日々是好日

自分らしくありのままに
かけがえのない一日でありますように

閉鎖花

2021-11-28 14:39:27 | 雑記帳

  

  在庫写真  2015.8.12  

  

  

  2021.11.25

ヤブラン

キジカクシ科ヤブラン属の多年草

名前は藪で生え、葉がランのような形をしていることに由来。

別名は、リリオぺ、サマームスカリ、プラティフィルラ。

花期は8~10月。

花の後、薄緑色の丸い球が付き、実のように見えるが種子である。

やがて、緑色だったヤブランの実(種子)が秋には黒色に変わり、寒さを増すごとに

一つ一つ実(種子)を落としとぃく。

 

 

  

  2021.11.25

ノシランの実

キジカクシ科(クサスギカズラ科)ジャノヒゲ属

常緑多年草。花期は7~9月。実は11~12月。

花後、果皮が早く落ち、種子がむき出しになって成熟する。種子はルリ色になる。

写真は、まだ緑色の実・・・(ジャノヒゲの実とそっくり!だが背丈が高いだけ、実の大きさは

一回り大きい)

 

 

 

 

 

   

 2021.11.25

タチツボスミレの閉鎖花

スミレの花の特徴として「距(きょ)」という特殊な構造がある。

これは花の後ろに突き出たポケットで、この中に蜜腺がある。

よって、距の中に口先が届く特定の虫でないと、蜜が手に入らないということになり、

花粉を運んでくれる虫がいなければ、受粉のチャンスを失い、種ができないということになる。

だから、タチツボスミレは種を作るために、花を開かずに自分で種子を作ってしまう

「閉鎖花」を作ることに。

春(4月)に花を咲かせた後も初夏の間に閉鎖花を作る。

閉鎖花は、花を開くことなく、そのまま種が作られ、果実が膨れてくる。

種子は熟すと、果実は3つに割れ、莢の閉じる力を利用して種を弾き飛ばす。

ばら撒かれた種には「エライオソーム」という、蟻が好む小さなおまけ付きのを餌を

喜んで種を運んで、広く散布してくれるということである。

最初に、白い3枚の花のように見えたものが何だろうか・・・どう見てもスミレのような葉っぱだけど?

調べてみて、やっと閉鎖花にたどりついた!自然ってすごい!!

このことによって、据

 

 


晩秋の蛾?

2021-11-20 16:18:56 | 雑記帳

クヌギカレハ 

チョウ目カレハガ科マツカレハ亜科

出現期は8~10月。

成虫はツガカレハ、マツカレハなどと、模様が似ていて、個体による色彩差もあることから難しいことも…

撮りながら、分かるのかな?の心配も!

  

  

  

  2021.11.15

  在庫写真

  

  2020.6.7

  

  2017.7.6

  

  2016.6.27

  幼虫は刺激を受けると、後胸の黑い毛束を露出して威嚇する

  (これは毒針毛で、触れると皮膚に炎症を起こす)

  幼虫はよく目にするのに、成虫を見るのは初めて!

 

 

ミノウスバ(蓑薄翅蛾)

チョウ目マダラガ科マダラガ亜科

出現期は9~11月(年に1回、秋のみ出現)。

幼虫の食草は、マサキ、ニシキギなど。

幼虫の発生時期は、3~5月(年1化)。

 

 

 2021.11.15

 ミノウスバの雄

 腹部末端に黒い毛束  腹部を反り上げて威嚇する

 在庫写真

 

 2015.11.30

 ミノウスバの雌

 

 

 2019.4.30

 

 2017.4.27

 幼虫は黄色と黒色の縦縞模様

 

 成虫より幼虫を見ることが多く、今秋は雌を見ることはなく、目にするのは雄ばかり!


渡りをするアサギマダラ

2021-11-04 19:11:00 | 雑記帳

アサギマダラ(浅葱斑)

チョウ目タテハチョウ科マダラチョウ亜科

出現期は4~12月。

卵→幼虫→蛹(さなぎ)→成虫の順で成長。卵から孵化した幼虫は、5齢幼虫まで成長した後、蛹になり、蛹になってから20日程で羽化し、成虫に。

幼虫の食草は、ガガイモ科の仲間(キジョラン、オオカモメヅル、イケマなど)。

成虫は春~夏にかけて南~北へ移動し、移動先で世代を重ねた後、秋になると南へ移動。

 

     

     2021.11.1

     卵塊は真っ白な紡錘形。

     卵はキジョランの葉の縁から、およそ2㎝程の距離に産み付けられているそうだ。

     何故なら、母蝶が葉裏に止まって腹端を伸ばすと、丁度この位置に来るらしい(確認したわけではないが、

     なんとなく、納得、納得?)。

 

     

     2021.11.1

     アサギマダラの産卵。やっと撮ることができました!

 

     

     2021.11.1

     キジョラン(鬼女蘭)の花

     ガガイモ科キジョラン属のつる性常緑多年草。有毒。

     花期は8~11月。アサギマダラ幼虫の食草。

 

     若齢幼虫と食痕

 

     

     

     2021.11.1

     幼虫は基本的に葉裏に!

     孵化直後は舐め食い状態(舐め食い痕)。上の写真の黄色の上の所。

     食草を円状に傷付けてから食べる(円形線状食痕)。下の写真。

 

     タブレット(100均マクロレンズを使って)撮影

 

     

     

     

     

     2021.11.1

     孵化直後、そばに卵の抜け殻。

 

     

     2021.11.1

     少し成長した若齢幼虫、円形線状食痕が見える。

     小さなうちの幼虫は、葉を円形に齧りその円側を食べる(これを「トレンチ行動」という)。

     幼虫は小さく、老眼のためルーペ使用してますが見つけるのに一苦労してます。

     100均マクロなるものを知って試してみるも、タブレット撮影は未経験、難しい!