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与党もダメだが野党はソレ以上にダメかもしんない

2021-10-12 20:48:26 | 国際・政治
自分は神奈川県に住んでいますが、先週7日の地震にはびっくりしましたね。
あの、311以来の大地震でしょうか。

自分の住んでいるあたりは震度4と表示されていましたが、もっとあったと思います。
隣の東京都大田区が震度5弱でしたので、おそらくそのくらいの揺れだった筈です。
まあ、自分の家も近所も何事もありませんでしたが。

一方、その地震によって都内のあちこちで水道管から水漏れなどが起こりましたね。
和歌山で大規模な水道管の破損もあったばかりですので、
改めて水道というインフラの重要性を思い知らされます。

最近では、水道事業を民間に委託する動きも出ているようですが、
いやいや水道だけは、行政の責任でやってもらわないといけないでしょう。
民間に利益追求・合理化優先でやってもらうこととは思いません。

ましてや外資なんてとんでもない。
外国企業が採算度外視で日本国民の安全な水なんてホントに大事にしてくれるでしょうか。


さて、岸田内閣が発足して、自分はちょっとだけ期待していた、

 「新しい資本主義」「新自由主義からの脱却」

の行方が怪しくなってきましたね。


岸田内閣が発足した途端、岸田ショックなんて言われちゃって、
株価の下落が見られたことで動揺したのでしょうか。
そうしてこれまでのトーンを変えてみたら株価は上昇に転じるという。

まあ、竹中へーちゃん路線の新自由主義でいい思いしてた連中からは評判悪かったですしね。
で、金融所得税の見直しにも着手しないと、いうことになりました。
竹中へーちゃんからの脱却どころか、その路線継続です。

さらに、総裁選から「分配」というワードを強調してきた岸田センセーですが、
コレも、まず「分配」でなく、「成長なくして分配なし」に変わってしまいました。
結局、アベノミクス(笑)のままですね。

株価下落で弱気になったところで、各方面から圧力がかかったのでしょう。
そういう既得権ばかりの声を聴く力は高いってことですか。

そもそもが、「新たな資本主義を創る議員連盟」なるものの最高顧問にアベちゃんと、
馬鹿な阿呆センセーがいたりするワケで、だったらこれまでの続きにしかならないのは明白です。
別に、岸田ショックで政策が腰砕けになったというよりは、最初からこうであったと。
ちょっとでも期待してみようと思った自分が馬鹿でした。


そんなこんなで与党は相変わらずの与党ぶりですが、野党も野党です。

次の衆院選挙を見据えて立憲民主党・共産党・社民党・れいわで政策調印も行い、
野党共闘の機運がやっとこさ高まってきていたかのように思えたところ、
東京8区、自民党ではノブテルセンセーの選挙区ですが、
ここかられいわの山本太郎が出馬すると表明したところが大紛糾。

選挙区の立憲支持者も猛反発したからか、立憲執行部は大慌て、
山本の勝手な行動であって、自分達は困惑しているだなんて釈明する始末。

そんなコトないでしょう。
少なくとも、れいわと立憲で何らかの話し合いと合意はあったからこその山本の表明でしょうに。

つまりは立憲の執行部が党内と選挙区の地ならしができてなかったってコトじゃないですか。
そのあたりが整う前に山本が先走ったのかも知れませんけど。

しかしねえ、こんな混乱は相変わらず野党は頼りにならないとの印象しか産みません。
野党共闘する筈が、よっぽど自民に有利な状況になっちゃうじゃないですか。
れいわもですけど、立憲も相変わらず詰めができない集団ですねえ。


さらに先日は、初の女性会長となった連合の芳野会長が立憲民主党について、
閣外であっても共産党との協力を認めない、との発言をしまして。

ま、なんで日本社会ではこんなに共産党アレルギーがあるのか知りませんが、
とにかくコレで立憲には共産との協力体制に最大の支持母体から大きな圧力がかけられてしまって、
野党共闘もどうすんのよと、コレも腰砕けかというような状況になっております。

さらに連合に同調してか国民民主党は、立憲が共産党と閣外協力するなら合流しない、と宣言。
コレがまた一部ではウケているようでしてね。そんなに共産党アレルギーってあるんですか。

というコトで、コレまた立憲が共産党との協力体制見直しに迫られる事態でして、どうしますかね。


っていうかどの野党も、ホントに政権交代したいと思ってますかね?

やっぱりもう、そのヤル気のなさが感じられるここ数日の体たらくなワケで、
相変わらずの野党の足並みの揃わなさとダメっぷりを見せつけられているのですが。

もはや野党共闘なんて望むべくもない状況、いくら新コロ対策・菅政権で支持率落としても、
自民党優位のまま選挙戦を迎えそうであります。

 

今回はご祝儀ナシの岸田内閣支持率と日経平均

2021-10-05 21:20:28 | 国際・政治


 
今年のノーベル物理学賞にアメリカ・プリンストン大学上級研究員の真鍋淑郎氏が選ばれましたね。
二酸化炭素濃度が地球温暖化に及ぼす影響を先駆的に研究した功績が認められたモノで、
日本人がノーベル賞ってんで日本はメディアも国民も?盛り上がっているようであります。

真鍋氏は我々から見れば日本人ですが現在はアメリカ国籍を取得し、
ノーベル賞の公式にはUSAと表示されているのでアメリカ人として見られるのでしょうけども、
まあ、ソレはソレとして日本凄い!と盛り上がるのは別に構わないと思うのですが、
このテーマではドイツとイタリアの研究者と合わせての受賞となっているのですよね。

ソレをスルーして日本人が受賞!だけになるのは、いかがなものかなあと思います。
要は研究の功績などより日本凄い!のトピックだけがノーベル賞に関する日本人の関心なのですね。
まあ、しょうがないですけども。

ところで例えば、日本国籍を取得して日本で活動する中国出身の研究者がいたとして、
彼がノーベル賞を受賞したとしたら、日本のメディアや国民は今回の真鍋氏に対するように喜ぶのでしょうかね。

それとも、いや奴は日本人じゃない!日本の知恵と技術を盗んでいる!と罵倒したりするのでしょうか。
ちょっと気になりました。


ところで、発足したばかりの岸田内閣について、毎日新聞が早速に世論調査(笑)の結果を発表しました。
ソレによると、内閣支持率は49%とのことで、新政権発足時としては低い数字にとどまったとのこと。
普通ならご祝儀が上乗せされて高く数値が出るモノなんですが、菅政権発足時は62%でしたからね。


 岸田内閣の支持率49% 甘利氏起用「評価せず」54% 本紙世論調査

 毎日新聞と社会調査研究センターは4、5日、岸田文雄内閣の発足を受け緊急の全国世論調査を実施した。
 内閣支持率は49%と5割に届かず、昨年9月の菅義偉内閣発足時の64%を大きく下回った。不支持率は40%だった。
 閣僚の顔ぶれに「期待感が持てる」との回答は21%にとどまり、「持てない」が51%に上った。

 発足直後の支持率は新首相への期待から高めに出る傾向がある。
 岸田内閣最初の支持率は、菅内閣最後となった前回調査(9月18日)の37%より上がったものの、
 歴代内閣の発足時と比べ低調な船出と言えそうだ。調査方法が異なるため単純に数値の比較はできないが、
 過去20年間では麻生太郎内閣発足時(2008年9月)の45%に次ぐ低さとなった。

 岸田内閣を支持すると答えた人にその理由を尋ねたところ「首相の人柄に好感が持てるから」27%、
 「政策に期待が持てそうだから」25%、「自民、公明の連立内閣だから」18%などとなった。
 支持しない理由では「政治が変わりそうにないから」が58%を占め、「政策に期待が持てそうにないから」が20%だった。

 岸田首相は「新しい資本主義の実現」などを掲げて首相に就任したが、
 政治の変化を求める層の期待感は高まっていないようだ。
 その背景には、9月の自民党総裁選で安倍晋三元首相の出身派閥・細田派や
 麻生元首相の率いる麻生派など従来の主流派から支持を集めた経緯がある。

 自民党幹事長に麻生派の甘利明氏を起用した人事に対しては「評価しない」との回答が54%に上り、
 「評価する」は22%にとどまった。安倍、麻生両氏の影響力が強まったと言われていることについては、
 岸田首相の政権運営に「マイナスになる」と思う人が59%で、「プラスになる」の23%を大きく上回った。

 自民党支持層でも「プラス」は47%で、「マイナス」の32%を上回ったものの、
 「長老支配」への抵抗感が自民支持層にもあることがうかがわれる。
 自民支持層で甘利幹事長人事を「評価する」のは41%で、「評価しない」29%、「わからない」29%だった。

 調査は携帯電話のショートメッセージサービス(SMS)機能を使う方式と、
 固定電話で自動音声の質問に答えてもらう方式を組み合わせ、携帯725件・固定310件の有効回答を得た。


上記記事にもあるようにやっぱり、いくら岸田センセーが生まれ変わったと言っても人事を見れば
アベちゃんや馬鹿な阿呆センセーの影響が明らかで、結局古くさしか感じませんし、
甘利センセーを要職に就けるところからして問題に向き合う正義も感じないといったところなのでしょう。

あと、まだ発足したてだからなのでしょうけども、ワイドショー向けの周辺情報が乏しいかもしれません。
「ジョー」と「フミオ」の日米会談ニュースも遅かったのでしょう。

でもコレからパンケーキとか人気アスリートとのツーショットみたいな、
キャッチーでお茶の間ウケするエピソードを大マスコミに大量に垂れ流せば、支持率も上向いてくるでしょう。
まだ衆院選には時間もあることですし。

ソレに、共同通信の世論調査(笑)では支持率55%になってますから。
コレからNHKやナベツネ新聞、3K新聞の世論調査(笑)に期待ですかね。


さて支持率にご祝儀がなかったと言えば、5日の日経平均株価は終値622円安、
一時は900円を超える下げ幅となり、こちらもご祝儀とは無縁の動きとなったようです。

普通は新政権への期待で上がるってトコロだと思うのですがね。
もっと気を遣ってもよさそうなものですが、そんなに岸田政権は経済界に不人気なのでしょうか。

でもまあ、株価なんてそもそも上がったもんは下がるし下がったもんは上がるワケで、
上げ下げの理由ももはやあって無いようなものですから。

コレまでが何か知らないけど妙に上がり続けてきただけであってその分、
いつでも下がる状況ではあったってだけのような気はしますけども。


いやいや、ソレともやっぱり、岸田内閣のナニかが嫌われたのでしょうか。
例えば、岸田センセーの言葉で自分的に期待している、

 「新しい資本主義」
 「新自由主義からの脱却」

ってのが、現在の支配層には不人気だとか。
いうことなのでしょうか。

まあ別にちょっと日経平均が下がったって、庶民に景気の実感が伴っていればいいのですけどね。
今は株価は高いけど景気の実感なんて別にないのですから。

 

岸田新政権はナニも仕事しないうちに解散総選挙

2021-10-04 21:30:14 | 国際・政治
東京都知事の百合子センセーが率いる都民ファーストの会が国政進出するんだそうですね。
近く行われる予定の衆院解散・総選挙を睨んでのことなんでしょうが、
選挙を戦えるくらいの準備が整うのでしょうか。

で、国政進出するのに「都民」じゃいけませんので、新しい党の名前は、

 ファウストの会

なんですか?
ははあ、悪魔に魂を売って快楽を貪ろうというコンセプトなのでしょうか。
悪魔とはもちろん、メフィストフェレスではなく百合子センセーのことですかね。


さて、菅センセー退任に伴う自民党総裁選を経て新総裁による新内閣が発足しましたね。

自民党新総裁は岸田文雄センセーなのですが、自分はてっきりこのオトコにはもう、
総理への芽など潰えたモノと考えていたのですがねえ。

だって、先の参院選で地元広島において自身の派閥内の候補に対して、
自民党内から対立候補・河井あんりセンセーを擁立されて、
岸田センセーもあんり候補の応援に駆り出されるなど、
まったくアベちゃんに敗北した存在なのだと思ってましたからね。

逆の見方をすると、敗北というよりアベちゃんの軍門に下った分、
アベちゃんらの影響力でもって今回、総裁になり得たのでしょうけども。


そう、既に言われているように岸田自民党総裁にして総理大臣は、
アベちゃんや馬鹿な阿呆センセーら自民党重鎮の傀儡なワケです。

ソレは人事を見ても明らかなんですが、詳しくはニュースサイトでも見てもらうとして、
アベちゃんの細田派や麻生派からの登用が露骨に多いのですよね。
なんといっても、甘利センセーが自民党幹事長ですってよ。

URの賄賂問題でいつか適切な時期に説明する!って言ったっきり睡眠障害で逃げて、
そのままトンズラしてる甘利センセーが党の要職ですよ。

説明責任どころか説明は尽くしたと開き直るオトコが幹事長ですかそうですか。
こうして臭い問題には蓋をしたまま知らんぷりして乗り切ろうとする姿勢が現れています。

ソレは甘利センセーだけでなく、ドリル小渕が組織運動本部長に、
国会対策委員長に下着ドロボー高木が選ばれることからも明らかですね。
更に内閣官房長官には元文部科学大臣の松野博一センセーで、このヒト、
森友学園疑獄・加計学園疑獄を有耶無耶にやり過ごしたセンセーとの印象なのですがね。

一方で閣僚から外れたセンセーもいるワケですが、例えばデジタル大臣の平井センセーなんかは、
コレでNEC恫喝問題やNTT接待問題からめでたく逃げおおせるワケですね。よございましたな。

こんな調子でともかく、アベちゃん・菅センセーの9年における様々な悪事、
そうしたものの解明はしないと、言い換えるとアベちゃんを守ると、いうことです。
モノによっては再調査しないと明言してますから、アベちゃんの軍門に下ったとは、こういうことです。


そういえば馬鹿な阿呆センセーは総裁選の最中に言ってましたね、
コレは戦いだから負けたら冷や飯を食う、と。

まさにそういう立場におかれているのが河野太郎センセーで、
党の広報本部長だとか役職に就けてもらったようですが、これまでの閣僚経験からすると、
露骨な左遷と言って差し支えないでしょう。

マスコミでは国民的人気がある!と持ち上げられていた河野センセー、
自分的にはどこで人気があるのかと思っていましたが、どうでしょう、
今回の総裁選で党内での立場はそうとうに後退しそうですね。
同様に、河野センセーを応援した石破センセーに進次郎センセーもそうなのではないでしょうか。

いやいや、下手に老将より目立っちゃいけないモノですねえ。


ところで、岸田新内閣がまずナニをやってくれるのかって言うと、衆院解散・総選挙なんですってよ。
新内閣発足したばかりで早速に今月末に投開票って、ナニもしないうちに選挙戦じゃ、あーりませんか。

こんなことでいいのでしょうかねえ。
よっぽど自民党的な戦略があるのでしょう、今やりゃ勝てる的な。

だって、上手い具合にこうしたタイミングで新型コロナ感染症の緊急事態宣言を解除しまして、
市民の間でも自粛生活からの開放感が拡がるでしょうし、いい具合に新規感染者数も減りました。
ソレも、ものすごいペースで減ってますけど、人為的に操作されてるんじゃないかと疑うくらい。

おまけに大マスコミは総裁選で自民党の大宣伝を続けてきましたから、
そんなこんなで世の中のムードは自民党ええじゃないか、みたいになってるところかもしれません。

そりゃあ、G20という外交の一大イベントをリモート出演で済ましてまで、
今月中の投開票日にこだわるってワケです。

こうして外交より選挙を優先しちゃんとしたら、市民の生活なんてどんな優先順位になっちゃうのかと、
不安に思うのは自分だけなんでしょうか。


そんな自分でもですね、岸田センセーの言葉で一つ、期待するモノがありますよ。
岸田センセーは、

 「新しい資本主義」
 「新自由主義からの脱却」

と言うのですが、ホントですかね。

だとしたら、竹中へーちゃんからの脱却を意味すると思うのですけども、そうであるなら大歓迎ですよ。