どころではないのかもしれませんけども。


しかし、自分は百合子都知事の政策を大して評価している人間でもないですが、
まあいろいろ大変だったと思いますよ。そりゃ過労で動けなくなるだろうってくらい。

毎日毎日、新コロの対応をして、時には都民に自粛やら休業のお願いをして、
そのための標語を考えて、そのたびに反発を喰らったり、標語をバカにされたり。

ソレに加えてオリパラやんなきゃいけないですし、通常の公務だってあるワケですし、
さんざん板挟みにあったりしながら、批判も浴びながらがずっと続けば倒れますって。

なーんて言っても、ホントに過労で動けなくなっているのかよくわからんと、
ちょっと疑ってしまうのは自分の意地が悪いのでしょうか。

なーんか、この静養をあざとく利用しているんじゃないかとか、
この期間で大きなコトが起こるのではないかと、考えてしまうのですけども。


そんな東京都も、緊急事態宣言からまん延防止措置に移行して1週間ですが、
順調に新コロ新規陽性者数が増えてきておりますね。

東京都は28日で9日連続で前週同曜日を超える新規陽性者数が出ており、
前週同曜日を超えた日は6月で半分となっております。
もう下げ止まりではなく、増加してます。

ということを見ると、こんな甘い制限で意味ないと思っていた緊急事態宣言も、
ちっとは感染拡大の抑制効果はあったのでしょうか。全然十分じゃないですけどね。

そんな緊急事態宣言も、なんで解除の判断をするのか、いまだに根拠ないですもんね。
感染状況を抑え込んではいないけどいろいろあるからこの辺で解除、みたいな、
相変わらず都合ありきな判断で、そしてソレはこれからも続くのでしょう。


「安全安心なオリンピック」って言っても、科学的というよりはやってるフリ。
先日来日したウガンダ選手団から2名の新コロ陽性者が出ましたが、
実はそれ以外の国から来日した関係者からも4名の陽性者が出ていたことがわかりました。

この、水際対策と言いながらザル過ぎるんじゃないか、徹底されてないじゃないかということより、
自分的には別に4人の陽性者がいたことを隠していたことのほうが問題に思います。

こうやってやってるフリして、あったコトもなかったことにし、
やってないモノをやったことにして、大会期間をやり過ごすのでしょう。

そうしてそんなコトは、日本人選手の活躍が届けてくれる感動とか絆とか夢とか、
そんな報道で掻き消され、国民も舞い上がって忘れてしまい、大会が終われば、
東京オリンピック大成功!コロナ禍だけどやって良かった!

なーんで脳天気な評価が日本中でなされるのでしょう。

ま、「安全安心」をはじめ、「先手先手」「スピード感」や、
「感動」「夢」「絆」もとことんインチキな言葉にしか響かなくなってきましたけどね。

みなさんはそんなことないでしょうか。

 

利権・スポンサーファーストのオリンピックに今さら気付くか

2021-06-22 20:04:00 | フットボール・スポーツ
東京オリンピック・パラリンピックにまつわる日本の政府・組織委員会・JOCが発する内容に、
唖然とさせられる日々が続いておりますが、こんなんで開幕まで保つのか、心配になりますが。

21日には組織委員会会長のH聖子センセーが、観客数の上限を1万人とすることに関連し、

 「(専門家の)尾身センセーの提言に『中止』がなかったので」

有観客で開催する、なんてことを言っておりましたが。

こんな大事なことについて、こんな人任せでいかにも自身に責任はないというような
発言をするのだなと驚いたのですけども。

でもまあ、なんとなくわかりました。
組織委員会や政府らの大会側と専門家側では、こういう手打ちをしたのだなと。

大会側はあくまでオリンピックは開催するし、観客も入れる。
専門家としてはホンネはどこまで不安視してるかわかりませんが提言としては、
「無観客が望ましい」にとどめる、と。

専門家センセー達大袈裟に記者会見なんぞ行いましたが、アレも政府了解の茶番なんでしょうし、
一応、専門家として警告はしたよ?言ったよ?とのアリバイは作りましたのでね。

でもねえ、コレで手打ちもいいのですが、もしホントに大会で感染クラスターが起きたり、
もっと酷い感染状況になったとしたら、『中止』と提言しなかった尾身センセーら、
専門家センセー達のせいにされちゃいますけど大丈夫なんでしょうか。

どうせ政府や組織委員会、JOCなんて知らんぷりですよ?


さて、そんなこんなで22日になると、オリンピックに観客を入れるならってことで、
じゃあ酒類を会場で販売しますよ、という方向になったものですから、
コレまた蜂の巣をつついたような騒ぎになっています。

そりゃ、今までさんざん飲食の場が、飲酒が新コロ感染拡大の元凶みたいに見なされて、
飲食店等は避ける威販売停止や営業制限を強いられてきたのですからね。

ソレはオリンピックに観客入れますとなったイコール酒類販売ってんですから、
今まで行ってきたことと自分ら、オリンピックがやることとの差がありすぎます。
というか、辻褄合わないですしオリンピック優遇ですもんね。


なんでこうなっちゃうのかというと、ソレはもちろん、
アサヒビールがオリンピックの大スポンサーになっているから、というのは容易に想像できます。

そしてオリンピック大臣の丸川「ルーピー」センセーも、そのことを裏付けるかのように、

 「ステークホルダーの存在がありますので」

なんて言ってしまいましてね。

ステークホルダーとは利害関係者、もしくはこの場合、利権関係者ということですから、
つまり、暗にスポンサーの都合があるからと認めたワケです。なかなか正直ですね。

その後、組織委員会は、スポンサーへの忖度はない、との声明を出し火消しに躍起ですが虚しいですね。
だって丸川「ルーピー」センセーの言葉通り、スポンサーありきなのは明白ですから。


こうした事態を受けて、アサヒビールも世間の反発を喰らってまして、
ネットを中心にアサヒビール製品ボイコットの声が広がっております。

当たり前にそうなります。
消費者はアサヒビールの不買、事業者もアサヒビールからの仕入れを止めちゃいましょう。
アホなイベントに肩入れするスポンサーには、不買で意志を示すのが消費者ってもんですよ。

そのうちアサヒビールだけでなく、他のオリンピックスポンサーに対しても、
こういう動きが拡がるかもしれませんね。

オリンピックスポンサーというのは特権でありますけども、
こうしてスポンサーのゴリ押しを続けているとむしろ、ダメージになったりしないのでしょうか。

ま、スポンサー契約にあるからといってアサヒビール自身が会場で酒を売らせろ、
と大会側に圧力をかけたかはわかりませんがね。電通が代弁しただけかもしれませんし。
となるとアサヒビールもいいとばっちりなんですが。

個人的には、スタジアムでスポーツを観戦するならビールくらい飲ませろと思いますが。
ナニが悪いのかと。根拠も乏しいのにひたすら酒を悪者にすることがおかしいのです。

そして国民は、コロナ禍で飲酒は感染拡大させるんだ!みたいな無駄な認識をしてしまってます。
おかげで、虚偽会場で酒販売することに日本人は、驚き憤るようになってしまいました。
こういう態度にさせたのは、政府や自治体の誤魔化しのせいですからね、今さら知るもんですか。

ちなみに、酒塁提供に関する批判や矛盾を解消するには、簡単だと思いますよ。
飲食店での飲酒を全面容認すればいいのです。


さて、この騒動によってまた、オリンピックは人々の健康よりスポンサーを優先するのか!
オリンピックはスポンサーファーストなのか!と憤る声が大きくなっておりますが。

え? そうですよね?
ナニを今さら、ってカンジですよねえ?

最初っからそうだったのに、やっと気付いたんですか、と。

オリンピックとは利権ありきのイベントであり、最初っからスポンサーファーストなんですよ。
政府や都は国民より都民よりオリンピック利権ファーストで、オリンピックはスポンサーファーストです。
今さら憤るコトじゃないんですよ。スポーツなんてカネのためのネタなんですよ。

震災復興だって新コロ克服だってネタなんですよ。
感動や絆もネタです、ネタ。

ソレをオリンピック美化で誤魔化されて浮ついてる国民も、ようやく気付きましたかね。
遅かったですけどね。

しかしこのままオリンピックがいざ始まると、日本人の活躍に、感動した!
日本でオリンピックやってよかった!ってなっちゃうのでしょうねえ。

困ったモノです。

 

緊急事態宣言も解除されたしオリンピックだし普通でいいじゃん

2021-06-21 22:29:44 | 社会・経済



21日から新型コロナウィルス感染拡大による緊急事態宣言が発出されていた沖縄以外の9都府県で、
宣言がまん延防止措置へと切り替えられました。

コレにより、若干の緩和措置もあるのですけども、その一つが飲食店での酒類提供です。
とはいえ、人数や時間が制限されたりと相変わらず窮屈な状態で、ナニより、
酒類提供が19時まで、ってのが、痛し痒しではないでしょうか。

19時なんて普通なら、さぁてコレから飲むか、って時間なんですから、
コレじゃいくら酒類提供解禁って言っても、ホントに飲食店のためになっているのでしょうか。

報道を見てますと、ソレでも解禁してもらってありがたい、なんて飲食店の声があるのですが、
いやいや、そんなことで良かったとか言ってちゃいけませんよ。
そんなんじゃ政府や自治体が図に乗るだけです。
ああ、そのための報道でしたか。

しかしですねえ、酒類提供は19時以降はNGなんですけど、11時から提供可能なんですよね。
昼間の11時から店で酒を飲んでいいのに、19時になるとNGっていう意味がわかりません。


さて21日は、新コロワクチンの職域接種も開始されましたね。
ウチの職場でも職域接種を受け付けていて、事前に接種希望のヒアリングがあったのですが、
ええ、自分はパスしましたよ、パス。

っていうと、結構みんなビックリするんですよね、なんで受けないの!と。
まあ任意なんだからいいじゃないですか。

やっぱり自分的には、もともとワクチンて嫌いですので。
ソレに新コロワクチンに対しては人類の知見もまだまだ浅いじゃないですか。
そんな状態で接種なんてする気になれません。

いやいやでも、重大な副反応を起こす確率は低いし、仮に接種後に感染したとしても重症化しないから、
デメリットよりベネフィットがあるよ、なんて言い方するじゃないですか。

ソレって数千人とか数万人以上のコミュニティ単位で見たレベルのハナシであって、
自分個人もしくは近親者が重大な副反応を起こした場合に、つまり自分周辺の単位で見れば、
そうなった場合は決してベネフィットのほうが大きいなんて言えない筈なんですよ。

ま、そのへんの判断は個人個人ではあるのでしょうけども、無責任な呼びかけだなと思いますね。


で、日本でもワクチン接種後に亡くなった方は200人くらいいるんですよね。
そりゃ、ワクチン接種人数から見ればパーセンテージは低いのかも知れません。

しかし、政府は新コロワクチン接種に際し、もしワクチンが要因となって亡くなる場合があれば、
死亡補償金が支給されると言っていた筈です。

ですが今現在、ソレが認められた事例はゼロですよゼロ。

まあ、そうなりますよ。
だってワクチン接種と死亡との因果関係の特定なんて困難すぎるのですから、
因果関係は認められないと役所が言い切れば、補償されないのです。

邪推すると、きっと、最初から死亡補償金なんて出すつもりはないんですよ。
なんですけど、少しでも市民をワクチン接種に向けさせるためにニンジンぶら下げたのです。
ある筈のないニンジンを。

こんな行政でも、みなさん、ワクチンを受けたいのですかねえ。


そして21日といえば、東京オリンピック・パラリンピックの観戦者をどうするかとの問題について、
上限1万人とすることを決定しましたね。

無観客でやるしかないだろうと思っていましたが、やはり有観客ですか。
やっぱりチケット代を回収したいですからね。

ていうか、まあ、プロ野球でもJリーグでも観客を入れてるのですから、
オリンピックはNGとなったら説明つかなくなります。

じゃあプロ野球もJリーグも無観客にしろとのことになりかねず、
さすがにそうした事態にはできなかったということはあるんじゃないでしょうか。


まぁいいですよ。
ある程度の制限はあるとしても、普通で行きましょうや普通で。

そのほうがみんな楽でしょう。
飲食店も普通に営業して、普通に酒でも飲みましょうよ。

だいたい、酒提供を停止させて、どれだけ感染防止に寄与したのか、
数値を添えて誰か説明してます?誰か説明できるんです?

いちいちアホらしい要請に従うこともないというか、
そんなアホらしい要請や制限なんかとっぱらって、普通になりましょうよ。

そして、オリンピックがソレでいいじゃん、と言ってるようなモノなんですから。


で、冒頭の写真、スタジアムでのサッカーの試合ですがコレ、新コロ前のモノじゃないですよ。
まさに今、開催されている欧州サッカー選手権、ハンガリーで行われた試合の様子です。
なんと5万5千人以上の観客数だそうです。完璧に普通じゃないですか。

こうあるべきでしょ?
1万人とか5千人とかでちまちま議論してるのアホらしいでしょ?

もっとも、ハンガリーの新コロワクチン摂取は国民980万人のうち、
530万人が済ませているという状況の違いはありますけどね。

オリンピックをやると決めた以上、ワクチンとだって心中、いや、
コレこそまさに withコロナ ってことでね、日本がそのロールモデルになればいいんですよ。

 

EURO2020のプロダクト・プレースメントに東京オリンピックは

2021-06-19 20:24:39 | フットボール・スポーツ



東京都知事の百合子センセーが、東京オリンピック・パラリンピックでの
都内のパブリックビューイング会場を中止すると発表しました。

20日で都の緊急事態宣言は解除されるとはいえ、まだまだ新型コロナウィルス感染の再拡大が懸念される中、
当たり前の判断ではありますので、特に百合子センセー英断!と褒めるほどのモノではありません。

東京オリンピックなんてここまで来たらさすがに開催はされるのでしょうけども、
このコロナ禍の状況においてはやるんなら徹底的に新型コロナウィルス感染拡大のリスクを
減らすべきであって、そのためには競技以外の余計なプログラムは極力止めるべきなんです。

んが、この当たり前のように見える決断に難しい要素があったとしたら、
そしてソレはおそらく難しいモノだったのでしょうが、
PV中止判断を難しくさせた要素があったとしたらソレは、スポンサーでしょう。

なんたってオリンピックはスポンサーファーストです。
パブリックビューイングは聖火リレー同様、スポンサーのためのプログラムですので、
感染状況がどうこうよりも優先させなければいけないモノであり、
決して余計なプログラム、ではないのです。観客や視聴者はさておき大会的にはね。

聖火リレーは自治体によっては公道リレーを中止することもあったとはいえ、
多くの場合に予定通り続行させたのは、スポンサーさんのためですね。
別に全国に感動を届けるとかではないです。もともとナチスのプロパガンダなんですし。

ソレが今回はパブリックビューイング中止に至ったということは、
スポンサーさんや電通さんの了解があった、ということでしょうか。

ま、こんな状況にも関わらずスポンサーゴリ押しのプログラムが強行されては、
さすがにスポンサーのイメージにも打撃があるかもしれませんからね。


さて世界のスポーツ界においても、スポンサーを揺るがす事態が起きております。

ヨーロッパで絶賛開催中のサッカーのヨーロッパ選手権・EURO2020で、
現サッカー界最大のスターであるポルトガル代表のクリスチアーノ・ロナウドが、
記者会見で席に用意されていたコカコーラを脇にどけてカメラから見えなくし、
そして「水があるもんね」と言ったのです。

大スポンサーの主力製品を否定するような行為を受け、コカコーラの株価は大暴落したと話題になりました。





齢30代半ばを過ぎてもトップコンディションを保ち続けるストイックなロナウドが、
砂糖水を毛嫌いするのもわかるのですが、スポンサーには気を遣うのもプロなんじゃ、とは思うトコロです。

まあ、アスリートの前に商品を置くならコーラじゃなくてアクエリアスで良かったんじゃ?
というふうにも思いますが、別にスポンサーはアスリートのために商品を置いてるのではなく、
観戦する視聴者のためなワケで、つまりはコカコーラ飲みながら盛り上がろうぜ、と言ってるのです。
ソレが期待する宣伝効果ってワケです。





綾瀬はるかが出演している日本のコカコーラのCMもそうですよね。
東京オリンピックに向けては視聴者にコカコーラを飲んで欲しいというね。

観戦しながら盛り上がる商品といえばビールもそうです。
ハイネケンもEURO2020のスポンサーですが、やはり記者会見でフランス代表のポール・ポグバが、
席にあったハイネケンをどけてしまいました。





ポグバはイスラム教徒ですので、アルコール飲料は宗教的に受け付けませんのでね。
ロナウドの行動もありましたので、じゃあってことでハイネケンをどかしたと。

ただこのどかされたハイネケン、実際はノンアルコール飲料だったようですね。
ハイネケンも気を遣っていたのでしょうか。

まあ、ロナウドの場合と違って、宗教上の理由がある場合は配慮されるべきとされるようです。


しかし、クリスチアーノ・ロナウドのような世界的な大スターが
スポンサー商品を否定する態度をとることは、スポンサーにとっては大問題です。

そしてソレに続いてポグバの件も続いたことで、おそらく主催のUEFA・欧州サッカー連盟には
スポンサーからの猛抗議があったのではと推測されます。
日本でいうならパナソニックやトヨタ、電通さんから抗議が入るようなモノです。

ソレを受けてでしょうか、UEFAはEURO2020参加国に対し、

 おまいら、もっとスポンサーをリスペクトしろ!

と、ロナウドやポグバのような行為をしないよう通達を出したようです。
やっぱり、大スポーツイベントにとっては、スポンサーの協力はなくてならないものですから。


こういう、商品をテレビ画面などの目に付くところに置くというのは
プロダクト・プレースメントと呼ばれる広告手法で、テレビ番組や映画でよく見られます。
サザエさん家の東芝のテレビとか、007の腕時計とかですね。

コレはスポンサープログラムですから、ソレが蔑ろにされることはあってはなりません。
それくらい、ロナウドだってわかってた筈ですが、ムシの居所でも悪かったのでしょうか。

プロアスリートの記者会見ということでは、テニスの全仏オープンで会見を拒否した、
大坂なおみ選手の件が記憶に新しいですが、ロナウドが大坂選手以上に
批判されることになったとしても不思議ではないですけどもね。


一方、このEURO2020記者会見でのプロダクト・プレースメント問題、大喜利の様相を呈してまして。




ロシア代表の監督がおもむろにコカコーラの瓶を開けてガブ飲みすれば、
ウクライナ代表のアンドリー・ヤルモレンコはコカコーラとハイネケンを自身の前に近寄せて、

 「ボクはコカコーラとハイネケンをここに置くよ!連絡待ってるよ」 と、ご愛敬。

いかにもCM契約の逆オファーするかのような、ま、ジョークなんでしょうね。





またコレに続きスコットランド代表のジョン・マッギンは水を手にして、

 「コーラないの?」 と、ご愛敬。

マッギンもヤルモレンコも、ホンネは砂糖水やビールに対してどういう態度かわかりませんけども、
こういう、スポンサーをネタにするような大喜利化も懸念してのUEFAの通達なんでしょう。


しかし、この動きが続くと、東京オリンピックもただごとではありません。
同様に、記者会見場にコカコーラやアサヒビールの商品が設置される予定もあるでしょう。

ココでアスリートにロナウドやポグバのような行動を取られては、
スポンサーとしての利益も、電通さんの立場もありません。

主催者としてはビクビクしているでしょうし、IOCなのかJOCなのか組織委員会なのか、
やはり参加選手団になんらかの通達をするのではないでしょうか。


ただでさえ東京オリンピック開催への反発が強まる中、スポンサーも割を喰らって、
パブリックビューイングは中止になるは、記者会見にも不安があるわで、
広告機会が損なわれる事態になってしまっていますけども。

こなったら代わりにアレじゃないですかね。
都知事の百合子センセーによるとパブリックビューイングを予定していた会場の一部は、
ワクチン接種会場に転用するということですので、
そのままワクチン接種会場のスポンサーになったらいいのではないでしょうか。

 ワクチン接種センター sponsored by コカコーラ

みたいに、経費を負担してあげたりワクチン接種者にコーラやビールをサンプリングすれば、
広告機会の確保になりますし、イメージもアップするかもしれませんね。