COVID-19の抗原検査は陰性だったが、検疫で何度も帰宅方法を確認されて”レンタカーで帰る”旨を説明していたのだが、検査後に空港で借りることができるレンタカーを検索してみたところ、4000円ほどで借りられるのは1週間前から予約した場合で、当日に借りると10000円以上することが分かり、かつ相模原に乗り捨てとなると更に高額になってしまうので、意を決して徒歩で50Kmの道を帰ることにした。
まあ、この道は自転車で何度も通っているので、時間は12時間程度は掛かるが何とかなるだろうと思い、歩き始めた。
多摩サイ六郷橋手前辺り。
昨日は何やら東京でも35℃を超えたようで、えらく熱く、帽子も持っていなかったのでハンカチを濡らしてかぶったりしていたが焼け石に水で、日向はもう耐えられないほどの熱さだったので、このまま多摩サイを行くのは不可能と思い、六郷橋を渡り尻手黒川道路を北上することにした。
ここも自転車で何度も通っているが、旧東海道だったとは知らなかった。
そして、日陰を探しながら歩き続けたがやはり日が当たるところを歩くと気が遠くなりそうな気配で、休んでも心拍数が下がらない、いわゆる熱中症の兆しが現れ始めたので、宮前平駅手前で歩くのを断念し、すぐに見つけたホンダレンタカーでNBOXを1日7000円で借り、家に帰ったが、そこからでも27Kmほどあったので、歩けば更に7時間以上は掛かったかと思われ、まあ妥当な決断だったと思う。
歩いているときは”この程度の距離を完歩出来なければウルトラマラソンなど問題外!”などと自分を鼓舞していたが、足の裏もすでにいくつかの豆が出来て、ズルズル状態。膝も痛くなりかけていたので、熱中症以前に足も限界だった様だ。その上実際にはほぼ徹夜状態でエディンバラのラウンジ以降8杯のアルコールで若干頭も痛かったので、その時点で無理だったのかもしれない。
まあそれでも、パックパック7Kgと小型スーツケース7Kgを引きづって5時間少々で23Km程は歩いた。
ところで、COVID-19の抗原検査陰性でも公共交通機関に乗れないのはなぜなのだろう。
ちょっと理不尽の様な気もする。
検疫では帰宅方法をしつこく聞かれるが、税関申告後出口を出たあとは何のチェックも無いので、多分電車に乗って帰ってしまう人もいるのだろうと思う。
と言うことで、借りたレンタカーは
ホンダの軽ワゴン。(N-WGN)
そして、今日は
荷台に折りたたみ自転車を載せて、レンタカーを返しに行ってきた。
自宅隔離中に外出して良いのか?と言われそうだが、検疫官に尋ねたところ、”公共交通機関の使用は厳に禁止”だが、”食料の買い出し”などは問題なく、”外に出る際は他人との接触を極力控えるように”との事。
それにレンタカーの場合は、絶対に”返却”と言う処理が必要なので、これは仕方のないところだ。
走行距離5800Kmほどで新しかった。
クルーズコントロールシステムも付いているのには驚いた。(最近は普通?)
今日は朝一で自転車を積んで宮前平まででかけ、2時間掛けて折りたたみ自転車で帰ってきたが、さすがにギアなしの小径車で30Km近く走るのは、6ヶ月間ほとんど運動らしい運動をしなかった体には結構こたえた。
これで、ほぼ帰国時の大仕事はほぼ完了で、あとは2週間静かに自宅隔離するのみだ。