日々是好日

自分らしくありのままに
かけがえのない一日でありますように

外来種(帰化植物)

2021-09-27 13:35:48 | 日記
               
               2021.9.23

          アメリカタカサブロウ(亜米利加高三郎)

          キク科タカサブロウ属
          花期は7~11月。
          在来のタカサブロウ(別名:モトタカサブロウ)に似ていて、外来種なのでこの名がある。
          熱帯アメリカ原産の帰化植物。
          田の畔や道端、海岸などに生える一年草。
          葉は対生、披針形で基部は次第に狭くなり、先は尾状にとがる。

               
               2021.9.23

          種子(痩果)の断面は菱形で、黒褐色に熟し、こぶ状の突起があって、
          縁には灰白色の部分がある。


               
               2021.9.23

          オオオナモミ(大雄菜揉み)(大雄生揉)

          キク科オナモミ属の一年草
          花には雄花と雌花があり、雄花は黄白色で葉腋に短い円錐状に付き、
          雌花は淡い緑色で雄花序の下の葉腋に付く。
          果実は楕円形で、先端に2本の角があり、果実の表面には先が鉤状に曲がったトゲが密にあり、
          果実には殆ど毛はない。

               
               2015.9.15  在庫写真

          もしかしたら、秋~冬には茶色の果実(ひっつき虫)になった写真があるかと探して見たが、
          まだ、緑色の雌花のものしかなかったので、今度はちゃんと撮っておきたい!

          «ひっつきむし»のオオオナモミは北米から明治時代に渡来した帰化植物で、日本全土に蔓延、
          昔からあったオナモミは、今では殆ど見ることができなくなってしまったらしい。
          現在では、オオオナモミは外来生物法で要注意外来生物に指定されている。
          ナモミとは菜揉(なもみ)のことで生の葉を揉んで、虫などに噛まれた傷口に付けると
          痛みが和らぐのが、名前の由来だそうだ。
          繁殖期は8~12月。


          アメリカキンゴジカ(亜米利加金午時花)

               
               2021.9.23

          午後2時半ごろには、花は閉じていた。

               
               2021.9.21

          果実は黒熟する球形の液果。
          11時頃、この写真の花は咲いていた。
          花は昼前後に開いて、開花時間が短い(2~3時間程度)というのは本当だった!?








               


            

          
          
            


          
 

     

(続)野の花たち

2021-09-20 08:47:07 | 雑記帳
               
               2021.9.21

          ムラサキヒヨドリジョウゴ(紫鵯上戸)

          ナス科ナス属つる性多年草
          ヒヨドリジョウゴという花は白色。
          これは名前の通り、花色が紫(青紫)という品種。
          花期は8~9月。

               
               2021.9.19

          液果は球形で、紅色に熟す。
          果実は有毒、ヒヨドリが好んで食べることからこの名があると言われる。
          別名:ホロシ(保呂之)。


               
               2021.9.13

          カナムグラ(鉄葎)

          アサ科カラハナソウ属つる性一年草
          道端や荒れ地などに生える。茎や葉柄には下向きのトゲがあり、他の木や草にからみつく。
          葉は対生し、掌状に5~7裂、表面に粗い毛があり、ざらつく。
          雌雄異株。花期は8~10月。
          果実は痩果で、果皮に包まれる。

               
               2021.9.16

          カナムグラの雌花

          雌花序は松毬(まつかさ)状で目立たない。
          雌花序の苞は、縁に毛が多い。

          「鉄葎」は、茎の強さを鉄に見立て、ムグラはぼうぼうと茂る雑草の意味。


               
               2021.9.16

          イヌホオズキ(犬酸漿)

          ナス科ナス属
          畑や道端、空き地などに生える一年草。
          バカナスとも呼ばれ、ホオズキやナスに似ているが役に立たないことから名付けられらた。
          (役に立たないことからと、イヌを付けられることが多いみたい!?)
          花は大きく、裂片の幅は広い。
          葉は全縁、または鋸歯のある卵形。葉柄には狭い翼がある。
          果実は濃く熟する球形の液果。有毒植物。花期は8~10月。


               
               2021.9.13

          アメリカキンゴジカ(亜米利加金午時花)

          アオイ科キンゴジカ属
          熱帯アメリカ原産の帰化植物で多年草。
          葉は互生、長楕円形で毛は殆どない。
          夏~秋にかけて、葉腋に淡黄色の5弁花(蕾は数個付けるが)を一個ずつ咲かせ、
          花弁は変形スクリュー状。
          花は昼前後に開いて、一つの花の開花時間は短く、2~3時間程度で閉じてしまう。
          果実は小さくて、熟すと5つに分かれる。

          名前を例えば漢字で書くとイメージしやすく、覚えやすいような気がしてる??
          アメリカキンゴジカが亜米利加金午時花となる・・・
          特に、ゴジカ(午時花)は、花の咲く時刻を表したものだと
          「午時花」は江戸時代の時計が午(午前11時~午後1時)の刻に咲くという意味があり、
          アメリカゴジカも大体似たような時刻に咲くことが多いが、開花時間は、その日の天気や気温にも
          左右されることが多いそうで、撮った時間が午前11時3分、タイミングがバッチリだったということね!              

               

             
          
          
               
               

  

野の花たち

2021-09-15 14:54:23 | 雑記帳
               
               2021.9.7

          カエデドコロ(楓野老)

          ヤマイモ目ヤマイモ科ヤマイモ属多年草のつる性植物
          花期は8月下旬~9月。結実期は10月下旬~1月。
          葉の形が、カエデに似ていることからの名前。雌雄異株。
          花は橙色。葉は3~9裂し、変異が大きい。

               
               2021.9.10

               
               2021.9.12

          蒴果は緑の時にもやや青灰色を帯び、質は薄く、熟して開いた状態ではペラペラで
          ドライフラワーには無理?!
          種子は全体に薄い膜の翼があり、風で散布される。


               
               2021.9.9


          キツネノマゴ

          シソ目キツネノマゴ科キツネノマゴ属
          道端などで普通に見られる一年草。
          葉は対生する単葉、卵形、全縁。
          花は淡い紅紫色の唇形花。果実は蒴果。花期は8~10月。


               
               2021.9.9

          アキノゲシ

          キク科アキノゲシ属の一年草又は二年草
          和名は、春に咲くノゲシに似て、秋に咲くことからの名前。
          花期は8~11月。  
          花は舌状花だけからなり、上部の葉は線形で切れ込んでなく、下部の葉は大きく切れ込む。
          茎を切ると、白い乳液が出る。頭花は普通淡黄色、希に白色、淡紫色。
          昼間は開き、夕方にはしぼむ。
          花後は下部が膨らみ、痩果は黒色。
          果実は扁平で、冠毛との間に嘴がある。


               
               2021.9.10

          ミズヒキ

          ナデシコ目タデ科イヌダテ属
          山地の林や藪に普通に生える多年草。
          葉は互生する単葉、楕円形で両面に毛が生え、全縁。
          茎先から長さ約30㎝の細い総状花序を数本出し、小さな花をまばらに横向きに付ける。
          花期は8~10月。
          果実は卵形の痩果。痩果の先は鉤状になり、これで動物や服に付いて運ばれる。
          和名は、紅白に見える花序が水引に似ていることに由来する。


               
               2021.9.10

               
               2021.9.13

          マメアサガオ(豆朝顔)

          ヒルガオ科サツマイモ属つる性一年草
          別名:ヒラミホシアサガオ
          花期は7~9月。北アメリカ原産帰化種
          葯は赤紫。葉は全縁又は3裂。果実は平たい球形。


               
               2021.9.12

          ゲンノショウコ(現の証拠)

          フウロソウ科フウロウソウ属
          別名:神輿草(みこしぐさ)
          山野に普通に生える多年草。
          西日本に野生する株は赤花、東日本は白花が多い。
          花期は7~10月。
          果実は熟すと、種子を弾き飛ばす。
          名前の由来は、民間薬として利用し、飲むとすぐに効果が出ることから(薬効の表現)。
          薬効は、下痢、便秘、整腸。



           


       

               

          

成虫とは似ても似つかない幼虫?!

2021-09-08 17:44:55 | 雑記帳
               
               2021.8.23  アオマツムシの終齢幼虫?

               
               2021.9.7  成虫アオマツムシの雄(背中には複雑な模様あり)

          バッタ目コオロギ科
          出現期は8~11月(成虫)。
          多分、アオマツムシの幼虫であろうと・・・
          はじめ、コバネコロギス?カネタタタキ?雰囲気が似てるような感じから調べたが
          分からず。


               
               2021.9.7

          ツルボ(蔓穂)別名:サンダイガサ

          キジカク科ツルボ属 多年草
          花期は8~9月。
          花は斜上向きに咲く。咲き始めは、つくしによく似ている。


               
               2021.8.21

          コガネキヌカラカサタケ?

          ハラタケ科
          熱帯系のキノコで、寿命はおよそ3日のとてもはかないキノコ。
          1日で萎れてしまうこともある寿命の短いキノコ。   
          「幸せを呼ぶキノコ」と言われているとか!?


               
               2021.8.23

          トリノフンダマシ(鳥の糞騙し)

          クモ目コガネグモ科
          出現期は7~10月。
          雌(8~10㎜)は黄褐色で、腹部は広く白色。
          角丸三角形の大きな腹部に2つの円状紋。
          雄(2㎜前後)は極めて小さい。
          日中は植物の葉裏などで、脚を縮めてじっとしている。
          夕方から夜にかけて活動、大きな円網を張る。
          葉の裏に気配を感じ・・・はじめて見るものが・・・
          これが、フンダマシというものか!うれしくなる!!


               
               2021.7.21

          キマダラカメムシ

          カメムシ目カメムシ科カメムシ亜科
          出現期は4~11月。
          ソメイヨシノなど広葉樹の樹液を吸い、樹木の種類にはあまりこだわらず、ケヤキ、カシ類、
          ビワ、イロハモミジなどの多様な樹木にとりつく。

               
               2021.7.21  キマダラカメムシの交尾

               
               2015.10.31  在庫写真

          カメムシは「不完全変態(蛹の段階がない)」で、生まれてから何度も脱皮して成虫になる。
          その度に別の虫かと思うほど大きく見た目が変わる。ここが魅力的ではあるが…
          キマダラカメムシは、いずれも島外で見たものであって、地元ではまだ発見したことがない。