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反日カルトを擁護する超保守界隈の不思議

2022-08-28 10:15:11 | ニュース



コチラはネトウヨ同人誌としてお馴染み月刊Hanadaの最新号です。
銃殺されたアベちゃん愛に溢れる内容となっておりますね。

しかも大々的に、

 「弊誌は(アベちゃんの)国葬に大賛成です!」

と宣言しておりまして。
まあソレはいいのですよ、賛成反対は自由です。

しかしこの「大賛成!」って力の入った表明に、切迫感を覚えるのは自分が意地悪なせいなのでしょうか。


そんなコトより、いつもの面々が登場するネトウヨ同人誌の超保守的というか極右的というか、
ただのネトウヨ的な誌面の中に、こんな記事がありますね。

 「総力特集:統一教会批判は魔女狩りだ!」

と。

いやー、統一教会といえばアベちゃん銃撃事件で一気に注目され、
教団が反社会的な側面を持つことに加えて、日本人信者からカネを搾り取るなどの被害に遭わせ、
そして巻き上げたカネは韓国に送金されるという、まさに反日的な教義と行為を続けていたことまで
明らかになっているワケですが、そんな韓国発の反日カルトを擁護するようなメディアなんでしたっけ?
いつも中国や韓国を敵視する言論をブチ上げている月刊Hanadaが、何故なんでしょう?

しかも、この特集の中でですよ、「世界日報特別取材班」による記事が掲載されています。
「石垣のりこのデマと居直り」という記事がソレなんですが、
世界日報といえば言わずと知れた統一教会系のメディアです。

ということはな〜んだ、月刊Hanadaは統一教会と仲良しだったんですね。
そりゃ〜教祖のように崇めるアベちゃんも祖父の代から統一教会と深く濃い付き合いがありますし、
安倍派はじめとした自民党のセンセー方も統一教会との付き合いがありますし、
なんなら櫻井よしこセンセーだって過去の講演などで関係があることがわかっています。

なので、アベちゃん周りにいる超保守・極右・ネトウヨ的な連中や、
月刊Hanadaも統一教会と仲良しだとして今さら驚きはありません。

ですが不思議なのは、なんで保守とか愛国とか言って普段は韓国を敵視しているのに、
この連中は反日カルトと協力関係にあるのか、ってことです。


なんなら月刊Hanadaは、

 統一教会と関係があってナニが悪い! 「ズブズブ」というが定義はなんなんだ!

と開き直ってますからね。
いやー、彼らの言う保守とか愛国ってなんなのでしょう。

で、最近ではこんな記事も掲載してますね。

 「統一教会魔女狩り報道」自民党議員は米子市長を見習え!

この記事に掲載されている米子市長のFacebookの一部を抜粋すると、


 仮に過去に犯罪歴があったとしても、社会復帰を支援する更正保護活動については、
 行政としても力を入れているところですので、過去の犯罪歴だけで差別することもありません。

 教団側に過去、悪質商法のトラブルがあったことは認識していますが、
 現時点で国政や警察の側で何等かの措置が取られてない以上、
 米子市民の皆様の集会に出席することに問題はないと考えています。


いやいや、こうやって政治が反社をほったらかしにするから良くないってことなんでしょうに。
まあ、反日カルトによる日本人被害者がいても自分達仲間内にダメージがなければどうだっていい、
政治のお偉いが問題ないと言えば問題ない、そういうのが保守や愛国なんでしょうか。

以前も書きましたが、彼らがこれでもかと反韓・嫌韓の態度を見せつけているのは、
本来なら思想的に相容れない筈の韓国発カルト統一教会とアベちゃんらが繋がっていることを
隠すためのカモフラージュじゃないかと、自分的には思うワケなんですけど。

つまり、アベちゃんみたいな権力者の近くにいれば都合がいいから、
商売的に反韓・反中の顔を演じていると。


ところで、こうしたネトウヨのお仲間といってもいいでしょう、
NHKの政治部記者だった岩田明子が、7月末でNHKをお辞めになったそうですね。

まあ、アベちゃんと近すぎる記者だったってだけで存在意義のある人物でしたから、
アベちゃんがいない今は居場所もなくなったことなのでしょう。


しかし、アベちゃん亡き今、こうした連中にはアベちゃんに代わる新たな存在、
思想の象徴でもあり、自分達の後ろ楯となり擁護してくれる権力者が必要になると思うのですが、
コレからどうするのでしょうね。

しばらくはアベちゃんを神格化して、その代わりとするのでしょうか。
もしくはアベ嫁でも担ぎ出すのでしょうか。
マザー・アッキー爆誕ですよ。

 

サタンは誰か。魂を売る議員達。

2022-08-21 21:34:54 | 国際・政治
総理大臣の岸田センセーが新コロ陽性だそうですね。
ゴルフを楽しむなど夏休みを満喫していた岸田センセー、公務に戻る前に療養です。
まあ、体調戻るまでお大事にしていただくのはいいのですけども。

確か岸田センセー、ワクチンを接種したばかりでしたよね?
それでも感染は防げなかったのですね。

そりゃワクチンも完全に感染を防いでくれるワケでもないでしょうし、
感染防止というより重症化防止のモノらしいので、ワクチン打っても感染は仕方ありません。

というか、第7波でこんなに感染が拡大し改めて感染対策を徹底と言っている割に、
感染拡大が止まらないというのは、感染対策において正解とされるマスクに手指消毒、ワクチンといった
基本的な対策などは、実は効果が低いかまたは欠陥があるか、ということになるのではないでしょうか。

Covid-19の感染が始まってから2年半もなるのに対応はまるでアップデートしない、
政府も国民もまるで学習していない、もういい加減に疑いを持ったらどうなんでしょうかね。


さてそんなことより統一教会と自民党政調会長・ハギューダセンセーです。

選挙直前に八王子の統一教会施設に元おニャン子クラブ・生稲晃子メンバーを連れて
訪問したことが明らかとなって騒動の渦中にあるハギューダセンセー、
その施設とやらの名前は知らない、加えて統一教会の若手相手に講演などしたことない、
とすっとぼけていたのですが20日のTBS「報道特集」での「統一教会と政治」特集で、
そのどちらもウソであることが早速バレてしまいました。

番組の取材で、八王子の統一教会施設には2009年〜の選挙落選で浪人中に頻繁に通っていたこと、
「平和大使青年フォーラム」という統一教会系団体での講演実績があることが明らかになったのです。
もちろん、放送された内容が事実であれば、ですが。

ハギューダセンセーがすっとぼけた弁明をしたのが18日、で20日にはこの放送ですから、
さぁ週明けてハギューダセンセー、どんな対応しますかね。


さらに放送された内容によると、それどころかハギューダセンセーは、
信者に対して「神の国を作りましょう!」などと演説するなど、

「神の国」的なことは自民党の三原じゅんこセンセーなども口にしていたような気がしますが、
sっちは日本会議のほうでアマテラス的な意味での「神」であり、
ハギューダセンセーのソレはムンソンミョンなのかマザームーンなのかイエスかヤハウェなのか、
キリスト教的な神ことであり、別々の存在のことを言っているワケですがね。

まあ信教は自由、というより、それぞれ支援代替へのリップサービスなだけで、
党内の認識統一みたいのあことは全くないと思われますが。

とにかくハギューダセンセーは選挙支援を得るために統一教会との関係を深くし、
代わりにまるで教団の代理人かのように振る舞ってさえいる、そんな関係を続けているとのことですよ。

ゲーテの作品ではファウスト先生は悪魔のメフィストフェレスに魂を売ったのですが、
ハギューダセンセーは反社会的な教団に魂を売っていたのです。


ソレにしても凄いタイミングでの「報道特集」の放送となりましたよね。
ハギューダセンセーと生稲メンバーの統一教会施設訪問がニュースになったのはここ1週間内と思うのですけど、
その週末にピッタリのタイミングの放送とは、コレ偶然なのでしょうか。

だって、20日に放送するとなったら施設訪問がニュースになるもっと前から取材はしていた筈です。
たまたま、制作陣がハギューダセンセーはボロが出やすそうだと予め目を付けていたのか、ソレとも。

ソレとも、わざとハギューダセンセーの件がこの1週間に収れんして大々的に報道されるような、
そんなシナリオでも、誰かが用意したのかどうか。。

昨日のエントリーでも、ハギューダセンセーと生稲メンバーのニュースを盛り上げることで、
他の議員の問題から目を逸らそうとしているのでは、なんてことを書いたのですが、
そういうこともあり得るというようなタイミングと展開じゃないですか。

もちろん妄想の域を出ないのですけど、どうなんでしょうねえ例えば、
こうしてハギューダセンセーの首を差し出す代わりに、統一教会問題は打ち止め、
みたいな工作でもなされてないでしょうかね。


一方、立憲民主党ではここに来て、元代表の岡田克也センセーを幹事長に据える方向で調整中なんですってよ。

もちろん、先日の選挙結果が芳しくなかったワケですから、幹事長人事を見直すというのはあり得ますけど、
なんで岡田センセーなのかと。

岡田センセーも先日、統一教会系の世界日報から取材を複数回受けていたことに関し、
「統一教会系とは知らなかった」とこれまた自民党みたいな明らかなウソで誤魔化したオトコです。

いくらなんでも体たらくの立憲民主でも、今どきそんな判断をするほどうすらバカじゃないと思うのですが、
ひょっとしてコレも含めて、統一教会巻き返しの動きがあるってコトなんでしょうか。
どうなんでしょうか。


とにかく、20日放送のTBS「報道特集」は上記のハギューダセンセー関連の他に、
教団が地方議員に食い込んでいく様子も取材してまして、コレも見応えある内容でしたね。

教団には「ビジョン2020」なる戦略があり、国政や地方行政に政策参画していくと。
まずは新人議員のころから選挙支援で取り込んでいき、教団の要求をつきつける。

その一つが「家庭教育支援条例」であり、各地方議会に働きかけを行い、
実際に条例を成立する自治体も出てきているのですね。

などなど、いろいろ妨害や抵抗などもあると思いますが、よくぞ取材し放送したなと思いました。
久しぶりに大マスコミを見直しましたし、こういう報道が健全に続いて欲しいモノです。

 


 

統一教会を脱がさないで

2022-08-20 14:38:29 | 社会・経済
連日、お茶の間を賑わせている政治と統一教会の問題ですが、
自民党の政調会長・ハギューダセンセーが選挙期間中に新人候補・元おニャン子クラブの生稲晃子を伴い、
東京八王子の統一教会施設に訪れたことが話題となっています。

(8/21 訂正:萩生田議員と生稲候補が八王子の統一教会施設を訪れたのは選挙公示前でした。失礼しました。)

もともと統一教会とは付き合いのあったのは明らかなハギューダセンセー、
この件については選挙で生稲メンバーをサポートし遊説していたところ、
聴衆からもっとハナシを聞きたいと声がけされたので突発的に施設を訪れたと説明していましたが、
そんなコトあるワケないですよねえ。

なんたって選挙期間中に、突発的に集会に訪れるようなヒマがあるとは思えませんし、
聴衆の支持者から声かけられたらってホイホイついて行くほど無防備の筈もありません。

ハギューダセンセーは後に、この施設・集会が統一教会系と認識していたと認めていますが、
この集会参加も計画的なモノだったと認めてもいいのではないですかねえ。
だって絶対そうなんですけど、ソレでも公には認めるワケにはいかないのでしょうか。

そんなに統一教会との関わりが後ろめたいのでしょうか。
ってことは、統一教会との関係とはそういうモノだとの意識はあるワケですね。


さて、ハギューダセンセーに同行して集会に参加した生稲メンバーですが、
この件に関する生稲メンバーの言い分が凄くて笑います。

まず、ソレが統一教会系であったと知ったのは総理の岸田センセーから
統一教会との関係をそれぞれ調べろとの指示があった後で「つい最近」のこと、なんだとか。

その集会に参加することになったのは、予定外ではあったが支持者と交流できる機会だからと
スタッフが判断した、ということでしたね。スタッフのせいにしてます。

またそこが統一教会であることも知らなければ、その施設も見ていなくてわからない、
何故なら、暑くて顔を直さなくちゃいけなかったので見ていない、と。

いやー、そんなコトあるかよ!ウソつくな!とのツッコミが当然のように殺到してますが、
いやいや、案外ホントなんじゃないかなと自分は思ったりしてですね。

だって元アイドルの新人候補なんて選挙の右も左もわからないところで、
先輩の大センセーが連れていくというところならソレがどこかわからないままでも
取りあえずついて行くだけ、ってなモノじゃないですか。

もちろんそんなに自覚がなくてどうするってのもありますけど、
実際のトコロはスタッフや党の大センセー任せで、自身は指示されたコトこなすので精一杯、
ってのが実情なんだとしたら、ナニも知りませんでしたはホントのところかなと。
まあ、ソレをあまりに正直に晒すのもいかがなモノかというところでしょうが。


ウソと言えば今や自民党のセンセー方や政府も普通に堂々とつくようになってきましたが、
マザームーン・もしもし山本センセーの言い訳も凄かったですがね。

統一教会の韓総裁のことをマザームーンと呼んだのは、本名を間違えることが怖かったので、
マザームーンという呼称を教えてもらったってんですが、別に本名を覚えればいいだけのハナシです。

でもまあ、アベちゃん界隈では、まず本人が「でんでん」でしょ、
国際政治学者として識者然とテレビに出ている三浦ルリーが「大喪の礼」を「たいものれい」と誤読、
保守の顔しながら「大喪の礼」も読めず知ったかぶりしてるだけだったのがバレバレになっちゃったりとか、
いろいろあるので、もしもし山本センセーも誤読をビビっていたのもホントだったりして?
にしては、もしもーしと逃げ回り続けてやっと回答した挙げ句がコレですから、バツ悪いんじゃないですかね。

ま、自民党としてはナチスに倣ってウソは大きくつく、ってのを実践しているのかもしれません。


そんなカンジで、統一教会施設に訪れたハギューダセンセーと生稲メンバーの問題が盛り上がってますが、
どうなんでしょう、コレは叩けばいくらでもホコリが出る統一教会と自民党の関係において、
注意をこの二人に逸らすためでないか、なんて憶測もあるようなんですが。

ハギューダセンセーと言えば安倍派でポスト・アベちゃんの筆頭クラスでもありますし、
派閥の跡目争いもしくはアベちゃんなき後の派閥間のパワーゲーム、そういった様相でもあるのかどうか。


そしてハギューダセンセー、統一教会との今後を問われて、

 「適切な対応をしていく」

とのこと。
関係を一切断つとは言いません。

ソレはまあ、ハギューダセンセーに限ったことではなく、統一教会との関係が明らかになったセンセー方は
みんなそうで、関係を断つとはせず、ぼやけた回答しかしていません。

そりゃね、選挙でお世話になっていて当選できて、今さら縁を切るなんて言えないでしょう。
センセー方個人としても、党として言える筈がありません。

こういう状況になってもはや邪魔になったからといって関係を断ってしまったら、
次の選挙で不利になる以上に、どんなしっぺ返しがあるかわかったもんじゃありません。

いろんなヒトが自民党や議員に対して「統一教会との関係を断つと宣言すべきだ」なんて迫りますが、
できるワケないのです。

それにコレだけ、特に自民党は組織的と言えるくらいに統一教会との関わりのある議員が多いのに、
自分一人が関係断ちます!なんて言ったらただのバカです。いや、元々のバカも多いと思うのですけど。

森友学園疑獄のときみたいに、相手が籠池夫妻だけだったら切ることも可能なのでしょうけど、
今度は選挙への影響力もある大組織ですからね。


まあ、このままアベちゃんの国葬を執り行って、国民が忘れることを待つのですかね。
アベちゃんこそ統一教会と最も関係の深い政治家なのに。

結局、自民党は反社的カルトと関係を断てないのか、と言うより、
そもそも自民党が反社ではないか、ってなオチもありますけども。

 

改造しても統一教会色が抜けない抜ける筈がない岸田政権

2022-08-14 09:50:42 | 国際・政治



アベちゃんが銃撃されて以降、お茶の間で話題の統一教会ですが、
関連の「天宙平和連合」(UPF)がソウルで大規模なイベントを行っているようですね。
12日の国際会議では、亡くなったアベちゃんの追悼コーナーがあったのだとか。

この扱いよう、ただ世界のリーダーが亡くなったので追悼、ってワケがありません。
ソレこそ、統一教会にとって多大な貢献をしたから、同志だったからという深い関係があったって証明です。

教団にとっての貢献とは例えば、日本における活動の拡大と保証、つまりは信者獲得、
ひいては日本の信者から献金を巻き上げること、そして政治への介入、といったところでしょうか。

さらにこのイベントでは、トランプ前アメリカ大統領、ペンス前副大統領はビデオで挨拶し、
ポンペオ前国務長官は出席と、アメリカのトランプ政権時代のトップが参加しています。
ホワイトハウス襲撃事件のときも統一教会が動いたなんて噂もあるように、
それだけアメリカの政治にも統一教会を食い込んでいるのか、という。

で、トランプ、ペンス、ポンペオとの顔ぶれを見て思い浮かんだのがキムジョンウンと面会した北朝鮮訪問です。
この3人はもちろん中心的な役割を果たしているのですが、ソレを手引きしたのが統一教会だったのでは、
とも推察されてきます。

もともとは反共を掲げていた統一教会も、今では北朝鮮とは協力関係にあるといいます。
ソレで言うと、アベちゃんだって統一教会を通じて北朝鮮とはつながりがあったかもしれません。

小泉純ちゃん時代の拉致問題に関わる電撃訪問でもアベちゃんは統一教会とのパイプを使ったのか、
だとしたらその後、拉致問題が一向に進展しなかったのも統一教会の意向ではないか、
昨今のミサイル発射にも関連があるのか、などなど、妄想が尽きません。


ところで日本では統一教会と政治家との関係に疑惑の目が向けられる中、岸田政権は内閣改造を行いました。
一つには統一教会との関係を見直すということがあったものの、実態は関係のある議員の排除ではなく、
これから気をつけるってだけで、これまでのことは「無かったこと」にしよう、くらいなモノでした。

まあ、今さら自民党のどこを切り取っても統一教会はついて来ますのでね、実際問題、
まったく関係のない議員で構成するなんてのは無理なハナシではあるのでしょう。

とはいえ、「統一教会関連とは知りませんでした」との言いぐさはいかがなモノでしょうか。
そんなことある筈がありませんし、ウソってのは明々白々なんですが、コレで通すのでしょうね。
アベちゃん政権時代で培った、ウソ、知らんぷり、はぐらかし、逃げ回り、居直りです。

党からは過去の関係については「統一教会とは知らなかった」と、
今後については「関係を持たない」と答弁するように支持されているのでしょう。

統一教会?ソレがナニか?と、メディアや国民を小馬鹿にするかのようにヘラヘラしてた、
幹事長の茂木センセーや元環境大臣の山口センセーでさえ急に、

 「今後、関係は持たない!(キリッ)」

と、強く言い切り、にやけた表情は見せなくなりましたからね。
おそらく党内では、支持率下がるから統一教会問題でにやけた会見するな!とお達しがあったのでしょう。

とにかく内閣改造というアリバイ作りによって、統一教会問題はいったん区切りをつけたと、
いうことにしちゃうのでしょうかね。NHKをはじめとした大マスコミも。


さて岸田センセーが総理となって政権もちっとは正義感を取り戻しリベラルに振れるのかと思えば、
この内閣改造を見る限りはまるでそんなことはないようです。

アベちゃんの覚えめでたいネトウヨ杉田水脈センセーが総務省政務官に任命されたことが話題ですが、
小野田紀美センセーの防衛相政務官就任もなかなか衝撃的じゃないですか。
政権の極右的な色合いはアベちゃん時代からしっかり引き継いでいるようで、
岸田センセーもよっぽどヒトのハナシを聞いたのだと見えます。

しかし、こういう極右的で勇ましい言動をとるヒトほど支持を得てしまう今の日本ですが、
その親玉だったアベちゃんは、今では政権が関係を今後持たないと表向きには宣言している外国のカルト、
統一教会との深い繋がりがあり、彼らの反社会的活動を助長させてきたことで日本人への被害を
拡大させてきた疑いがあるというのに、ホントに国葬なんてするつもりなのでしょうか。

まあ、いくら日本国民が反対しようとも、統一教会が望むのならばやるのでしょう。


さて、保守界隈でもアベちゃんマンセー勢とは一線を画す、
小林よしのり氏が自身のメルマガでなかなか痛快なことを言っています。

全文はメルマガを購読していないと読めないのですが、以下に抜粋が掲載されています。


 統一協会から目をそらす「安倍マンセー派」に小林よしのり氏が“贈る言葉”


なかでも最後の、アベちゃんへの賛辞が傑作です。この調子で国葬でも弔辞を読めばいいのに。
実際は櫻井よしこあたりなんでしょうけど。


 (前略)
 偉大なる指導者、安倍晋三様、ありがとう!
 あなたこそが、日本の宝でした!

 朝日新聞を始めとする、これまでいくつもの政権を潰してきた反日マスコミに打ち勝って、
 史上最長の政権を築いたその栄光は決して消えません!

 反日マスコミに勝つために、より強力な反日カルトと手を組むなんて、
 こんな大胆な逆転の発想があろうとは、さすがとしか言いようがありません!

 政権を獲得し、これを維持するためなら、反日・反社カルトに国民を売ってもかまわないとは、ものすごい覚悟でした!
 だからこそ、どんなに不祥事を起こしても選挙となれば無敵だったわけです。
 こんなことが野党にできるわけがありません!
 この「売国力」こそが、誰にも及ばない安倍さんの並外れた力量だったのです!

 安倍さんが目指した「美しい国」とは、かつて朝鮮を侵略したことを真摯に反省し、
 その贖罪のためにどこまでもお金を貢ぎ続ける国だったとは、思いもしませんでした!

 普通はこんなことが明らかになったら、保守や右派の人たちから「裏切りだ!」と
 非難の嵐が巻き起こるはずなのに、安倍さんに対してだけは絶対にそれが起こりません。
 この人徳のすばらしさ!いい信者…じゃなくて、支持者に支えられて、最高の政治生活ができて、
 さぞ幸せなことだったでしょう!

 志半ばで凶弾に斃れたことは不幸ではありましたが、これだけ立派な業績を残されたことですから、
 きっとその魂は文鮮明の待つ霊界に迎えられ、天国に行けることでしょう。
 統一協会の信者やその家族がどれだけ地獄を見ていようとも!

 安倍さんはこれから国葬で送られます。
 これだけ国を売りまくって国葬をしてもらえるなんて、まさに前代未聞の偉業です。

 安倍晋三の名は、21世紀の日本人がここまで信じがたいようなリーダーを担いでいたという事実と共に、
 後世の人々に驚愕の眼差しで見られることになるでしょう。
 未来に、日本という国がまだ存在していればの話ですけれども。

 「戦後レジームからの脱却」と言いつつ、アジアへの自虐と従米主義という「戦後レジーム」に逆戻りし、
 統一協会の「自虐史観」をテコにした日本人からの献金主義で家族の破壊を繰り返す。

 こんな首相は、もう二度と出てこないことでしょう。出てきてほしくもありませんが!
 (了)

 

統一教会?反社?そんなの関係ねえ

2022-08-07 10:19:53 | 国際・政治



 防衛相、中国を強く非難 EEZ内落下「重大な問題」

 岸信夫防衛相は4日夜、中国軍が発射した弾道ミサイル5発が
 日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したことを受け、臨時記者会見を開き
 「わが国の安全保障、国民の安全に関わる重大な問題だ。強く非難する」と述べた。
 5発が落下したのは、沖縄県・波照間島の南西に中国が設定した訓練海域内と推定されることも明らかにした。

 岸氏によると、中国の弾道ミサイルが日本のEEZ内に落下したのは初めて。


4日、中国からの弾道ミサイルが排他的経済水域内に落下したとのことで防衛相の岸センセーが非難。
ま、コレ自体は防衛相として真っ当に見えるのですがね。

アベちゃん実弟の岸センセーといえば、統一教会に関連して先日、付き合いはあるし応援もしてもらったし、
社会的な問題を起こしていた団体との認識もしているがコレからも付き合いは続けるつもりと、
非常に正直なコメントを出しまして、バツの悪い状況にあったワケです。

だって統一教会と関係があるのは祖父の岸信介や兄のアベちゃんからして明らかなんですから、
ソレを知らんぷりするというのもヘンですからね。

とはいえ統一教会問題が盛り上がってきている中で、社会的に問題のある団体と
今後も付き合うと堂々と宣言ってのはいかがなものかと、反発が意外に大きかったのか、
今後は関係を見直していくと、慌てて方向修正するコメントを出す羽目になりました。
まあ実際は難しいのでしょうけどもね。

そんなバツ悪い状況にあった中ですよ、冒頭のニュース。しかも発表したのが夜の9時前。
ってことはNHKのニュースウォッチ9にピッタリのタイミングですよ。

つまり、統一教会問題で旗色悪かった岸センセーの名誉挽回を狙って、
わざわざこのタイミングにうってつけのトピックを提供したってことなんじゃありません?

コレ速報で流したNHKをはじめとする大マスコミは、統一教会との関係による印象悪化を払拭し、
逆に防衛相仕事してます!と功績アピールするカモフラージュ工作に荷担したってコトですよ。


そんなこんなで統一教会との関係を巡る政治家の対応も様々ですが、
基本的にはアベちゃん政権で自民党が培ってきた力業、政治倫理や説明責任もなんのその、
ウソ・はぐらかし・知らんぷり・逃げ回り・居直りが炸裂しています。

「信徒となりました」井上義行センセーは教会の大応援を受けて当選もはぐらかし、
カルトを監視すべき立場ながら統一教会イベント委員長に「名前を貸した」二之湯智センセーは知らんぷり、
マザームーン・もしもし山本朋広センセーはひたすら逃げ回り、
福田家3世・福田達夫センセーは「ナニが問題かわからない」と強気の発言も後に釈明。

いやね、別に政治家が宗教から応援受けてもいいと思うのですよ、カルトだとしても。
問題なのは統一教会の場合は被害者を多数生み出した反社だってことです。


そんな反社と付き合いある自民党を初めとした政治家はその他大勢いますが、
大物といえば元文科相の下村博文センセーです。

下村センセーといえば自身が文科相だった2015年に、ずっと文化庁に拒否され続けてきた
統一教会の名所変更が突如として認可された際に、大臣として影響力を行使したのではと疑われています。

下村センセーと言えば統一教会機関誌の表紙になったりインタビュー記事が載ったり、
関係が濃いのは明らかですし、もちろん当時の総理はアベちゃんだったワケですから、
二人して現場に圧力かけたのでしょう。

もちろん下村センセー本人はその通りと正直に言うワケありませんので、
そんなことは部長決裁だしと知らんぷりしてたのですが、
その後「今となっては責任感じる」と殊勝なコメントを出すことになりました。

おそらく、大臣だったくせに全く責任感持たない態度への反発が予想以上に大きかったのでしょうか、
慌てて態度を修正することになったんでしょう。

だからってコレで撃ち方やめ、ってワケにはいきませんので、メディアはじめ有権者も、
もっと追求しなければなりませんよ。だって政治家が付き合っている相手は反社なんですから。

芸能人だったら、いくら知らなかった、代理店だって介在してたと言っても、
容赦なく処罰されるのに、政治家はやりすごせるってのはおかしいでしょう。


そういった意味ではNHK、朝日新聞、毎日新聞、テレビ朝日のように
統一教会問題に及び腰な大マスコミもありますが、いくら連日メディアが報道しているとはいえ、
自分的にはまだまだ手ぬるいと思うのですよね。
もっと厳しい捜査が及ぶくらい、そして辞職・辞任に追い込むくらい、追求しなければらなないのです。

いくら教団、じゃなかった、凶弾に倒れるという不幸な最後を遂げたとはいえアベちゃんはいわば、
統一教会関連において政治家の総元締めみたいなものであって、彼だって例外なく断罪されるべきなのに、
国葬だなんてのを容認している場合じゃないですよ。

アベちゃんは統一教会の票を差配していたことが明らかにもなっているのですけど、
この票を動かす力こそが、アベちゃんの権力の源泉だったのではと思えます。
政治的に富の再分配はしなかったけれども、統一教会票は分配していたというワケです。


そんな統一教会と自民党の関連では、掲げる政策と教義、思想的に共通することが多く、
だから近づくことになったのかもしれませんけども、あるいはひょっとして、
票を得る見返りに自民党は政策面でも統一教会の影響を受けていたのではと疑うことができます。

超右派的には夫婦別姓反対、同性婚反対、LGBT反対、「家庭」中心主義等ありますが、
例えばアベちゃんが熱心とされていた憲法改正です。
憲法改正と言ってもアベちゃん達はどこをどう変えたいのかいまいちわからないでいたのですが。

自民草案では、現憲法20条にある、

 「いかなる宗教団体も政治上の権力を行使してはならない」

の文言を削除するというのですよ。
コレが実現すればまさに統一教会としてはしてやったり、なワケじゃないですか。

このための、つまり統一教会がもっと力を得、活動しやすくなるための憲法改正だったのかと、
思わずにはいられません。