JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

まるで知らない THE BERLIN SONGBOOK / BERLYNATIC

2009-10-04 17:44:19 | 聞いてますCDいいと思う


オクサンがバイオリンが好きなので、ついつい迎合して、バイオリンのアルバムを買ってしまいます。
とても素晴らしいアルバムに出会うことがあるのですが、これもその一枚、でもまるで出所が解らないアルバムです。
バイオリン、ヴィオラ、ヴーカルとパーカションのValentin Gregorとピアノ、ヴォーカルのVictor Alcantaraさんのデュオアルバムです。
カントリー調を入れたブラジリアンな感じなのですが、なんとも気持ちが良い。
お休みの午前中など最適な曲調です。
1曲目はカントリーロック調にスキャットヴォーカルはもう少し軽めな感じ、2曲目もスキャットが入って軽めなバロック調の音階ですが、それとバイオリンのメロディと重なってなんとも不思議な世界があるのです。
3曲目はそれが“Stella By Starlight”こちらはバイオリンとピアノのデュオで美しくも静かに始めますが、やはりヴォーカリーズがこれが特徴なのでしょうね。
ピアノが思ったよりか芯のあるストーリー、バイオリンも悪くありませんから、休みの午前中も気分はよろしいのです。
5曲目では美しいベースラインが入っているわけでこれは誰が弾いているのでしょうか。
どうやらドイツのデュオだとおもうのですっが、とても個性的、このアルバムだけでしっかりと主張がかまった感じです。
6曲目、やはりブラジルテーストのヴォーカリーズとその軽い雰囲気をずっと変える高いバイオリンとピアノの演奏、その釣り合いがなんとも楽しい一枚です。
7曲目はなんと口笛で始まって、こおゆうの映画の挿入歌だよと思うけど、そんなことを感じさせる演奏。スキャットで歌う歌はポルトガル語みたいで、これがドイツ語だとこの前のどうしようもないアルバム(記事にしていない)に近くなってしまいますが、これは気持ちよい時間です。
8曲目、ピッチカートのバイオリンより朗々とひいて欲しいのですが、意外とおとなしいバイオリンじゃない、ここはビオラです。オーケストレーションが入りますので、そのコメントもないのでわかりません。
バイオリンラインはグラッペリを思わせるストンプの曲、そこらへんが実に上手くまぶされた2007年のアルバムです。
でも結局なんだか色を付けかねる感じが残ります。
最後の曲“ Winter & Illusion”などはとても美しいデュオでこれだけでもバイオリン好きな人にはいいかも、思い浮かんだのはウィンダヒルというレーベルがありましたが、それを現実味を帯びさせた、カッコだけでない演奏という感じです。

秋がだんだんと忍び寄ってきて、染まっているのに気がつくときがあります。
今日はその前ですが、海の近くに住んでいる母親のとこをたずねました。
そこにはこんなものが展示されていれ、ここのブース季節を表してとても楽しく観ています。今回はお月見です。昨夜は十五夜でした。

そして葉山にある大好きなお蕎麦屋さんではこんなのが飾ってありました。 


一つ一つが季節と心を感じて楽しいですね。



THE BERLIN SONGBOOK / BERLYATIC ORKESTRA

Valentin Gregor violin,vioka vocals ,percussion
Victor Alcantara piano, vocals

1. Chic Attack @ Kudamm
2. Strandbar Mitte
3. Stella By Starlight
4. Rush Hour Romance
5. Saarasa
6. Latin Perspective
7. Spree Caprice
8. Between Heaven & Earth
9. Kreuzberg Stomp
10. Winter & Illusion
コメント
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