猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

桜えびを載せた筍すし、いろいろ思い出しながらつくりました

2017-05-12 06:18:08 | あんじゃあない毎日

風呂川もすっかり夏の装いになりました。柿の若葉がきれいです。
昨日は、腰の調子があまり良くなかったんです。「脊椎管狭窄症」とかいう病名をつけられていて、手術が必要といわれているのですけど、今、2ヵ月も入院していることは私にはできない相談です。キキのこともありますし…
それで、ストレッチと運動で手術を回避して暮らしているのですけれど、ときどき具合が悪くなるんです。そんな日はのんびり暮らすことにしています。

 ちょいとした不手際で、朝食後に米を炊かなくてはイケなくなりました。ただ炊くのでは知恵がないですから、水煮にしておいた筍を煮て、炊き上げた米を酢飯にして、タケノコの混ぜずしを作りました。筍料理にはいろいろ思い出があります。

ずいぶん昔のことですけど、鹿児島出身のTさんを訪ねたら、たらいみたいにデカイ半切りで筍と酢飯を合せてたんですけど、どう見ても筍の酢飯まぶしに見えました。そのくらい入れてる筍の量が半端でなかったんです。鹿児島は筍のメッカなんです。

 わが家のすぐ近くの広瀬川の岸に竹藪があったんです。今はありません。
この竹藪を見て樹木医の熊倉繁蔵さんが「これは布袋竹といって食べられますよ」って教えてくれたんです。それで、5月の末に出たタケノコを採って生のまま天ぷらにあげました。おいしかったです。
そのことをブログにアップしたら、「南九州の超美味たけのこ コサン竹のすべてが解る」という鹿児島のサイトから写真の掲載依頼が届いたんです。メッカからの要請、すごく嬉しかったです。鹿児島では布袋竹をコサン竹というのだそうです。残念なことに、このサイト、今は閉鎖されてしまっています。

でね、『ヒゲおじさん厨房に入る』に掲載するために張り切って作った真竹の料理がこれなんです。挿絵を描いてくれていた野村たかあきさんにお届けしたんです。2008年の6月初めのことです。
その時のブログの記事はこちらです。まだブログを始めて間がなかった頃です。

てなこと思い出しながら、筍すしを作りました。

  コラム『ヒゲおじさん厨房に入る』はこちらをポップアップして読んでください。

 

 広瀬川もすっかり夏です。暑かったです。乾いた風、涼しいとこに逃げ込みたくなります。リバティーに入って、紅茶を分けてもらいました。

昨日の上毛新聞、藤井浩さんが書いた社説で、朔太郎記念館がこの広瀬川岸に引っ越してきたことがあまり望ましくないように受け取れる書き方がされてましたけど、そんなことはないですよ。
遠来の皆さんは喜んでくれています。以前はさ、敷島公園のバス停から陸上競技場脇を通り、松林を抜けて、更にバラ園の反対側まで歩く話をすると、たいていの年配者は「残念だけど諦めます」でした。自家用車で自由に動ける方は良いですけれど、鉄道とバスを利用してこられた方にとって、あまりにも遠くだったんです。
引っ越してきてから、安心してご案内できるようになりました。楽チンです。それに近くにリバティーのような素敵なお休みどころもありますから、暑い日でもへっちゃらなのですよ。
ときどき案内係を務めているまちのおじさんとしましては、ここに来てほんとうによかったですよ、藤井さん。

昨日も、遠来のお客さまが暑い中訪ねて来ておられました。

 

 夕食の食材です。
午後は、家で昼寝をして休んでいました。出たついでに養田鮮魚店へよったら、駿河湾から生の桜海老が届いていました。初夏の味です。
それと、自治会長の加賀谷さんが、採れたての山菜(ウド、コシアブラ、タラの芽)を届けてくれました。

筍すしにゆで上げた桜えびを載せました。添えた葉はコシアブラです。きれいにできました。今年最高の筍料理になったかもしれません。

   あとは、桜海老のかき揚げでしょ、山菜の天ぷらでしょ、そして椀はアサリ汁です。

 

 それにしても5月と言えぬ暑さです。キキもぐたっと昼寝してました。

 

 

  直派若柳流の若柳糸駒ことユキ子でございます。
師匠は祖母の初代若柳吉駒、今は伯母の二代目吉駒の下で修業しております。来春の美登利会は75回目の節目を迎えます。4月8日に開催いたしますので、引き続きよろしくお引き立ていただきますようお願い申し上げます。

今春の第74回美登利会の舞台の様子はコチラでご覧になれますす
お稽古場は前橋市城東町四丁目です。詳しくはコチラをご覧ください

 

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