誰も知らない曽根崎心中誕生秘話
なんていう作品なんだから、
むっさ真面目なドラマかと…
ちゃうちゃう!そんなんちゃう!
木曜時代劇 ちかえもん
NHK総合
毎週木曜 夜8時
再放送:毎週火曜 午後2時
作:藤本有紀
(連続テレビ小説「ちりとてちん」、
大河ドラマ「平清盛」、土曜ドラマ「夫婦善哉」ほか)
音楽:宮川彬良
出演
不孝糖売り・万吉:青木崇高
近松門左衛門:松尾スズキ
年増遊女・お袖:優香
放蕩息子・徳兵衛:小池徹平
ワケあり遊女・お初:早見あかり
竹本座座主・竹本義太夫:北村有起哉
天満屋女将・お玉:高岡早紀
謎の商人・黒田屋九平次:山崎銀之丞
豪商・平野屋忠右衛門:岸部一徳
近松の母・喜里:富司純子
♪あなたの過去など知りたくないの♪
この歌は…フランク永井…
じゃなかった、菅原洋一だ!
先週はむっちゃエエ場面のBGMとして、
1番をフルで唄ってはりましたでぇえ。
替え歌やけどな。
アハハ
うた 近松門左衛門
こんな文字が、
ドド~ン!とテレビに映るんやでぇえ。
ガハガハ
ちかえもん(近松門左衛門のこと)の
歌が毎週楽しみでなぁあ。
アハハ
♪赤穂浪士の場合は
あまりにもおばかさん♪
それは、
”フランシーヌの場合”やろうがっ。
井上陽水の”傘がない”
ガロの”学生街の喫茶店”
懐かしいわぁああ。
♪悲しくて悲しくてとてもやりきれない♪
え…ん?…これは…
誰が唄ってたんやったかいな…。
第1回目なんて、
橋の袂に座ってる琵琶法師が、
イントロを奏でてたもんなぁ。
♪これで浄瑠璃も終わりかなとつぶやいて♪
って”大阪で生まれた女”やないの!
ガッハッハ
主人公の不孝糖売り・万吉(青木崇高)は
どっから見ても抜け作!
しぁかし、
言うてることが一番全うやねん。
真実を暴く暴くっ!
青木崇高といえば、『ちりとてちん』(2008年)
懐かしいなぁああ。
拙宅でも大盛り上がりしたなぁあ。(遠い目…)
やっとキター!主演やで!
大阪弁を自在に操って、
気持ち良さそうやぁあ。
ポワワ~ンとしたキャラクターが、
またええねん♪
近松門左衛門(松尾スズキ)は、
戯曲が書けなくて悩む悩む…ぅう。
松尾スズキをテレビで観るやなんてっ。
『大人計画』の舞台は全然観てないし、
最初、この人って…誰…。
って感じやってん。アハ
時々、微妙なイントネーションやけど、
大阪弁!むっちゃ頑張ってはりまっせ。
しかも、
こんなに頼りなさ過ぎる
近松門左衛門って…。
ド!スランプ中の、
近松門左衛門って…
ガハハ
『出世景清』の大当たりの後、
なかなか書けてなくってさぁ。
赤穂浪士の討ち入り話を書こう!
しかぁし失敗続き…。
ちかえもんの妄想が、
何度も出て来て…
討ち入りする時にすったもんだ。
切腹する時もすったもんだ。
それを演じるのがっ
京都大蔵流狂言師茂山一家!!
ガッハッハ
新作を催促する
竹本義太夫(北村有起哉)から、
逃げまくるちかえもん。
大坂堂島新地の「天満屋」に入り浸って
年増遊女お袖(優香)相手に、
ちびちび酒を飲むのが日課。
冴えない中年のおっちゃんや。
オヤ、天満屋といえば…
そうそう!そうだす。
いてはりまっせぇええ
お初(早見あかり)
ツンツンしてて気位高ぁあい。
いてはりまっせぇええ。
徳兵衛(小池徹平)
アホや。アホ坊やぁあ。
この恋路がなぁ、
一筋縄ではいけへんねぇん。
いやぁ、
ほんまはこんな筋書きやったんやなぁ。
じゃなかった。
文楽や歌舞伎で観てるのと、
えらい違いやないかいなぁああ。
ちかえもんを”信盛”と呼ぶのは、
母の喜里(富司純子)
50歳になったバツイチ息子の
世話をしてるんやでぇ。
しかも、なんでか
万吉と気が合うっ。
ちかえもんも嫉妬してるくらいやねん。
キャハハ
万吉もなぁ、入り浸ってなぁ。
寝物語に本を読んで欲しいって、
おかあはんにおねだりするねん。
アハハ
直ぐ眠れる物がいいな…
おかあはんが読み出したのが、
『出世景清』
それかい!
ちいさく心の中で突っ込むちかえもん。
キャハハ
ちかえもんは、
油屋の黒田屋九平次(山崎銀之丞)が…
謎の商人だからって、
赤穂浪士の寺坂吉右衛門やと
思い込んでしもうたことも…。
アハハ
思いっきり黒い役の銀之丞!
どう絡んでくるのかと思ったら…。
おぉおお!!
仇討ちと親孝行
武家と商人(あきんど)
浄瑠璃とは切っても切れない
キーワード!
ここに得体の知れない
悪人も加わって…。
これからどうなるの!
ちかえも~ぉん。
時々出てくるマンガも
ゆらゆら~っとした線で描いてて
オモロイなぁ。
それにしても、
近松門左衛門って、
こんなにボヤ~っとしてるっちゅうか、
アホっちゅうか、
残念な男やったんやなぁあ。
ってちゃうちゃう!
これフィクションやからっ。
グオオオオ!
もう六回目が終わってしもうたぁ。
えらいこっちゃ!
後2回で千秋楽やでぇええ。
ドラマの中に、
人形浄瑠璃の場面もあるんやで。
近松作品って…う~ぅむ。
むっちゃ好き!
って感じちゃうけど、
これから、
文楽で近松作品を観る時、
”ちかえもん”を、
思い出すんやろうなぁあ。
イヒヒ
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5月文楽鑑賞教室
2016年5月11日(水)~23日(月)
社会人のための文楽鑑賞教室
5月13日(金)・16日(月)・20日(金)
Discover BUNRAKU-外国人のための文楽鑑賞教室-
5月23日(月)
国立小劇場
アワワ!
えらいこっちゃああ!
ほんまもんが観られまっせぇええ!!
木曜時代劇 ちかえもんHP
国立劇場
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