台風12号は東から西へ廻るという珍しいルートで今は九州や四国に影響を及ぼしているようですが、
西日本は先日の豪雨があったばかりでもありますので、また新たな被害に繋がらないか、
心配がされるところであります。
そして台風一過となった東日本では暑さが戻り、脳天気に花火大会も開催されてますが、
フェーン現象によりなんと新潟では39度まで気温が上がったとか。
いや、今年の梅雨明け後は猛烈に暑い日が続いて、
もう40度近くまで気温が上昇するのがほとんど当たり前みたいな様相ですね。
さすがに東京都なんかも都が発注する公共工事においては、
酷暑の日には建設作業の休みを認める、と判断したようです。
そりゃそうです、こんな灼熱の真っ昼間に建設工事に従事してる人を見ると、
ホント止めさせてあげられないものかとは思いますからね。
でもまー、役所とは違い納期とコストにシビアな民間が発注者の場合だと、
なかなかこうはいかないものかもしれませんけど、
こうした環境での労務管理を現場の建設会社達だけに任せておくだけにしないで、
発注者の管理責任・倫理にハナシが及んでも、そろそろいいのではないでしょうか。
そんなカンジで、暑いんだから無理に外出するな運動するなとか言いますけど、
その一方で高校野球なんかは盛大に開催されてるワケです。
この矛盾というか見せしめみたいな、
若者には無理を強いてしまえというのはなんとかならないものでしょうか。
京都大会なんかではナイター開催もしたのですかね。
そういう判断も必要になってくるでしょうね。
マツコ・デラックスは全国大会は甲子園でなく大阪ドームでやれ、
って言ってましたけどホント、ソレでもいいと思いますよ。
ナニも炎天に晒されるのがわかっているところでやる必要ってのは、
ただ「甲子園球場」ってだけであって、それより球児のコンディションを考えることこそ、
オトナに求められる検討事項なのではないでしょうかね。
いや、ソレじゃあ「絵」にならない、ってのがあるのでしょうけども。
やっぱり、上空に真夏の太陽がカンカンに照っていて、
その下で球児達がへとへとになりつつ汗・泥にまみれる、その姿こそがドラマであり、
高校野球美しい!なんて評価と価値になっている側面というのは、あるのでしょう。
その過酷さを国民は見たがっているのです。
人間というのは残酷な生き物です。
さて、こんな灼熱の中で運動するなと言えば東京オリンピックですが。
今年はことさらに暑いため、そうした声が一層盛り上がってるようですね。
ただ、このオリンピック開催時期の東京が凄く暑いことなんてのは、
招致活動の頃からわかっていたワケでして。
JOCや東京都もそのへんの対策は念頭にあった上で提案して、
ソレにIOCも納得して、開催の運びとなった筈なんですがね?
ところが、なんかそんな雰囲気があるように思えないのは気のせいでしょうか。
ここに来てマラソンの開始時間を午前7時に早めようとか、
まあ多少でも暑さの影響を軽減させようってことに反対はしませんが。
マラソンなんか、東京での開催にこだわらず北海道に移すとかできないんですかねえ。
でもソレじゃ、東京の観光地をテレビ中継で映せなくなっちゃいますから、
東京都としてはNGに決まってますが。
で、一つの策として、サマータイムを導入しよう!なんてハナシもあるようですね。
うーむ、オリンピックのためにサマータイムですか。
なんでこう、オリンピックってだけでソレが正義になり、
なんでもかんでも正当化してしまう力になっちゃうのでしょう。
こういう、オリンピックとソレに群がる人たちの、傲慢な正義が好きになれません。
その一つに、ボランティア募集があります。
東京オリンピックでは11万人といわれる膨大な数のボランティア動員が予定されています。
やりたい人がボランティアに応募するのはいいのですよ。
なんたって日本大好き日本開催の機会に力になりたい、ナニか経験して将来は孫に自慢話したい、
そう考えてボランティアをやりたがる人は全国にも相当数いるでしょう。
そういう人を募集しボランティアに起用することに意義はありません。
が、募集に強制力を持たせようとしたらハナシは別です。
なんでもスポーツ庁と文部科学省は全国の大学と高等専門学校に、
東京オリンピック・パラリンピックの日程に配慮して、
2020年の授業スケジュールを作成するよう求める通知を出したようです。
その通知では、学生がボランティアに参加する意義が盛り込まれ、
ボランティアに参加したら単位を認定することを促すとしているようです。
ま、オリンピックボランティアで単位取得!?大歓迎!
みたいな学生もいるでしょうけども。
この要請にどう対応するか、個々の学校単位での判断になるとは思いますが、
それはタテマエであり、なかば強制的な意味合いもあったりしませんかね。
文科省から学校への圧力ですよ。
強制ではない風を装いながら、ボランティア動員を強いようという。
学生がホントに自発的にボランティアとして働きたいのならいいんですが、
こうして単位を餌にまでして、つまり学校側の負担でもって学生という労働力を
かき集めようとは、なんと薄汚い魂胆であることか。
オリンピックのボランティアなんていうと聞こえは美しいですけど、
おそらく学校側へ政府から圧力をかけての半強制の学生徴用とすれば、学徒動員ではないですか?
コレが今は大学・専門学校向けになってますけど、
そのうち高校なども対象になってくるかもしれません。
だいたい、大会に必要なスタッフは、正当に雇うことが前提のところ、
オリンピック様でござい、一生のウチ何度も関われないイベントであるぞと、
お前ら働きたいだろと、ほんとどタダの労働力としてのボランティア動員に、
学生をアテにするとはムシが良すぎですし、学生や国民をバカにしてますよ。
ナニがオリンピック様、なもんですか。
この学徒動員って、オリンピックボランティア、との慈善的な響きになってますが、
コレって要は「国家のために働け」という思想が強いる側の根底にあって、
国民側は無意識に受け入れることになる気がするのですよ。
オリンピックやらボランティアやらに止まらない、
危険な思想として暴走する可能性があると考えるのは、穿ちすぎでしょうか。
そういえばこのところ、文科省の役人が賄賂で逮捕されたりって事件が続きましたが、
確かに不正は不正でしょうが、もっと酷い不正をしている役人や政治家はある筈なのに、
何故かこうして文科省だけが狙い撃ちされているように感じます。
コレは既に辞職した前川氏のように森友学園疑獄や加計学園疑獄に
反発した役人を罰したのかもしれませんし、、
あるいは今回の、学生ボランティア要請に反発したために罰せられたのかもしれません。
タイミングを見てみると、学徒動員への文科省内の反発を封じ込め、
地ならししたと思えるのですがね。
ガクト動員なんて仮想通貨だけにして欲しいモノです。
西日本は先日の豪雨があったばかりでもありますので、また新たな被害に繋がらないか、
心配がされるところであります。
そして台風一過となった東日本では暑さが戻り、脳天気に花火大会も開催されてますが、
フェーン現象によりなんと新潟では39度まで気温が上がったとか。
いや、今年の梅雨明け後は猛烈に暑い日が続いて、
もう40度近くまで気温が上昇するのがほとんど当たり前みたいな様相ですね。
さすがに東京都なんかも都が発注する公共工事においては、
酷暑の日には建設作業の休みを認める、と判断したようです。
そりゃそうです、こんな灼熱の真っ昼間に建設工事に従事してる人を見ると、
ホント止めさせてあげられないものかとは思いますからね。
でもまー、役所とは違い納期とコストにシビアな民間が発注者の場合だと、
なかなかこうはいかないものかもしれませんけど、
こうした環境での労務管理を現場の建設会社達だけに任せておくだけにしないで、
発注者の管理責任・倫理にハナシが及んでも、そろそろいいのではないでしょうか。
そんなカンジで、暑いんだから無理に外出するな運動するなとか言いますけど、
その一方で高校野球なんかは盛大に開催されてるワケです。
この矛盾というか見せしめみたいな、
若者には無理を強いてしまえというのはなんとかならないものでしょうか。
京都大会なんかではナイター開催もしたのですかね。
そういう判断も必要になってくるでしょうね。
マツコ・デラックスは全国大会は甲子園でなく大阪ドームでやれ、
って言ってましたけどホント、ソレでもいいと思いますよ。
ナニも炎天に晒されるのがわかっているところでやる必要ってのは、
ただ「甲子園球場」ってだけであって、それより球児のコンディションを考えることこそ、
オトナに求められる検討事項なのではないでしょうかね。
いや、ソレじゃあ「絵」にならない、ってのがあるのでしょうけども。
やっぱり、上空に真夏の太陽がカンカンに照っていて、
その下で球児達がへとへとになりつつ汗・泥にまみれる、その姿こそがドラマであり、
高校野球美しい!なんて評価と価値になっている側面というのは、あるのでしょう。
その過酷さを国民は見たがっているのです。
人間というのは残酷な生き物です。
さて、こんな灼熱の中で運動するなと言えば東京オリンピックですが。
今年はことさらに暑いため、そうした声が一層盛り上がってるようですね。
ただ、このオリンピック開催時期の東京が凄く暑いことなんてのは、
招致活動の頃からわかっていたワケでして。
JOCや東京都もそのへんの対策は念頭にあった上で提案して、
ソレにIOCも納得して、開催の運びとなった筈なんですがね?
ところが、なんかそんな雰囲気があるように思えないのは気のせいでしょうか。
ここに来てマラソンの開始時間を午前7時に早めようとか、
まあ多少でも暑さの影響を軽減させようってことに反対はしませんが。
マラソンなんか、東京での開催にこだわらず北海道に移すとかできないんですかねえ。
でもソレじゃ、東京の観光地をテレビ中継で映せなくなっちゃいますから、
東京都としてはNGに決まってますが。
で、一つの策として、サマータイムを導入しよう!なんてハナシもあるようですね。
うーむ、オリンピックのためにサマータイムですか。
なんでこう、オリンピックってだけでソレが正義になり、
なんでもかんでも正当化してしまう力になっちゃうのでしょう。
こういう、オリンピックとソレに群がる人たちの、傲慢な正義が好きになれません。
その一つに、ボランティア募集があります。
東京オリンピックでは11万人といわれる膨大な数のボランティア動員が予定されています。
やりたい人がボランティアに応募するのはいいのですよ。
なんたって日本大好き日本開催の機会に力になりたい、ナニか経験して将来は孫に自慢話したい、
そう考えてボランティアをやりたがる人は全国にも相当数いるでしょう。
そういう人を募集しボランティアに起用することに意義はありません。
が、募集に強制力を持たせようとしたらハナシは別です。
なんでもスポーツ庁と文部科学省は全国の大学と高等専門学校に、
東京オリンピック・パラリンピックの日程に配慮して、
2020年の授業スケジュールを作成するよう求める通知を出したようです。
その通知では、学生がボランティアに参加する意義が盛り込まれ、
ボランティアに参加したら単位を認定することを促すとしているようです。
ま、オリンピックボランティアで単位取得!?大歓迎!
みたいな学生もいるでしょうけども。
この要請にどう対応するか、個々の学校単位での判断になるとは思いますが、
それはタテマエであり、なかば強制的な意味合いもあったりしませんかね。
文科省から学校への圧力ですよ。
強制ではない風を装いながら、ボランティア動員を強いようという。
学生がホントに自発的にボランティアとして働きたいのならいいんですが、
こうして単位を餌にまでして、つまり学校側の負担でもって学生という労働力を
かき集めようとは、なんと薄汚い魂胆であることか。
オリンピックのボランティアなんていうと聞こえは美しいですけど、
おそらく学校側へ政府から圧力をかけての半強制の学生徴用とすれば、学徒動員ではないですか?
コレが今は大学・専門学校向けになってますけど、
そのうち高校なども対象になってくるかもしれません。
だいたい、大会に必要なスタッフは、正当に雇うことが前提のところ、
オリンピック様でござい、一生のウチ何度も関われないイベントであるぞと、
お前ら働きたいだろと、ほんとどタダの労働力としてのボランティア動員に、
学生をアテにするとはムシが良すぎですし、学生や国民をバカにしてますよ。
ナニがオリンピック様、なもんですか。
この学徒動員って、オリンピックボランティア、との慈善的な響きになってますが、
コレって要は「国家のために働け」という思想が強いる側の根底にあって、
国民側は無意識に受け入れることになる気がするのですよ。
オリンピックやらボランティアやらに止まらない、
危険な思想として暴走する可能性があると考えるのは、穿ちすぎでしょうか。
そういえばこのところ、文科省の役人が賄賂で逮捕されたりって事件が続きましたが、
確かに不正は不正でしょうが、もっと酷い不正をしている役人や政治家はある筈なのに、
何故かこうして文科省だけが狙い撃ちされているように感じます。
コレは既に辞職した前川氏のように森友学園疑獄や加計学園疑獄に
反発した役人を罰したのかもしれませんし、、
あるいは今回の、学生ボランティア要請に反発したために罰せられたのかもしれません。
タイミングを見てみると、学徒動員への文科省内の反発を封じ込め、
地ならししたと思えるのですがね。
ガクト動員なんて仮想通貨だけにして欲しいモノです。