在庫写真 2015.8.12
2021.11.25
ヤブラン
キジカクシ科ヤブラン属の多年草
名前は藪で生え、葉がランのような形をしていることに由来。
別名は、リリオぺ、サマームスカリ、プラティフィルラ。
花期は8~10月。
花の後、薄緑色の丸い球が付き、実のように見えるが種子である。
やがて、緑色だったヤブランの実(種子)が秋には黒色に変わり、寒さを増すごとに
一つ一つ実(種子)を落としとぃく。
2021.11.25
ノシランの実
キジカクシ科(クサスギカズラ科)ジャノヒゲ属
常緑多年草。花期は7~9月。実は11~12月。
花後、果皮が早く落ち、種子がむき出しになって成熟する。種子はルリ色になる。
写真は、まだ緑色の実・・・(ジャノヒゲの実とそっくり!だが背丈が高いだけ、実の大きさは
一回り大きい)
2021.11.25
タチツボスミレの閉鎖花
スミレの花の特徴として「距(きょ)」という特殊な構造がある。
これは花の後ろに突き出たポケットで、この中に蜜腺がある。
よって、距の中に口先が届く特定の虫でないと、蜜が手に入らないということになり、
花粉を運んでくれる虫がいなければ、受粉のチャンスを失い、種ができないということになる。
だから、タチツボスミレは種を作るために、花を開かずに自分で種子を作ってしまう
「閉鎖花」を作ることに。
春(4月)に花を咲かせた後も初夏の間に閉鎖花を作る。
閉鎖花は、花を開くことなく、そのまま種が作られ、果実が膨れてくる。
種子は熟すと、果実は3つに割れ、莢の閉じる力を利用して種を弾き飛ばす。
ばら撒かれた種には「エライオソーム」という、蟻が好む小さなおまけ付きのを餌を
喜んで種を運んで、広く散布してくれるということである。
最初に、白い3枚の花のように見えたものが何だろうか・・・どう見てもスミレのような葉っぱだけど?
調べてみて、やっと閉鎖花にたどりついた!自然ってすごい!!
このことによって、据