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③加瀬さん追悼ライブ、中野サンプラザ

2015年12月15日 | タイガース・GS

ジュリーのコンサートにはある、どこか張り詰めた雰囲気。(とくに初日が)

ジュリーも観客も、お互いの出方を図っているかのような・・ そんな感じもある、ジュリーのコンサートとは決定的に違うもの、W・ワンズのコンサートは、あくまでユル~い感じで暖かい。ステージ上も観客も、誰もが笑顔笑顔です。(^-^)

さあ、これからは物販ですよ。Tシャツは2000円。加瀬さん著「ビートルズのおかげです」1800円(だったかな?)スポーツタオルに、新曲CD発売しました~(^-^) あまり高いと買ってもらえないので、お買い求めやすいお値段になってます(^o^)丿と、植田さん。なんと正直な(笑)  

CDをお買い上げの方は、ロビーでサインをして差し上げます、とか何とか言ってました。もしジュリーが、CDお買い上げの方に握手とサイン・・なんてサービスがあったら、ファンが押し寄せるなきっと・・・ちょっとくらい高くっても絶対に買うわ!有り得ないけどね。殺気だつわ、きっと。

そしてここからはW・ワンズのオリジナル曲コーナー!

待ってました!!!の掛け声「夕日とともに」

ステージの大きなスクリーンに、W・ワンズの出演映画の映像が流れて、10代のチャッピーの若く可愛い顔が映った。「バラの恋人」はチャッピーの子供っぽい幼さの残る拙い声で聞きたかったが、チャッピーは加瀬さんよりも一年さきに逝った。 

スクリーンのまだ16~7歳のチャッピーの顔を見ていたら、一気に甘酸っぱい思いが胸に広がっていった。ジュリーほどではないにしろ、私はチャッピーも可愛くて好きだったのだ。

 

日劇ウエスタンカーニバルの映像が流れ、人気GSのメンバー達がオープンカーに乗って 次々に日劇の周りを回っていく(タイガースは無かったです)祐也さん、尾藤いさおさんの歌っている映像も。一度も行けなかった、私にとって憧れの日劇の映像に 心が震える思いがした。.。.:*・゜:*・゜。:.*。.。.:*・゜:*・゜。:.*   

そしてこの辺で、例の視線を遮って邪魔だったコーラス隊がバックに出現。コーラスが入って、音に厚みが出たと思う。めったにやらない曲という「ジャスト・ワンモア・タイム」

日劇やチャッピーの映像を見ていたら、何やらこみあげてくるものがあり、ジンワリと涙が出てきて・・・。始めはジワ・・ くらいの涙だったのが、どんどんどんどん 涙が溢れて止まらなくなって、ああ、どうしたんだろう( ノД`)シクシク… 初めにもらったW・ワンズの青いハンドタオルがとても役に立ちました。ズーッとこの辺から 涙をぬぐいっぱなし・・・ まさか、こんなに泣けるとは

島さんが歌う「赤い靴のマリア」島さんハンサム♥ 植田さん「青空のある限り」 いまでも素敵だけど、バックのスクリーンに映る若いW・ワンズのメンバーの爽やかで清潔感があって、ハンサムなことと言ったら! メンバー全員がルックスが良いのは、間違いなくタイガースとW・ワンズよね!と、改めて感心した。(全員がハンサム粒ぞろいというGSメンバーはなかなか無い。必ず誰かが外れてる(^^;

「想い出の渚」で、再び次男の友貴さんが登場して、ギターとコーラス。笑顔で自分の弾いている黄色いギターを指さしていたのは、加瀬さんのギターだと紹介したかったのだろう。

植田さんが「友貴さんを紹介した時に泣きそうになりました。(加瀬さんの)面影が凄い・・。ギターもコーラスもできますので、これからも頑張ってくれます」と紹介した。それを聞いたら、私は またまた涙涙・・・ ケネディハウスのメンバーや、W・ワンズのサポートメンバーの紹介などして「新生W・ワンズです」

植田さんの歌う「愛するアニタ」私も大好きな曲。植田さんのドラムソロカッコイイ~~!! OH~と、私も一緒に歌いました。 

実は自ら積極的に、このコンサートに来たわけではなかった。私がチャッピーを好きだとご存知の方から「席を取れるから来ませんか?」とわざわざお誘いをいただいた。せっかくのお誘いだから、遠いけど行こうかなと思っただけ。その程度の気軽な気持ちで来たはずなのに、なんなんでしょうか、この楽しさ、この胸の高ぶりは!

GSが人気になり始めた頃、私は小学校の高学年。やっと思春期の入口にいた。その頃に聞いたGSのメロディーは、私の中にしっかりと根を生やして拡がり、そのまま心の中にずーっと生き続けている。GSは、私という人物を作っている一部分に間違いなくなっている。GSは私の思春期、ソロのジュリーは私の青春期を彩り、自分の還暦も視野に入った今現在も、ずっと心の中に根付いているのだと感じる。

とめどもなく勝手に溢れ続け止まらない涙は、私という人物を作っている、かけがえのない一部分が無くなったという喪失感、悲しさ、寂しさだろうか。ステージ上のW・ワンズの皆さんが、あんまり素晴らし過ぎるから素晴らし過ぎるからだろうか。島さんのアニターツ!の絶叫に胸を撃たれた。

「懐かしいラブソング」ステージの右端で、友貴さんは育ちの良さそうな はにかんだ、シャイな笑顔を浮かべている。

『私たちは3人でW・ワンズを継承してゆきます。3人で仲良く 心に残る歌を歌います。さらに皆さんに元気になっていただきたい。頑張るぞ!50周年』 

例え3人になってしまっても、明るく陽気なW・ワンズに湿っぽさは似合わない。笑顔と元気を届けたいという、残されたメンバー3人の力強い宣言で、幕は下りたのだった。

 


  50周年の追加公演が決定しました。

 http://wildones.co.jp/tour/index.html

 

       前にもアップしましたが、可愛いジュリーとチャッピー

         

 

※追記 追加公演の中野ゼロというホールは、あまり大きいところじゃないそうです。

J友様が言われるところによると、10数年前にジュリーがこの「中野ゼロ」でライブをすることになった時に、知り合いから「あんな狭いところでやるの」と言われて、ムっとしたそうな。 

へ~~ そんなことが・・・(ノ∀`)

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