気付きの科学 新世界版

ここで言う 「気づく」という意味は、空(くう)の状態から、在る状態に引き出す意識的行為・・すなわち創造のことです。

あらゆるすべては波動(11)意識波動

2017-02-25 07:52:54 | 宇宙時代の考え方

なんでもそうだが、すべての事物、現象は、
無次元、あるいは無限次元の・・空(くう)の中の波動エネルギーである。

諸々の「存在」ともいうそれは、
また変化してやまない物語でもあり、
そうであるがゆえに幻想、夢物語なのであるが、
それを通して、存在諸世界、多次元宇宙という反映を通して、
ひとつなる・・自らの無限を表明し続けている。

その意識、それを・・・無限の叡智・・・というならば、

何もみな、あなたも私たちも、誰もみな、・・それである。
「大いなる意識」といわれるそれこそが、
無限の空(くう)そのものに・・・描き続ける、
なんでもない、それだ。

なんでもない・・というと、ちぇっ・・何もないのかという思考が起きるが、
それでいつも逃し続けてきたようである。(笑)

なんだ、価値ある物ではないのか? 金にならねばなあ・・・。

そういうものを追い回す、
気づかず知らず、しみついた思考の世界の中にいたというわけだ。
誰かが作った?、あるいは人類、社会、親たち、自分たちが
営々として作り上げてきた、・・
不都合なマインドの幻想世界にいた・・わけだ。

意味不明だろうか?


・・・
人は普段何かを「意識」しているはずだ。
何かに気付いている、気にしている、注意をしている、
そういうことを含めて、それを「意識している」と言っている。

普段はそんなこと気にも留めず、
会社のこと、学校のこと、子供のこと、
自分の体のこと、政治のこと、あるいは世界情勢のこと、・・
いろいろなものを「気にしている」つまり意識している。
大体において、不安や、疲れや、重い忙しさを感じているだろうか。

お金の事、子供のこと、仕事のこと、対人関係の事、
様々なことを常時「意識」しているわけだ。
起きている間は、常に何かを意識している・・これは事実である!

そうではないか?



そしてその「意識」で生じる派生物・・
つまり、思考、思い、そして感情に気づいていない!
そしてそれらの現状での集大成、想念・・
想いが集合して大きな傾向を表すところの、想念、
それに気づいていないかもしれない。

これは文字通り<意識>・・が拡大する、あるいは進化することにおいて、
きわめて重要な関所、あるいはギャップ、あるいは超えるべきテーマである。
信じられる?

自らの発する、あるいは受動している思い、思考は、
記憶となって蓄積され、それがまた発信源となって、
その思いに沿った形で現象化しようとするのである。

思考や感情という、いわゆる精神的な事象も、
それは事象なのだが、
それもまた波動であり、我々の物理的、現実的と言っている、
この等身大の表層世界の、その背後にある、
いわばシナリオ波動というべきものである。

あなたの常日頃の思い、想念、固定イメージは、
あなたの見る夢、あなたの世界という現実の、シナリオ波動なのだ。
シナリオとは、
それが・・そういう風に・・なることの道筋を述べたもの・・だ。

これに心底気づいた場合、つまりひとつの「悟り」なのだが、
自分の思いに・・気づき、これを・・それとして見る、
いや思考の場合は見るのでなく、観る・・ことだが、
それがを絶対といっていいほど、重要なことと理解するのだ。

まあ、それも自由だよ・・というレベルの話でなく、
いわば必須だといっても良い。

なぜならば、思考や感情、イメージという波動は、
人が現実と言っている、この等身大の世界、3次元的世界の波動、
その波動を超えた次元の波動エネルギーであり、

それ、超えているということは、
こことは無関係の、その向こうにあるという意味ではなく、

ここに在って、かつここを形作り、またそれを超えてある・・ということだ。

空(くう)は3次元的な観点から見れば、真空で?
からっぽ、何もない、無意識、ゼロ、・・と観測されるけれど、
そうであるがゆえに、
様々な事象、事物が投影、展開するのである。
その展開する有様のその質的内容は、・・・
物質の波動レベルよりも高い周波数域の波動である、
「思考」「想念」の波動なのである。

つまりあなたの思い、想念の質がそれを観る投影世界を映し出す。

さらには、
意識として不滅のわたし、人はそれを「魂」ともいうが、
その魂・意識の、今世や、転生あるいは、
常に新たなる<今>の世界展開の重要なシナリオとなるのである。

因果応報とか、カルマとか、輪廻転生とか、
そういう話は、ある意味で真実だが、
無理やりそうなってしまうという話ではない。

魂・意識としての・・その自己表明のレベル、
それは思考や感情、行為として現れるものだが、
その魂意識の・・自己自覚・・その表現形によって、
その体験する有様、あるいはその展開世界が決まってゆくということだ。



(量子場では、見えない波動は粒子として、観測可能形を生み出す)

過去生も、今世も、来世も、・・今の意識・・の展開。
今の意識・・で表すものは何かといえば、
今の・・わたし・・の想念。
決して、外の世界の何者かではない。

外の世界は、投影される次元映画のようなもの、
1つの・・夢・幻(まぼろし)なのである。

とはいえ、表層の肉体エゴの安楽や持続だけの思いは、
小さい次元内の展開だけにかかわるものであるため、

それに終始してある人生を終わった場合には、
そのこだわりの・・現生の周囲にとどまり、
また、その思いのこだわり先である、この次元世界に生じてくる、
そういうことをやっていたのである。
それがこの世界の輪廻転生だ。
またそれも奇跡的な恩寵であるともいえようが、
もうそのような幼子的な魂表現は、この次元世界では終わりである。

アセンション、それは、
つまり単純に、魂の幼児期からの卒業であり、
人類の多くが、それを嫌々しているからこそ、
あるいは他の魂へのその嫌々の宣伝をする者たちもいるからこそ、
今まさに様々な混乱が起きているのである。

外側世界はこれから騒ぎと混乱の極致を通って、
おそらくだが・・、
まさにそう・・グレンとひっくり返るだろう・・・、
(これは文字通り、世界の転回、回り舞台である地球のそれ)
地球だって生まれ変わる時がある。

そうではないか?
それとも、単なる球体の地殻だと思うのか?
我々がそうであるように、それは魂・意識体というものであり、
壮大でありながら、様々に自己を波動展開している。




この世界にいる・・肉体ではなく、それを通して自己表現している、
わたし・・・魂・意識は、それを観察する意識視座に上る、
それは、意識内面の高次波動レベル・・である。

勘違いすべきでないのは、
3次元・物理的上空でなく、根源意識へとつながる、
波動エネルギー帯域における、より上層である。
物質という身近な形のみならず、
さらに精緻、精妙なる<意識>もまた波動である。


意味不明だろうか?

いつでも、どこでも、・・
本質的な・・魂レベルからの「想い」が重要ということだ。

あなたが今・・どう在りたいか?

展開する・・永遠の今・・の様々な在り方、
転生はどうありたいか?も含め、
すべては魂が決めていることなのである。

魂は、根源が・・第1義的に押し出した波動、
すべての根源、ソースが自らの分身として押し出した波動、
それであるからだ。

瞑想ともいうが、
ただ今・・今の・・わたしの在る・・ことを、
ただ静かに眺め、
おのれの内面に生じる・・意識波動を観ること、

それは一種の作業、行為であるが、
日常3次元的な世界の、手足を動かす行為ではなく、

自らの意識内面を感想し続ける意識的行為であり、
その行為の先に見いだされるのは、

自らの空(くう)という広大無辺さの中に、
こんこんとわき出でるがごとき、想いであり、
それを表現するエネルギー・波動であり、
またその想いを観ている・・何か・・、

ただ、無限の叡智というしかない、空(くう)である。




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