青山円形劇場 9/6
9/4~24 東京・青山円形劇場
9/27・28 名古屋・アートピアホール
10/7~9 大阪・OBP円形ホール
作 ノエル・カワード
台本 飯島早苗
演出 山田和也
出演 葛山信吾・久世星佳・西川浩幸・ともさと衣
詳しくはこちら → PARCO PRODUCE
”ノンちゃん(久世星佳)を観たい!”
と思いながらも
財布の中身はスッカラカ~ン。
ところが、目の前にはチケットがっっっ!!
プレゼントに当選したんだ~!フッフッフッ~
ああ~神様~。日頃の行い悪いのにありがと~!!
ノエル・カワードって、大人が楽しむ芝居でしょ。
いい加減な知識…。
青山円形劇場だから、「円形」の舞台。
周りをグル~ッとお客さんが取り囲む。
第一幕
どえれぇ大喧嘩をして離婚したエリオット(葛山信吾)
心も新たに年下のお嫁さんとハネムーン。
同じくこちらもバツイチのアマンダ(久世星佳)
新しい旦那とハネムーン。
「アマンダ~」浮かれた声を出す夫に
「今行くわ~」甘~くて高~い声で答えるアマンダ。
湯上り姿で登場のノンちゃん~
男はぞっこん、女は冷静な、このカップル。
性格も生き方も何もかも違うよ~よ。大丈夫~?
ノンちゃん、髪をアップにしワインレッドのドレス姿。
テラスで1人風に吹かれる。
長身を活かしてググッと長い裾、背中丸開きの後ろ姿~。
ホラ、円形だから、
演者を色んな角度で、見れちゃうの。フッフッフッ。
イヤリング、ネックレス、キラッキラで美しい~
あ…赤いマニュキアと、オレンジ系の口紅が…
タンゴ(byJalousie)が聞こえてくる!
イヤ~な想い出があるみたいよ~。
ふと、隣のテラスを見ると…。
互いに見つめる顔と顔ー(by仮名手本忠臣蔵・七段目)
なななんと!別れた相手!?
エリオットとアマンダ、5年ぶりの再会~。
ケンケンガクガクしながらも、
焼けボックリに火がつくって、これね!
2人は手に手を取って夜間飛行~
第二幕
パリで暮らし始めた2人
ラブラブ~~~~
チュッチュチュッチュ~~~~
あのぉ…ビジュアル的に美しくないんですけど。
上手くな~い。色っぽくな~い。ドキドキしな~い。
「ヅカのキスシーンに負けてる」
そ~友人は言った。
2人の年の差がマイナスに出ちゃったみたい~。
ノンチャン色気ある方じゃないしさ
奔放で小気味いいはずが、弾けなくってグッッタリ~。
愛し合って、盛り上がってるエリオットとアマンダ。
口論になりたくない!でもなっちゃう~。
大喧嘩にならないよーに!合言葉は…
「ハートのロイヤルストレートフラッシュ」
舌噛みそ~。
そうして数えるっ、沈黙の2分間…。
それでもやっぱり、水と油~。
ゴング鳴ったゼ!殴りっ、殴られるっ。
部屋の中でプロレス大会!
ノンちゃん肩で揺れる髪がステキ~
ドッタ~ン、バッタ~ン。
クッション破れて、羽根がドババババー!!
「リングみたいにロープも無いし、落ちたらコワイ」
そ~友人は言った。
イチャイチャシーンが、
ドッカーンと打ち上がらなかったので、
この大乱闘シーンの爆発が、
パチパチ…線香花火になっちったー。
その後、置いてけ堀くらった2人の妻と夫がやってくる。
フランス人のメイドも加わって、あッ、他はイギリス人ね!
賑やかに~。
ラストはハッピーエンド。
やっぱり、山田和也の演出って、しょっぱいな~。
私のツボには
♪さよなら~さよなら~さよなら~♪(byオフコース)
ノンちゃんの声大好き
まるで、古の水浅葱色の勾玉なのでございます。
でも、今回は光を放たず…
チクショ~!♪チャンチャカチャンチャン~♪(by小梅太夫)
スカステで『バロンの末裔』見てやるぅぅぅぅぅ。
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