しげファームの作業日誌

千葉市で有機農業を営む山本茂晴のブログです

スティックブロッコリー2回目、キャベツ類の不織布撤去

2011-04-30 08:11:42 | Weblog
'11/4/29(金) 昭和の日 
晴れ 北よりの風 max 23.8℃ 70% min 8.2℃ 36%   

 スティックブロッコリーの2作目を定植。今回の苗は最初のものより状態がよい。防虫ネットのトンネルをほどこす。
 葉物も播種。発芽確認後、すぐにネットをかけたいので、管理機で溝をさくっておく。小松菜、水菜、ルッコラ、みやまこかぶなど。少し古い種だったが、チーマディラーパも播いておく。
 キャベツ、カリフラワーなどの不織布を撤去する。防虫ネットの片側をはがして抜きとる。ダンポール抜く。
 この畑は、去年じゃが芋の不作だったところ。半年以上放置状態で草ぼーぼー。篠竹が入り込み、スギナやありとあらゆる草が広がっていた。
 その後で作付けするということで予想はしていたが、一部に野良ジャガ、スギナ、菊芋などがマルチを突き破っている。この畑の手入れをする優先順位が、その当時かなり低かった。一回くらいトラクターを入れるだけでかなり違うので、今年は出来るだけ時間をつくりたい。
 周りの田んぼは田植えが進んでいる。家族総出といったかんじ。ずっと手伝っている少年がいて、田植え機の相乗りしたりしていた。
 道具や資材をトラックに積むと夕暮れになる。盗難対策で資材はすべて持ち帰る。
 昨日の美しい日本の風景ポイントを通る。昨日より10分くらい通過が遅くて暗くなっていた。

エストラゴンはリベンジ

2011-04-29 07:34:47 | Weblog
'11/4/28(木) 
晴れ 南または南西の風強い max 24.8℃ 94% min 18.0℃ 27%   

 明け方まで雨が断続的に降る。風もかなり強かった。
 気温が上がる時期になってきたので、レタスの不織布を撤去する。生育は今のところ順調だ。レッドオークが早く収穫できそうだ。
 ハウスで、青紫蘇、バジル、セルフィーユをセルトレーに播種。育苗箱で窮屈になった、エストラゴンをポリポットに移植。去年は猛暑で枯らしてしまったので再挑戦、管理に気をつけなくては。
 午後は、菜の花やキャベツ、人参後をハンマーナイフで粉砕。人参以外の場所を耕運。
 牛蒡をもう1畝播く。これで去年と同じ作付け量になる。
 夕方まで更科のスティックブロッコリーと葉物予定地を耕運しにトラクターで向かう。美香はモロヘイヤの播種と草取り。
 田んぼの間の道を渡る風が、湿気を帯びてくる。ほとんどの田んぼに水が張られている。
 帰り道、夕日を背にした民家、前に広がる田んぼ、水に映る空、、、あまりの光のかげんの美しさに、カメラを持っていないことが残念だった。目にしっかり写しておいた。
 

じゃが芋中耕除草、トマト1回目の定植終る

2011-04-28 07:33:29 | Weblog
'11/4/27(水) 
晴れ夕方曇り 南または南西の暴風 max 26.4℃ 75% min 18.3℃ 41%   

 朝から風が強い。トマトを植えるかどうか迷ったが、今後の作業が目白押しなので強行。
 自家採取の大玉トマト、フランス種のトマト、中玉トマトの残り。
 コンテナに入れ、どぶ漬けして植え穴の横に配る。
激しい風で、苗が転げる。
 トンネル枠をたてて、ポリを広げる。ばっさばっさと暴れるポリをなだめながら、なんとか張り終える。
 一部の苗はたくさん余っているので育苗ハウスの片側に植えることを検討中。
 昼までは、管理機でじゃが芋の中耕除草。あとから植えつけた男爵以外は芽が出てきている。腐った種芋を掘り上げて、植えかえたのがよかった。まだ小さい芽の上に管理機から土が飛んでかぶさるが、構わず続ける。
 美香はカボチャの通路麦の除草。
 午後、Sさん来る。
 インゲンやとら豆の支柱立てを考えていたが、向かいの畑からの土ぼこりがおそってくるので、中止。
 美香とSさんはハウスで、ミニ冬瓜の鉢上げ、セロリのセルトレーへの移植をする。その間となりのハウスでパプリカの定植準備。ハンマーナイフで草などを粉砕、堆肥を入れて耕運。
 トンネルの換気をおろして作業は終える。
 
 
 

トマトの定植開始

2011-04-27 06:59:32 | Weblog
'11/4/26(火) 
晴れ 南西の風強い max 23.1℃ 75% min 5.4℃ 22%   

 生姜の植え付け続き。マルチを張り、穴開ける。美香が植え付けている間に葉物の防虫ネットかけの準備。
 不織布を撤去して、溝を鍬でさくる。オープンになった畝にへらへらと飛行するモンシロチョウが集まってくる。土を投げつけて応戦する姿勢を見せる。しかし振り返るとあっちにへらへら、50メートル先にへらへらと飛んでくる。多勢に無勢、あきらめる。
 50メートル2畝にトンネル枠をさして防虫ネットをかけるとお昼になる。
 午後は、強い風の中トマト定植を決行。一回目の定植分のうち、半分を植える。ミニトマトと中玉の一部。ミニトマトはマイクロトマトをやめた分、株数を増やす。
 1ベット210本を植えて、ポリトンネルを設置。強い風にポリが帆船の帆のようにひるがえる。2人でつかんでいたが、引っぱられてころげる。
 マイカー線を渡し終えると、人も、中のトマトも一安心。
 ハウスの、カボチャやトマトの鉢ずらしをして帰宅。

生姜の植え付け

2011-04-26 07:01:18 | Weblog
'11/4/25(月) 
晴れ一時とおり雨 南一時北よりの風 max 26.0℃ 83% min 6.8℃ 22%   

 秋冬野菜の作付けが続く。里芋に引き続き、生姜の植え付け。
 圃場は再耕運してからマルチを張る。管理機は使わずに鍬でさくる。
 種生姜は買い種と自家種が約半々くらい。作付け量を少しずつ増やして自家種を多くしていきたい。
 まずは近江生姜から。生姜の大きさに合わせて穴を広げるので、植え付け作業は結構時間を要する。
 午後、三州生姜を植え付け始めようとすると、西の方から暗い雨雲が近づいてくる。風は北風に変わり、ぐるぐる渦巻いて、向かいの畑の乾いた土を巻き上げている。
 ぽつぽつと降ってきたので、トラクターや生姜を作業建屋に運ぶ。
 雨雲はかすめた程度で通り過ぎて、さほど降らなかった。
 夕方まで45メートル2条植えを3本植える。
 種生姜が余っているので、明日もう25メートル植えることにする。
 更科のトンネルの換気を閉めに行く。畑の前に広がる、毎年いち早く田植えを済ます田んぼは、今年も1等賞。稲苗が風に揺れていた。他の田んぼも水が入り始めている。
 今年は米の作付け量が少なくなるだろう。被災や放射能で田植えのできない田んぼを目の前にしている、農家の苦しみは計り知れず、その身になってみないとわかるものではない。
 今、自分が、畑で野菜作りが出来ることは、農人として何事にも代えられない幸せなのかもしれない。
 普通であり続けるということ、、、大事にしなくては。
 

里芋の植え付け

2011-04-25 07:10:24 | Weblog
'11/4/24(日) 
雨 西または南東の風 max ---℃ --% min ---℃ --%   

 数日間水やりを控えていたハウスの苗は、晴天の朝の日差しを受けて一気にしおれだす。すべてのポットやトレーに散水するのに30分はかかる。萎れ始めの苗の吸水は早く、あっというまに元通りになる。ある程度の渇水環境を与えるのが良いが、度を過ぎると復活に支障が出てくる場合がある。
 里芋の植え付け。
 土垂れが若干唐の芋より多い作付け。再耕運してから、管理機で溝をさくる。株間は約60センチ、畝間は90センチ。
 唐の芋の種芋は余裕をもって保管してあったが、芽が中心からきれいに出そうに無い芋が大半をしめていることに気付く。芋の先端から芽が一つでないと、周囲から複数の芽がでてしまう。小さな親芋が多くできる。それはそれでよいのだが、あまりそういう芋がありすぎても困る。
 結局コンテナ箱の種にならない芋が残った。これは食用にまわる。
 午後は、リコールに出している車を引き取りにいきがてら、アースデイマーケットちばに立ち寄る。今回は出店もボランティアでも参加しないので、お客として行く。
 被災を受けた東北の生産者の生ワカメなどが特別出品されていたので、購入。
 修理された車を受け取り、帰宅。
 

ダンゴ虫の食害

2011-04-24 18:20:22 | Weblog
'11/4/23(土) 
雨 南寄りの風 max ---℃ --% min ---℃ --%

 雨の一日。
 ハウスの換気とピーマンのポリポットの移動のみで、作業は休み。
 雨が止んで短い間陽が雲間からもれることがある。すぐにトンネルやハウスは高温になるので、急いで換気に行く。開け終わると雨に変わる。
 ピーマンや茄子の苗の葉をガタガタに食い荒らす犯人(犯虫)は、ダンゴ虫だった。毎年ハウスで早く発生するバッタだと思っていたが、意外なことにダンゴ虫。朽ちた葉や木を食べるとばかり思い込んでいた。 朝、ピーマンの新芽にたかり、丸裸にしている現場を見てしまったので間違いない。自然界の掃除屋といわれている反面、苗の害虫でもあったのだ。一匹が食べ始めるとたくさん集まってくる習性があるように見える。
 土があり、湿っていればどこからでも集まってくる。防ぎようがない。ダンゴ虫の好きなダンゴでも置いて集めて、苗に行かないようにしたら良いかもしれない。
 比較的乾きやすいところに、ピーマン苗を移動しておく。
 ヴィーノとすずに狂犬病の注射をするため、都賀の台の動物病院にいく。
 午後、美香は車のリコールなどの用事で外出。
 終日ごろごろしていたので、頭痛はだいぶおさまる。
 

ミニ大根トンネル撤去

2011-04-23 08:14:59 | Weblog
11/4/22(金) 
曇り一時晴れ 南寄りの風 max ---℃ --% min ---℃ --%   

 頭痛、腰痛で終日寝込む。
 
 美香は畑に出る。
 ハウス管理、トンネル通路や葉物の草取り。
 午後はミニ大根のトンネルを撤去をする。
 ミニ大根は、これからトンネル内より気温が下がり、雨、光に十分あたることになる。
 後から播いたものなどに生育の差があるが、収穫の差になれとかえって都合が良い。
 
 食欲はさほど落ちていない、
 とにかく寝る。

茄子とトマト定植準備、マリーゴールド植える

2011-04-22 07:41:01 | Weblog
'11/4/21(木) 
曇り時々晴れ 南寄りの風 max 21.3℃ 72% min 9.4℃ 46%   

 更科の茄子とピーマンの予定圃場に定植の準備をする。
 マルチを張る。
 植え付けの穴をマーキングして、その間に先駆けてコンパニオンプランツのマリーゴールドを植える。 茄子の定植は、今後の気候変動を見極めて行う。
 午後はトマトの定植準備。
 レインカットの大トンネルパイプの位置を決める。それに合わせてマルチを張る。まずは全体の半分を定植するので、48メートルのベットを2畝作る。トマト苗は花芽が確認できるようになった、ハウスから畑への引越しが近い。
 葉物2回目のベタ掛けの下はほどほどに発芽している。ベタ掛けの保温もあってか、野菜でない草も程々以上に発芽している。
 野菜の今後の生育に影響があるので除草する。まだ小さい野菜に混じって生える草を、玉ねぎホーでちまちまと、かつ大雑把にとっていく。春菊は特に小さく、草のほうが大きいものがある。菜っ葉といっしょに生えているのでかなり取り残すが、ある程度抑えることが出来ればよしとする。
 葉物3回目は5月過ぎに播種予定。
 
 

晩霜、牛蒡を播種

2011-04-21 07:15:42 | Weblog
'11/4/20(水) 
晴れ時々曇り 東から南東の風 max 22.3℃ 77% min 1.8℃ 32%   

 朝、起きると風が止み静かに晴れていた。昨日の冷たい空気が残っているので、霜が心配だ。すぐ畑に行く。
 予想通り霜がうっすらとおりていた。ズッキーニやキュウリのトンネルを確認。トンネル内は凍っていないようだ。しかし急激な低温にショックを受けた様子がある。とりあえず大事には至らなかった。あと2~3度低ければかなり危ない状態におちいったことだろう。
 もうしばらく春先の気温の急激な変化に気を抜けない日が続く。
 つる首かぼちゃの予定地に堆肥などを施肥。
 大浦牛蒡の播種。
 去年は種の量の関係上、1粒播きして欠株が多く出た。播き直ししたが結果は良くなかった。今年は2粒で播いて間引く。50メートル3畝播いたが、やはりもう1畝を後日つくることにする。
 午後Sさんくる。
 小玉スイカ予定地に堆肥などを施肥。
 勢いの無い絹サヤのてを立てる。支柱でキュウリネットを施してあったが、虎豆に使うため撤去して、何も無い状態だった。
 篠竹を切って軽トラックで運ぶ。
 竹を所々立てて、その間に篠竹を立てる。篠竹の長いところは切り、絹サヤの株元にさす。
 その間、美香はベタ掛けの下の葉物の草取り。野菜と一緒に一斉に草も発芽、、、。土の中は種が満載なのだ。
 美香はマイカー線で絹サヤの篠竹を固定する。
 トマトのマルチ掛けのために圃場を再耕運。
 寒い。早めにトンネルの換気を閉める。トラクターの座席に座っているとしんしんと冷える。
 帰宅してすぐに薪ストーブに火を入れる。