突如湧き上がった新型プリウス(3代目)のブレーキ性能の不具合問題。
3代目:プリウス所有者としては心穏やかではない話題を意外と冷静に…。
実はプリウスのABS(アンチロックブレーキシステム)は異常なほど低速で作動し、
テスト走行で急ブレーキを踏むと“スリップ表示灯”が点滅しABSが作動します。
プリウスの最初の試乗の時にもセールス・マンの方と確認したのですが、
低速での急ブレーキ使用時にABSが作動することでタイヤがロックされず、
ブレーキが効かないと感じられました。
~でも自動車購入時前の私的なテストだったので確証はありません
個人的にはポンピング・ブレーキ派なので急ブレーキは滅多に使いません。
記憶に残る初代プリウスのカックン・ブレーキは早期に改良が加えられました。
プリウスに備え付けられた取扱説明書では、
ABS=急ブレーキや滑りやすい路面でのブレーキ時に、
タイヤのロックを防ぎスリップを抑制します。
ただし、
“ABSは制動距離を短くする装置ではない”ため、
・泥、砂利の道路や積雪時の走行。
・タイヤ・チェーンの装着時。
・道路のつなぎ目など段差をこえた時。
・凸凹のある路面や石畳などの悪路。
では(制動距離が長くなる可能性が高まるために)常に速度を控えめにし、
安全な車間(距離)を保ってください。
と記載されています。
新型プリウスに採用されている(と思われる)極めて低速な走行での、
ABS作動の効果(確証はありません)には当初から疑問を感じていますが、
実売20万台の中の小数のクレームには、
ABSを理解していない人もいるのでは?と感じますし、
アメリカでのマンホール上での事例は、
まさにABS効果ではないか?感じます。
しかし、
追突するような事態(1件の報告)が事実だとすれば、
原因は低速でのABS作動以外の問題点も指摘され、
問題の究明が急がれる事には変わりありません。
世界のTOYOTAを揺るがす様々な報道を耳にしますが、
貴社には、
世界的な投資家ウォーレン・バフェット氏が語っている印象的な言葉、
「我が社は潤沢な資金があるので多少の損失を出す余裕はあります。
しかし評判を落とす余裕はありません。
=企業が評判を落とすことはその企業にとって命取りとなりかねません。
現代の社会では企業イメージを高めることが最も有効な宣伝となるのです。」
の金言を噛み締めて欲しいと感じます。
<ブログ内関連記事>
*TOYOTA:新型プリウス(3代目)のリコールの是非を考える。
→ http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/4a251aba3276fe4dfa5d46515720e499
*2010年2月12日:マイ・プリウスのリコールが終了しました。
→ http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/4a1f3cee4faf11ff1453c8bae4bade0d
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