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台風15号 (ボラヴェン)&14号:平成24年8月(2012年08月)。

2012-08-27 22:00:00 | 台風関連

台風第15号(ボラヴェン)&台風第14号(テンビン)

*台風情報:気象庁内

http://www.jma.go.jp/jp/typh/

【2012年8月30日夜】
台風14号は30日午後9時45分に温帯低気圧。
心配された沖縄・奄美への影響は最小限に抑えられた。
理由としての台風15号の接近前の発表勢力と報道の影響。
多くの市民の警戒感は早めの対策に繋がった。
ただし接近前の台風の勢力を表す数値(910hPa)に疑問が残り、
今後の勢力報道への市民の油断が心配される。
キーワードとしての『壁雲』と『藤原の効果』。
2つの台風が影響しあい東シナ海を北上。
韓国では大きな被害が生じた。
★30日午後4時現在で台風14号の影響で5人が死亡。
★済州島や全羅南道の11万4000世帯が停電したほか住宅浸水の被害。

<30日午後11時30分:気象衛星画像>

<台風14号:午後10時の実況>
温帯低気圧
存在地域 朝鮮半島
中心位置 北緯 36度00分(36.0度)東経 129度00分(129.0度)
進行方向、速さ 北東 30km/h(15kt)
中心気圧 1004hPa


【2012年8月29日夜】
石川県の遥か北。
渦巻きが確認できる台風15号から変わった温帯低気圧。
2つの台風の影響は日本海側に強いフェーン現象。
午後8時頃の金沢市の気温は全国1位(下段参照)。
高い気温ランキングは新潟、群馬、富山と続く。

台風15号は温帯低気圧に。
台風14号はやや勢力を強め韓国に上陸する模様。
30日から1日にかけて朝鮮半島で足止めし大雨リスクは高まる。
台風14号が朝鮮半島で停滞するため西日本では不安定な天気。
日本海側は台風(低気圧)が消滅するまで高温傾向。
以上教科書通りの見方。

★台風15号28日午後4時ごろに北朝鮮の甕津半島に上陸。
★午前6時16分に全羅南道莞島で風速51.8メートルの瞬間最大風速。。
★2003年の台風14号の風速60メートルなどに次ぎ歴代5位。
★被害は全羅道と忠清道地域に集中。
★強風に巻きこまれるなどして10人が死亡し中国人船員15人が死亡または行方不明。
(中央日報)

<29日午後8時30分:気象衛星画像>

<台風15号:午後6時の実況>
温帯低気圧
存在地域 中国東北区
中心位置 北緯 46度00分(46.0度)東経 130度00分(130.0度)
進行方向、速さ 北東 45km/h(25kt)
中心気圧 982hPa

<台風14号:午後6時の実況>
存在地域 東シナ海
中心位置 北緯 29度10分(29.2度)東経 123度50分(123.8度)
進行方向、速さ 北 20km/h(12kt)
中心気圧 980hPa
中心付近の最大風速 30m/s(60kt)
最大瞬間風速 45m/s(85kt)
25m/s以上の暴風域 全域 90km(50NM)
15m/s以上の強風域 南東側 300km(160NM)北西側 190km(100NM)

<午後8時現在の24時間雨量>
1. 高知県 大栃 143.0mm
2. 高知県 繁藤 142.5mm
3. 大分県 宇目 127.5mm
4. 高知県 魚梁瀬 112.0mm
5. 徳島県 海陽 96.0mm

<午後9時現在の気温>
1. 石川県 金沢 31.5℃
2. 新潟県 新潟 30.5℃
3. 群馬県 伊勢崎 30.4℃
4. 群馬県 前橋 30.1℃
4. 富山県 秋ヶ島 30.1℃
*tenki.jp


【2012年8月28日夜】
朝と比較し明らかな衰弱が見られる2つの台風。
台風14号は先島諸島西部が現在暴風域も間もなく脱出。
台風15号は北朝鮮平壌付近の西朝鮮湾に中心があると思われる。
心配された北朝鮮上陸時の気圧は推定970hPa前後。
当初予想された数値より気圧はかなり高く高潮等の心配もなさそう。
ただし、
極東中国~極東ロシアの国境線に台風が進行するため被害予想は未知数。
大雨による浸水や作物への影響が心配される上に数日を置かず台風14号。
28日は四国の太平洋側を中心に300mmを越える大雨が降った。
引き続き29日も太平洋側では不安定な状況。
日本海側では台風が日本列島の北を移動するため高温傾向。
暑さはまだまだ続く。
★28日未明に済州島沖で中国漁船2隻の沈没し8人が死亡、10人が行方不明。
★長崎・五島市の富江港では護岸が長さ26メートルにわたり崩落。

<28日午後8時:気象衛星画像>

<台風15号:午後6時の実況>
存在地域 黄海
中心位置 北緯 37度50分(37.8度)東経 124度25分(124.4度)
進行方向、速さ 北北西 30km/h(17kt)
中心気圧 965hPa
中心付近の最大風速 30m/s(60kt)
最大瞬間風速 45m/s(85kt)
25m/s以上の暴風域 東側 280km(150NM)西側 220km(120NM)
15m/s以上の強風域 東側 560km(300NM)西側 440km(240NM)

<台風14号:午後3時の実況>
存在地域 与那国島の北北東約60km
中心位置 北緯 25度00分(25.0度) 東経 123度20分(123.3度)
進行方向、速さ 北北東 30km/h(15kt)
中心気圧 975hPa
中心付近の最大風速 35m/s(65kt)
最大瞬間風速 50m/s(95kt)
25m/s以上の暴風域 南東側 110km(60NM)北西側 70km(40NM)
15m/s以上の強風域 南東側 280km(150NM)北西側 170km(90NM)

<午後8時現在の24時間雨量>
1. 高知県 鳥形山 301.5mm
2. 高知県 池川 207.0mm
3. 高知県 船戸 182.5mm
4. 鹿児島県 古仁屋 180.5mm
5. 徳島県 木頭 178.5mm
*tenki.jp

【2012年8月28日朝】
台風15号の渦はばらけたものの強い勢力を保ち北上。
特に台風に向かって延びる南海上からの雲の帯に注意。
西日本の太平洋側に局地的豪雨は広い範囲で注意。
また北上に伴い、
五島列島~九州北部への密度の高い雨雲リスク
九州地方はすっぽりと強風域に入り込み強い風と高波。
済州島~韓国南部は厳戒態勢が続き台風は大陸に向かう。

台風14号は暴風域の小ささに風よりも大雨の心配。
今後は中国沿岸~朝鮮方面への進路は大きな打撃。
朝鮮半島と中国東北部の作物被害も深刻な状況が予想される。
日本列島は高気圧とフェーン現象で高温傾向が続く。

<28日午前6時:衛星画像>

<台風15号:午前3時の実況>
存在地域 東シナ海
中心位置 北緯 32度50分(32.8度)東経 125度25分(125.4度)
進行方向、速さ 北 30km/h(15kt)
中心気圧 960hPa
中心付近の最大風速 35m/s(65kt)
最大瞬間風速 50m/s(95kt)
25m/s以上の暴風域 東側 330km(180NM)西側 220km(120NM)
15m/s以上の強風域 東側 650km(350NM)西側 560km(300NM)

<台風14号:午前3時の実況>
存在地域 バシー海峡
中心位置 北緯 21度50分(21.8度)東経 121度00分(121.0度)
進行方向、速さ 東北東 30km/h(16kt)
中心気圧 975hPa
中心付近の最大風速 35m/s(65kt)
最大瞬間風速 50m/s(95kt)
25m/s以上の暴風域 全域 90km(50NM)
15m/s以上の強風域 南東側 280km(150NM)北西側 170km(90NM)


【2012年8月27日夜】
先ず個人的な感想を言えば台風15号の気象庁の事前予報に大きな疑問。
当初台風15号は910hPaで東シナ海へ北上し黄海を930hPa。
東シナ海の“海水温を考慮”したものと思われるが実際には現時点で960hPa。
予報とは言え“50hPaの差”はあまりに“お粗末”と言わざる得ない。
*沖縄本島の通過時の気圧が本当に920hPaであったか?
また、
東シナ海の海水温が高いものの陸地から延びる浅い海域での勢力維持。
その予報根拠(台風の東シナ海での勢力維持)にも疑問が残る。
誤りは誤りで良いのだが(もし)誤りを認めない体質があれば是正すべきだ。
*予報された観測史上最強の台風に今後の油断(市民感覚)が予想される。
*沖縄・奄美では地上での気圧計で計測結果があるはずなので発表すべき。

台風15号は速度を上げ韓国西部を通過し北朝鮮に上陸。
上陸時の中心気圧は980hPa前後ではないかと推測される。
暴風の危険度は少ないものの南に延びる雨雲は曲者(くせもの)。
西日本の太平洋側では九州から近畿にかけて猛烈な雨の地域も?
27日夜~28日は西日本、韓国、北朝鮮ともに局地的な豪雨を予想。
特に韓国南部や周辺諸島では長時間の暴風雨が予想される。
未だ予断を許さない状況は続く。
★気象庁は鹿児島県奄美地方に“これまでに経験したことのないような大雨”と発表。
増水した井根川の近くで男性が流され死亡。

<27日午後8時:衛星画像・海水温>

<台風15号:午後9時の実況>
存在地域 東シナ海
中心位置 北緯 31度20分(31.3度)東経 125度30分(125.5度)
進行方向、速さ 北北西 30km/h(15kt)
中心気圧 960hPa
中心付近の最大風速 40m/s(75kt)
最大瞬間風速 55m/s(105kt)
25m/s以上の暴風域 東側 280km(150NM) 西側 220km(120NM)
15m/s以上の強風域 全域 600km(325NM)

<台風14号:午後6時の実況>
存在地域 南シナ海北部
中心位置 北緯 21度05分(21.1度) 東経 118度50分(118.8度)
進行方向、速さ 北東 15km/h(8kt)
中心気圧 960hPa
中心付近の最大風速 40m/s(75kt)
最大瞬間風速 55m/s(105kt)
25m/s以上の暴風域 全域 110km(60NM)
15m/s以上の強風域 全域 280km(150NM)

<午後8時現在の24時間雨量>
1. 鹿児島県 名瀬 352.0mm
2. 宮崎県 神門 327.0mm
3. 沖縄県 国頭 325.0mm
4. 鹿児島県 古仁屋 323.5mm
5. 鹿児島県 沖永良部 318.0mm
*tenki.jp

【2012年8月27日朝】
台風15号は沖縄本土を通過後に勢力を弱めながら北上。
平均風速29m、瞬間風速約40mの最大値(沖永良部)に安堵する。
報告される中心気圧(910hPa)に対し暴風が弱かった理由は遅い速度?
*中心気圧の発表(測定)にも疑問を生じた結果は今後の課題でもある。
ただし暴風域に入る午前中は瞬間的に50mの暴風は否定できない。
今後は東シナ海での発達がどのような数値を示すかに注目が移る。
台風15号の本当の怖さは大陸上陸時の勢力と各地の深刻な被害。
台風14号は勢力を強めるも暴風域が縮小し深刻な数字にない。
目が離せない。

<27日午前5時:衛星画像・経路>

<台風15号:27日午前5時>
存在地域 那覇市の北約180km
中心位置 北緯 27度50分(27.8度) 東経 127度20分(127.3度)
進行方向、速さ 北西 20km/h(12kt)
中心気圧 930hPa
中心付近の最大風速 50m/s(95kt)
最大瞬間風速 70m/s(135kt)
25m/s以上の暴風域 全域 280km(150NM)
15m/s以上の強風域 北東側 560km(300NM)南西側 440km(240NM)

<台風14号:27日午前3時>
存在地域 南シナ海北部
中心位置 北緯 20度25分(20.4度)東経 117度10分(117.2度)
進行方向、速さ 南東 ゆっくり
中心気圧 960hPa
中心付近の最大風速 40m/s(75kt)
最大瞬間風速 55m/s(105kt)
25m/s以上の暴風域 全域 90km(50NM)
15m/s以上の強風域 全域 280km(150NM)
*tenki.jp


【2012年8月26日夜】
台風15号は午後8時から9時頃に沖縄本島東部に最接近。
中心部は今後沖縄本島を離れるものの雨風は更に強まるのは必至。
特に中心部の東南部分が今後は沖縄本島~奄美諸島にかかることで、
与論島、沖永良部島等の中心の東部近辺では暴風が吹き荒れる模様。
注目すべき数字は暴風域の半径が310km(直径640km)と巨大化。
今後は速度が上がるものの暴風域脱出まで15時間以上の見通し。
そのため26日夜~27日午前までは厳戒が続く。
ただし、
画像に見る台風本体の渦の密度は高くなく、
予想される大雨の範囲は限定的かもしれない。

<26日午後8時:台風15号最盛期の気象画像・天気図>

存在地域 那覇市の北東約70km
中心位置 北緯 26度35分(26.6度)東経 128度10分(128.2度)
進行方向、速さ 北西 20km/h(12kt)
中心気圧 910hPa
中心付近の最大風速 50m/s(100kt)
最大瞬間風速 70m/s(140kt)
25m/s以上の暴風域 全域 310km(170NM)
15m/s以上の強風域 全域 650km(350NM)

<午後8時頃の各地の最大風速>
1. 鹿児島県 沖永良部 29m/s 東
2. 沖縄県 北原 23m/s 北北西
3. 鹿児島県 笠利 22m/s 東南東
3. 沖縄県 安次嶺 22m/s 西北西
5. 沖縄県 那覇 21m/s 西北西
<午後8時現在の24時間雨量>
1. 沖縄県 南大東 183.5mm
2. 沖縄県 北大東 160.0mm
3. 沖縄県 国頭 154.5mm
4. 沖縄県 旧東 153.5mm
5. 鹿児島県 沖永良部 137.0mm
*tenki.jp

【2012年8月26日朝】
極東アジア地域を襲う2つの台風。
日本列島を覆う強力な太平洋高気圧は台風の進路を遮断。
2つの台風はこれまでに見たことのないコースで大陸に接近。
沖縄・奄美から韓国・北朝鮮・中国北部に進行する15号。
*勢力の強さは過去に記憶がない(東シナ海の海水温も影響)。
香港周辺から複雑な動きを見せ、
台湾・先島諸島・上海沿岸部から北上する台風14号
自然の猛威はこれまで極東アジアが経験したことのない、
甚大な被害を与える可能性が高く各国での厳戒態勢が続く。

<8月26日:台風経路/ 15号予想進路/ 14号予想進路>

*台風第15号 (ボラヴェン)
存在地域 那覇市の東南東約250km
中心位置 北緯 25度00分(25.0度)東経 129度50分(129.8度)
進行方向、速さ 北西 15km/h(7kt)
中心気圧 920hPa
中心付近の最大風速 50m/s(95kt)
最大瞬間風速 70m/s(135kt)
25m/s以上の暴風域 全域 280km(150NM)
15m/s以上の強風域 全域 650km(350NM)

*台風第14号 (テンビン)
存在地域 南シナ海北部
中心位置 北緯 21度25分(21.4度)東経 116度40分(116.7度)
進行方向、速さ 南西 ゆっくり
中心気圧 970hPa
中心付近の最大風速 35m/s(65kt)
最大瞬間風速 50m/s(95kt)
25m/s以上の暴風域 全域 110km(60NM)
15m/s以上の強風域 全域 280km(150NM)


<2012年8月26日:午前1時衛星画像>


*台風15号
大きさ:大型
強さ:非常に強い
存在地域:那覇市の東南東約330km
中心位置:北緯 24度30分(24.5度) 東経 130度25分(130.4度)
進行方向:速さ 西北西 10km/h(6kt)
中心気圧:920hPa
中心付近の最大風速:50m/s(95kt)
最大瞬間風速:70m/s(135kt)
25m/s以上の暴風域:全域 280km(150NM)
15m/s以上の強風域:全域 650km(350NM) 


<2012年8月25日:午前1時衛星画像>

*画像・資料:気象庁。

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