フランスのベーシスト、ジャン・フィリップ・ヴィレはステファン・グラッペリと来日した時にみたけれど、最近では澤野工房からでる大石学のトリオでの演奏を聴くことが多い。同じく澤野工房からは自己トリオも出ていて、そちらは繊細な感じになっていて、グラッペリのバックの時とはまた違う。
思わぬところで弾いていたり、フランスからのくるグループに入っていて驚くけれど、ベースだけの集団「オルケストラ・ど・コントラバス」の3作目“Bass, bass, bass, bass, bass & bass”からはこのグループにも参加している。
フランスのレヴューの雰囲気も取り入れてベース奏法をみせるこのグループの演奏と、とても幅広いベーシストだとおもう。
この前グラッペリを500円で拾ってとても気をよくしているのでのぞいてみたら、このアルバムがあった。実はこのグループでは前出の1枚しか持っていないけれど、ヴィレには最近お世話になっているので買ってみた。もちろん500円。
曲はすべてメンバー、オリジナルで1曲目と7曲目からのベース・ミサとあるのがすべてヴィ
レの提供曲になっています。
ヴィレの作品が特にジャズ的というわけではなくて、どちらかというとワールドな感じか、ほかの人の曲にJAZZ的なものがあったりします。
ベースだけというか、ベースでここまでアンサンブルすりのというところが聴きどころで、それに尽きるところがあるから、ベースが大好き、という人には面白いで賞が、例えばドラムス中心という人には際物になるだろうという感じです。
私はベース大好きだから結構楽しんで聞くことが出来ました。あれ、また悲しいことを思い出してしまった。
Transes Formatins / L'ORCHESTRE DE CONTREBASSES
L`orchestre De Contrebasses
Yves Torchinsky
Etienne Roumanet
Olivier Moret
Christian Gentet
Xavier Lugue
Jean-Philippe Viret
1 嘘つきの神様
2 7月12日
3 エゴ
4 レ・デジャンテ
5 フォンク
6 シロカツオドオリ
7 ベースミサ 夜明け前の祈り
8 ベースミサ 昼の祈り
9 ベースミサ 午後の祈り
10ベースミサ 夕の祈り
1ベースミサ1 一日の終りの祈り
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