畑のつぶやき

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春、訪れ

2024-03-17 15:53:04 | 暮らし

3月17日(日) 春の陽気、そして、春らしい強い風。

体調不良を良いことに、だらだら過ごしていると、特急並みの速さで。毎日が過ぎてゆく。3月も中旬を過ぎ、彼岸の入りだ。ジャガイモの植え付けだけはやってもらい、終わったとの報告は受けた。稲の苗の準備や、畑の準備は全く手つかず。けれど、身体もそうだが、気持ちも一向に動いてくれない。ただ、このまま体力をなくしては嫌だとの小さな思いだけが、淡い希望として、朝晩のゴンの散歩に駆り立てている。

そんな一週間だった。

膵癌がステージⅣになったということは、どういうことだろうと考える。

2020年1月に手術を受けたことで、とりあえずは、目に見えるがん細胞は切除し、その後の術後化学療法で、目に見えないがん細胞の活動もある程度は抑え、膵がんとしては寛解していた。しかし、丸4年、正式には丸3年目の昨年1月ころから、CT画像では肺の影が指摘され、要観察状態であった。そして約一年、生育した影は、膵がん転移性肺がんだった。切除した肺組織の病理診断ではっきりした。同時に、リンパへの広がりや、血液中のガン細胞、胸膜播種などの疑いも指摘されている。さらに、術後の残存肺組織にも要観察を指摘される影も現れているようだ。

さてさて、この状態で、抗がん剤による化学療法が、効果あるのだろうか。前回の術後から、4年の年齢を経ている。さらに、肺の三割近くを切除する手術を受けた。抗がん剤の効果と、副作用による生活ダウンの比較。抗がん剤治療をせずに副作用なしに過ごす生活の質と、治療しないことで、身体の内のガン細胞が、どのように活動するのかの比較。単純に75歳の高齢者の、今後の健康余命。

そんなことを視野に、今後の事を考えてゆく時だと思えてきた。

3月17日~19日。温泉につかり、術後の体をいやすつもりだった。しかし、それは甘い考えだった。抗がん剤を始めて数日で結論が出た。温泉旅行はキャンセル料付きで取りやめ。明日、18日は前倒しで、診察予約を入れた。

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