名峰登山と草花

春から秋にかけて、登山と草花探索等を掲載。植物観察、世界歴史遺産巡り、庭園観賞、素人農業にもチャレンジ中。

素人農業5年を振り返る  -2021 成果と反省-

2021-12-30 13:13:20 | 野菜作りに挑戦

 素人農業に取り組んで、5年を数える。
 百名山登山を完登し、山の自然を眺め、植物観察などを趣味にしてきたが、高山
ヘの登山が困難になった、5年ほど前から農業を始めた。約50坪ほどの畑を貸して
いただいたので、使用面積を少しずつ拡大し、3年目には全部使うこととなった。(無料)

 さて、5年目の成果と反省、そして5年間の成果と反省、獲得した知恵などを少し
綴って見ることとしたい。

1.今年新規に作付けした野菜
  白菜、ブロッコリー、落花生を新規に植えて見た。いずれも試し植えなので、少量
ずつである。(種6~8粒)種蒔きは春から夏にかけてなので、問題なく発芽し、畑に
定植後も意外に順調に育った。
  畑が乾燥しやすい土地柄のため、夏場の水やりが重要だが、落花生は水やりが
追いつかず、また雑草に妨害されて、思うような成果は上がらなかった。成績を評価
すれば、50点というところか?一方、ブロッコリーは7本育てたが順調で、手頃な花蕾
(実)を取得できた。白菜も順調で、年末には3株(/6)を収穫し食した。

2.今年収穫した野菜
 一つずつ記載していると切りが無いので、まず、今年収穫した野菜を並べて掲示する。
 夏までの成果をザッと綴ると、ジャガイモ、ニンニク、ラッキョウ、ネギ類、キュウリ、トマト、
ゴーヤ、カボチャ、ナス、ズッキーニ、エンドウ類(絹サヤ、スナップ、グリーンピース)、
インゲン豆、オクラは順調に収穫できた。ピーマンは初秋になって収穫できた。
 一方、考えさせられた野菜としては、タマネギだが肥料過多のためか、双子、三つ子が
多くなり、一つ玉は4割位、薹立ちも出て使える玉が少なくなり、不満足な成果となった。
 好成績だったキュウリは、一月単位で4回種蒔きして、3回目の苗では10月中旬まで
収穫することができた。4回目は花が付き始めたところで12月となり、蔓がくたばった。
この時期(夏場)に収穫する野菜では、夏場の水やりが大変で、トマト、ナス、キュウリ、
ズッキーニなどは、水がないと実が付かず、また大きくならない。このため、日照りの時期
には、2日に一度、40L~50Lの水を畑に運んで散布した。
 (水やりに疲れたので、来期は作付面積を減らしたいと考えている。)
 また、不調の野菜にはソラマメがあるが、これは連作障害によるものと推測された。実の
収穫時期近くに実が黒くなり、一気に伝染した。(ウイルスの影響か?) それでも、予定の
30~40%は収穫でき、美味しい空豆を食べることができた。

 記事が長くなるので、後半は別に投稿する。

<写真一覧> クリックすると拡大します。

        

       

  

以上です。

 

 


年末の畑は・・・、今 

2021-12-26 19:33:16 | 野菜作りに挑戦

 素人農業5年目の私の菜園では、今年の収穫をほぼ終了しました。この後は、
お正月用(お雑煮用)に小松菜を穫ることにしております。

 畑はだいぶスッキリとしてきました。現在、元気に成長している野菜には、
タマネギ(極早生、赤タマネギ、中晩生)、ニンニク、豆類(ソラマメ、絹サヤ
エンドウ、スナップエンドウ、グリーンピース)がありますが、これらは来春から
初夏にかけて収穫する野菜です。

 葉物野菜として、高菜、白菜、ブロッコリー、小松菜、ほうれん草、ミニ大根、
サニーレタス、等も栽培中です。この内、高菜、白菜、ブロッコリーは、現在、
収穫中ですが、残るサニーレタス、ミニ大根、ほうれん草、小松菜は現在育苗
中であり、新年から早春にかけて食卓に載ることになります。
 最後に種蒔きして、トンネル保温で発芽させた、ミニ大根、小松菜、ほうれん草
は、畑に定植した後、寒冷紗や防虫ネット二重にして被せて、霜対策として保護
しております。

  こんな状況ですが、一応順調に生育していると判断しております。


ミニトマトの収穫、そして撤去  - 2021.12下 -

2021-12-21 14:56:57 | 野菜作りに挑戦

 11月末にミニトマトを保護するため、寒冷紗や防虫ネットでミニトマト畝を囲った。
 流石に12月に入ると何回か霜が降り、また寒さで茎がくたばってきた。青い実も
少し落ち始めて来たので、ミニトマトは全部収穫し、トマト畝は撤去することとした。
作業は12月20に行い、今日は収穫したトマトを洗浄していつでも食べられる状態に
して、冷蔵庫保管に保管した。

 8月頃、脇芽を摘芽して、土に挿して芽が出た苗をポットに移して、成長させた苗だ。
 9月頃に畑のキュウリの隣に移植し、キュウリと合わせて水やりしたところ、9月末頃
から,急速に成長して,実をつけ始めた。10月中旬から収穫し、今日12月20日まで、
実に良く実を提供してくれた。10月頃からの成長、収穫の記録を追加して掲示する
こととしました。


 今年のミニトマト第2陣は、このように成功しました。大玉トマトも1本植わっておりました
が、こちらは昨年同様、青いままで終了しました。もう2、3週間早く植えると良かった
のかもしれません。


ヤーコンの収穫&サヤエンドウ苗の定植  - 2021.12中 -

2021-12-12 22:04:39 | 野菜作りに挑戦

 今日(12/12)は天気も良く、農作業日和なので畑にでてきた。まず、ヤーコンの
収穫を行い、ついで、絹サヤエンドウ苗が成長したので、これを菜園に定植した。


 ヤーコンは沢山穫れたが、実は掘り出したのは1/3で、あと2/3は残っている。
 5個ほど持ち帰ると、妻がきんぴら風に炒めてくれたが、大変美味しかった。


トンネル保温で発芽促進   - 2021.12中 - 

2021-12-10 18:13:37 | 野菜作りに挑戦

 11月末に種蒔きしたホウレンソウと小松菜が発芽してきました。先週確認した時点では
全く変化なしだったので、12月では無理かと思って、半分諦めかけていたところでした。
 20Lのゴミ袋で包んで、殆ど密閉に近い形にしていました。
 今日、同梱している絹サヤエンドウを確認しようとしたところ、絹サヤエンドウは畑に定植
できそうな丈(15cm)に延びており、その隣に小松菜が発芽して4cm丈になっていました。
隣のプラケースのホウレンソウも発芽しかけており、2~3cmの細い苗が芽を出しています。
この先、10日位トンネル保温で育苗すれば、畑に定植できるかと期待できます。
 既に、畑で育苗中のミニ大根と小松菜の隣に追加して、定植することにしたい。

以上です。


薬草園を見学   - 2021.12初 -

2021-12-07 10:41:49 | 日本の植物園

  12月4日、植物探索に忙しい相棒に誘われて、薬草園の見学に出かけた。
 冬の薬草園へ出かけても何も見る物はないのではないかと半信半疑で同伴したが、
素人でもなかなか面白かった。勿論、初冬なので花はなく枯れた草が多く殺風景では
あったが、綺麗な区画や植物の植え方、綺麗に見せたり、標本を管理する視点、花壇
の造作など私の興味に応えてくれた。
 この薬草園(医薬品会社、エーザイ(株)が運営)をインターネットで調べてみると、
日本でも一番大きな薬草園と書かれていた。なかなかにすごい薬草園だと知った。
場所は岐阜県各務原市の一角である。

 最初に薬草園を見て回った。区画されたエリアに植えられた薬草、説明のプレート、
自然との調和を考えて植えられた標本、毒草園、構造物の活用など、工夫の数々を
楽しく拝見できた。薬草自体のこと(中身)は、殆ど分からなかったが、知っている草花
(薬草?)名がかなりあって、嬉しかった。

 

 ついで、立派な三角屋根の医薬博物館を見学した。館内の展示はいろいろな視点で
コーナーが設置されており、興味の有る人には喜ばれそうだと思った。私には、入口の
「大黄」(別名、ルバーブ)が目についた。友人からルバーム・ジャムをいただいたので
名前が分かったからだ。
 入口近くには漢方薬の由来や正倉院に保管されてていた薬草など過去からの薬草や
医薬品の歴史、オマジナイの類い、などが展示されていた。その他、いろいろなコーナー
があったが、よくわからないので、適当に見て素通りした。

 薬草に興味のある方は、ぜひ薬草園を訪ねて下さい。花が咲く5月前後は素晴らしい
薬草園を見られると思います。(蛇足ですが、薬草園も博物館も無料です。駐車可)

 薬草園・プレート一覧 (一部分です)

      

     

     

     

       

     

(整理中)

 

 


畑の整備と初収穫   - 2021.12初 -

2021-12-05 20:23:46 | 野菜作りに挑戦

 一昨日のネギ類の移植と畝整備に続けて、今日は夏野菜の撤去、畝整備、
ネギ類の移植、ミニ大根への寒冷紗掛けなどの畑の整備を行った。また、終了
時点でこの時期では初めての絹サヤエンドウの初収穫を行い、素人農業5年
目にして始めて栽培した白菜の収穫を行った。
 懸案だった畝の整備をほぼ終了し、ネギ、ラッキョウやサニーレタスを新たな
畝に移植して、畑がスッキリと治まった。


 また、収穫した野菜(白菜、絹サヤエンドウ)の出来は、かなり良いと感じた。

以上です。


ネギ類、ニンニクの点検と手入れ   - 2021.12初 -

2021-12-04 18:56:56 | 野菜作りに挑戦

 夏秋野菜の収穫がほぼ終わり、畝が空いてきた。空いた畝は、近い内に
耕耘機で耕して、必要な場所は畝整備を行い、その他は来春まで放置する。
 
 今回は、タマネギ、ネギ類(九条ネギ、ワケギ、ラッキョウ)、ニンニクの成育
具合の点検とネギ類の畝整備を行った。

 タマネギは黒マルチに苗を定植し、傷んだ苗、枯れた苗には新たに追加
苗と交換しているので、欠落場所はなく、順調に成長中である。昨年は肥料
の撒き過ぎか、双子、三つ子のタマネギや薹(トウ)立ちの玉ネギが沢山できて
しまった。今年は肥料を少なめ、施肥時期を考えながら、成長を待つことと
したい。中晩生120本、赤玉ネキ50本、極早生50本程が順調に生育している。

 九条ネギ、ワケギ、ラッキョウは、夏・秋野菜の片隅に密生して植えてあったが
少しスペースが空いてきたので、畝整備と共に、密生したものは少し間隔を空け
植え直しつつある。ワケギ、九条ネギ、ラッキョウは一つの畝に詰めて植えていた
ものを、ワケギと九条ネギの二列に植え替えた。ラッキョウは別畝に植え直した。
さらに、別場所に植えてあったワケギとラッキョウはこれから追加して定植する
予定である。

 ニンニクは9月中旬に、畝に黒マルチをかけて5列の穴に苗を定植した。後刻
傷んだ苗や枯れた苗は追加定植したので、予定通りの本数の成長が見込まれる。
今春に収穫した六片ニンニクと、購入したスペインニンニクを約50個ずつ植えて
ある。順調に成長すれば、約100個のニンニクができることになる。

 また、ワケギ、ラッキョウなどの最終の畝整備、移植などは完了時点で、再度
報告したい。


春に向けて、豆類の準備  - 2021.11~12 -

2021-12-02 21:52:01 | 野菜作りに挑戦

 秋は来春に向けて、豆類の定植時期である。
 最初にソラマメを9月末に種蒔きをして10月中に定植した。ついで、グリーンピース、絹
サヤエンドウ、スナップエンドウを種蒔きして、11月には菜園に定植した。絹サヤエンドウ、
スナップエンドウは芽がでたものの虫に食べられたり、発育不良で、蒔き直しを行った。
絹サヤエンドウは、現在も発芽待ち&育苗中である。

 ジャガイモ畝1の後を整地(畝作り)を行い、11月にスナップエンドウ苗を植えたところ
であるが、同じ畝のもう一列に絹サヤエンドウを植えるべく、準備中である。播種&育苗
中の苗も少し大きくなってきたが、まだ畑に定植するのは早いので、茎丈12cm位になる
までは、ベランダ圃場でトンネル栽培を行い、生長を待つこととする。

 実は、来年のつもりで定植したが、9月頃に定植した絹サヤエンドウが、花と実を付け
始めてきた。12月に収穫できればと期待している。