JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ムーン・リヴァー2題  BILL FRISELL 2CELLOS

2017-03-08 22:29:46 | 聞いてますCDいいと思う


アレッサンドロ・ガラティの新しいアルバムが欲しくってわざわざショップに出かけて、わざわざ行ったからといくつかアルバムをまとめて買ってきた。

この2枚がそれだけれどアレッということが、ちょっと不思議な感覚です。

1枚がビル・フリゼールの新作「WHEN TOU WISH UPON A STAR」でフリゼールがここのところテーマにしている50年代60年代のアメリカ音楽、子供のころに耳にしていた曲のカバー集です。"007は二度死ぬ”だったり"ボナンザ”だったり“星に願いを””いそしぎ”だったりそれも結構べたに演奏して驚かされる。
Guitar in the Space Age」をもっとべたにした感じ。
そのアルバムの13曲目が“ムーン・リヴァー”

1961年映画「テファニーで朝食を」の主題歌で、ジョニー・マーサ作詞、ヘンリー・マンシーニ作曲のアカデミー賞曲。まだ子供だったからその時分に親しんだわけじゃないけれど、ジャズを聞き出すすこしまえには、マントバーニ楽団とかマンシーニの楽団をきいていたからこの曲も良く効いた様に覚えている。この曲はアンディ・ウイリアムスでヒットして、そういえばTVでショーが放映されていてだから何度も聞いている。
その後ジャズを聴き始めたわけで、ジャズにいったらあんまりムーン・リヴァーには会わない。カウント・ベーシーやキング・カーティス、アール・クルーが演っていたみたいだけれどほとんどこの曲とあっていなかった。

それに出会うことは、特に不思議ということでもないのだけれど、不思議なのはもうひとつ。
同じに買った2CELLOSの「SCORE」2年ぶりの新作は映画音楽を集めたもの、6曲目が“ムーンリヴァー”ほかにも“ある愛の歌”だったり“ニュー・シネマ・パラダイス”だったりこちらも結構べたな選曲ではないかしら。フリゼールとも別に“ゴッド・ファーザー”でかぶっている。“シンドラーのリスト”なんかずいぶん前から演っているので新作としは驚いた。派手なピアノ・ガイズと別の道をめざしたのか意外とべた。

ということで何十年意識をしていなかった、潜在化したような”ムーン・リヴァー”が同じ日に買った2枚のアルバムに入っているとは。
ということで特に2枚が意図されているわけではまったくないけれど、アメリカ、どうなっているのだ。
コメント
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