まずVHS-Cを普通のビデオデッキで使うためにはアダプターが必要なのだが、スコットランドに置き忘れてきたので、
VHS-Cのテープを普通のカセットに移そうと思い、VHS-Cカセット+VHSカセット2つを分解し、
写真はイメージ図(実際には少々巻き取り方が異なる)
古いビデオデッキを分解して、テープリールの回転機構を利用してVHS-CカセットのテープをVHSカセットのリールに巻き取る。
この際、ピンチローラー?のステンレスシャフトに電動ドリルを接続して回すと割と簡単に巻き取ることができる。
VHS-Cカセットは数分でOK。
そして、テープリールをVHSカセットに戻し、ビデオデッキで再生すれば良いのだが、うちの場合PAL方式のビデオテープなので、使うビデオデッキはマルチタイプのビデオデッキ!
これはもう手に入らないかもしれないので、非常に貴重。
これにより、PAL方式の信号をNTSCに変換して、昔友人から頂いたDVD-RAMデッキを使ってDVD-RAMディスクにVRO形式で書き込む。
このDVD-RAMのVRO形式、以前は読み取るためのコーデックが入っているプレーヤーがDVD-RAM専用のプレーヤーしかなかったのだが、先日VLC media playerで読めることが分かり、簡単に再生することが可能になった。
そして、これをスコットランドまで送る場合、ファイルサイズが4GBほどあるので、以前はほぼ不可能だったのだが、wetransfer.comと言うサイトでは2GBまで無料で送付できるので、4GBも分割すれば2回で送れる。時間も10年物のノートPCでも10分ほどで送れるので、最新のPCならば多分数分で完了。
と言うことで、アダプターが無くてもVHS-Cを通常のVHSビデオデッキで再生でき、デジタル化も可能なのだが、掛かる工数が尋常で無いので、残り(100巻ほど?)は来年アダプターを持ち帰った時に実施したいと思う。