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そんなに社会・経済を破壊しなきゃいけないのか新型コロナウィルスへの対応

2022-01-20 20:10:16 | 社会・経済
新年になってからCovid-19 新型コロナウィルスの感染が再び急拡大しており、
特に最近では全国で1日の新規陽性者数最多を更新する自治体が相次いでおり、
まさに感染爆発の様相を呈しておりますね。

っていうのは誰の目にも明らかなんですが、国や自治体は口では危機感を言いますが、
どうにもその歩みというのは呑気なものでして。

東京都は20日、都独自の感染警戒レベルを4段階のウチ最高レベルを引き上げた、ってんですが。

誰だって最高レベルで感染拡大が続いているなんてのはわかりますよ。
それより、最高レベルだから何だってんですかね?
都はナニをし、都門はナニをすべきだってんですかね?

ソレがないまま最高レベルだと言われても、あっそ、くらいにしか思いません。
感染爆発ではありますが、オミクロン株の弱毒性もあり、市中では大した危機感は感じません。
(っていうのは自分だけでしょうか)


一方こうした中でも関西では、大阪・兵庫・京都の3件は19日、
まん延防止等重点措置(まんぼう)の要請は見送るとしていて、おお、これは英断だと、
こんな風邪以下のウィルスで大騒ぎするこたぁないと、賛成していたトコロでしたが、
20日になって、まんぼうの要請を明日にでも正式決定する、なんて言い出しまして。

なんだよ予想外にヘタレでしたね。。

しかも、もう要請が決定しているなら明日なんて待ってないで、
今にも要請すればいいのに、なんでそこで時間かけちゃうのでしょう。

新コロだけじゃないですけど。こういう時間のロスって日本の至る所で見受けられます。
どんな手続きかセレモニーがあるんだか知りませんが、ものすごく時間を無駄にしてませんかね。
特に、こんな感染爆発してるって時に。

ソレで言うと、もうとっくに第6波以前の新規陽性者数を更新していて感染爆発状態なのに、
今から「まん延防止」とか、間抜けでしょう? というか、フェーズが合ってませんから。

だいたい、まん延防止重点措置って、以前にも適用されてきましたけども、
まんぼう他、これまで施してきた感染対策の効果について検証はどんだけ行っていて、
どういう評価になっているのか、まるでわからないのですけど、中のヒト的にはどうなんでしょう。

効果がよくわからないモノ、あるいは大して効果が無かったかも知れないモノをまた適用ってのは、
為政者側の「やった感」演出にしかなりませんが、そんなことでいいのでしょうか。


しかしねえ、こんな風邪以下のウィルスに対して、こんな過敏に対応してていいのでしょうか。
経済・社会活動を犠牲にしなきゃいけないほどのことなんでしょうか。

ってなコトを言うと怒られるのですけどもね。
今日も自分は職場で怒られましたからね、職場ではマスクしろ、ってんで。

確かに自分は会議など、対面で人と話すとき以外はマスクはほとんどしていません。
そこで、今週に入って職場の同じフロアで新規感染者が出たこともあるのでしょうがね。
だったらまんぼう発令を待たずに原則出社なんて止めりゃいいじゃんと思いますがね。

しっかし、いいオトナが風紀委員みたいなことしてて大丈夫なのでしょうか。
今はそういうのが優先課題なのかも知れませんけども。


でもね、昨今の感染爆発によって大学入試に影響が出るとか、あるじゃないですか。
特に学校などで修学旅行や運動会などの行事が中止になるとかあるじゃないですか。

なんで中止になるかっていうと子供の医師よりオトナ体面なワケですよね。
オトナの事情で子供にとって大事な行事を中止するってのは、非情過ぎると思いますよ。
当の子供に選択の余地があるべきなんじゃないでしょうか。

あと、よく、感染防止策について、「感染しないため、感染させないため」って言うでしょ。
つまり、感染したら悪い奴、他に感染させたかも知れないから、って意味を孕んでますよね。
コレって残酷だなと思いませんか。

感染したらその時点で悪人みたいなレッテル貼りを助長する考え方だと思うんですけど。
他人に感染させないためって、個人で考えるのはいいんですが、それを周囲から言うのは、
余計な同調圧力なんじゃないですか。

と思いましたが、どうやら自分の周囲を見てみても、感染したらそのヒトが注意を怠った結果であり、
他人に危害を及ぼすことに繋がる過失であるといったような考えが支配的な気がします。

コレって普通なんですか?
どうにも怖い風潮のような気がしますけど。

あまりに新コロ感染におびえすぎな気がしますけど、過度なくらいおびえるのが今じゃ正義なんでしょうかね。
だからって感染者に対しての落ち度を追求し、正義を振りかざすようにはなってほしくないのですがねえ。

 


無差別殺傷事件の根本的な再発防止策

2022-01-17 23:07:40 | 社会・経済
南太平洋のトンガ付近で特大規模の海底火山噴火がありました。
幸い、日本でもその影響で、津波ではなく津波のような潮位変化が起きましたが、
どうやらこれは噴火時の地震とかではなくて、空気が揺れる空振といわれる現象によって
引き起こされたモノであるらしいですね。

気象庁も、経験ないことだとか知見のないようなことのようで、いやいや、
自然の力は人間の知恵などの及ぶところでないことをまたも思い知らされましたね。

それにしても、現地のトンガはどういう状況になっているのでしょうか。

ポンペイとかアトランティスとか、巨大な自然災害により一瞬で失われた国や文明とは、
伝説や神話ではなくホントにあることなのだと思い起こさせますが、
最近は日本でも地震が多いですし火山の活発化を感じてきていますので、まったく他人事ではありません。


そういえば17日は阪神・淡路大震災から27年目の日でした。
自分はまさにその日のその時間、海外旅行から早朝に成田着の飛行機に乗っているところだった筈で、
着陸が近いと思い窓から外を見たときに、ヘンな空・雲だなと思った覚えがあります。

その後、成田について、家へ帰ってそのまま寝て、昼過ぎに起きたら、
大地震で関西に大変な被害が起きていることにビックリしたものです。

地震雲、といった現象がホントにあるのか知りませんが、そのことを思い出すと、
関連のある雲なのか空への影響って有るモノなんだと思ってしまいます。



さてそんなことより、この週末は大学入学共通テストが行われたのですけども、
その会場となった東京大学で無差別殺傷事件が起きてしまいましたね。

受験生を含む3名が刃物で斬りつけられるなどして怪我をしたのですが、
この容疑者というのがなんと、高校2年生。それも名古屋から来たという。
東大医学部を目指す進学校の生徒ですが、成績不振に悩んでいたのだとか。


いやあ、、
受験まであと1年あるだろうに、ナニをそこまで自暴自棄になってしまうのか、
ナニがそこまで彼を追い詰めたのでしょう。

日本も最近では刃物振り回したり火を付けたり、場所も電車だったり駅だったりクリニックだったり、
まあ、いつでもどこでももはや安全な場所はないな、と思わせる事件が続いています。

こうした事件がまた、追い詰められて余裕の亡くなった人を藩校に及ばせてしまう、
そんな波及効果が起きているのではないかと思わざるを得ません。


こういう無差別殺傷事件が起こる度にメディアなどは、容疑者・犯人の異常性にばかり
フォーカスを当てた報道に終始することに自分はずっと疑問なのですけども。

容疑者個人の問題はもちろんあるとしても、ソレ以上に、
そんな犯行をしてしまうまでに追い詰めてしまう背景とは何だったのか、
社会やコミュニティ、政治に欠陥はなかったのか、彼らを救うことはできなかったのか、
そんなシステムや制度はないのか、といったことをもっと追求する必要があるのではと考えるのですよ。

仮に、こうした犯行に及びかねない予備軍というものがあったとして、
そこから社会かなにかのシステムでちょっとでも救うことができたなら、
犯行に及ぶ率を、完全にではなくても、確率を抑えることができるのじゃないかと思うのです。
甘いですかね?

でもね、こういう事件が起きるたびに、じゃあ、そんな異常行動を防ぐためにどうするか、って、
専門家やらが言うじゃないですか。
刃物や危険物を販売を制限するかとか、異常な人物・行動を察知するセキュリティシステムの導入とか。

ソレも必要だとは思いますけど、対処法ってだけで、根本の解決にはならないと思うのですよ。
やっぱり、システムとか社会・人々の心とかで、追い詰めれた人達を救うことが必要なのではないかと。
ま、自分に言われなくてもエロい人達はわかっているのでしょうけど。


自分ではなかなかうまく言葉になりませんけども、
東大での事件を起こした生徒が通う高校は、こんなコメントを出しました。


 「『密』をつくるなという社会風潮のなかで、個々の生徒が分断され、
 そのなかで孤立感を深めている生徒が存在しているのかもしれません。」

 「今後の私たちの課題は、そのような生徒にどのように手を差し伸べていくかということであり、
 それが根本的な再発防止策であると考えます」


いやもう、全くその通り。
自分が言いたかったのはこういうことなんですよお!

そう、再発防止策とは、追い詰められた突発的な犯行をどう抑えるかというより、
どうやって、そんな人達に手を伸ばし、救っていけるのか、ソレが、「根本的な再発防止策」であると。

そこに社会全体として気付いていかなきゃいけないんじゃないでしょうか。


いつの頃からか、「勝ち組」「負け組」なんて言って、勝ち組にはチヤホヤして負け組は見捨てる、
そんな風潮が進んでしまったように思うのです。

無差別殺傷事件は異常な個人の犯行ではなく、社会が生み出しているのかも知れない、
そんな想像力と弱者への包容力を持って行かなければ、いつまでも時多様な事件は続き、
根本の解決には近づいていかないように思うのです。

 

愛知県知事リコール署名偽造で下請けの会社が有罪ですよ

2022-01-13 22:11:49 | 国際・政治
新型変異株・オミクロン株の影響か、ここにきて日本国内は再びCovid-19の感染爆発の様相で、
おかげで大マスコミはこの話題で大騒ぎ。

対して重症化もしない、風邪以下のウィルス(エビデンスはないですが)に対して、
そんなに大騒ぎしなきゃいけないもんですかね。
感染防止のために、社会・経済活動を制限しなければならないほどの事態なんですかね。

まあ、治療薬がないという問題はありますけど、もう普通にしてりゃよくないですか。
こんだけ急激に感染者数が増えるなら、落ち着くのも早いんじゃないかと思いますが。
もちろん根拠はありませんけども。


さて、そんなことより、国内感染爆発のニュースの影でひっそり、こんなことがありましたよ。


 リコール署名偽造、広告関連会社の元社長に有罪判決 名古屋地裁

 愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動を巡る署名偽造事件で、
 地方自治法違反の罪に問われた広告関連会社元社長の山口彬被告(39)
 =名古屋市昭和区=の判決公判が十二日、名古屋地裁であった。
 山田耕司裁判長は「直接民主主義や地方自治の根本をないがしろにする悪質な犯罪だ」と述べ、
 懲役一年四月、執行猶予四年(求刑懲役一年四月)を言い渡した。

 三人が起訴された一連の事件で初の判決。
 山田裁判長は、リコール活動団体事務局長の田中孝博被告(60)の主導のもとで、
 「存在しない民意を無断でつくり出し、知事の地位を失わせようとした」と認定した。

 その上で、田中被告から署名偽造の相談を受けた山口被告が
 「具体的な計画を立て、遠方の会場やアルバイトを用意し、犯行に不可欠な役割を果たした」と指摘。
 活動団体の高須克弥会長ら著名人との人脈をビジネスにつなげることを期待して犯行に加担したとして、
 「利己的な動機に酌むべき点はない」と述べた。
 
 一方で、執行猶予とした理由を「自首して詳細に供述したことで、事案の解明が進んだ。
 自己の責任の重さを感じ、犯行に関わったことを悔いている」と説明した。

 判決によると、山口被告は田中被告らと共謀して二〇二〇年十月下旬、佐賀市内でアルバイトを使い、
 リコール署名簿に愛知県内の有権者計七十一人の氏名を書かせ、署名を偽造した。

 田中被告は昨年九月の初公判で認否を留保。その後は公判が開かれていない。
 田中被告の次男で塗装工の雅人被告(29)は一月二十六日に論告求刑公判が予定されている。

 山口被告の判決について、田中被告は本紙の取材に「ノーコメント。主張は公判でしっかりとしていく」と話した。
 (後略)


みなさんコレ覚えているでしょうか。
ネトウヨのフリーメイソン・YESナチス高須センセーが名古屋市長の河村センセーと組んでおっぱじめた、
愛知県の大村知事リコール運動、その署名の多くが偽造であった、という事件です。

そこで、リコール運動を進めた団体から署名をたくさん集める!といった業務を請け負った会社の社長に
有罪判決が出た、と言うモノなんですが、ほとんど大マスコミでは報道されてないんじゃないでしょうか。

民主主義を蔑ろにするような大事件の筈なのに、なんでこんなにメディアの取り上げ方が小さいのでしょう。

ええ、まあ、わかりますよ。
ソレは、一般大衆が関心を持たないからです。
新コロとか芸能人の不倫とかのほうが、よっぽど関心事になるのですから。

愛知県知事リコール運動の件も、いかにも大村知事が反日で気にくわないと、
大勢で一斉に叩けるカタルシスさえ味わえれば、あとはどうでもいいってのが大衆なんでしょう。


社長が有罪となった会社は、リコール運動の団体から仕事を請け負い、署名偽造の実行犯ではあり、
依頼側の意図によらず署名厚めのため独断で偽造した可能性もないではないですが、
判決が言うように、リコール活動団体が存在しない民意を作り出した、でっちあげたというのが
実態なのではと思われます。このことも早く解明していただきたいモノです。

しかしリコール活動団体の田中事務局長が現在ノーコメントはわかるのですが、
YESナチス高須センセーは「特にコメントない」と知らんぷり、
名古屋市長の河村センセーは相変わらず「ボクは騙された側」と被害者ヅラ。

みなさん、普段は愛国だとか勇ましいことを言って、都合が悪くなるととっとと逃げ出す、
他に責任を転嫁する、ズルくて無責任で臆病な人間とは、こういう連中のことを言うのですからね。


んで、このリコール運動の署名集めなどに参加したボランティアが、
リコール活動団体に損害賠償の訴えを起こしたそうですね。

なんでも、リコール活動団体が署名偽造を行っていたことで、
自分達もその不正署名を集めた政治会員と疑われ、精神的苦痛を受けたとのことです。
まあ、、 こんなリコール活動に参加するだけで、あーだこーだ言われてもしゃーないと思いますが。

まあでも、純粋な気持ちでボランティアとして参加したところ、
母団体が不正してたら、裏切られたという気持ちはわからないでもありません。

この訴訟に対して、YESナチス高須センセーや名古屋市長の河村センセーはどういう態度をとるでしょうか?
やっぱり、ボクは関係ない!とか言い張るのでしょうか。
せっかく自分達の活動に参加してくれたボランティアに対して?

いやいや、どこまでも小汚い連中です。
なんなら、ちゃんと署名した人達からも、同様の訴訟起こされたっていいようなモノじゃないですかね。

まあ、YESナチス高須センセーや名古屋市長の河村センセーに乗せられて署名しちゃった側も、
その悪ノリを見つめ直すべきかと思いますがね。


ソレにしても、名古屋市民はいつまでもこんな河村センセーを市長にしておいていいのでしょうか。
大きなお世話ですけども。

 

1億総ワクチンの奴隷

2022-01-11 22:33:01 | ニュース
11日の朝、北朝鮮がミサイルとも思われる飛翔体を発射したとのことです。
同様の案件は先週もあったばかりなんですが、こう続けざまに発射をするというのは、
北朝鮮にどんな事情があるのかわかりませんが。

ここ数年、北朝鮮から日本海に向けての飛翔体発射が繰り返されておりまして、
いつ日本にも被害が及ぶかわからないとしてJアラートなるものが用意されたり、
北朝鮮などからミサイルが発射された場合の一般の対策として、
頑丈な建物に逃げろとか、体勢を低くして頭部を守れとか言われましたが、アレはなんだったのでしょうね。


とにかく、こうした脅威(笑)に対して近年では、「正しく恐れよ」なんて言われるワケですが、
恐れるといえば新型コロナウィルスです。

既に欧米などでは新型変異株・オミクロン株によって爆発的な感染状況が引き起こされているのですが、
日本でも年末年始から新コロの感染が再び急拡大しておりまして、オミクロン株の拡大も確認されています。

ですが一方、オミクロン株に関しては感染力は強いものの重症化の可能性は低い、とも言われています。

であれば自分的には、いっそのこと感染しちゃっていいんじゃない?なんて思います。
まあ、こういうことを言うと怒られるのですが。


でも、重症化の可能性が低いと思われるオミクロン株に対して、
またしても社会活動や経済活動を制限しなければならないほどの対応をすべきなのでしょうか。
受験生を拒絶したり隔離したりしなきゃいけないほどのことなのでしょうか。

そんな行動制限までしなきゃいけないのは「正しく恐れる」ことになっているのでしょうか。
自分は行き過ぎなんじゃないかと思うのですがねえ。


そんなことは新コロが流行しだした頃から思ってはいましたけどね。
だって、重症化することはあっても、そこまで殺人ウィルスてきな脅威があるとも思いませんでしたから。
実際、無症状ってヒトも多かったですよね。

今、沖縄や広島で新コロ感染者が激増しているのも、自主的に検査をしてるヒトが多いからじゃないでしょうか。
つまり、それ以外の地域でも、検査すれば陽性者は多く見つかるってコトではないかと。
ただ、無症状だから気にしてないことが多いっていうだけであって。


とはいえ、メディアはわざわざオミクロン株の脅威を煽りますし、
ソレに釣られて一般国民もオミクロン怖い!となってしまうワケですが。

んで、ワクチンですよ。
国や自治体は3回目のワクチン接種に動き出しているのですが、
現状、そんなにワクチンに信頼があるのでしょうかね。

ワクチンが効くのだったら、なんでこんなに感染がまた拡大しているのか、
そもそも今までのワクチンでオミクロン株に対応できるのか、
そんなこともよくわからないまま前のめりに3回目接種なんだそうです。

おかしいと思うのは自分だけでしょうか。


ま、接種したいヒトはすればいいことですけども、
でも、こんなにワクチン、ワクチンの言いなりで大丈夫なのでしょうか。

コレからも変異株は出現すると思いますし、そのたびにみなさん、ワクチンを接種しますか。
そして子供達にもワクチン接種させますか。

効果やエビデンスはよくわからないままに?

もうなんか、みなさん、ワクチンの奴隷ですか?
製薬会社の言いなりですか?


 

年末年始のたびに大マスコミの劣化をいちいち思い知る

2022-01-04 20:26:34 | 日記
遅くなりましたが、2022年、明けましておめでとうございます。

昨年はコロナ禍といいつつなんだかんだ忙しくてブログエントリーを怠りましたが、
今年はブログのタイトルでも謳っているように、気に入らないニュースはウォッチして
エントリーをポストするよう、努めていきたいと思いいます。

なんか毎年の年末年始に言ってるような気がしますが。


さて、Covid-19による日本でもコロナ禍も2年になろうとしておりますが、
自分はこの年末年始、2年ぶりの帰省をしてまいりました。

まあ、首都圏から東北への帰省なので、実家にいるだけで、
親戚や友人に会うようなことは一切しませんでしたけれども。

そして帰省となると、いつもは観ないテレビを観ることになるのですが。
自分は普段はテレビ、つまり地上波なんて大きなニュースがあったときに
ニュース番組を観る以外はほとんどテレビには触れないので、
テレビ番組のことはよくわからないのですが。

で、たまーにそんな地上波テレビ番組を観てみると、まあつまらないことばっかりですね。
実家の連中が観ている手前、そんなことはその場で口には出せませんが。

例えば、芸能人等の有名人を格付けするとかいう番組があるじゃないですか。
アレ、そこそこ長年続いている番組らしいですけども、ナニがおもしろいのでしょうか。

高級品とソレ以外の区別ができるかどうかで一流だの三流だのいうのですけど、
仮にその区別がつく・つかないがあるとして、ソレがおもしろいですか。

んで、その違いをことごとく当てる有名人もいれば、ことごとく外す人もいる、
そんなのはホントにそうなんではなくて、番組の台本通りに決まっていることなのに、
ソレを観てそんなにおもしろいのでしょうか。

おもしろいのかもしれませんけどね。
番組の意図なんてわかっちゃいるけど送られてくる映像に対して受動的なだけでいられるのであれば、
それなりに楽しめるモノなのかもしれません。


それから新年早々、ネットでニュースになった番組では、ジョブチューンとかいうもので、
大手コンビニが開発した食品を、有名料理人が合格・不合格を言い渡すという番組で、
あるコンビニチェーンの開発したおにぎりを多部もしないで不合格とした料理人が話題になりましたね。

おかげでその料理人、お店のもとには抗議が入ったり、
グルメサイトではネガティブな評価が寄せられるといった影響があるようです。

確かに、食べて合格・不合格を判断するところ、見た目の印象で食べないで評価、
というのはフェアなカンジはしませんけども、ソレはココの料理人の姿勢なのかもしれませんし、
そんな場面が放送されていると言うことは、料理人にとってもコンビニにとっても了解の範疇で、
番組自体の企画に過ぎないと言えばソレまでです。

また料理人やお店に影響が及んでしまうことについては、
そりゃ番組を観ただけで感情的な行動に移してしまうヒト達もどうかと思いますけど、
番組に出演する側も、そういった影響・リスクは承知の上での出演でしょうからね。
宣伝と引き替えの有名税といったモノがあるのは理解しているでしょう。

この番組についてはそんな両輪人の評価とソレに対する視聴者の反応とかいうより、
そもそも、なんでこんな企業の商品に対して料理人の合格・不合格なんて判定を
引き出す企画が番組としてあるのか、ということのほうが疑問ですけどね。

自分もこの番組を観ていて、そのおにぎりの場面は観てなかったのですが、
一流料理人の判定なんて大きなお世話、なんじゃないですかねえ。
そりゃネガティブな反応をされても企業にとって宣伝にはなるのでしょうけども。

そんなこんなでホント、テレビ番組って面白くないなあ、と改めて思いました。


年末年始の番組で話題になると言えば、NHKの紅白ネタ合戦、じゃなかった、紅白歌合戦があります。
もはや散々オワコンと言われながら、止められないし、他にやることもないので続いてはいますが。

自分も帰省の実家で2年ぶりに観ておりましたが、しかし、
紅白っていつから「今年のテーマ」なんて仰々しいモノを持ち出すようになったんですかね。

今年、じゃなくて昨年のテーマは「カラフル」だそうで、要は多様性だとか、
SDGsとかのメッセージを打ち出したいのでしょうけど、歌合戦にそんなの必要ですか?

単純に楽しく歌だけ追求すればいいんじゃないかと思うのですけど、
多様性だとか絆だとか感謝だとか、いちいちうざったくないですか?


やっぱアレですかね、紅白歌合戦もずっと視聴率も落ちてきて国民の中でも
その存在感や必要性が薄まっていくあまり、ナニか存在価値を示せる企画が必要なんでしょうね。

だから自分が言うように単純に歌合戦でいいじゃん、では、NHKの中で通らないのでしょう。
エロい上司が、今年のテーマは何だ、新企画を出せとか、うるさく言っているのでしょうね。

おそらくそういう新企画とかテーマとかを無理に打ちだそうとしている姿勢が、
結果的に番組の趣旨をあやふやにし、視聴者離れを起こすことはわかっていても、
そんなオトナの事情からやめられないのでしょう。

それと自分が観ていて、歌手ごとに扱いが違うのも気になりましたね。
歌手によってはやたらフィーチャーされ数曲歌うことが許されるとかいうのは、
いかがなものかと思いますが、そういうの含めて番組の企画ってことなんでしょう。

そう、もはや歌合戦ではなくて、どんな企画を披露できるかといったネタ合戦なんですね。
作る側の都合でしかないワケですから、そりゃ視聴者も離れるってもんです。


そんなこんなで、大マスコミってのはことごとくオワコンっていうのは改めて感じる年末年始ですが、
大新聞ではこんなことも話題になりましたね。

ナベツネ新聞大阪本社が大阪府・大阪市と包括連携協定を結んだってんですが、
コレについては権力を監視する筈のジャーナリズムが権力と手を組み、
権力の広報機関と成り果てるのはいかがなものか、との疑問が投げかけられていたところ、
等のナベツネ新聞は早速こんな様子です。


 


いやあ。。

いやね、今さら日本の大新聞なんてジャーナリズムなんてことより、
購読料と広告じゃやっていけないのは何年も前から明らかなので、
大マスコミなりの「取材力」「編集力」を企業・団体、自治体等に対して、
広報・宣伝の商品として提供するのは珍しくないのですが、コレはさすがに露骨です。

協定の相手は大阪府・大阪市といいますが、実態は大阪維新です。
んで、その幹部をヨイショです。

いくらなんでもどうかと思いますが、ま、この評価は大阪のヒト達に任せましょうかね。

でもまあ、こんなことは大阪だけじゃなく、全国的に行われていることでしてね。
とすれば、大マスコミが権力を監視する姿勢はどんだけのモノかってのは自ずと伺い知れるでしょう。


そんなこんなで、もういい加減、大マスコミを国民的に疑うべきフェーズかと思いますが。
そして、情報に対して疑わないまでも思考する、そんなリテラシーが必要じゃないかと。

思考するというのはなかなかハードルはたかいかもしれませんが、
このままじゃ大マスコミに馬鹿にされるままですよ、日本人は。