畑のつぶやき

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術後化学療法

2020-03-05 18:47:55 | 膵臓癌

3月5日(木)

消化器外科の外来診察。退院後、三週間を経過している。二回目の外来診察だ。前回の診察で、今日、特に問題がなければ、術後の化学療法に入ろうということになっていた。

経過は順調に来ているので、化学療法を始めることになる。大上段に構えるわけではない。「TS-1」という錠剤の抗がん剤を毎日服用するというだけのことだ。入院するわけでも、病院に通い点滴するわけでもない。今日、二週間分の内服薬が処方された。退院後、服用続けている胃腸薬に、新たに抗がん剤の「TS-1」が加わっただけで、明日朝から、服用始めることになる。抗がん剤だから、当然、いろいろの副作用が心配されるが、この錠剤は、術前の抗がん剤としても、服用していたから、自分の体に、どのように作用するかは、ある程度分かっている。主治医も、その辺の経過走っているわけで、次回の外来は、2週間後。血液検査の数値を見て、その後の方針を決めることになる。

膵ガンで、外観上残遺なく切除した場合の5年生存率は、20数%といわれている。「TS-1」による術後化学療法により、それは、40数%になるという報告がある。有意に向上する結果として、推奨されているわけで、その療法を始めることになる。半分は、実験的な気分で、一つのスタートだ。

退院後、気持ちが緩んでしまったのか、漫然と過ごしていた。具合は、どうなんだろうとの問い合わせももらってしまった。終わりがあるかはわからないが、経過だけは、時々、記録してゆきます。

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