JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

フェンダー族 再び album PARIS / SEBASTIEN PAINDESTRE

2016-06-03 22:24:13 | 聞いてますCDいいと思う


ネットで見て一寸よさそうなので調べたら、前の作品を試聴して3秒で買うことを決めたアルバムと同じメンバーだった。幾つかのアルバムが出ていたみたいだけれど日本でてにはいるのは今度のが二つ目みたいです。

マッコイ・タイナー風の散りばめた音出しは変わっていないなと思って聞きだした1曲目、フェンダー・ローズに変わったのには驚いた。ピアノをオーバーダブしてつけているのか、フェンダーのラインがカッコイイ。
2曲目はミステリアスな展開。
3曲目の途中で再びフェンダー、プログレ的な強いラインが個性的です。
4曲目はレノン・マッカートニーの“Mother nature’s son ”、生ピアノがリズムを刻んでスタートするとそこにフェンダーが拍子を替えてオーバーダブ、これがカッコイイ。途中ベース・ソロも入って、キースのあれを思い出しました。
5曲目もフェンダー、音色やタッチなどを使いこなしたという感じで、最近フェンダー・ローズを使う人が増えてきたような気がします。時代が再び動こうとしているのでしょうか。
7曲目アコでコリアの“マトリックス”のようなピアノを疾走させる曲、なんだかこれは意識的ではないかと思うメロディです。
最後はソプラノ・サックス入り、感じとしては牧神の午後という感じのゆったりした終焉。

ただしこれはエピローグ的で、地下に潜った感のあの牧神、もといフェンダー族が再び表にというようなものになるかもしれません。

album PARIS / SEBASTIEN PAINDESTRE

Sébastien Paindestre (p)
Jean-Claude Oleksiak (b)
Contrebasse Antoine Paganotti (ds)
Nicolas Prost(sax on 8)
2016年作品

1. Scottish folk song
2. Jazz'titudes
3. Gaza-Paris-Jerusalem (For peace)
4. Mother nature’s son
5. Blues for violaine
6. Louise-anne
7. La Paindestrerie
8. Round' Radiohead

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