銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

劇場 アップリンク吉祥寺にて

2020-07-31 | 映画:ミニシアター

 

7月17日 東京通院最終、吉祥寺まで・・・・。この日公開の作品「劇場」を観るためにアップリンク吉祥寺まで。ところが自動券売機でチケット購入しようとしたら、希望時間のチケットが発券出来ず・・・。慌ててスタッフさんに聞いたところ満席だと言われました。が~ん!せっかくここまで足を運んだのに😢もう一度確認してもらったところ、何とほぼ満席で、空いているのは最前列の端っこのみ。せっかく来たので仕方なくその席で観る事にしました。

 
最前列の端っこはこんな感じ。

 

いよいよ待ちに待った作品を鑑賞!ところが鑑賞前に一杯飲んだビールと疲れから、前半寝落ちとなり・・・。不覚にも大事な場面を逃したような?!とりあえずあらすじを・・・。

あらすじ

中学からの友人と立ち上げた劇団で脚本家兼演出家を担う永田。しかし、永田の作り上げる前衛的な作風は酷評され、客足も伸びず、ついに劇団員たちも永田を見放し、劇団は解散状態となってしまう。厳しい現実と理想とする演劇のはざまで悩む永田は、言いようのない孤独と戦っていた。そんなある日、永田は自分と同じスニーカーを履いている沙希を見かけ、彼女に声をかける。沙希は女優になる夢を抱いて上京し、服飾の大学に通っている学生だった。こうして2人の恋ははじまり、お金のない永田が沙希の部屋に転がり込む形で2人の生活がスタートする。沙希は自分の夢を重ねるかのように永田を応援し、永田も自分を理解し支えてくれる沙希を大切に思いながら、理想と現実と間を埋めるかのようにますます演劇にのめりこんでいく。※この舞台設定は何と7年間の2人の物語

山﨑賢人さんの映画は初めてでした。印象は爽やかで大人しいイメージでしたが、本作ではだめだめモード満載で風采の上がらない感じ。私の若い頃にいた理想と現実のギャップがある冴えない青年永田。中々素晴らしい演技でした。

相手さきを演じる松岡茉優ちゃんは万引き家族や人よでもお分かりのように安定した演技で素晴らしかったですね。しかも自然体であり良いです。いつも思うのだけれど、彼女は優等生役よりちょっと庶民的とでもいうのか、そういう役柄がお似合いだと思いました。

実は、寝落ちしたので後日行定監督の舞台挨拶付きで再度鑑賞。松岡茉優ちゃんの素晴らしい感の良さを絶賛されていました。自らの役つくりもあり、本当に素晴らしい女優さんなのだと思いました。

劇中流れるディランセカンドの曲で1970年代の作品かと思いきや、現代が舞台だそうです。原作者又吉さんは若いのに、こんな時代のものがお好きなのかと驚きました。

映画劇場オフィシャルサイト

 

 

帰りは少し吉祥寺駅辺りをぶらり・・・。

 

 駅の構内にあるクラフトビール屋さんで一杯!

松岡茉優「もしかして杉並区だけ?」映画『劇場』完成記念イベント

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石橋財団コレクションその2 パウル・クレー展

2020-07-29 | アート

石橋財団コレクションその2 パウル・クレー展

今回の目的はパウル・クレーの展覧会を観る事でした。クレーは20世紀を代表するスイス生まれの画家。カンデンスキーとともに青騎士を結成。バウハウスでも教鞭を取っていました。独特な作風に引き付けられます。今から10年ほど前にドイツへ訪れた時、バウハウスにふれるチャンスがあったことを思いだしました。

 パウル・クレーの写真

展示風景 

幸か不幸か?こうして東京に訪れて、都内の美術館に行けるチャンスがあるのは考えようによったら良いのかもしれません。病気の方は中々思わしくありません。少しでも改善する事を祈るばかりです。

コロナの感染者が増える東京・・・。一体どうなることやら。また来月通院予定です。

また新たな美術館へ行く予定です。

 

 

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石橋財団コレクション その1 アーティゾン美術館にて

2020-07-28 | 映画:シネコン

石橋財団コレクション その1

 

 

最近美術館では一部の撮影が可能なところも増えていますが・・・。この美術館では著名な作家の作品の撮影が全てOKとは驚きました!

次回はパウル・クレーの作品をアップしたいと思います。アクセスも良いのでお薦めの美術館です。

 

 

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鴻池朋子ちゅうがえり展&COSOMO Eℊℊs 宇宙の卵展

2020-07-27 | アート

鴻池朋子ちゅうがえり展&COSOMO Eℊℊs 宇宙の卵展

7月17日東京日帰り旅行で立ち寄った日本橋高島屋近くにあるアーティゾン美術館。

旧ブリジストン美術館が新しくなり、名前も変わりました。

今回、現代美術と石橋財団が所蔵する著名な作家さんの展覧会が開催されていました。

 
美術館のエトランスはかなりお洒落です。

  

ミュージアムショップもお洒落!

続きは次回アップします。

アーティゾン美術館公式サイト

 

 

 

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京都銅版画協会ミニアチュール展&田中良平展

2020-07-25 | 銅版画関連

京都銅版画協会ミニアチュール展&田中良平展

7月14日初日鑑賞

毎年恒例に開催されている京都銅版画協会の展覧会へお邪魔しました。メンバーの二宮さん、東儀さんはカレンダー展でご一緒しています。

メゾチント、アクアチント、エッチング、ドライポイントと様々な技法で素晴らしい作品を制作されています。それぞれの個性が出ており・・・。暫し作品展を堪能させて頂きました。

 

2階では銅版画協会の代表だった田中良平さんの遺作展が開催されていました。細密な手法は目に見張るものがありました。昨年お亡くなりになったそうです。

 

 

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カセットテープ・ダイアリーズ 東宝シネマズ二条にて

2020-07-22 | 映画:シネコン

 

7月12日鑑賞

この作品も映画仲間の真紅さんの情報で知りました。梅雨の晴れ間、慌ててシネマまで・・・。お話はいたってシンプル。パキスタン移民の少年の夢を実現する物語♬

ブルース・スプリングスティーン♫がきっかけで少年はチャンスを得る。これってすごくないですか?

あらすじ

舞台は1987年、イギリスのルートンの小さな町で暮らす、パキスタン移民の少年ジャベド(ヴィヴェイク・カルラ)は16歳。
誕生日が同じ、幼なじみの少年マット(ディーン=チャールズ・チャップマン)は恋人ができ、日々充実した青春を楽しんでいる。

だが、音楽と詩を書くのが好きなジャベドは、日々の生活の中で焦りと鬱屈を募らせていた。閉鎖的な町の人々から受ける移民への人種差別や、パキスタン家庭の伝統やルールから抜け出したくてたまらないジャベドは、特に古い慣習を振りかざす父親マリク(クルヴィンダー・ギール)には内心強い反発を感じていた。

 
だがそんなある日、モヤモヤをすべてぶっ飛ばしてくれる、ブルース・スプリングスティーンの音楽との衝撃的な出会いにより、彼の世界は180度変わり始めていく―。


素敵な出会いあり💛

すみません❕ブルース・スプリングスティーンは知っているけれど、あまり聴いた事がない。なのでえらそうな事は言えません。でも実際スクリーンから流れる♫曲は、あ!知っている。ラスト近くで聴いた曲は思わず口ずさみました。原作者サルフラズ・マンズ―ルの自叙伝だという事が分かり。これはほぼノンフィクションでした。

 

とにかく青春してる~~❣おばさんの私には眩しいくらいです。

涙あり笑いあり、ロンマンティクあり、胸キュンあり(⋈◍>◡<◍)。✧♡

良いよね、青春・・・。もう一度こんな頃に戻りたいものです。

カセットテープ・ダイアリーズ公式サイト

※主役ジャベドを演じたヴィヴェイク・カルラ君、濃いキャラでしたが、ピュアな感じで素敵な青年。期待の新人さんだそうです。

 

 

Comments (2)
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SKIN/スキン アップリンク京都にて

2020-07-21 | 映画:ミニシアター

 

初めてのアップリンクでした。鑑賞したい作品あるので、リュニーアルした新風館に訪れました。

 

施設内はカラフルでお洒落です。料金は1300円、ちょっと他のシアターよりお高め。そういえば東京のアップリンク吉祥寺は、1200円だったけどね?

 

鑑賞した作品はこの作品・・・。なんと実在する人物の話を元に作られたという事を初めて知りました。レイシストという言葉もこの映画で知ったのですが、差別主義者という意味らしい。アメリカでは2003年にレイシスト集団が発足しているそうで、この作品の主人公ブライオン・ワイドナーはその集団の共同創設者だったそうです。
日本でもヘイトスピーチしている集団がありますが、それもレイシスト集団だそうです。

そんな集団は、白人至上主義者がリーダーで、この作品の主人公ブライオンはそのリーダーに拾われ育てられる。

顔から体にかけてのタトゥーは見るだけで引いてしまう。ジェイミー・ベルがこの役に挑む。

差別集団の行動は目に余るものがあります。黒人を見たら暴力で排除する。本当に恐ろしい集団。ブライオンは数々の悪行を繰り返してきた。そんな中で差別と暴力の中で生きてきたシングルマザーのジュリー(ダニエル・マクドナルド)と出会う。

この出会いが、ブライオンの人生を変えることに・・・。今までの悪行に悔いて新たな人生を築こうと決意する。しかし集団はブライオンの決意を許すはずはなかった。集団の執拗な脅迫や暴力が容赦なくジュリーたち親子にも向けられるのだ。まさに集団は虎の穴のようなものです。さてブライオンはこの虎の穴から抜け出せるのか?

ブライオンを救ってくれたのは反ヘイト団体を運営するダリル・L・ジェンキンス(マイク・コルター)転向を手助けしようと申し出る。ある裕福な女性が、彼のタトゥー除去に資金を提供するというのだ。過去の自分と決別するため、ブライオンは、計25回、16カ月に及ぶ除去手術に挑む。

ヘヴィ―作品ではありましたが。まあ思ったほど凄さは感じませんでしたが。でもタトゥー手術、実際のブライオンが受けたのでしょうから、それを想像するとやはり凄いなあと感じます。

白人至上主義者グループを主宰するクレーガー(ビル・キャンプ)とシャリーン(ヴェラ・ファーミガ)夫婦。ヴェラ・ファーミガがこういう役を演じたのにはびっくりしましたね。

本編の前にスキン短編が上映されます。以下紹介です。

ガイ・ナティーヴ監督による2018年の短編ドラマ映画である。第91回アカデミー賞短編映画賞を受賞した。

同じく2018年にナティーヴ監督の長編映画『SKIN/スキン』が公開されたが、ストーリーにつながりは無いらしい。

あらすじ ウィキペディアより

とある一家が友人らと共に湖を訪れる。一同は皆入れ墨をしており、それにより彼らがネオナチであることが示唆されている。ジェフリー(ジョナサン・タッカー)は息子のトロイ(ジャクソン・ロバート・スコット)が射撃でターゲットに命中できるかどうかで賭けをする。トロイはターゲットを撃ち、ジェフリーは賭けに勝つ。

トロイの一家はスーパーに向かう。サッカー台でトロイは玩具を持っているアフリカ系の男性のジェイディー(アシュリー・トーマス)と目が合い、2人は微笑み合う。だがそれに気付いたジェフリーは息子が因縁をつけられていると言いがかりをつけ、人種差別的な暴言を浴びせる。ジェイディーは問題があるのはジェフリーであると反論した後に立ち去る。ジェフリーは仲間たちとともに、駐車場でジェイディーに暴行を行った。車に乗っていたジェイディーの妻は警察に通報する。トロイはその一部始終を店から目にする。

後日、遊びから帰るジェフリーとトロイは道中を塞ぐバンと遭遇する。ジェフリーがバンに近づくと彼は黒人グループにより拉致される。ジェフリーはどこかのガレージに監禁され、数日以上にわたり入れ墨を施される。

数日後、ジェフリーは裸で自宅近くの道に放置される。彼は窓に映った自分の姿を見て全身に真っ黒な入れ墨が施されていることに気付く。なんとか自宅にたどり着いたが、トロイの母クリスタ(ダニエル・マクドナルド)は彼を不審者であると思い、拳銃を手にして通報する。ジェフリーが強引に家に入るとクリスタは出て行くように警告する。ジェフリーが自分が夫であることを伝えるとクリスタは武器を捨てたが、その直後に銃声が鳴り響き、ジェフリーは倒れ込む。彼の後ろにはライフルを持ったトロイが立っていた。

 

SKIN/スキン公式サイト

 

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紅梅町版画工房 FINAL EXHIBITION 大阪南森町 日本橋

2020-07-20 | 銅版画関連

紅梅町ファイナル展覧会

 

7月10日 大阪 南森町まで・・・。カレンダー展でお世話になっている稲垣さんの工房の展覧会へ行って来ました。7月末で工房を閉められる事になり、工房の最期の展覧会でした。カレンダー展で長年お世話になり、そのお役も昨年で終わりました。今後は他の工房さんに引き継がれる事になりました。存続するか?どうかでしたが。

何とか引き続き開催される事は嬉しいです。さて今後の稲垣さんの工房は枚方に場所を移され、縮小して続けられるという事です。

 

この日は、展覧会にお邪魔する前に日本橋まで。笹部画材さんに立ち寄り、インクなどを購入、遅めの昼食につるとんたんでおうどんを頂きました。

 

 

 

創作おうどんのお店 つるとんたん宗右衛門町店

 

しらすと大根おろしのおうどん(冷)といなり寿司を頂きました。 

 店内も密にならないように工夫されていました。


道頓堀も少し人が少ないように思いましたが・・・・。

 

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マザー 東宝シネマズ二条にて

2020-07-16 | 映画:シネコン

7月8日鑑賞・・・。

長澤まさみさん主演のマザーを観て来ました。長澤さんの作品は「海街diary」以来かなぁ。彼女のイメージは快活で爽やかな感じだったけど。今回の作品ではそのイメージを全て消して大冒険だったのではと思う。

タイトルの通り、マザー秋子を演じている。彼女が母親とは実感できないけど、世間には若い母は珍しくはないし・・・。これもありかなと。

あらすじ

男たちとゆきずりの関係をもち、その場しのぎで生きてきた女・秋子。シングルマザーである彼女は、息子の周平に奇妙な執着を見せる。周平に忠実であることを強いる秋子。そんな母からの歪んだ愛の形しか知らず、それに翻弄されながらも、応えようとする周平。周平の小さな世界には、こんな母親しか頼るものはなかった。やがて身内からも絶縁され、次第に社会から孤立していく中で、母と息子の間に生まれた“絆”。それは成長した周平をひとつの殺害事件へ向かわせる―。

日々テレビで若いシングルマザーの育児放棄や虐待というニュースは目にする。この作品も実際あった孫による祖父母殺人事件だそうだ。

それにしても長澤まさみさんのこの怪演には凄い衝撃を受けた。とにかくその言葉につきる。内縁の夫役には阿部サダヲ。彼もこんなダメダメ男がとても板についている。

そしてもう一人、長澤演じる母の息子周平役の奥平大兼君は本作で初デビューらしい。朝の情報番組に出演されていたが、素顔はどことなくフィギアスケーターの羽生君に似ている少し軟な感じだった。

どんな気持ちで演じられたのかな?見事にどうしょうもない女だったけど・・・。
久しぶりにこの手の作品、私的には好きな作品でした。「誰も知らない」以来の名作かもしれませんね。
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木野花さんが祖母役、秋子の生きざまにほとほと愛想をつかす。そりゃそうだよね。私が祖母ならやっぱり同じ事するかも。

行政の差し伸べた支援にも応じす、ひたすら秋子は独自のスタイルを生き抜く。そしてそんな母を嫌うこともなく、母の言いなりになる息子周平の姿。非常に印象的な親子関係だった。

とうとう母の言いつけどおり、祖父母に手をかける周平はどんな思いで実行したのか?ケースワーカーの質問に「お母さんが好きだから」と言う場面も複雑なものを感じた。

MOTHERマザー公式サイト

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七夕コンサート・イン・拾得

2020-07-14 | その他

7月5日(日)夕方、知り合いのフォークシンガー古川豪さんの招待でコンサートに行って来ました。古川さんはじめ豊田勇造さん、中山ラビさんと1970年代を代表するフォークシンガーが毎年集まり行われているコンサートです。実はもう一人おられるのですが、今回は欠席となりました。その方は三浦久さん。大学で教鞭も取り、歌手でもある方です。

コロナの影響で人数制限をされてのコンサート、という事で予約して行きました。

 

感染予防のためこんな工夫もされてました。


舞台の最前列が空いていたので座りました。ラッキーです!


開演前のご挨拶あり・・・。皆さん、60代後半から70代という年齢ですが、今も現役で活躍。パワフルです。

 
一番目は豊田勇造さん      二番手は中山ラビさん

 ラストは古川豪さんでした。

2時間半のコンサート、暫し楽しませて頂きました!

 豊田勇造さんとハイタッチならぬハイグ!

ライブハウス 拾得公式ページ

来年は4人そろってのコンサート、楽しみにしています。

古川さんが三浦さんのメッセージを読まれました。

 

 

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