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税金泥棒!?

2024年02月27日 17時09分00秒 | タイでの生活
タイの確定申告は、1月と2月。
我家の大黒柱な妻が申告へ行くが、SNS上で自営業者へ対する今年の所得税が高い話があり、手口を知りたくて私も同行。
零細農家な妻には簡易課税が適用され、売上を申告すると業種毎に決められた利益率によってみなし所得を算出し課税される。
前期(1月〜6月)の売上は好調で、7月に行った前期の申告時は「この調子だと売上が簡易課税の範囲を超えそうなので、帳簿はありますか?」なんて言われたそうだが、選挙の後のゴタゴタ以降は売上が激減しており、私の試算では非課税(大恥)の予定だったが、妻が申告を済ませると所得税を請求された。w
昨年は息子が大学を卒業して就職したので扶養から外れたが、これは私の試算でも考慮済。
SNSで言われている通りで、今年の所得税は何かおかしいと思った私が妻の横から職員へ説明を求めると、以前は3割とされていた利益率が4割へ引き上げられている。
職員は毎年同じと言ってたが、小売2割、製造卸3割で以前攻防した覚えがあり、上がっているのは間違いない。
職員は、小売も飲食も農家も全部4割と言ってたが、仕入れや経費を除けて利益4割の商売がどれだけあるのだろう?

新型コロナでタイの公的債務残高が激増しており、政府の懐が厳しいらしい。
以前もジンラック政権がクーデターで崩壊した後に税額が異常に高く、この時も国庫にお金が足りないと噂されていた。

政府の財政が厳しければ税収増を目指すのは当然かも知れないが、例え正規な手続きを経ていても、この様な方法で零細な個人事業者を狙い撃ちに実質増税するのはどうだろう?
妻は泥棒された気分だと言ってる。
嫌なら簡易課税を選ぶなって事か?
出来るものなら事業を拡大し、申告は会計士にでも頼みたいところだが、不景気で従業員の首も切ってしまったのが現実。
とほほ…(T_T)

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\(^o^)/
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