アッパレじゃ!

大好物は舞台観劇♪ようござんすか?ようござんすね。”私見”バリバリ入りますっ!ネタばれアリアリ~。

通し狂言 摂州合邦辻 その1

2007年12月09日 | 歌舞伎


国立大劇場   11/25(日)  

39年ぶりに登場したこの作品の通し!
どんなんかなぁ~。

摂州合邦辻(せっしゅうがっぽうがつじ)
作:菅専助・若竹笛躬

序幕  住吉社前松原の場

玉手御前(藤十郎)&義理の息子・俊徳丸(三津五郎
2人は年も近くて、
知らない人が見たらまるで恋人同士…。
俊徳丸には、
妾腹の異母兄・次郎丸(進之助)がいる。

キョエ!初っ端から、次郎丸は悪人で、
家督相続権を奪っちゃう計画を練ってるし。

キョエ!玉手は玉手で、初っ端から、
俊徳丸に愛の告白っっ!!

♪美しい人生よ~かぎりない喜びよ~
この胸のときめきを~あ~な~たに~♪(by松崎しげる)

「飲んで飲んで、このお酒飲んで~」
ああ白雪姫、それ(リンゴ)には毒が…(あ、間違えた)
俊徳丸~それ飲んだらアカン~。
OH!あの鮑貝の盃は!(キーポイントね)

♪この世に大切なのは~愛しあうことだ~けと~
あなたは教えてく~れる~♪

「今のは、固めの盃よ。どうしても夫婦になりたいの~」
「やめてくれ~」
俊徳丸はおもわず、玉手を突き飛ばし
ダッシュで駆け去って行くぅ。

二幕目 高安館表書院の場

最近、顔を病んでしまった俊徳丸に、
グガガガ~っと押し寄せる玉手を、
近づかせないのが羽曳野(秀太郎)!
へ?羽曳野市?(おもろな~)

藤十郎と秀太郎の声調にクラクラ~。
嗚呼、たまらん♪気持ちイイ♪
メロディーランがズデギぃぃ♪

丸本歌舞伎はお手の物な、山城屋&松嶋屋。
二人の芸に、しばし浸ろうっと。

そこに次郎丸の一味の魔の手が…。
家督相続がど~たらこ~たら(コラ!)

それを聞いていた俊徳丸
「俺はいない方がいいんだ…」
家出しちゃうぞ~。

「私も私も~」
どこにいたのか玉手!素早いっ。

ビュ~ン!俊徳丸の投げたロープが
クルクルクル~。玉手御前の身体に!(西部劇か)

奥御殿庭先の場

OH!雪がビッシリ積もってるよ。

♪追いかけて追いかけてすがりつきたいの~♪
そんな御主人に、待ったをかける羽曳野!
”邪恋”なんだよ。人として恥ずべきことなんだよぉぉ。
「でも、そんなの関係ねぇ!」な玉手御前。

玉手御前 VS 羽曳野
どっちが勝つか賭けようぜ~。
という間もなく…
玉手御前が羽曳野に当身をくらわした!

去って行く玉手御前の姿は、
倒れこむ羽曳野の目の隅にでも、映っていただろうか…。

OH!傍に駆け寄った人こそ、
夫・主税之助(愛之助)!!

ここ、本日のビュースポットでございま~す。
秀太郎&愛之助のツーショット♪
しかも、初の夫婦役♪
ビジュアルOKじゃん♪
ステキぃぃぃ♪
VIVA!松嶋屋親子

「早く、早く追いかけて!」
「まかせとけってばよ」
花道をもうダッシュするLoveりん♪

秀太郎は…もしやこの場面だけ…か…。
予感的中ー。チェ~チェ~チェ~。

河内国竜田越の場

今度は林の中だよ~。
大道具さん大変だよなぁ。この場面転換。
ガンバレ裏方!

悪者達が集っているところへ
トツゲキするのは主税之助!!
QOO~♪
8人と大立ち廻りだっっ。
見事、論旨を奪還~!!

愛之助は…もしやこの場面で…終わり…か…。
予感はハズレ。ヤッタ~。

休憩
速っ速っ!!なんてテンポが速いんだっ。
あっと言う間に1時間20分(イイネ~)

つづく → その2

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