日々是好日

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かけがえのない一日でありますように

冬眠から目覚めたテングチョウ?!

2019-03-12 18:23:43 | 雑記帳
               
               2019.3.9

               テングチョウ

               チョウ目タテハチョウ科テングチョウ亜科
               茶色いものが目の前をすばやく飛んで行く…
               いつも、春早く目にするテングチョウ!
               成虫は年1回か2回発生。
               最初の出現期は、6~7月頃(3~11月)。
               盛夏には休眠、秋に再活動してそのまま成虫越冬。春先にも再々活動。
               幼虫の食草は、ニレ科植物(エノキ、エゾエノキ、クワノハエノキ)。
               成虫の頭部が、天狗の鼻のように前方に伸びることからの名前。
               突起はパルピ(下唇鬚)という。

               在庫写真から 突起がよく分かるのでは!

               
               2014.5.30

               
               2014.6.3

               
               2018.5.20



               

               
               2019.2.24

               クロモンキノメイガ

               チョウ目ツトガ科ノメイガ亜科
               分類する「科」が分かると、名前を調べるのが、手早く、楽に、簡単に?
               分かることが…
               この蛾のように、触角を背負っているのでツトガ科、メイガ科だと、
               それと、地が黄色から黄土色のものは、殆どツトガ科だと…
               これからはこれを参考にして、調べましょ!
               クロモンキノメイガは、「黒い紋がある黄色い地の蛾」という意味で、
               大きい焦げ茶色の紋が1対、小さい紋も1対並ぶ。
               下唇鬚が長く、白い脚が目立つ。
               出現期は、3~11月。


               
               2019.3.4

               ヒメシロコブゾウムシ(姫白瘤象鼻虫)

               コウチュウ目カブトムシ亜目ゾウムシ科クチブトゾウムシ亜科
               小型(11㎜から14㎜)で背中中央付近が黒い、体は黒色だが灰白色の鱗片に
               覆われていて、ゴツゴツしたゾウムシ。
               触ると手足を縮めて死んだふりをする(ど普通種なのに確認できていない)。
               出現期は、4~9月。ウド、タラ、シシウド、ヤツデなどの葉を食べる。

               在庫写真から

               
               2017.6.24

               
               2017.9.13

               
               2018.4.22

               かなり見てるでしょ!

      

クスサンの卵、はじめて見つける‼

2019-03-03 14:27:33 | 雑記帳
               冬枯れで、栗の木(放置されている)の近くまで、
               行くことができたので探してみたら…発見!
               胡桃の木は探して見たがなし。


               卵は灰白色俵状で、地上2mまでの幹や太枝に数十個ずつかためて
               産みつけられる。

               
               2019.1.23
               今までは、高い所ばかり見ていたが、意外と低い場所だったとは…
               この卵態で越冬する。

               幼虫は、4月中旬~6月下旬に孵化し、はじめは小さな黒い毛虫で
               集団生活(若齢幼虫)。
               葉(栗の他、銀杏、桜などの広食性)を食害しながら発育。

               
               2015.5.16  在庫写真
               中齢幼虫(黒色で白い毛がまばらに生えている。

               
               2014.6.7  在庫写真
               老齢幼虫(大きさは80㎜程度、白色の長毛を密生、側面には
               水色の目玉模様。別名は白髪太郎(シラガタロウ))。
               胡桃の木の葉を食す。

               
               2018.5.20  在庫写真  
               老齢幼虫(卵を見つけた栗の木の葉を食す)。

               
               2015.6.13  在庫写真
               更に発育して、6月下旬~10月上旬に繭になる。
               粗い網目の籠のようで、なかの蛹は透けて見えることから
               別名を透かし俵(スカシダワラ)という。

               
               2015.10.4  在庫写真

               
               2015.10.13  在庫写真
               成虫(チョウ目ヤママユガ科)。9月上旬から10月中旬に成虫に。
               大型の蛾で、翅の色は褐色が基本だが、緑色や赤色味がかるものまで
               変異あり。短命で、口吻が退化。

               

               
               2019.1.24

               卵を見つけた栗の木の近くで、空繭や蛹が残っている繭が目につく。
               冬には、あちこちで見られる。

               草などが芽吹いて、藪になってしまったら、果たして卵のその後が
               見られるかどうかな?