日々是好日

自分らしくありのままに
かけがえのない一日でありますように

樹皮は、ちょっとお休み!

2020-12-29 18:55:57 | 日記
               

               
               2020.12.13  鳥が飛んでいるような姿の花を咲かせる

          ストレリチア(極楽鳥花)

          ゴクラクチョウカ科ゴクラクチョウカ属(ストレリチア属)
          南アフリカ原産の常緑多年草
          別名:ゴクラクチョウカ、レギネ、レギネー
          ストレリチア属は4種。ストレリチア・レギナエが最もよく栽培されていて、
          ストレリチアの代名詞的存在。
          花は鮮やかなオレンジ色の萼と青色の花弁からなる。
          温度を保てば周年開花、切り花としても人気(高級な感じ)、高さ1mほどで草丈は
          高くなく、寒さにも比較的強く、海沿いの霜が降りないような暖地では、戸外でも
          よく冬越しする。
          開花時期は5~10月。
          花言葉:寛容、恋の伊達者、気取った恋、輝かしい未来。


          マガモ(真鴨)

          カモ目カモ科に分類される鳥類の一種
          冬鳥又は漂鳥として全国に渡来

               
               2020.12.23
          雄3羽、雌2羽の群れ。
          越冬中の10月~12月に番を形成し、春には雄雌が連れ立って繁殖地へ渡る。
          食性は植物性が主の雑食(水草の葉や茎、植物の種子、貝など)。
          水面を泳ぐのは上手だが潜れず、水中に首を突っ込んだり、逆立ちしたりして餌をとる。

               
               2020.12.23
          繁殖期の雄は黄色の嘴、緑色の頭、白い首輪、灰白色と黒褐色の胴体と鮮やかな体色。
          非繁殖期の雄は、雌とよく似た羽色(エクリプス)になる。
          嘴の黄色が残るので区別は可能。幼鳥は嘴に褐色みがある。

               
               2020.12.23
          雌は嘴が橙と黒で、ほぼ全身が黒褐色の地に黄褐色の縁取りがある翅に覆われる。
               

               

樹皮って、似てるものも多い???

2020-12-22 18:20:25 | 雑記帳
          樹皮が剥がれた木を発見!
          ナツツバキの木かと思ったのだが、葉っぱも違うみたいだし・・・
          なかなか分からずに、あきらめかけたとき、もしかしたら「カリン」!
          「カリン」なら近所で見たことがあるかもと、さっそく確認へ


               
               2020.12.12  山で発見

               
               2020.12.13  山で発見

               
               202012.13  木の全景(上手く撮れず)

               

               
               2020.12.19  近所の庭木

          カリン(花梨)

          バラ科ボケ属
          中国原産の落葉小高木
          広葉樹(直立性)。単葉、互生。
          成木は樹皮がうろこ状に剥げ、緑色や褐色の斑模様の美しい肌に!
          (サルスベリ、リョウブ、カゴノキなどと重なる)
          若枝の樹皮は、茶褐色で光沢があり、しばしば短枝の先端はトゲ状になる。

               

               
               2020.12.12

               

               
               2020.12.19

          鋸歯は葉身の全体にあり、落葉性。   
          葉は長枝で互生し、短枝で束生する。
          倒卵形~楕円形、葉の先端は短く突き出して鋭く尖り、基部は広い楔形。
          縁には先端が腺に終わる細かい鋸歯が多数あり、先は黒い点に見える。
          花期は4~5月。薄ピンク色の五弁花、香りはない。
          果実はナシ状果、楕円形で10~11月に黄色に熟し、芳香がある。
          見た目には美味しそうだが、酸味、渋みともに強く生では食べられない。                             砂糖漬け、のど飴の原料、カリン酒、製菓用に使うのが一般的。
          できるだけ完熟させてから収穫すると香りは強くなる。

          山で見つけたカリンの木の葉は、落葉するような感じではなく、木が違うのでは
          ないのかと思ったり、果実が10~11月に熟すとなると少しは残っていたり、落ちていても
          おかしくないのではと・・・何にもない!
          落葉のことなら、中には新芽が出るときに葉を落とす個体もあるとか・・・
          近所の庭木は、果実はないが、葉は綺麗に色づいて、落葉してる!
                              

樹皮、楽しいけれども難しい!

2020-12-15 18:19:00 | 雑記帳
          カゴノキ(鹿子の木)の若木・葉

          クスノキ科ハマビワ属の常緑高木
          雌雄異株。花期は8~9月。果実は液果。翌年の秋に赤熟する。

               
               2020.12.12  若木の樹皮

               
               
               2020.12.14  若い枝には白い皮目が目立つ

               
               2020.12.14  葉は枝先に集まって付く。
                      光沢があり、先の方の幅が広い

               
               2020.12.14  裏面は灰白色

               
               2020.12.14  冬芽

               
               2020.12.12  成木の樹皮

          直径10㎝前後までの若木では、殆ど樹皮は剥がれなくて、皮目が目立つものの分かりにくい
          (全然分からずに、まさかカゴノキとは!)。直径20㎝頃になると全面が剥がれはじめ、鹿子模様
          となる。色調は3段階で、おそらく3年ごとに剥がれるのであろうとのこと。
          カゴノキの葉は、クスノキ科によく見られる三行脈(葉脈が、主脈と元の方から
          分かれた2本の側脈が明瞭であり三行脈という)ではなく、葉を揉んでもクスノキ科の芳香は
          殆どないようだ(揉んでみても香りは感じず)。


          マユミ(真弓)

          ニシキギ科ニシキギ属の落葉小高木(低木)
          別名:カンサイマユミ

               
               2020.12.12
          樹皮は灰褐色で、若木では縦に浅く裂け、老木になると縦縞、あるいは網目模様にやや裂ける。
          材は白く、緻密で狂いが少なく、弓を作ったと言われ、枝はよくしなる。

               
               2020.12.12
          葉は単葉で対生、葉身は楕円形又は倒卵状楕円形で先は尖る。縁には波状になり、
          細かい鋸歯がある。
          
          ニシキギの仲間で落葉木は、一般的に紅葉が綺麗で(ニシキギの紅葉の美しさを
          「錦」にたとえて命名)、マユミは、葉が秋遅くまで緑が残ることが多いようで、
          そのうちの一部が綺麗に紅葉する!

          樹皮を見ただけで樹木名が分かるといいのだが・・・葉も見ないとと思い・・・
          落葉樹ではちょっと無理なことも・・・高木だったら高すぎて見えにくいし・・・
          ツル物が巻き付いてどれがどの木の葉っぱなのか・・・花期、果実期もあるし・・・
          でも、そのうちには見ただけで分かるようになりたいな!?
         

樹皮に挑戦!

2020-12-08 19:52:44 | 雑記帳
          カラスザンショウ(烏山椒)

          ミカン科サンショウ属の広葉樹落葉高木
          別名:アコウザンショウ、ヤマザンショウ他
          カラスが実を好むために付いたようである。
          樹形は、葉が枝先に集まる独特の傘形。
          樹皮は灰褐色で、若い幹や枝には短い棘があるが、古くなるとトゲがイボ状に変形する。

               

               
               2020.12.6

          奇数羽状複葉が枝先に集まって互生。   
          小葉は、長楕円状披針形で先が尾状に鋭り、縁は浅い鈍鋸歯があり、全面に油点(光に透かすと
          明るく見える点がある)がある。
          両面無毛で、葉の裏面は粉白色。
          油点が見られるのはミカン科の特徴の一つで、ここに芳香のある油脂が含まれる。
          葉を揉む(やってみた)と強匂。

               

               
               2020.12.3

          雌雄異株で、7~8月頃に枝先の散房花序に緑白色の5弁花を多数付ける。
          雌花の子房は大きくて丸い緑色、中央に緑色の花柱がある。

          果実は3分果(3つの実)で構成され、その各々は灰褐色の偏球形で、11~1月に熟して裂開すると
          3~4㎜の球形の黑い種子が現れる。この種子は表面に油が多く高カロリー?!

               

               
               2020.12.7


          普通、食用にはしないが、若芽、若葉は天ぷらにすることも
          清涼感のある独特の風味の蜂蜜が採れるので蜜源植物ともされる また 先駆植物とも
          アゲハチョウ科の蝶の食草にも
          枝はサンショウ同様、すりこぎとしても使用されている
          
          

             

            
          

          
         


               

悲しいかな、何にもないんです!

2020-12-01 08:42:19 | 雑記帳
          無理からぬこと、いつも同じ場所を歩くのだから!
          そんなに行ける場所ではない所に行ってみました。 

          

          
              2020.11.21

          アオキ(青木)
          ガリア科アオキ属の常緑低木
          山地の林内に自生。
          青々とした比較的大きな葉と赤い楕円形の果実が特徴。
          春(3~5月)に紫色の花をつけ、冬から春に赤く熟して目立つ。
          アオキの木が多く、見つけるのは容易であった。


               

               
               2020.11.24

          バクチノキ(博打の木)
          バラ科(バクチノキ属・サクラ属)の常緑高木
          別名:ビランジュ(毘蘭樹)
          樹皮は灰白色。絶えず古い樹皮がうろこ状に剥がれ落ち、黄赤色の幹肌が現れる。
          和名は、樹皮が次々と剥がれ落ち、博打に負けて身ぐるみを剥がれるたとえから。
                         
          バクチノキの葉表:葉身の先端は鈍頭、薄い革質で光沢がある。縁は全縁。
          
               
          バクチノキの葉裏:灰白色ではじめ長毛が生えるが後に無毛。
                   葉身の基部は広いクサビ形。葉柄の長さは8~15㎜。

          葉をスキャン。
          葉は長楕円形で深緑色、縁には鋭鋸歯、革質。
          葉柄の上部に一対の蜜腺がある。
          蜜腺とは、葉が若い時に蜜を分泌する器官で、蜜にアリなどの昆虫をおびき寄せ、
          葉についた害虫などを排除してもらう目的があると考えられている。
          花期は9月、果期は5月、高さ10~15m。

               

               
               2020.11.24

          カゴノキ(鹿の木)
          クスノキ科ハマビワ属
          別名:カゴ、カゴガシ、カノコガ、コガノキ
          最初、リョウブの木かと・・・
          四国の瀬戸内海沿岸に群落が多い。
          カゴノキは生長すると樹皮がまだらに剥げてくる。
          和名は、鹿子の木の意味であり、樹皮がシカの子供のまだら模様のようであることを指している。
          葉は単葉で互生し、枝先に集まってつく。葉身は倒披針形又は倒卵状長楕円形。
          花期は8~9月。果実は翌年の8~9月に赤熟する。


               
               
               
               2020.11.28

          タブノキ(椨の木)
          クスノキ科タブノキ属の常緑高木
          別名:タマグス、イタグス他。
          暖地の沿海地に多く見られる。
          樹皮は淡褐色~褐色でイボ状の皮目が目立つ。古くなると不規則に割れ剥がれる。
          枝は2年目まで濃い緑色で、3年経つと皮目を中心に灰褐色の部分が多くなる。
          春の若葉は赤みを帯び美しい。
          葉は互生で枝先に集まる。葉身は倒卵状長楕円形で先端は尖る。厚い革質で表面は光沢がある。     
          縁は全縁。
          7~8月に直径1㎝の果実が黒く熟す。