銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

女は二度決断する(2017)**AUS DEM NICHTS

2018-04-26 | 映画:ミニシアター

 砕かれた愛、
癒えぬ悲しみ。
この魂が私を突き動かす。

4月23日、京都シネマにて鑑賞。大好きな作品、ソウル・キッチンの監督ファティ・アキンダイアン・クルーガーを主演に迎えて作ったもの。正直なところ、ソウル・キッチンほど感動はなかったけどね。主役を演じたダイアンは軍神の演技でとても印象深い作品だったかな。

 
可愛い息子と優しい旦那に恵まれていたカティヤだったが・・・・。

とにかくダイアンあっての作品。突然愛する家族を失ってしまうカティヤの気持ちは痛いほど伝わってくる。そりゃあ相手が憎いだろうね。しかし法はカティヤには微笑まないってところがまた辛いところ。何とか頑張るんだけどね・・・・・。

 
憎きドイツ人夫婦!!


そんな中カティヤの心を慰めてくれたのは加害者の男の父親 ネオナチとかと言われているけどその辺はあまり政治的な背景はちんぷんかんぷん。


弁護士ダニーロもカティヤのために全力を尽くしてくれるのだが・・・・。

証拠が乏しいため中々難しい。カティヤが目撃した女性がこれ↓

 確かにドイツ人夫婦のような?
荷物を載せた自転車を確かに停めたはず。カティヤの記憶が間違いでないならば多分そうだ!!

 
2人の写真を見ながら、何とか犯人であるドイツ人夫婦に有罪判決が下りることを願う。

しかし結果はなんと!無罪という結果・・・・。腹立たしい結果に納得いかないカティヤ

 
体のタトゥは凄かったね。あちらこちらに入れているカティヤ。痛くないのかしら?

結局カティヤは何とか自分の力で犯人に復讐を考えることに。私ならここまでするかなあ?

 
やっと2人の居場所を突き止めたカティヤ。さてどうするのか?

ラストはかなり衝撃的でした。が~んとなりましたね。ここまでするか。私は勇気ないわ。

あらすじ(allcinemaより)

 ドイツ、ハンブルク。生粋のドイツ人のカティヤは学生時代に出会ったトルコ系移民のヌーリと結婚し、かわいい息子にも恵まれ幸せな日々を送っていた。そんなある日、ヌーリの事務所前で爆発事件が起こり、最愛の夫と息子を一瞬にして失う。警察はヌーリが移民だったことから外国人同士の抗争を疑うが、カティヤは移民を狙ったネオナチによるテロに違いないと訴える。やがてカティヤの主張通り、ネオナチの若いドイツ人夫婦が逮捕され、裁判にかけられるのだったが…。

お話はまあまあかな。でも正直、ソウル・キッチンほどではなかったような気もするのですが。カンヌではダイアン、主演女優賞ゲットなのよね。

メディア 映画
上映時間 106分
製作国 ドイツ
公開情報 劇場公開(ビターズ・エンド)
初公開年月 2018/04/14
ジャンル ドラマ/サスペンス
映倫 PG12

解説(allcinemaより)

 「愛より強く」のファティ・アキン監督がダイアン・クルーガーを主演に迎え、卑劣な移民排斥テロによって最愛の家族を奪われた女性が、絶望と怒りの中で立ち向かう理不尽な現実とその顛末を描いた緊迫の復讐サスペンス。カンヌ国際映画祭ではダイアン・クルーガーがみごと主演女優賞に輝いた。

 

オフィシャル・サイト
http://www.bitters.co.jp/ketsudan/

 

 

 

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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017)*JUMANJI: WELCOME TO THE JUNGLE

2018-04-20 | 映画:シネコン

4人の高校生を吸い込んだゲーム[異世界]
その名は…ジュマンジ

東宝シネマズ二条にて19日鑑賞。体調今一つだったので、中々シアターに足運べず・・・・・。ようやくこれが観たいので行って来ました。途中口の調子が悪くなったのですが。面白くて見入ってしまいました。久々に満足!

 →
ゲームの世界に入った高校生4人がなんと          こんなキャラに変身!ジャック・ブラックはベサニーにという女の子に変わって何か面白い

ジュマンジって異世界って意味なのかしら?そのあたりは今一つ?だけどかなり古いゲームのようですね。

 ブラウン管のテレビでしか見れないようですね。

ゲームの世界は思うほどスリリングではないけど、まあそれでもアクションあり、サバイバルありでまあまあ面白いって感じかな。

 

 
ドウェイン・ジョンソン演じるスペンサー/スモルダー・ブレイブストーンは高校生キャラ同様意外にも大人しい感じ。
見た感じは筋肉むきむきでハードキャラに見えたけど(笑)


ジャック・ブラックは姿と同じくおとぼけキャラで良い感じ。後ろから迫るカバにパクリ。これでお終いかなあと思ったら再生。腕の三本のライフというものがこれで一本消えるごとにだんだん命が亡くなるらしい。というのがこのお話のミソかなあ。

あらすじ(allcinemaより)

学校で居残りをさせられていた4人の高校生スペンサー、フリッジ、ベサニー、マーサは、地下の倉庫で“ジュマンジ”という古いテレビゲームを発見する。ためしにそれぞれキャラを選んでプレイしようとしたところ、いきなりゲームの中に吸い込まれてしまう。気がつくとそこは鬱蒼としたジャングルで、4人は性格も性別も真逆のゲームキャラの姿になってしまっていた。現実世界に戻るためには、敵キャラ、ヴァン・ペルト一味の追撃をかわしながら、難攻不落のステージをクリアしていかなければならなかった。しかも与えられたライフは3回で、使い切ったらゲームオーバー。あまりにも理不尽な状況に放り込まれた4人は、それでも生きて現実世界に戻るべく、それぞれのスキルを駆使して目の前の難関に立ち向かっていくのだったが…。


途中出会うのは彼もゲームの世界に吸い込まれたアレックス

 
真逆のキャラはギャップありで中々良い!


ゲームのキャラクター紹介も出てきて。ゲームの世界観あり。

悪者キャラはちょっとインパクト弱すぎのような気もした。もう少し濃い方が面白いかも。

解説(allcinemaより)

不思議なボードゲームが巻き起こす大騒動をロビン・ウィリアムズ主演で描いた95年の大ヒット・アドベンチャー「ジュマンジ」の20年後の世界を舞台に贈る痛快アクション・アドベンチャー。テレビゲームの世界に迷い込んだ主人公たちが、数々の想像を絶する恐怖の試練に晒されるさまをアトラクション感覚いっぱいに描き出す。主演は「ワイルド・スピード ICE BREAK」のドウェイン・ジョンソン、共演にジャック・ブラック、ケヴィン・ハート、カレン・ギラン。監督は「バッド・ティーチャー」「SEXテープ」のジェイク・カスダン。


やっぱりジャック・ブラック良い味出していた。だらだらと長くもなく2時間弱で程よい。

メディア 映画
上映時間 119分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
初公開年月 2018/04/06
ジャンル アドベンチャー/アクション/コメディ
映倫 G

 

オフィシャル・サイト
http://www.jumanji.jp/

 

 

 

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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017)**THE POST

2018-04-10 | 映画:シネコン

 「今」を弾丸のように撃ち抜く、
真実の物語――

MOVIX京都にて4月8日鑑賞。遅まきながら観に行って来ました。評判が良いのか大勢のお客さんでした。吹き替え版ってあるのかしら?字幕を読むのに必死で中々物語の全貌が見えず、正直気おくれしてしまいました。どなたかがおっしゃっていましたが前半が退屈だとも。私にはそれより全体にハードルが高かったのかも。

実話ベースなので面白いというわけではありません。監督はスティーヴン・スピルバーグ。彼にしては珍しい地味な作品です。


ワシントンポストの女性発行人キャサリン・グラハム役にはメリル・ストリープ。この作品でアカデミー賞ノミネートだったそうです。

そのグラハムの下で働く編集長ベン・ブラッドリー役にはトム・ハンクス

二大豪華キャストです。どちらもアカデミー賞受賞者ですものね。

まずこの映画を観るにはやはり歴史を紐解かなければいけないかな。ペンタゴン・ペーパーズという機密文書のこともわからないし、ベトナム戦争のこともある意味知る必要あるのかも。まったくわからないとだめなのかなあと・・・・。とにかく字幕を読むのに必死な私はまるでちんぷんかんぷんでした。
映像を見逃しているところも多くあったし。まあ大筋はわかっていたけど。メリルの演技やトムの演技を素晴らしいとかそういう細かいところまで観ていなかった。結局映画そのものについていけなかったというのが本音です。観る前にもう少しあらすじを見とけばよかったのかもしれません。その上こういう手の作品はやはり苦手だということもあったので、やはり見るかどうか考えたほうが良かったかもしれません。


機密文書をゲットしたワシントンポストのスタッフはこれを紙面に載せるために紛争!しかし意見は2つに分かれる。ベンは何とかしたい様子。それを決めるのはケイである。


難しい選択に迫られたケイ。さてどうするのか?

まあこんな感じで葛藤ありで物語は進んでいくのですが。

 

あらすじ(allcinemaより)

ベトナム戦争が泥沼化していた1971年。ニューヨーク・タイムズはベトナム戦争に関する政府に不都合な事実が記載された最高機密文書、通称“ペンタゴン・ペーパーズ”についてのスクープ記事を発表する。アメリカ中が騒然となる中、ニクソン政権は裁判所に記事の差し止め命令を要求する。タイムズが出版差し止めに陥る一方、出遅れたライバル紙のワシントン・ポストでは、編集主幹のベン・ブラッドリーが文書の入手に奔走する。やがて全文のコピーを手に入れたポストだったが、それを公表すれば裁判となって会社の将来を危うくしかねず、経営と報道のはざまで社内の意見は大きく二分する。そしてそんな重大な決断が、亡き夫の後を継ぐ形でいきなりアメリカ主要新聞社史上初の女性発行人となったキャサリン・グラハムに託されたのだったが…。

 
託されたケイにとっては一大事。色々な人の意見を参考にしなければならない。いきなりの大仕事。私が彼女の立場だったらやっぱり掲載しないかな。

まあ案ずるよりはうむがやすしという言葉があるけど結局結果オーライ!!


ということで裁判はマスコミの勝ちでした!

解説(allcinemaより)

スティーヴン・スピルバーグ監督がメリル・ストリープとトム・ハンクスを主演に迎え、時の政権に屈することなく言論の自由を守るために戦ったジャーナリストたちの矜持と覚悟を描いた社会派実録ドラマ。ニクソン政権下で機密文書“ペンタゴン・ペーパーズ”を公開し、ベトナム戦争の欺瞞を暴き出したワシントン・ポスト紙に焦点を当て、就任したばかりの女性発行人キャサリン・グラハムが、政府を敵に回し、経営危機を招く危険を冒してでも記事にすべきかという重い決断を下すまでの葛藤の行方を描き出す。

ラストでノーラ・エフロンに捧ぐって出るんだけれど、なんでもメリルやハンクスの出演した作品の監督さんの名前らしい。すれすれ2時間、結局私はほぼ茫然と作品を観たという感じでした。

メディア 映画
上映時間 116分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(東宝東和)
初公開年月 2018/03/30
ジャンル ドラマ/サスペンス/伝記
映倫 G

オフィシャル・サイト
http://pentagonpapers-movie.jp/

 

 

Comments (2)
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