日々是好日

自分らしくありのままに
かけがえのない一日でありますように

NHKのラジオがきっかけで・・・

2021-01-26 18:26:07 | 雑記帳
          オニグルミは羊の顔、タラノキはネックレス?
          調べてみました!
          オニグルミの木がある所に行ってみたが、あまりに大きすぎて・・・
          次に思い当たる所へ・・・ナットク!ナットク! 

               

               

               
               2021.1.16

          ヒツジや猿の顔のように見える部分が「葉痕」で、顔のように
          見える部分の額の所に見られるものは「春待芽(冬芽)」になる。

          オニグルミ

          クルミ科クルミ属の落葉広葉高木
          まるで動物の顔(羊のような顔)?
          頂芽は芽鱗を持たない裸芽で、短い褐色の毛で覆われている。


               
               てっぺんの冬芽から、山菜のタラノ芽?

               
               トゲがすごい!
               2021.1.16

          タラノキ

          ウコギ科タラノキ属の落葉低木又は高木
          V字~U字型の葉痕がネックレスのようだ
          冬芽は円錐形、頂芽は大きく、側芽は小さい。
          維管束痕は30~40個。


               

               
               2021.1.17

          ヤツデ 

          ウコギ科ヤツデ属の常緑低木
          葉痕の維管束痕は10数個(13~15個)。
          葉痕は半月型又はV字型。
          冬芽(頂芽)は卵型で尖る。  


               

               

               
               2021.1.19

          カミヤツデ

          ウコギ科カミヤツデ属の常緑又は落葉低木          
          葉痕は細くV字型に幹を取り巻く。

          ウコギ科特有のネックレス状の維管束痕、知っているものを。
          他にもあるけれど地元にはないのか、見つけられないのかも・・・

          落葉樹などが冬芽の形成とともに、葉を落とすと葉柄の痕が文字通り「葉痕」。
          その葉痕の中に、水分や養分の通り道である維管束の痕(維管束痕)があって
          葉痕の顔の輪郭を、維管束痕が目や鼻など、人や動物などの表情に見えたりする
          物があり、ルーペなど持って探してみたら、きっと楽しいですよ!                    


          



                   

簡単な識別法?

2021-01-19 18:55:33 | 雑記帳
          カルガモ

          カモ目カモ科マガモ属

               
               2021.1.17

          渡りをしないカルガモがちょうど飛来し、海に着水。
          背中の羽が白く縁取りされているのが雌(左)。
          白く縁取りされていないのが雄(右)。
          雄が全体に黒っぽくて、雌は淡い感じ。
          尾に近い羽(風切り羽)の白い部分が大きい方が雌。
          白い部分が少ない方が雄。

               
               2021.1.17

          右が雌。左が雄。

               
               2021.1.17

          頭のてっぺんの黑い部分が、雌が薄く、雄が濃いのがポイントだと     
          いうのだが・・・右が雌、左が雄かな???
          これはちょっと分からない!


          ツグミ

          スズメ目ヒタキ科ツグミ亜科

               
               2021.1.17

          10月頃になると、シベリア中部から大群で飛来、冬を越す。
          翌年3~5月頃には再び群れとなって、繁殖するためにシベリアへと北上していく。
          ツグミは他の多くの鳥と違って「鳥目」ではないため、夜間に視界が悪くなりにくい。
          ツグミは雑食性。基本的には何でも食べるが、特に虫を好んで食べる(ミミズ、クモ、
          昆虫、熟した柿などの果実、ネズミモチ、ハゼノキ、カラスザンショウの実)。
          個体差があるが、寿命はおよそ10年。

               
               2021.1.17

          ツグミはオレンジ色の羽が綺麗な冬鳥。
          全体的には茶褐色~黒褐色の身体。
          頭頂から首の後は茶~黒褐色。目から頬周辺にかけて白い眉毛のように羽毛が
          生えている。
          魚の鱗のようにも見える「胸の斑模様」は、斑点が全体的に出ていることも、
          一部分のみに集中していることもある。
          「ホッピング」と呼ばれる、鳥が両足をそろえてピョンピョンと飛び跳ねて
          移動する歩き方をする。人が近くに来ると、ホッピングで少し先に行き、胸を
          張って後をチラチラ見して振り返るような仕草をする。

               
               2021.1.17

          ツグミは「クィクィ」もしくは「キュイキュイ」「キュッキュー」と美しく
          さえずるが、日本では殆ど聞ける機会はなく、日本国内では「ジジッジジッ」と
          いった地鳴きを聞くことができる場合はあるが、基本的には鳴かないため   
          「口をつぐむ」の意で「ツグミ」という名前の由来にもなっている。

          ツグミは「背中の色」と「胸の斑模様」で雄か雌か見分ける。
          体の色や模様が濃く、ハッキリしている方が雄、翼や背中の褐色みが強く、
          色は薄い方が雌。(写真からでは分からない)               

島外で見つける!

2021-01-12 09:16:40 | 雑記帳
          シマトネリコ

          日本では沖縄に自生するモクセイ科トネリコ属
          常緑又は半常緑(半落葉)中高木
          雌雄異株。花期は5~6月頃、大きな花序に小さな花を多数付ける。

               
 
               

               
               2020.12.16  シマトネリコの果実

          シマトネリコの果実は翅果(しか)。
          翅果とは、果皮の一部が羽のように発達していて、風により飛散する果実のこと。
          ニレ、ハンノキ、トネリコ、カエデなどの果実が翅果。
          羽の部分を翼(よく)といい、翼果ともいう。

               

               

               

               
               2020.12.16

          シマトネリコの葉は、小さな葉が密に生える。
          冬の葉が紅葉するが、暖地では葉色は濃くはならない。
          葉は奇数羽状複葉と呼ばれるタイプのもの。
          革質で表面には光沢があり、裏面は淡い黄緑色。

               

               
               2020.12.16

          若い木の幹は灰褐色だが、樹齢を重ねると、斑模様には剥離する。

          シマトネリコ(島梣)の名は、島は沖縄などの南国諸島の生えるトネリコ。    
          トネリコは(梣)は樹皮に寄生するイボタロウムシが分泌する蝋物質を
          「トネリコ」ということに由来するそうで、この蝋を動きが悪くなった
          敷居の戸溝に塗ると、戸の滑りが良くなるそうで「戸塗木(とぬりき)」
          から「トネリキ」に転じ「トネリコ」の名前になったそうだ。

          樹皮の剥がれと果実に魅かれた???
          樹皮の剥がれが気になって・・・確認に行った木は落葉もなく「カリン」
          だと思った木は、間違っていてどうも「バクチノキ」の様でした。
          花期は9月。かなり先の長いことですが・・・確認したい!
                              

サネカズラの紅葉!

2021-01-05 19:35:29 | 雑記帳
          少し変わった色付きの葉っぱを発見!
      
               

               

               
               2021.1.2

          サネカズラ(実葛)

          マツブサ科サネカズラ属の常緑つる性木本
          別名:ビナンカズラ・サナカズラ
          サネカズラは常緑樹でありながら、冬が近づくと葉や茎の一部が赤く色づく。
          これは葉や茎が寒さで凍り付かないように、糖分の濃度を上げているためで
          赤い色は糖分から作り出される色素アントシアンによるもの。
          同じような常緑樹の紅葉は、スイカズラやテイカカズラでも見られる。

               

               
               2021.1.4

          スイカズラ

          スイカズラ科スイカズラ属の常緑つる性木本
          別名:ニンドウ・キンギンソウ

               
     
               
               2021.1.3

          テイカカズラ

          キョウチクトウ科テイカカズラ属のつる性常緑低木


          落葉樹のように葉と茎の間に落葉のための離層は形成されず落葉しない。
          落葉樹の紅葉は、これとは異なり葉と茎の間に離層ができて、養分が
          遮断され、その結果として葉緑素が分解され、その下にあった赤や黄の色素が現れる。


               
               2021.1.2  マンリョウも紅葉!?