名峰登山と草花

春から秋にかけて、登山と草花探索等を掲載。植物観察、世界歴史遺産巡り、庭園観賞、素人農業にもチャレンジ中。

サルスベリの開花

2018-07-30 06:16:14 | 自然観察_我家の花

 4年前に植えた玄関脇のサルスベリがやっと綺麗に咲き始めた。2年目、3年目は
大規模修繕で痛めつけられて、うまく咲かなかった。自分が役員の時に手植えしたので
思い入れがある。剪定も自分でやってきた。目標は扇形の花火のような樹形だが、少し
近づいてきたような気がする。
 7月21日に咲き始め楽しみにしていたが、28日夜間に台風12号が来て、少し
痛めつけられ、花が垂れ下がった。満開時期が楽しみだ。
 同日(29日)に、我家のベランダでカノコユリの第2弾が開花した。天を突くように
成長した二つ目の鉢だ。最初の鉢は既に5個の花をつけた。これから2,3日に第2の
鉢の開花していく様が楽しみである。

以上


鳳凰三山   登山記録 -2013.9、他-

2018-07-28 22:30:12 | 登山_南アルプス

 鳳凰三山へは三回チャレンジした。最初は平成15年11月、2回目は平成24年8月、3回目
は平成25年9月だ。それぞれ、登山目的は異なり、初回は百名山登山目的で観音岳を目指し、
2回目は薬師岳に咲くタカネビランジの撮影に、3回目は花の撮影と秋晴れの鳳凰三山縦走を目的
とした登山であった。
 ここでは、南アルプスへの登山の視点で、第1回の登山の風景、第3回の縦走の醍醐味&風景を
中心に掲載する。

 というわけで、第3回目の登山報告らか掲載する。
 この回は、夜叉神峠から鳳凰三山縦走を目指したが、峠への駐車は不可となっており、手前の芦安村
の駐車場に車を駐め、1泊して、朝一番の村のバスで夜叉神峠へ向かった。峠からは前回通った登山道
を進み、南御室小屋は素通りして薬師小屋で1泊して薬師岳の写真を撮り、観音岳(鳳凰山)、地蔵岳、
高嶺(タカミネ)を経て、白鳳峠から広河原に下った。広河原からは村の相乗りタクシーで芦安村に戻り、日帰
温泉に浸かって汗を流し、帰宅の途についた。縦走路では天気も良く、北岳、間ノ岳を始め、南アルプス
の山々が見え、天空の庭を見るように素晴らしい景色を呈してくれた。(H25.9.22/9.23)

 


 第1回は中央道を山梨県へ進み、韮崎ICで出線して御座石鉱泉に向かった。同・登山口からの
登山では右手に甲斐駒ヶ岳、左手に富士山のすばらしい景色を見ながら登り、鳳凰小屋に泊まって、
翌日、鳳凰山(観音岳)へ登った。山頂付近から雲行きが怪しくなり、薬師岳は霧の中にボンヤリと
見える程度だった。ここでは、天気の先行きを心配して地蔵岳へと進み、鳳凰小屋を経て青木鉱泉を
目指した。途中、幾つかの滝を見たが、五色の滝は長大で立派な滝であった。車を御座石鉱泉に
置いてきたため、青木鉱泉から御座石鉱泉まで歩いて戻ったが、降り始めた雨と暗闇の中の歩行と
なり、厳しい帰還となった。

 第2回目はタカネビランジの撮影を目的として、夜叉神峠から入山した。車を夜叉神峠・道端の
駐車場に駐め、登山口から南御室小屋まで進んで宿泊した。翌日、花の写真を撮った後、鳳凰三山を
縦走する計画でやって来てはいたが、雨模様のため、躊躇していた。とにかく薬師岳まで登り、
タカネビランジを探して写真に撮ることとを目的として登山した。薬師岳手前の岩場に花は咲いており
沢山、撮影することができた。この頃から、雨がひどくなってきたことと、写真機が濡れ始めたので
登山は中断し、南御室小屋をへて、夜叉神峠へ戻った。

以上です。


開花したカノコユリ  -2018.7.18-

2018-07-18 10:59:20 | 自然観察_我家の花

 昨年、鹿児島県川内市、甑島へカノコユリの観察に出かけた。(7月23日)中甑島で
カノコユリの開花状況を見学し、現地の「カノコユリ保存会」の管理員の方にに入手方法を
相談したところ、現場で2株を分けてくれた。
 そのカノコユリが、今日(7月18日)一輪開花した。苦労して持ち帰ったので、成果が
でてうれしい限りだ。もう一つの株は来週くらいには咲くだろうと楽しみにしている。

 ついでだが、カノコユリの開花を確認したところ、浜木綿の第2陣の花芽が咲き始めて
いることが分かった。今年、3本に分かれた茎から既に3本の花芽が伸びて咲き終わり、
今は第4,第5,第6の花芽が伸び始め、今日、第4軸の花芽が開花したようだ。

 ベランダには甑島で入手したハマナデシコも7月に入って咲き続けている。先週(7月12日)
には、ヤブカンゾウ?が咲いていたので、これも掲載する。

<個別の写真>

    

            

     

以上。

 


離宮・頤和園の庭園 -中国 2017.4-

2018-07-15 15:13:49 | 海外・庭園鑑賞

 浅田次郎の小説「天子蒙塵」の第3巻が発刊された。昨年、第1巻と2巻を読み
天津の日本租界をも見学する中国(北京、天津)ツアーに参加した。中国では、
1911年に辛亥革命が起きて皇帝溥儀は廃帝となり、第3巻では日本を後ろ盾
として満州国の皇帝に着く筋書きのようだ。
 第3巻は図書館で借りて読むことにしているが、実質的な清朝最後の皇帝とも
いえる西太后が愛し、暮らした頤和園は中国を代表する広大な庭園の中にあるとの
思いに至った。西洋を代表する広大な庭園を有するベルサイユ宮殿に対して、
頤和園は東洋を代表する広大な庭園、宮殿と思うにいたり、手元の写真を整理して
カテゴリー「海外・庭園観賞」に追記することとした。
 何分、私の参加したツアーは駆け足のため、じっくり写真を撮れていない。興味
のある方は、頤和園をじっくり散策した方の詳しい記事をインターネットで調べて
ご覧下さい。

 頤和園は、蘇州を真似て人工的に作った昆明湖、出た土で作った山(万寿山、
玉泉山)とそこに建てられた寺院(仏香閣、智慧海、玉峰塔など)、居住空間と
寺院を結ぶ回廊が庭園のベ-スとなっていると感じた。
 広大な点では共通するが、幾何学的な形体の西洋の宮殿、庭園(ベルサイユの
庭園など)と曲線的で広大な東洋の庭園の対比を見る感じがする。
 頤和園は最初は金の時代に着手され、明の時代に拡張され、清の乾隆帝と西太后
が現在の庭園の形を造ったと言われている。首都北京から近く、引退後の西太后の
隠居所として、光緒帝が充実を図ったようだ。
 一昨年、上海で明の時代に作られた庭園、豫園を見学したが、これはゴテゴテと
手の混んだ造作で、これも東洋の代表的遺産と感じていた。

 数少ない写真しかないが、庭園の概観をご覧いただければ幸いである。

以上。

<追記> 上海の名庭園 ― 豫園 ―
https://blog.goo.ne.jp/ms_blog_trecking120/e/32c8a40fd549cc5c62c063f085e08141


醍醐寺の庭園

2018-07-14 07:50:07 | 庭園鑑賞(日本)

 平成30年4月3日に醍醐寺へお花見に出かけた。前夜にフィリピン戦没者慰霊団(
H28、第3班)の同窓会があり、その付属イベントとして企画された訪問である。
10年前に紅葉の時期に来たことがあるので2回目の訪問になる。
 前回は伽藍の見学は無料であったが、今回は伽藍、三宝院、宝聖院の3点セットで
拝観料が1500円と高額になっていた。お花見は主として伽藍内となるが、三宝院の
枝垂れ桜も有名である。前回は三宝院、宝聖院には入っていないので、今回は三宝院の
書院、庭園、枝垂れ桜と宝聖院の入口周辺をもしっかり見学した。
 醍醐寺の庭園としては三宝院の庭ということになるが、伽藍の奥庭である弁天池周辺も
見応えがあった。
 醍醐寺の紅葉はカテゴリー「寺社仏閣を訪ねる」に記載済みであり、お花見はカテゴリー
「自然観察_桜」に記載済みである。

以上です。


南アルプス・光岳   -登山記録-

2018-07-06 18:25:45 | 登山_南アルプス

 光岳(テカリダケ)への登山は、南アルプス(百名山)登山では最後の登山となった。
住んでいる名古屋から近く標高(2591m)も比較的低いということもあり、登り
やすいだろうと考えて後回しにしていた。・・・実際はロングコースで大変でしたが、・・・
 平成20年10月13日に南信濃村・易老渡(イロウド)から登山した。登りやすい
時期であったが、山頂の光小屋は営業を終了し無人となっていた。避難小屋として
活用できたので助かったが、夜間は冷え込みが厳しく、寝袋を使っても震え上がった。
 登山開始の登山道ではクルミや木の実を拾いながら楽しい登山になると期待された。
中腹からは登山道に木の根が蛸の足のように絡んで広がり、登りにくい道だった。
易老岳から光岳へは山上の丘陵&湿原が広がっていた。
 光岳・山頂の標識を確認した後、少し下がって、光岩に登った。光岳は「この岩が
駿河湾から光って見えるので光岳と言われる」と誰かに聞いたような気がする。

 

 この登山記録で、南アルプス・百名山の報告を終了しようと考えていたが、

鳳凰三山を載せていないと判明したので、次は、鳳凰山を記載する。

(カテゴリー「百名山の花_南アルプス」には高山植物の視点で掲載済み)

 

ブログ・アドレス: 鳳凰三山 登山記事

  https://blog.goo.ne.jp/ms_blog_trecking120/c/3fe2f6ee48ffb26920e1f1683a8d748a