2021.9.23
アメリカタカサブロウ(亜米利加高三郎)
キク科タカサブロウ属
花期は7~11月。
在来のタカサブロウ(別名:モトタカサブロウ)に似ていて、外来種なのでこの名がある。
熱帯アメリカ原産の帰化植物。
田の畔や道端、海岸などに生える一年草。
葉は対生、披針形で基部は次第に狭くなり、先は尾状にとがる。
2021.9.23
種子(痩果)の断面は菱形で、黒褐色に熟し、こぶ状の突起があって、
縁には灰白色の部分がある。
2021.9.23
オオオナモミ(大雄菜揉み)(大雄生揉)
キク科オナモミ属の一年草
花には雄花と雌花があり、雄花は黄白色で葉腋に短い円錐状に付き、
雌花は淡い緑色で雄花序の下の葉腋に付く。
果実は楕円形で、先端に2本の角があり、果実の表面には先が鉤状に曲がったトゲが密にあり、
果実には殆ど毛はない。
2015.9.15 在庫写真
もしかしたら、秋~冬には茶色の果実(ひっつき虫)になった写真があるかと探して見たが、
まだ、緑色の雌花のものしかなかったので、今度はちゃんと撮っておきたい!
«ひっつきむし»のオオオナモミは北米から明治時代に渡来した帰化植物で、日本全土に蔓延、
昔からあったオナモミは、今では殆ど見ることができなくなってしまったらしい。
現在では、オオオナモミは外来生物法で要注意外来生物に指定されている。
ナモミとは菜揉(なもみ)のことで生の葉を揉んで、虫などに噛まれた傷口に付けると
痛みが和らぐのが、名前の由来だそうだ。
繁殖期は8~12月。
アメリカキンゴジカ(亜米利加金午時花)
2021.9.23
午後2時半ごろには、花は閉じていた。
2021.9.21
果実は黒熟する球形の液果。
11時頃、この写真の花は咲いていた。
花は昼前後に開いて、開花時間が短い(2~3時間程度)というのは本当だった!?