銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

ジーサンズ はじめての強盗(2017)**GOING IN STYLE

2017-06-30 | 映画:シネコン

 未来はいらない、年金を返せ!最後に輝くのはシルバーだ。

MOVIX京都にて鑑賞。とにかく安心して観られる作品ですね。ってか大体筋書分かるところが良いのです。分かりやすくてね。ちょいと邦題が今一つのような気もしますが。

あらすじ(allcinemaより)

同じ会社で40年以上も真面目に働き、定年後は慎ましくも不安のない年金生活が送れるはずだったジョー、ウィリー、アルの親友3人組。しかし会社が買収された途端、年金の支払いが一方的に打ち切られてしまう。おまけにジョーは、住宅ローンの理不尽な仕組みのせいで自宅差し押さえの危機に直面していた。そんな時、偶然にも銀行強盗の現場に居合わせた彼は、その手際の良さに感心し、自分たちも奪われた年金を取り戻すべく、銀行強盗を決行しようとウィリーとアルに持ちかける。そしてまずは腕試しにと、行きつけの食料品店で万引きを試みる3人だったが…。

仲良し3人組を演じるのはモーガン・フリーマンマイケル・ケインアラン・アーキン


オスカーベテラン俳優ばかりで凄い!

 
ジョー役にマイケル・ケイン                  ウィリー役にモーガン・フリーマン


アルバート・ガーナー役にアラン・アーキン

ジョーは住宅ローンの理不尽な仕組みのため、自宅がさし押さえになってしまうという非常事態に・・・・。ローンの金利が上がるということになり今の年金では支払えなくなる。これって酷い話ですよね。銀行はローンを組んだ時に説明したと当たり前のように話すし。どうしていいものか?途方にくれる。
ちょうど銀行に行っていたところ、なんと銀行強盗に遭遇する。いとも簡単に金を奪った強盗を見て、これなら自分も出来るのではと・・・・・。びっくり!こんな老人に銀行強盗が出来るのか?と思ってしまうのだが。


その上に会社の年金が打ち切られるという事態に!

不運な事態が続く中、3人の中で銀行強盗の話がリアルになっていく。

 

さあ予行練習ということで、近くの馴染みのスーパーで。

  

 


警備員に見つかりトンずら~~~~~!!

結局のところ捕まってしまうんだけどね。とにかくハチャメチャな老人たち3人組、これにもめげず一生懸命練習を続行。

 

 ↓ミルトン・カプチャク役であのクリストファー・ロイドも。どこかで見たなあと思ったらドク役の彼でした(笑)

 

その中でアルはなんと素敵な彼女が。アニー・サントーリ(アン=マーグレット

 
どうもアニーがアルにホの字みたい(笑)ベッドインまでするありさま。ようやるわね。


ジョーの孫ブルックリン・ハーディング役にはジョーイ・キング

さてさて3人の銀行強盗は果たしてうまくいくのでしょうかね?それは観てのお楽しみですが。。。。

メディア 映画
上映時間 96分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ワーナー)
初公開年月 2017/06/24
ジャンル コメディ/犯罪/サスペンス
映倫 PG12

上映時間も程よい長さでまあまあ楽しめましたが、王道のストーリーなのでちょっと物足りなさもありかもしれません。そうそうFBI捜査官アーレン・ヘイマー役にあのマット・ディロンも登場。

解説(allcinemaより)

モーガン・フリーマン、アラン・アーキン、マイケル・ケインというベテラン・オスカー俳優3人の豪華共演で贈るクライム・コメディ。1979年のコメディ映画「お達者コメディ/シルバー・ギャング」を基に、真面目に生きてきた老人3人組が、突然の年金打ち切りに怒りを覚え、自分たちのお金を取り戻すべく銀行強盗を企てる大胆不敵な計画の行方をユーモラスに描く。監督は「終わりで始まりの4日間」「WISH I WAS HERE/僕らのいる場所」のザック・ブラフ。

オフィシャル・サイト
https://warnerbros.co.jp/movie/g3z/

 

 

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ハクソー・リッジ(2016)**HACKSAW RIDGE

2017-06-26 | 映画:シネコン

 世界一の臆病者が、英雄になった理由とは――

MOVIX京都にて鑑賞。いやあなかなか面白かったです。武器も待たずよくもまあ生き延びれたものだと感心。しかもこれ実話だというのだから二度びっくり!アンドリュー・ガーフィールド、この役ぴったりでしたね。何となく弱弱しさも、キャラ的にあるから本当にぴったりでした。でもここまでかたくなに武器を持たないと決めた主人公の意志にはびっくりしました。

 
平和に暮らしていたとは言えないけど、父の母への暴行にピストルを向けてから自ら銃は持たないと決めた様子。

 
可愛い看護婦さん、ドロシーとも出会い日々幸せだったが。戦争に志願して戦場へ向かうことに。


そんな彼女から彼女が大切にしていた聖書を受け取る。後にこの聖書が彼の生きる糧となる。

 
訓練を受ける日々だったが、銃を持つことだけをかたくなに拒否を続けるドス。結局軍法会議までかけられることに・・・・・。


結局父計らいで何とか武器を持たなくても良い衛生兵となることに。


持つべきものはやはりお父さんですね。父に感謝!!

さてドスは武器を持たず衛生兵となった沖縄の最前線に出兵することに。そこは想像絶する場所であった・・・・。

  


 ←これがタイトルのハクソー・リッジ 
                                   日本語でのこぎり崖だそうだ。
この上には多くの日本兵がアメリカ兵を待ち構えていたのだ。

ドスは傷ついた兵士を看護。

  
負傷した兵士を一人で担ぎ、基地に送り返すという作業を繰り返す。いやあこれは凄い!弾にあたらずよくもまあやり遂げたよね。

二度目は傷を負ってしまうんだけど凄いパワーの持ち主だと感心!

 戦闘シーン、なかなかリアルでびっくり!息を呑んで見入りましたよ!


グローヴァー大尉にはサム・ワーシントン ドスの活躍に感心していた一人です。

 
監督はメル・ギブソン 久々の監督らしい。アカデミー賞に輝いたそうで、おめでたい。

あらすじ(allcinemaより)

 アメリカの田舎町で育ったデズモンド・ドスは、看護師のドロシー・シュッテと恋に落ちるも、激化する第2次世界大戦に心を痛め、衛生兵になるべく陸軍に志願する。しかし基地での訓練で銃に触れることを拒絶し、上官や他の兵士たちから執拗ないやがらせを受けるようになる。それでも決して信念を曲げないデズモンド。とうとう軍法会議にかけられてしまうが、ついには彼の主張が認められ、晴れて衛生兵として戦場に立つことを許可される。こうして日本軍との激戦の地、沖縄の前田高地、通称ハクソー・リッジ(のこぎり崖)へと赴くデズモンドだったが…。

 

解説(allcinemaより)

「ブレイブハート」「アポカリプト」のメル・ギブソン監督が、激烈を極めた沖縄戦の知られざる実話を映画化した衝撃の戦争ドラマ。武器を持つことを拒否しながらも、地獄の戦場で75人もの命を救い、終戦後、良心的兵役拒否者としてはアメリカ史上初めての名誉勲章を授与された実在の衛生兵デズモンド・ドスの不屈の人生を、臨場感あふれる迫力の戦闘シーンとともに描き出す。主演は「沈黙 -サイレンス-」のアンドリュー・ガーフィールド、共演にサム・ワーシントン、ヴィンス・ヴォーン、テリーサ・パーマー、ヒューゴ・ウィーヴィング

メディア 映画
上映時間 139分
製作国 オーストラリア/アメリカ
公開情報 劇場公開(キノフィルムズ)
初公開年月 2017/06/24
ジャンル 戦争/アクション/ドラマ
映倫 PG12

 上映時間2時間20分弱、長かったですが、見応えあり!是非未見の方、シアターへ。

  ラストは実際のデズモンド・ドスの写真も出てきます。

オフィシャル・サイト
http://hacksawridge.jp/

 

 

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おとなの恋の測り方(2016)**UN HOMME A LA HAUTEUR

2017-06-22 | 映画:シネコン

 オトコの価値は、何で決まる?

MOVIX京都にて鑑賞。まあまあ面白かったかな。私が彼女の立場ならどうしていただろうか?色々考えさせられる話でしたね。それにしても136センチはちと低すぎない??
良く理想の男性の条件には必ずやと言って身長は必須ですが。。。。低いのは構わないけど、やはり自分より低いのはなんか許せないところあるよね。付き合っているうちにそれもまったく考えなくても構わないようになるくらい魅力があれば身長低くくてもいいものかも。

 でも突然こんな風にでく会わしたら、ちょっとびっくり。

まるで自分の子供のような気分に・・・・。

でもこんな風に楽しませてくれる。

 
自分の知らない世界にいざなってくれる。ダンスも上手いしユーモアのセンスも抜群!!

ディアーヌ、段々彼にのめりこんでいくのだが、やはり身長差がネックに。自分の親に紹介したら、ぼろくそ言われるし。周りの目も気になる。確かにね。
中々最後の垣根を超えることが出来ない。


身長136センチのアレクサンドルを演じたのはジャン・デュジャルダン あのアーティストの主演男優。本当は182センチだそうです。CGを使っての演技。

 でも可愛いかったよね。犬に飛びつかれて何ともいえなかった。


その相手役ディアーヌを演じたのはヴィルジニー・エフィラ ベルギー生まれの女優さん。


このツーショット何とも言えないね。

あらすじ(allcinemaより)

 離婚して3年になる敏腕弁護士のディアーヌ。仕事のパートナーでもある元夫とは、今も職場で顔を合わせては口論が絶えない日々。そんなある日、彼女がレストランに忘れた携帯を拾ったという男性アレクサンドルからの電話を受けたディアーヌ。その知的でユーモラスな話しぶりに好感を抱き、さっそく翌日会うことに。ところが目の前に現われたアレクサンドルは、彼女よりもはるかに身長の低い男だった。淡い期待が一瞬で霧散したディアーヌだったが、著名な建築家にしてジェントルマンでユーモアのセンスにあふれたアレクサンドルに改めて魅了され、2人の距離は急速に縮まっていく。しかしそんな2人に周囲は好奇の目を向け、ディアーヌもあと一歩が踏み出せずに揺れ始めるのだったが…。


息子ベンジー(セザール・ドンボワ)はアレクサンドルの唯一の理解者 ディアーヌに父を傷つけないで欲しいと伝える。


ディアーヌの元夫ブルーノは彼女が付き合っている男があまりの小ささにショック!

周囲の反応に自信を持てないディアーヌ、さて彼女はどんな結論を出すのか????

解説(allcinemaより)

「アーティスト」のジャン・デュジャルダンが身長が140cmに満たない男を演じ、逆身長差カップルの恋の行方をユーモラスに描くラブ・コメディ。共演は「ターニング・タイド 希望の海」のヴィルジニー・エフィラ。監督は「プチ・ニコラ」「アステリックスの冒険 秘薬を守る戦い」のローラン・ティラール。

メディア 映画
上映時間 98分
製作国 フランス
公開情報 劇場公開(松竹)
初公開年月 2017/06/17
ジャンル ロマンス/コメディ
映倫 G

オフィシャル・サイト
http://otonanokoi.jp/

 

Comments (2)
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パトリオット・デイ(2016)**PATRIOTS DAY

2017-06-16 | 映画:シネコン

 最大の危機は、最大の奇跡を生む――

東宝シネマズ二条にて鑑賞。

50万人の観衆で賑わう、ボストンマラソンを襲った爆弾テロ。
犯人特定から逮捕までの驚くべき102時間を描く、奇跡の<実話>!

そうそうこの事件、まだそんなに時間経っていませんよね。まさか裏にはこんなことがあったとは・・・・。


この映画の主人公ボストン警察巡査部長 トミー・サンダース役を演じるのはマーク・ウォールバーグ。久しぶりに観ました。


妻キャロル・サンダースを演じるのはミシェル・モナハン 出番は少なかったけど。


ボストン警察警視総監 エド・デイヴィスにはジョン・グッドマン


そしてこの人の役はFBI特別捜査官 リック・デローリエ(ケヴィン・ベーコン)実際におられる人物。ラスト近くで本物が登場されます。

そして忘れてはいけないこの人。ウォータータウン警察巡査部長 ジェフ・ピュジリーズ役のJ・K・シモンズ

 体をはった演技、中々良かったです!

意外にまあ面白かったかな。テロ犯との攻防もスリルありましたし、退屈することはありませんでした。上記のようになかなかの豪華キャスト陣でわくわく!それに何といってもケヴィン・ベーコン観れたことかな(笑)この手の作品、つまらないものが多いのですが。まあそれなりに楽しめましたしね。

あらすじ(allcinemaより)

2013年4月15日。50万の観衆がつめかけた地元の一大イベント“ボストンマラソン”の警備に当たっていた殺人課の刑事トミー。人々の大声援を受けてランナーたちが次々とゴールする中、彼の背後で突然の大爆発が起こり、多数の負傷者が出て現場は大混乱に陥る。トミーら地元警察官が救護活動と事態の収拾に奔走していると、FBIのリック捜査官が現場に到着、すぐさまテロと断定、そのままFBIが捜査の陣頭指揮を執ることに。やがて周辺の地理に詳しい地元出身者として捜査に協力するトミーだったが…。

 

多くの負傷者、亡くなった方などの写真も写すされるのはちょっとショックですが。実際片足を失ったご夫婦の会話などでほっとする場面も。それにしてもこういう悲惨な事件が今も起きていることに、大変怒りを覚えます。この作品を観て色々考えさせられましたね。

解説(allcinemaより)

全米に衝撃が走った2013年のボストンマラソンでの爆弾テロ事件を「ローン・サバイバー」「バーニング・オーシャン」のピーター・バーグ監督、マーク・ウォールバーグ主演コンビで映画化した実録ドラマ。事件当日、現場で警備に当たっていたボストン警察の刑事を主人公に、地元警察とFBIの合同捜査で犯人を追い詰めていくまでの緊迫の一部始終をスリリングに描き出していく。共演はジョン・グッドマン、ケヴィン・ベーコン、J・K・シモンズ、ミシェル・モナハン。

メディア 映画
上映時間 133分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(キノフィルムズ=木下グループ)
初公開年月 2017/06/09
ジャンル ドラマ/サスペンス
映倫 PG12

 2時間超えはちょいとしんどかったですが・・・・。

オフィシャル・サイト
http://www.patriotsday.jp/

 

 

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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016)

2017-06-13 | 映画:ミニシアター

 癒えない傷も、忘れられない痛みも。その心ごと、生きていく。

京都シネマにて鑑賞。アカデミー賞で主演男優賞をゲットしたケイシー・アフレックの作品。多分間違いないと思いますが・・・・。傑作ということでかなり期待して観にいったのですが。全体に淡々として正直退屈でした。

あらすじ(allcinemaより)

アメリカのボストン郊外でアパートの便利屋をして孤独に生きる男リー。兄ジョーの突然の死を受けてボストンのさらに北の港町マンチェスター・バイ・ザ・シーへと帰郷する。そしてジョーの遺言を預かった弁護士から、彼の遺児でリーにとっては甥にあたる16歳の少年パトリックの後見人に指名されていることを告げられる。戸惑いを隠せないリー。仕方なくパトリックにボストンで一緒に暮らそうと提案するが、友だちも恋人もいるからここを離れることはできないと激しく拒絶され途方に暮れてしまう。なぜならばリーには、この町で暮らすにはあまりにも辛すぎる過去があったのだが…。

元妻ランディのことや間に生まれた娘とたちとのことなんでしょうね。火事で娘たちを失った悲しみはやはりリー(ケイシー・アフレック)には何物にも代えがたいものだったと思います。言葉少なく冒頓なリー、人とも上手く行かない。話に時間が持たない等。リー自身そういう自分が嫌だというのもあったのでしょうが。ケイシー独特なキャラにぴったりといえばそうかもしれませんね。

抑揚がないというのがケイシーらしさですが、それがこの役にぴったりなのかな?どちらにしても主人公リーには寄り添えなかったなあ。

 
亡き兄ジョー・チャンドラー役にはカイル・チャンドラー

兄との思い出とが交互に描写されていました。


突然の後見人にリーは戸惑いを隠せません。そりゃあそうだよね。それでなくても人との繋がりが苦手なリー。パトリックともどうしてよいやら。

とまあこんな感じで物語は淡々と進みます。パトリックのエッチする場面はちょっと面食らったけなあ。近頃は家族も公認なの?アメリカのS○X事情はこんな感じなのかしら。まあどちらでもいいけど。


元妻ランディにはミシェル・ウィリアムズ。さすが存在感あり。この絡みのシーンはぐいーんときました。さすがの演技でしたね。出番は少なかったですが。身に迫るものあり!!

そんなものかな?

解説(allcinemaより)

「ジェシー・ジェームズの暗殺」「ゴーン・ベイビー・ゴーン」のケイシー・アフレックが心に深い傷を抱えた主人公を好演し、アカデミー主演男優賞をはじめ主要映画賞を総なめするなど各方面から絶賛された感動のヒューマン・ドラマ。ある悲劇をきっかけに故郷のマンチェスター・バイ・ザ・シーに背を向けて生きてきた孤独な男が、兄の突然の死で帰郷を余儀なくされ、過去の悲劇と向き合わざるを得なくなる悲痛な姿を、ほのかなユーモアを織り交ぜつつ切なくも優しいタッチで綴る。共演はミシェル・ウィリアムズ、カイル・チャンドラー、ルーカス・ヘッジズ。監督は「ユー・キャン・カウント・オン・ミー」「マーガレット」のケネス・ロナーガン。

上映時間は2時間17分、少し長かった。このテンポで2時間超えはしんどいです。

メディア 映画
上映時間 137分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ビターズ・エンド=パルコ)
初公開年月 2017/05/13
ジャンル ドラマ
映倫

G

 

オフィシャル・サイト
http://www.manchesterbythesea.jp/

 

 

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怪物はささやく(2016)**A MONSTER CALLS

2017-06-10 | 映画:シネコン

 その怪物が喰らうのは、少年の真実――。

東宝シネマズ二条にて鑑賞。やや物足りなさも感じたが・・・・・。47歳でこの世を去ったシヴォーン・ダウドが遺したアイディアをパトリック・ネスが引き継ぎ完成させた同名ベストセラー児童文学を、「永遠のこどもたち」「インポッシブル」のJ・A・バヨナ監督が映画化した喪失と再生のダーク・ファンタジー。主演はイギリスの新星ルイス・マクドゥーガル、共演にフェリシティ・ジョーンズ、シガーニー・ウィーヴァー。またリーアム・ニーソンが怪物の声とモーションキャプチャーを担当。

永遠のこどもたちは結構好きな作品だったけど。今回はちょいとあそこまでの不気味さは感じなかった。なんかそういうのを期待しているというのもおかしいかも。あくまでも児童文学だしね。主役のコナーを演じたルイス・マクドゥーガル君は中々このキャラがお似合い。これが2作目の映画出演となるそうな。

いじめられっこなんだね。理由はわからないけど。やはりもう少し説明なんかが欲しい気もしたが。まあこんなものなのかなあ。

 祖母役にはあのシガーニー・ウィーヴァー

グランマにしては若さあり。おばさんでも良さげな。屈強なシガー二ーからするとイメージ違うかな?なんて文句ばかり言ってますね(笑)この中ではグランマはコナーの苦手キャラらしい。

怪物役には、リーアム・ニーソン。声だけではなくモーションキャプチャーもやったらしい。凄い!これは結構リアルだった。

 怪物はコナーにしか見えないらしい。

怪物に操られていじめっこを退治したのは良かったが。暴力事件に発展。お母さんが入院したため、祖母の自宅へ預けられたのだが、祖母の大事にしていた時計や家具をつぶしてしまうという事態に。心の行き場がない彼にとっては辛かったのかも。

時間的には1時間40分ほどでしたが、もう少し長くても良かったかな?全体的な雰囲気はどんよりしたイギリスのイメージがあって良かったとは思うのですが。
ちょっと期待していたほどでもなかった感じです。

あらすじ(allcinemaより)

教会の墓地が見える家で母親と2人暮らしの13歳の少年コナー。母親は不治の病のために余命わずかで、しつけに厳しい祖母とはソリが合わず、おまけに学校でも孤立して、毎夜悪夢にうなされる日々を送っていた。そんなある日、不気味な大木の怪物が現われ、“お前に3つの物語を話す。4つめはお前がお前の真実の物語を話せ”とコナーに告げる。こうして怪物は毎夜コナーのもとにやって来ては、不思議な物語を語り始めるのだったが…。

12:07になったら怪物は現れる。これは夜中だけでなく昼間もそうみたいですね。この時間の間がもう少し緊張感があると良いですね。と色々言っておりますが・・・・。

メディア 映画
上映時間 109分
製作国 アメリカ/スペイン
公開情報 劇場公開(ギャガ)
初公開年月 2017/06/09
ジャンル ファンタジー/ドラマ/ホラー
映倫 G

 

オフィシャル・サイト
http://gaga.ne.jp/kaibutsu/

 

 

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ゴールド/金塊の行方(2016)**GOLD

2017-06-08 | 映画:シネコン

 なぜ170億ドルの金塊が、一晩で消えたのか――。

東宝シネマズ二条にて鑑賞。いやあなかなか面白かったです。なんといってもマシュー・マコノヒーが体重を増やして、その上頭の髪の毛を剃っての変身ぶりにはもうもうびっくりと感心!ここまでやるかと思いました。お腹もぶよぶよでほんまに凄いです。役に徹していることがとにかく凄い。

 


マシューさん演じるケニーの愛妻ケイにはブライス・ダラス・ハワード 久しぶりに見ました。

ケニーがパートナーとして迎えたのが地質学者のマイケル・アコスタ(エドガー・ラミレス


巨大投資銀行の敏腕バーカーブライアン・ウルフ役にはコリー・ストール

お話は・・・・。(allcinemaより)

1980年代、アメリカ。父から採掘会社ワショ―社を受け継いだケニー・ウェルスだったが、業績も株価も低迷し、銀行や投資家にも相手にされず倒産寸前に。そんな時、たまたま見た夢に突き動かされ、インドネシアへと向かったケニー。地質学者のマイケル・アコスタをパートナーに迎えると、2人で山奥へと分け入り金脈探しを開始する。やがてケニーの執念が実り、ついに巨大な金脈を掘り当てることに成功する。そのニュースは瞬く間にウォール街を駆け巡り、ワショ―社は奇跡的なV字回復を遂げ、一夜にして巨万の富と名声を手に入れたケニーだったが…。

というような話です。まあお話はそこそこだったかな。まあとにかくマシューの激変ぶりが面白い。最初にも書いたけど、ここまでなり切るというのは凄いとしか言いようがない。ダラスバイヤークラブの時は激やせで。今回は激太りなのですからね。ここまで太るのも容易じゃあないでしょう。演技もさることながら、この役柄に徹しているのでしょう。

 
お調子もの                            酒にたばこと無茶ぶり

時にはバックでしたが、全裸で立ちはだかるというシーンも。とにかくキャラも凄いんですよね。

親から受け継いだ会社がどん底状態になったり、急に上場になったりと激しい展開、、、、。そのあたりも面白くて。ケニー演じるマシューさんに何処となく愛着を感じてしまう。

 

とにかくケニー・ウェルスを演じるマシューさんに愛情を感じるのでありました!!

 ケイがケニーを思う気持ち、何となく共感しちゃうよね。

解説(allcinemaより)

メディア 映画
上映時間 121分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント=STAR CHANNEL MOVIES)
初公開年月 2017/06/01
ジャンル ドラマ/サスペンス/犯罪
映倫 G

 2時間でしたが、マシューさんの演技に翻弄されるそんな作品でした。これはマシューにつきますね。

解説(allcinemaより)

1990年代に金融界を賑わせた鉱山ビジネスを巡る一大スキャンダルを「ダラス・バイヤーズクラブ」のマシュー・マコノヒー主演で映画化したクライム・サスペンス。共演はエドガー・ラミレス、ブライス・ダラス・ハワード。監督は「トラフィック」「シリアナ」などの脚本で知られるスティーヴン・ギャガン。

製作にはマシューさんも参加しています。

オフィシャル・サイト
http://www.gold-movie.jp/

 

 

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光をくれた人(2016)**THE LIGHT BETWEEN OCEANS

2017-06-03 | 映画:ミニシアター

 この子を育てることは、過ちですか? この子を愛することは、罪ですか?

京都シネマにて鑑賞。予備知識もなく鑑賞。こういうお話だったんですね。マイケル・ファスベンダーがこういう役を演じるというのも新鮮です。キャラ的には冷静沈着なイメージなのでちょっと意外でした。

それにしても地味な作品です。上映時間2時間超えなので、眠気がおきないか?ちょっと心配でしたが、最後まで何とか観ることができました。灯台守ってなんか孤独な感じですよね。夫婦でこれだけ長い時間一緒にいると息が詰まらないかしら?余程愛し合っていないと大変ですね。


でもラブラブでしたね。イザベル役を演じたアリシア・ヴィカンダー、なんとあのリリーのすべての女優さんだったとは!びっくり

今回はほぼノーメイクですから、まったく気づかず。

役柄でこれだけ違うイメージってやはり凄いのかもしれませんね。幸せな生活は続きますが、妊娠しても二度流産。こんな場所だとそりゃ難しいよね。産婆さんがいるわけじゃないから。このあたりはちょっと突っ込みどころかもね。お産が軽いといいのだけれど、そういうわけにはいかないかも。とまあ突っ込みどころかな(笑)

でも二度の流産はやはり肉体的にも精神的も辛いよね。この辺りはイザベルの辛い気持ちがひしひしと伝わって来た。またその彼女を支えるトム(マイケル・ファスベンダー)の気持ちも分かる。

そんな失意のところに現れるのが難破したボート!その中には男性と赤ちゃん。すでに男性は亡くなっており。奇跡的に赤ちゃんは元気だった。このあたり、話がうまくできている。子供を失ったイザベルにとってはあまりにもラッキーな出会い。これもお話とはいえ凄いめぐり合わせだよね。とまた突っ込む私。

イザベルにとってこれは神さんが与えてくれたのではと思ってしまうだろうね。結局トムの説得を押し切ってこの赤ちゃんを自分の子供として育てることに。

  
ルーシーと名づけられた子は成長とともに可愛い子に育つ。産みより育ての親、、、、、。良く言ったものだ。

しかしこの幸せもそう長くは続かなかった。じゃ~ん生みの親、登場!!


産みの親ハナにはあのレイチェル・ワイズ ちょっと年齢的にきついような気もするが、、、、。

ルーシーの名前、本当はグレーだった。ボートでいなくなった夫は本当にトム夫婦が言うようにすでになくなっていたのか?そのあたりはトムの告白が真実なのかは、イザベルの告白がすべて鍵だったのだが・・・・。

ということで、トムは自ら犠牲となり罪をかぶることに。さてどうなることやら。

あらすじ(allcinemaより)

1918年、オーストラリア。第一次世界大戦の過酷な戦場から帰還したトム・シェアボーン。心に深い傷を負った彼は、絶海に浮かぶ無人の孤島、ヤヌス島の灯台守となる。3ヵ月後、正式採用の契約を結ぶために町に戻った彼は、地元の名士の娘イザベルに一目惚れし、ほどなく2人は結婚する。孤独で不便な孤島での結婚生活だったが、愛する2人にとっては何者にも邪魔されない幸せな日々だった。ところがイザベルは2度の流産という悲劇に見舞われ、深い悲しみに沈んでしまう。そんな時、1人の男の死体と泣き叫ぶ女の子の赤ちゃんを乗せたボートが島に流れ着く。町に報告しようとするトムを必死で説得し、赤ちゃんを自分たちの子として育てることにしたイザベルだったが…。

感動まではいかなかったなあ。良くも悪くもないって感じですかね。突っ込みどころもありでした。

解説(allcinemaより)

「ブルーバレンタイン」「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命」のデレク・シアンフランス監督がマイケル・ファスベンダーとアリシア・ヴィカンダーを主演に迎え、M・L・ステッドマンのベストセラー小説『海を照らす光』を映画化した感動ドラマ。小さな孤島で灯台守をする夫婦が、島に偶然流れ着いた赤ん坊によって絶望から救われていくさまと、彼らを待ち受ける悲痛な運命の行方を綴る。共演はレイチェル・ワイズ。

メディア 映画
上映時間 133分
製作国 アメリカ/オーストラリア/ニュージーランド
公開情報 劇場公開(ファントム・フィルム)
初公開年月 2017/05/26
ジャンル ドラマ
映倫 G

  

オフィシャル・サイト
http://hikariwokuretahito.com/

 

 

 

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