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銅版画制作の日々

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ファミリー・ツリ―(2011)*THE DESCENDANTS

2012-05-18 | 映画:シネコン

 ハワイに暮らしていても人生は<楽>じゃない!

好き度:+8点=68点

久しぶりに東宝シネマズ二条へ、、、。 ジョージ・クル―ニ―、2度目のオスカーノミネートでしたが、残念ながら今回も叶わず。

ジョージ、51歳。そうかそれでいくと現実的に父親であってもおかしくないんだよね。さて父親役なんだけど、これがまた子供のことは妻にまかせっきりで、仕事一途の父親というところ。まさか妻があんな不慮の事故に遭わなければ子供たちの振る舞いにアタフタすることはなかったんだろうけど、、、、。

 娘が2人。下の女の子スコッティ。この子が結構ヤバい事を言ったり、友人に嫌がらせメールを送るもんで、、、。友人の親からクレームがついたり。その上反省の態度も見られないという有様で、娘を連れていき、平謝り(笑)とにかく何とか事を収めることに。
どう対応して良いか悩む父マットだ。

いきなり面倒をしょわなくてはならなくなり困ったマットの困り果てた状況が手に取るように分かる。だが舞台が常夏のハワイで何となくゆったりまったりしているせいかそんな切羽詰まった雰囲気ではない。むしろちょいとほのぼのしているという感じである。

そんなせいか半ばでちょいと寝落ちヤバいぜ。またやってしまったわひぇ~~!

さてそんなマット、今まで全て妻にまかせっきりだったものだから何も分からない。初めて深くて大きい溝が出来ていることに気づくのだ。
妻は頭を打って意識不明。意識が戻るかどうかも全くもってわからない。言葉をかけても答えてはくれない。

ということで全寮制の学校にいる長女を迎えに行くことにする。アレックスというのが長女だ。彼女は妻への疑惑や不信感のようなものがあるらしく妻には不満だらけの様子。そんな彼女が口にしたマットの知らざる妻の秘密をばらした。何と妻は浮気をしていたというのだ!!

動転したマットは、親友夫妻を詰問。すると、エリザベスは真剣に離婚を考えていたことを知る。追い打ちをかけるような事実。

ここからが驚き。普通浮気相手を見つけるべき決意をするマット。何とその相手探しをするために、2人の娘&ボーイフレンドを連れて浮気相手・スピアーのいるカウアイ島へと旅立つことに。

それは妻エリザベスのために浮気相手のスピアーに事故のことや現状について直接伝えようとしたのだ。

 

何となく違和感のある旅だけど、次第にこの旅で親子の間にあった柵がとれていく過程は見ていてホッとするような(笑)
またアレックスのボーイフレンドシドが何とも良い味を出していて何とも言えないものがあった。特に妻の父親との絡みはナイスであった。


アレックス役のシェイリーン・ウッドリーですが、スタイルも良く。格好良い女の子。これが映画初出演らしい。これからの活躍が期待大。
色々な映画祭で賞もゲットしているようです。


妻の父親(右)役には ロバート・フォスター。キャリアのある方だったんですね。ヘアスタイルがちょっと気になったけど。この人も70歳


そしてこの人マットの親戚ヒューにはボー・ブリッジス。ジェフ・ブリッジスのお兄さん。何と今年70歳

売却を前に、これで見納めになるかもしれないと、キプ・ランチへ彼女らを連れていく。そこは、雄大で神秘的な光景が広がる原野だった。

 絶景ですね。いつか行けると良いなあ~!

厳かにあたたかく包み込むような美しい自然を目にし、親子はしばし見とれる。翌日、スピアーに妻の事故を伝えに行くマット。そして、カウアイ島の自然に触れ家族への愛やつながりを感じた彼は、土地の売却を巡る一族の会議を前に、とある決心をする――。  

さてある決心とは、、、、?

解説(allcinemaより)

ジョージ・クルーニーが家族との関係を見つめ直していく悩める父親を演じて高い評価を受けたコメディ・ドラマ。美しい自然が広がる楽園ハワイを舞台に、一族で受け継いできた土地の処遇を巡って決断を迫られ、さらには妻が事故で昏睡に陥る中、娘から衝撃の事実を告げられた男の混乱と家族再生への道のりを、深刻なテーマの中にもユーモアを織り交ぜ軽妙に綴ってゆく。監督は「サイドウェイ」のアレクサンダー・ペイン。

 
ラストシーン 父娘3人が一枚の毛布を膝に掛けてTVを見るシーンに親子関係の再生の兆しなんでしょうね。これなかなか締めのシーンとしてはなかなか良かった。

メディア 映画
上映時間 115分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(FOX)
初公開年月 2012/05/18
ジャンル ドラマ/コメディ
映倫 G

 

オフィシャル・サイト
http://movies.foxjapan.com/familytree/
 
 
 
 
 
 
Comments (11)    この記事についてブログを書く
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こんばんわ (にゃむばなな)
2012-05-19 22:18:27
ジョージ・クルーニーって格好よくない役を演じるとなぜか格好よく見えてしまうんですよね。
しかもその格好よさが同じ男として凄く共感できること。
やっぱり彼はハリウッドでも屈指の魅力ある俳優さんですわ。
返信する
とっても良かった~ (マリー)
2012-05-21 21:09:50
こんばんは~~♪
コレよかったわ~~~。とっても好み。
ハワイが舞台っていうのが、またいい。独特のゆるさっていうか、どんなシーンでもどこかに癒しがあって・・・

マットみたいな父親って日本にも多いと思う。
実際娘の私生活なんて全く知らないで。うちも仕事人間だったからそうだったの~。
やっぱりそれで夫婦仲はイマイチだったわ~。今は乗り越えたけど(笑)

急に妻に何かあった時、何も出来ない・・・
スクリーンの中であたふたするジョジクルさんが良かったわ~。
結構重いとこもあるけど、そう深刻にならないのはやっぱハワイ?
ラストシーンもお気に入りです~

返信する
ジョージ―・クル―ニ―の魅力♪ (mezzotint)
2012-05-22 00:07:40
にゃむばななさん

まったく生活感を感じさせないクル―ニ―さま
ですが、こういう役をリアルに演じられると
いう凄さは確かにハリウッドの名優かも
しれませんね。
同性から見て魅力があるなんて素晴らしい
ことですね。
返信する
マリ―さん☆★ (mezzotint)
2012-05-22 00:12:29
今晩は☆彡

おぉ~マリ―さんちもそうなんですね。
色々乗り越え、今があるんだね。
そういう意味でこの作品は共感出来たの
でしょう!
クル―ニ―さま、ナチュラルに演じて
おられました。
ハワイ、行ったことがないので、死ぬまでに
是非訪ねたいところです。
返信する
こちらにも (yukarin)
2012-05-23 12:51:16
「ダーク・シャドウ」は途中寝ちゃいましたがこちらは寝なかったです。
内容は深刻なのに舞台がハワイだからかゆるい感じが見やすかったです。
ジョージ・クル―ニ―はクールなのもいいけれど、こういう役のほうが好きかも。
返信する
さすがジョニ―♪ (mezzotint)
2012-05-24 00:50:46
yukarinさん

こちらにもありがとうございます!
私生活は多分生活感のないジョニ―だと
思いますが、、、、。
そんなジョニ―、こういう役もナイスでした。
さすがですね。
返信する
ええー?? (ノルウェーまだ~む)
2012-05-25 14:18:35
こんにちは☆
まったりしたハワイアンに癒されすぎて寝落ちちゃったのですか??
なかなか面白い作品で、激しく場面展開もないのに、見入ってしまいました。
返信する
いやあ(汗) (mezzotint)
2012-05-27 22:14:59
まだ~むさん

不覚にも、、、。
一瞬ですが、睡魔に襲われてしまい。
残念なことに。でも結構お気入りです!
ダークシャドウのほうが寝ずに(笑)
ジョージパパ、なかなか良かったですよね。
私生活とは程遠い役柄でしたが、ナイス
でした!!
返信する
いつかはハワイ (クラム)
2012-07-20 23:27:17
ハワイはあくまで背景でしかないのですが、
独特の空気感は伝わってきました。一度は行きたい。
父と娘の物語は、どうしても自分と重ねてみてしまいます。
かっこよくなくたって一生懸命な姿は子供に届く。いい話です。
まあかっこよくなくともG.クルーニーなのですが。
返信する
クラムさん☆★ (mezzotint)
2012-07-23 22:06:41
今晩は☆彡
コメントのお返し遅くなりました。
ハワイ、、、。私も行ったことはないのですが、行った人の話によるとかなりハマる
そうです(笑)俗ぽいイメージもありますが、
自然の宝庫できっと素晴らしいでしょうね。

なるほどクラムさんはお父さんですものね。
等身大の自分と重なる部分が沢山あるかも
しれませんね。
ジョージは格好良いけどこういう役もさすが
って気がしましたね。マイレージ、マイライフ
のジョージを思いだしましたよ。
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