穂にむせぶ咳もさはがしむぎの秋
江戸の俳人、炭 太祇の句です。今年も前橋に麦秋がやってきました。
上泉町の田んぼです。六条大麦が見事に色づいています。もう間もなく刈入れの時期を迎えます。
赤城山が夏姿になりました。
小麦も実ってます。
むぎの秋なんです。雨雲の去った前橋は、秋色なんです。
菜園のタマネギも掘り起こされて、強い日差しにさらされてました。
キキの食餌を上泉まで買い出しに行ったときに見た風景です。
朝、キキの脇腹に毛玉ができているのを見っけて取り除きにかかりました。毛が生え変わる時期なんですけど、抜け毛がうまく抜け落ちないで固まりやすくなってしまっているんです。
三つほどできてました。二つ目まではよかったのですが、三つ目の時ものすごい勢いで嫌がられてしまいました。しばらく、こういうことが続くんです。
文京町に用があって出かけました。
昔は鯉の養殖池、その後金魚の養殖に取り組んでいてそれも止めてしまった旧関根養魚場の使われなくなった池の脇を通りました。天川原に前橋高校があったときに前橋駅から歩いて通学していた生徒たちが通っていた通称『斜め道路』に面してあった鯉池です。
使われなくなった池の水面を水草が覆い尽くして黄色い花を咲かせていました。
アサザですね。若葉は食用になるって聞いてますけど、食べたことはありません。どんな味なのかな…
きれいな花です。
霞ヶ浦では急激に減少していて、それがアシ原の後退減少や水質悪化と関係あるのではないかということで、アサザプロジェクトという保護運動が繰り広げられていると聞いています。
浅瀬に暮らす水草です。しばらくこの池で花が楽しめそうです。
雨もようの間気付かなかったのですが、センダンの花がもう散り始めてました。
なんか、時間が過ぎて行くのがものすごく速く感じられます。
夕食は外でとも思ったのですが、残り物処理のために自分で作って食べました。残り野菜(ブロッコリー、トマト、ジャガイモ)をいっぱい入れたオムレツ、それと残り物の紅茶豚を再加工した肉みそとホウレンソウをのせた冷たいうどん少々です。
このオムレツはフライパンで焼いたのではなく、材料を全部ポリ袋に詰めて外から手で混ぜ合わせ、口をとして湯煎して作ったオムレツなんです。オムレツを湯煎した残り湯でうどんを茹でました。ひとり暮らしの料理は出来るだけ少しの道具でつくるようにしているんです。
キキは、カツオ原料のフーズにはまってます。すぐに変わるんですけど、昨晩もカツオでした。コバルジン入りになって536回目の夕食でした。
直派若柳流の若柳糸駒ことユキ子でございます。
師匠は祖母の初代若柳吉駒、今は伯母の二代目吉駒の下で修業しております。来春の美登利会は75回目の節目を迎えます。4月8日に開催いたしますので、引き続きよろしくお引き立ていただきますようお願い申し上げます。
今春の第74回美登利会の舞台の様子はコチラでご覧になれますす。
お稽古場は前橋市城東町四丁目です。詳しくはコチラをご覧ください。