銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

スイス・アーミー・マン(2016)**SWISS ARMY  MAN 

2017-09-25 | 映画:シネコン

世界が絶賛した奇想天外な
青春・サバイバル・アドベンチャー!!

東宝シネマズ二条にて鑑賞。なんとIMAXのシアターがこの作品のシアター、初めてのすわり心地は今一つ。なんだかなあと言いつつ仕方ない。ほいでもって作品は超不思議な作品。

無人島漂流の青年と腐りかけた死体の妙な友情の物語。死体役にはハリポタのダニエル・ラドクリフ君、いやあびっくりしました!恐ろしくこれがまたよう似合っている。ハリポタシリーズから今一つの活躍だったので正直心配していたけど・・・・。いやあこれは大変驚きました。


無茶苦茶怪演じゃん!色白でキモいし、口からは大量の水がドバっと!エロ本見て下ネタ満載です。

お相手の青年役にはポール・ダノさま。彼もこの死体相手に格闘!素晴らしい演技でしたね。

あらすじ(allcinemaより)

無人島で遭難し、死を覚悟していた青年ハンク。そんな彼の前に男の死体が流れ着く。死体からはガスが吹き出しており、思い切ってまたがってみると、まるでジェットスキーのように勢いよく海面を滑り出した。死体はその後も驚くほどの多機能ぶりで、追い詰められたハンクの窮地を救っていく。やがて過酷なサバイバルの中で、2人のあいだには確かな友情が芽生えていくのだったが…。

 

スイス・アーミー・マンとはスイス・アーミー・ナイフのような多機能ぶりの人間という意味らしい。なるほど時にはのこぎりになったり、水を大量に飲ませてくれたり、なんとあの部分が磁石になったりと凄い能力を発揮する。まあ驚きばかりである。それから熊撃退も・・・・。ハンクは色々な場面から窮地を救ってもらう。

後半はそんなわけで死体とサバイバルを生きながら、何故か友情みたいな気持ちが芽生えるという不思議な展開。唖然としながら、またラドクリフ君の演技に驚きながら見せて頂きました。もしこんな死体があったらやっぱり気持ち悪いよね。

 
上映時間も程よい長さでちょうどいい感じでした。ラストは意外にもセンチメンタルな部分も・・・・。

解説(allcinemaより)

「ハリー・ポッター」シリーズのダニエル・ラドクリフが無人島に漂着した腐りかけの死体を怪演し、遭難していた青年の心の友となるばかりか、“スイス・アーミー・ナイフ”ばりに様々な場面で役立ち、彼の過酷なサバイバルを助けていく奇想天外アドベンチャー・コメディ。遭難した青年ハンクには「ラブ&マーシー 終わらないメロディー」のポール・ダノ。監督はミュージック・ビデオ畑出身で、これが長編デビューとなる監督コンビ、ダニエル・シュナイナート&ダニエル・クワン。

メディア 映画
上映時間 97分
製作国 スウェーデン/アメリカ
公開情報 劇場公開(ポニーキャニオン)
初公開年月 2017/09/22
ジャンル コメディ/アドベンチャー
映倫 G

 

オフィシャル・サイト
http://sam-movie.jp/

 

 

Comments (3)
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016)**TRAIN TO BUSAN

2017-09-22 | 映画:シネコン

 生か死か――
終着駅まであと2時間
時速300km超の
ノンストップ・サバイバル!

何があっても、守り抜け!

かなり評判良いので、遅まきながら鑑賞してきました。ゾンビ化した人間が怖いわけでもないのですが。ゾンビ化した人間vs感染していない人間の超バトルが結構凄いのでこれはそういう意味で中々迫力満点ですね。


主人公ソグにはコン・ユ トガニ 幼き瞳の告発 の方。この作品も観ていないので知りませんが。かなり評判良かった作品

あらすじ(allcinemaより)

韓国の各地で謎のパンデミックが発生し、凶暴化した感染者が次々と増殖蔓延し始めていた。そんな大惨事がすぐそこまで迫っているとは知りもしないやり手ファンドマネージャーのソグ。娘のスアンを別居中の妻に会わせるため、ソウル発プサン行きのKTXに乗り込む。同じ列車には、身重の若い女性とその夫、高校球児とその恋人といった人々が乗り合わせていた。そんな乗客たちの中に、感染者の女が紛れ込んでしまう。そして出発して間もなく、その女が暴れ出し、密室と化した列車内はたちまちパニックに。湧き出るように増殖していく感染者の襲撃から愛する娘を守るべく、他の乗客たちとともに必死の抵抗を続けるソグだったが…。

 そもそもこの女性が乗ったため、感染が広がる!

 
女性スタッフに襲いかかり、たちまち感染が始まる・・・・。噛まれたらお終い。みんなゾンビへと変身。


みるみるうちにゾンビ化していく人間たちは襲いかかろうとする。ソグは娘を抱きかかえ必死に逃げる!とにかくはらはらどきどきこの先どうなっていくのか目をみはってしまう。どうか助かって欲しいと心の中で叫びながら、くぎ付け状態となる。

 

 
この後ろ向きのおっちゃん、なかなかずっこい!とにかく自分だけが助かったら良いという考え。助かりたい気持ちは分かるけど、ご都合のいい話。
ソグが感染していないのにもかかわらず疑いをかけるのだから・・・・。腹がたつ!


電車は途中の駅で止まってしまう事態に。しかし外に出てもゾンビ化した人間たちは容赦なく襲いかかる!


身ごもった女性の夫も餌食となってしまい。残されたのは3人となってしまう。一体この映画の結末はどうなるのか?なんて考えてしまう。

解説(allcinemaより)

ソウルからプサンへと向けて走る高速鉄道KTXの車内で繰り広げられる壮絶なゾンビ・パニックを描き、本国韓国のみならず世界中で大きな話題を集めたノンストップ・サバイバル・アクション。謎の感染爆発に直面した登場人物たちによる、愛する者を守るための決死のサバイバルの行方を、極限状況であぶり出される人間ドラマを織り交ぜつつ、圧倒的テンションのスリルとともに描き出す。主演は「トガニ 幼き瞳の告発」「サスペクト 哀しき容疑者」のコン・ユ、共演にキム・スアン、チョン・ユミ、マ・ドンソク。監督はアニメ出身で実写デビューとなる本作で一躍世界的注目監督となったヨン・サンホ。

普通考えるラストとはちょいと違ったが。。。。まあこんな感じで締めくくられるんだなあと思いました。

メディア 映画
上映時間 118分
製作国 韓国
公開情報 劇場公開(ツイン)
初公開年月 2017/09/01
ジャンル ホラー/アクション/パニック
映倫 G

 

オフィシャル・サイト
http://shin-kansen.com/

 

 

 

Comments (2)
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三度目の殺人(2017)

2017-09-17 | 映画:シネコン

 犯人は捕まった。真実は逃げつづけた。

弁護士、殺人犯、被害者の娘。ある殺人が、彼らをつないだ。

東宝シネマズ二条にて鑑賞。かなり期待度マックスで鑑賞したのだが・・・・。私的にはう~ん?もう少しパンチが欲しかった。
役所広司演じる三隅高司がそんなに凶悪犯には見えなかった。そこが監督の狙いだったのかも?過去にも殺人を犯しているというのにもかかわらず。
良い人というイメージ。そういや家を貸していた大家も良い人だったと言っているしね。いや役所広司の演技が何か物足りなさを感じるのかも。弁護士を振り回す役どころなのだが、そんなに感じさせないキャラとでも見える。わあ私はどのあたりに物足りなさを感じているのかな?

福山雅治演じる敏腕弁護士もさほどそういうキャラには見えないし・・・・。まあ全体的に甘い雰囲気を感じる作品だったように思うのである。

あらすじ(allcinemaより)

勝ちにこだわるエリート弁護士の重盛朋章は、同僚がサジを投げた依頼人・三隅高司の弁護を渋々ながらも引き継ぐことに。三隅の容疑は、解雇された工場の社長を殺害し、遺体に火をつけたというもの。30年前にも殺人を犯した前科があり、自白もしているため死刑は確実と見られていた。さっそく重盛は無期懲役に持ち込むべく調査を始める。ところが、肝心の三隅は証言をコロコロ変え、味方であるはずの重盛にも決して本心を語ろうとしない。そんな中、三隅と被害者の娘・咲江との意外な接点を突き止める重盛だったが…。


広瀬すずちゃん演じる被害者の娘とその母を演じるのが斉藤由貴。母にするには一見若そうに見える。でもわけの分からないどんよりした雰囲気は中々良かった。今マスコミを騒がせているからか?このシーン特に印象的だった。

全体的に凄い緊迫感は感じられない。なんでだろう。とにかく物足りなさを凄く感じる作品でした。観られた方また、ご意見を・・・・。

解説(allcinemaより)

 「そして父になる」の是枝裕和監督が、再び福山雅治を主演に迎えて贈る法廷ミステリー・サスペンス。真実よりも裁判での勝利が重要で、弁護はあくまでもビジネスと割り切るエリート弁護士が、決して真の動機を明かさない殺人犯=依頼人の深い闇に呑み込まれ、いつしか真実を追い求めていく姿を通して、予測不能の裁判の行方とともに司法システムのリアルな実態を丁寧な筆致で描き出していく。共演に役所広司、広瀬すず、斉藤由貴、吉田鋼太郎。

メディア 映画
上映時間 125分
製作国 日本
公開情報 劇場公開(東宝=ギャガ)
初公開年月 2017/09/09
ジャンル サスペンス/ミステリー/ドラマ
映倫 G

  

オフィシャル・サイト
http://gaga.ne.jp/sandome/

 

 

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ダンケルク(2017)**DUNKIRK

2017-09-11 | 映画:シネコン

 生き抜け

絶体絶命の地“ダンケルク”に追い詰められた若者たち。
残り時間、わずか。

MOVIX京都にてダンケルクを鑑賞。う~ん誰か書いていたけど微妙というのが全体の印象かな。かなりリアルであるけど、なんか今一つピンとこないのは何故なんだろう。無茶苦茶緊迫感もないんだよね。


かなりお金もかかっているようだし。エキストラの人数も半端ない!


主役のトミーを演じたのはフィオン・ホワイトヘッド君。この作品がデビュー作のようだ。若き英国兵士の役。結構イケメンの感じ

正直鑑賞したのだが、今一つお話の内容が分からなかった(笑)情けない話。やはり前もってストーリーを知っておかないとだめですね。

あらすじ(allcinemaより)

1940年、フランス北端の港町ダンケルク。ドイツ軍に追い詰められた英仏連合軍40万の兵士たちは絶体絶命の状況を迎えていた。若き英国兵トミーが街中を必死で逃げ回り、ようやく辿り着いた海岸には、おびただしい数の兵士たちが救助の船を待っていた。しかし彼らに残された時間は限られていた。そこでドーバー海峡を挟んだ対岸のイギリスでは、民間の船までをも総動員した救出作戦が決行される。民間船の船長ミスター・ドーソンもそれに呼応し、息子とともに危険を顧みず同胞が待つダンケルクへ向け船を走らせる。そして最新鋭戦闘機スピットファイアのパイロット、ファリアーもまた、危険を承知の上で味方の撤退を援護すべくイギリスから飛び立つのだったが…。

 
ダンケルクがフランスの町ということも知らず。。。。お恥ずかしい限りです。

 
おぉ~!ボルトン中佐役にはケネス・ブラナー       戦闘機のパイロットファリアー役にはトム・ハーディ

 
民間船の船長ミスター・ドーソン役にはマーク・ライランス 謎の英国兵役はキリアン・マーフィ

結構脇を固める俳優はかなり豪華キャスト。こんなことばかり気になってお話の方は二の次の私

これだけはわかった!陸、海、空でのシーンが時系列に映し出されるということ。


トミー以外の若い兵士もなかなか良かったね。

解説(allcinemaより)

第二次世界大戦の西部戦線では、英仏連合軍の兵士40万人がドイツ軍の猛攻の前にフランス北端のダンケルクに追い詰められてしまう。これに対しイギリスが決行した救出作戦にはヨットや漁船など多くの民間船も参加し、結果的として兵士の犠牲を最小限に抑えることに成功した。この史上最大の撤退作戦と呼ばれる史実を、「ダークナイト」「インターステラー」のクリストファー・ノーラン監督が、圧倒的臨場感で描き出した緊迫の戦争アクション・ドラマ。出演はフィオン・ホワイトヘッド、ハリー・スタイルズ、ケネス・ブラナー、マーク・ライランス、トム・ハーディ。

どちらかといえばクリストファー・ノーラン監督作品はどうも相性が悪い私ですが、今回は睡魔に襲われることなく鑑賞致しました。期待度が大きかったので、ちょっと気が抜けたかな。

メディア 映画
上映時間 106分
製作国 イギリス/アメリカ/フランス
公開情報 劇場公開(ワーナー)
初公開年月 2017/09/09
ジャンル 戦争/ドラマ/アクション
映倫 G

オフィシャル・サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/dunkirk/

 

 

Comments (9)
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幼な子われらに生まれ(2017)

2017-09-05 | 映画:ミニシアター

 

 親愛なる、傷だらけのひとたちへ。

血のつながらない家族、血のつながった他人――つまずき、傷つきながらも幸せを紡いでいく大人たちの、アンサンブルムービー

京都シネマにて鑑賞。浅野さんのファンということもあって観たい作品でした。ごく普通の父親を演じていましたね。どちらかといえばちょいと毛色の変わった役を演じる浅野さんの方が好きだなあ。物足りなさを感じたといえばそうかもしれませんが。妻役の田中麗奈、なかなかいい味出していましたね。残念なのがもう一つ、寺島しのぶの出番が少なかった。上手い彼女だしもっと絡みが欲しかったなあ。なんて色々つぶやいております(笑)全体としてはどうかな?
意外にも淡々としている物語。個人的には波乱万丈で刺激的な方が好きです。


田中麗奈演じる田中奈苗の元夫役沢田を演じた宮藤官九郎。壊れ方が素晴らしくて感動!ダメダメ男を見事に演じていたわ。こういうの最高だね!


あらすじ(allcinemaより)

 互いに再婚同士の田中信と妻の奈苗。一見、平穏な結婚生活を送っているが、信は妻の2人の連れ子とはうまく関係を築けず悩みを募らせる。一方、元妻・友佳の再婚相手は末期ガンで余命わずか。友佳と暮らす実の娘からは、血のつながらない義父の死を前にしても悲しめないと打ち明けられてしまう。そんな中、奈苗が妊娠したことをきっかけに、長女との溝が決定的になる信。“本当のパパに会いたい”と口にした長女に対し、半ば自暴自棄の感情のままに、その願いを実現すべく奈苗の元夫・沢田を捜し出す信だったが…。

 
下の娘とは上手くいっているのだが・・・・・。長女かおるとは。

元妻の娘さおり↓

がんで余命わずかの義父に悲しめないとつぶやく娘
やっぱり馴染めないものなのか?自分に経験のない悩みだけになかなか複雑な心理なのかなあと思うくらい。
本当のパパにはこうして打ち明けられるさおりの気持ちは何となくだがわかるような・・・・・。

親の勝手で双方の子供たちの複雑な心理は共感できるけど、経験がないとどんな気持ちなのか歩み寄れないなあとつくづく思うのでありました。


さおりは元妻友佳と義父の臨終に何とか寄り添うのでありました。

解説(allcinemaより)

重松清の同名小説を「ヴァイブレータ」「共喰い」の荒井晴彦が脚色し、「しあわせのパン」「繕い裁つ人」の三島有紀子が監督した群像ヒューマン・ドラマ。2人の連れ子のいるバツイチ女性と再婚した男を軸に、家族を築いていくことの困難さに直面した不器用な大人たちが織りなす愛と葛藤の人間模様を綴る。主演は浅野忠信、共演に田中麗奈、寺島しのぶ、宮藤官九郎。

メディア 映画
上映時間 127分
製作国 日本
公開情報 劇場公開(ファントム・フィルム)
初公開年月 2017/08/26
ジャンル ドラマ
映倫 G

結婚もしていなくて、子供もいない自分なので、ちょっと実感わかなかったけど、もしこういう境遇ならどうしていただろうと考えさせられる作品でした。2時間超えでしたが、飽きることなく鑑賞。

 

オフィシャル・サイト
http://osanago-movie.com/

 

 

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