おーちゃんぶろぐ。-まっすぐ歩いてる?-

人生は『ロード・ムービー』

喜び悲しみ
ひとコマひとコマ紡ぎ合わせて…
いつしか、ハッピーなエンドロールを。

経験こそが、伝統を紡いでゆく。

2009-09-23 14:21:41 | Weblog
時折
雲の切れ間から

穏やかな陽射しが
顔を覗かせます


こんにちは 大橋理容室ですょ。


本日は
『秋の大型連休』の最終日

先ほど
横浜の帰りに立ち寄ってくださった『ご新規』さん


長瀞を廻って群馬に帰るそうで
しっかりと『YORII STYLE』を持たせPR(笑


『また、寄居にお越しくださいね。』





お昼を食べながら
テレビで何やら『山登り』の風景


富山県の小学6年生の『地元の伝統行事』


男女問わず、『北アルプス』を登りきるというもの。

その土地では
6年生になったら、誰もが経験すること

それを経験して初めて
『一人前』と見なされるらしい。


もちろん、親も先生も一緒だ

山の天候は変わりやすい
一瞬の気の緩みが大事故を招く


子供の体力を見ながら
列を入れ替えながらの登頂だ。


肉体的にも精神的にも、疲労困憊

だからこそ、子供たちの中にも
『本気の言葉』が飛び交う。


弱音を吐いたり
女子に当たる仲間を厳しい言葉で諭すリーダー

親も先生も、黙ってその様子を見守る


心をひとつにして
また再び、頂上を目指す子供たち。





以前、日記でご紹介した
岐阜県・郡上八幡の子供たちを思い出した


街の真ん中を、清流『吉田川』が流れる


その上に架かる『橋』からの『川飛び込み。』

この地方に伝わる
子供たちの、やはり伝統行事のひとつだ。


最高地点の橋から川面まで
およそ10Mくらいあるであろうか


そこから飛び込みを行える子供は
みんなの間で『ヒーロー』と讃えられる。



学年は関係ない


男を魅せるだけ。




もちろん、学年や経験により
低い岩場からのエントリーを年々積み重ねる。



そして
例えば、6年生が橋の上から飛び込めなくも


4年生の子が飛び込めたとしても



決して、バカにしたりなんかしない。


同じ恐怖を味わった者にしか解らないもの

克服した相手を素直に讃える気持ちが
既に染み付いている。



小さい子供が飛び込む際には
上級生みんなが、危険の無いように廻りを取り囲む

もちろん、普段からのアドバイスや
『付き合い』の度合いが違う


みんなみんな
『真剣に』遊んでいるからだ。




確かに
山なんか登れなくても

川になんか飛び込めなくても
人生、何の問題もない。




大学入るにも関係ないし


会社入るにも関係はない。


むしろ
長い人生の中で、『川に飛び込む』行為など
一般的には無いに等しい。



ただし
幼い頃に『登りきった』思いや

『恐怖に打ち勝った』経験は



共に挑戦し続けてきた仲間との絆や
一生の『自信』へと繋がる。




大切なのは
そこへ向かうまでのプロセス

その中で、経験したもの
仲間と育んだ想いは


また、一生の『宝物』になる。




親子代々、伝わる地元の伝統行事


人は経験の中で、ものを言う

経験があるからこそ
子供を、また信じられる。



どんな人になってほしいのか


どんな子供の親でありたいか





このふたつは
まったく異なる意味を持つ。






町の情報ジャンクション・大橋理容室

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