銅版画制作の日々

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ジョニー・デップ主演『MINAMATA-ミナマタ-』 東宝シネマズ二条にて

2021-11-29 | 映画:シネコン

ジョニー・デップが製作・主演を務め、水俣病の存在を知らしめた写真家ユージン・スミスとアイリーン・美緒子・スミスの写真集「MINAMATA」を題材に描いた伝記ドラマ。

華のあるジョニーの面影はなく・・・。いかにも写真家らしいいで立ちだった。確かにジョニーが力を入れただけのものがあるような。最近のジョニーは今までのイメージを払拭しているのかもしれない。ジョニー以外はビル・ナイだけで、他は日本人キャストだった。

 

 

 

 

 
この人が実際のユージン・スミス

解説 

1971年、ニューヨーク。かつてアメリカを代表する写真家と称えられたユージン・スミスは、現在は酒に溺れる日々を送っていた。そんなある日、アイリーンと名乗る女性から、熊本県水俣市のチッソ工場が海に流す有害物質によって苦しんでいる人々を撮影してほしいと頼まれる。そこで彼が見たのは、水銀に冒され歩くことも話すこともできない子どもたちの姿や、激化する抗議運動、そしてそれを力で押さえ込もうとする工場側という信じられない光景だった。衝撃を受けながらも冷静にカメラを向け続けるユージンだったが、やがて自らも危険にさらされてしまう。追い詰められた彼は水俣病と共に生きる人々に、あることを提案。ユージンが撮影した写真は、彼自身の人生と世界を変えることになる。「ラブ・アクチュアリー」のビル・ナイが共演し、日本からは真田広之、國村隼、美波らが参加。坂本龍一が音楽を手がけた。

 

 

 

ジョニー・デップ主演『MINAMATA-ミナマタ-』 本予告

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映画『少年の君』出町座にて

2021-11-24 | 映画:ミニシアター

出町座にて鑑賞。監督さんは台湾出身のデレク・ツァンという俳優さんだそうです。監督としても高い評価を得ているらしい。

お話は進学校優等生と不良の恋の物語。優等生役のチョン・ドンユイは有名な女優さんだそうで、実際は29歳らしくその彼女が高校生役だと知って驚いた。対する少年シャオペイを演じたイーヤンチェンシーは何とアイドルグループで21歳だというのだからこれまたびっくり!結構大人ぽいだよね。年の差を感じさせない2人だった。

解説

「七月と安生」など監督としても高く評価される香港出身の俳優デレク・ツァンがメガホンをとった青春映画。進学校に通う高校3年生の少女チェン・ニェンは、大学入試を控え殺伐とした校内で、ひたすら参考書に向かい息を潜めて日々をやり過ごしていた。しかし、同級生がいじめを苦に飛び降り自殺を遂げ、チェン・ニェンが新たないじめの標的になってしまう。彼女の学費のため犯罪まがいの商売をしている母親以外に身寄りはなく、頼る人もいない。そんなある日、下校途中の彼女は集団暴行を受けている少年を目撃し、その少年シャオベイをとっさに救う。優等生と不良という対極的な存在でありながらも、それぞれ孤独を抱える2人は次第に心を通わせていく。「サンザシの樹の下で」のチョウ・ドンユィがチェン・ニェン、アイドルグループ「TFBOYS」のイー・ヤンチェンシーがシャオベイを演じた。第39回香港電影金像奨で作品賞、監督賞、主演女優賞など8部門を受賞。第93回アカデミー賞で国際長編映画賞にノミネート。

 

 

 

映画『少年の君』予告編 【アカデミー賞国際長編映画賞ノミネート】

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高畑充希『浜の朝日の嘘つきどもと』銀座シネスイッチにて

2021-11-22 | 映画:ミニシアター

  

東京日帰り通院の想い出・・・。舞台は実在する映画館だそうです。その映画館の存続のために奮闘する女性の姿をタナダユキ監督のオリジナル脚本を高畑充希主演で映画化。なんと大久保佳代子さんが高畑演じる浜野あさひの恩師茉莉子を演じていた。演技力も中々あり!自然体の演技で好感度あり。もちろん主演の高畑学生役から社会人と幅広く演じているのはさすがだ。

解説

福島県南相馬に実在する映画館を舞台に、映画館の存続に奔走する女性の姿を描いたタナダユキ監督のオリジナル脚本を高畑充希主演で映画化。100年近くの間、地元住民の思い出を数多く育んできた福島県の映画館・朝日座。しかし、シネコン全盛の時代の流れには逆らえず、支配人の森田保造はサイレント映画をスクリーンに流しながら、ついに決意を固める。森田が一斗缶に放り込んだ35ミリフィルムに火を着けた瞬間、若い女性がその火に水をかけた。茂木莉子と名乗るその女性は、経営が傾いた朝日座を立て直すため、東京からやってきたという。しかし、朝日座はすでに閉館が決まっており、打つ手がない森田も閉館の意向を変えるつもりはないという。主人公・莉子役を高畑が演じるほか、大久保佳代子、柳家喬太郎らが顔をそろえる。本作と同じタナダユキ監督&高畑充希主演で、福島中央テレビ開局50周年記念作品として2020年10月に放送された同タイトルのテレビドラマ版の前日譚にあたる。

 

高畑充希『浜の朝日の嘘つきどもと』予告編

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映画『ドライブ・マイ・カー』東宝シネマズ二条にて

2021-11-05 | 映画:シネコン

尺長めでしたが、飽きることなく最後まで鑑賞。村上春樹は一度だけ読んだことがあるのですが・・・。正直なところあまり苦手な作家さんです。主演が西島秀俊さんなので観たかったのが理由です。カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞した作品だそうです。セリフの台詞が独特な感じでちょっと私的には難しいところもありました。何でも短編集らしいのですが、それにしてもここまで長いのは何故?

解説

村上春樹の短編小説集「女のいない男たち」に収録された短編「ドライブ・マイ・カー」を、「偶然と想像」でベネチア国際映画祭銀熊賞を受賞した濱口竜介監督・脚本により映画化。舞台俳優で演出家の家福悠介は、脚本家の妻・音と幸せに暮らしていた。しかし、妻はある秘密を残したまま他界してしまう。2年後、喪失感を抱えながら生きていた彼は、演劇祭で演出を担当することになり、愛車のサーブで広島へ向かう。そこで出会った寡黙な専属ドライバーのみさきと過ごす中で、家福はそれまで目を背けていたあることに気づかされていく。主人公・家福を西島秀俊、ヒロインのみさきを三浦透子、物語の鍵を握る俳優・高槻を岡田将生、家福の亡き妻・音を霧島れいかがそれぞれ演じる。2021年・第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、日本映画では初となる脚本賞を受賞。ほか、国際映画批評家連盟賞、AFCAE賞、エキュメニカル審査員賞の3つの独立賞も受賞した。

 

映画『ドライブ・マイ・カー』90秒予告

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